今回は、数強塾グループの英語専門指導「英論会」による、頌栄女子学院の生徒の英語指導事例をご紹介します。
今回ご紹介するのは神崎莉央さんです。
莉央さんは、頌栄女子学院に通う中高一貫校生です。頌栄女子学院は、英語教育に力を入れていることで知られる学校です。帰国生も多く、校内の英語水準が高いため、一般的な中高生よりも英語への意識が高い生徒が多く在籍しています。
しかし、英語に強い学校に通っているからといって、すべての生徒が自動的に英検準1級や大学受験レベルの英語に到達できるわけではありません。むしろ、英語に強い学校だからこそ、校内の基準が高く、帰国生も多いため、自分の立ち位置が見えにくくなることがあります。
学校の授業は進む。長文教材の量も多い。英語が得意な生徒も周囲に多い。その中で、文法の土台、長文読解の速度、精読力、英検対策、大学受験を見据えた英語力をどう作るか。これが、莉央さんの英論会での指導テーマでした。
莉央さんは、英検3級から英検2級まで、すべてストレート合格を達成しました。さらに、高校2年生の時点で英検準1級を取得し、その英語資格と継続的な英語学習を武器に、最終的に青山学院大学の総合型選抜に合格しました。
この指導事例の要点
- 生徒名:神崎莉央さん
- 学校名:頌栄女子学院
- 指導形態:数強塾グループ「英論会」のオンライン完全マンツーマン指導
- 当初の課題:関係詞、文型、時制など文法面の不安
- 目標:文法の土台を固め、長文読解力を伸ばし、英検準1級に挑戦できる状態へ
- 英検実績:英検3級から英検2級まで全てストレート合格
- 高校2年生時点:英検準1級取得
- 最終成果:青山学院大学に総合型選抜で合格
英論会とは|数強塾グループの英語専門指導
英論会は、数強塾グループが展開する英語専門指導です。数強塾は数学専門塾として知られていますが、数強塾グループでは、英語、国語、情報Iなど、複数教科の専門指導も展開しています。
英論会では、単なる英会話ではなく、学校英語、英検、大学受験、総合型選抜を見据えた英語力を育成します。特に重視しているのは、次のような力です。
- 英文法を正確に理解する力
- 文型・品詞・句・節を見抜く力
- 英文を正確に和訳する力
- 長文を速く、正確に読む力
- 英検の形式に対応する力
- 英作文で自分の意見を論理的に書く力
- 面接・スピーキングで自然に答える力
- 総合型選抜で英語資格を活かす戦略
莉央さんの指導でも、最初から英検だけを狙ったわけではありません。まず、文法の土台を固める。次に、長文読解に耐えられる力を作る。学校の考査範囲に合わせて完了形、助動詞、不定詞、動名詞、冠詞などを補強する。英検2級の過去問や長文素材を使いながら、読解力を伸ばす。その先に、英検準1級、そして総合型選抜という目標を置きました。
頌栄女子学院のような英語に強い学校でも、個別指導が必要な理由
頌栄女子学院は英語に強い学校です。しかし、英語に強い学校だからこそ、生徒によっては独特の難しさがあります。
第一に、校内の英語水準が高くなりやすいことです。帰国生が多く、英語が自然に使える生徒もいます。そのため、一般的な学校では英語が得意な生徒でも、頌栄女子学院の中では自分の位置が分かりにくくなることがあります。
第二に、学校の教材や授業が高度で、文法・長文・語彙の負荷が大きくなりやすいことです。英語の授業が充実している分、求められる読解量や理解の深さも高くなります。
第三に、英検や大学受験、総合型選抜まで見据えると、学校の授業だけでは個別最適化が難しいことです。学校の授業はクラス全体に向けたものです。一方で、英検準1級に向けて何を補強すべきか、長文読解が遅い原因は何か、文法のどこに穴があるかは、生徒ごとに異なります。
莉央さんの場合、最初に共有された弱点は、関係詞、文型、時制でした。これらは、英語学習の根幹です。関係詞が曖昧だと、長文中の修飾関係が見えなくなります。文型が曖昧だと、英文の骨格がつかめません。時制が曖昧だと、完了形や仮定法、長文中の時間関係が読みにくくなります。
最初の学習相談|関係詞・文型・時制の不安を共有
「頌栄女子学院」「現中3、4月から高1」
「本人が弱いと感じる分野は関係詞、文型、時制です。」
「全国模試のようなものを受けたことがないのと、帰国生が多い環境にいるため、英語については学外での全体的な立ち位置はよく分かりません。」
「文法の土台をしっかり固めて長文読解に耐えうる力をつけてもらいたいです。」
「来年の春休みから夏休みにかけて、英検準1級に挑戦できるようにしたいです。」
英検準1級を目指す場合、単語だけを増やしても合格は難しくなります。もちろん語彙力は必要です。しかし、長文を正確に読むには、文法と構文の土台が必要です。特に準1級レベルでは、文が長くなり、抽象的なテーマも増えます。関係詞、分詞構文、接続詞、同格、倒置、比較、仮定法、時制、助動詞などを正確に処理できなければ、長文全体の意味を取り違えることがあります。
体験レッスン|文法と読解の基礎確認
「英検対策というよりは、大学受験を見据えて文法の土台を固めて長文読解力をつけたいという趣旨でご相談しています。」
「4技能で言うならリーディング強化なのかなと思います。」
「関係詞や和訳が苦手っぽいので、その辺を中心にしてもらえたらとイメージしていました。」
体験授業では、英検の過去問形式も活用しながら、リーディングと文法を確認しました。授業後には板書データを共有し、保護者様と本人が内容を確認できるようにしました。
「今後ですが、継続希望でお願いします。」
学校シラバスを確認|EvergreenとEnrichを踏まえた指導へ
「文法はEvergreenを使用することは伺っておりましたが、読解のテキストは何を使用するのか聞こうと思っていました。」
「Enrichはかなりボリュームがある教科書ですね。」
「学校の教科書よりも文量は少なくとも、学問的な内容が身につく長文をレッスンで行います。」
ここで、英論会の指導は学校英語と切り離されたものではなくなりました。学校のシラバス、文法範囲、読解教材を確認しながら、英検・大学受験に必要な力も並行して伸ばす方針になりました。
初回授業|完了形と助動詞の考査範囲にも対応
「できれば宿題に完了形が使われる問題を出してくれるとうれしいです。次の考査の範囲が完了形と助動詞なので。」
このリクエストは非常に重要です。英語指導では、英検対策だけを進めればよいわけではありません。学校の考査で点を取ることも大切です。特に、頌栄女子学院のように英語の授業がしっかりしている学校では、定期考査の内容も丁寧に対策する必要があります。
英検2級過去問との並行演習
学校文法と英検演習が並行して進み始めました。英検2級レベルの問題を使うことで、学校の英文法だけでなく、実際の試験形式で語彙・文法・読解を確認できます。莉央さんは、英検3級から2級までストレート合格を達成していく生徒です。そのため、英検演習は単なる資格対策ではなく、大学受験にもつながる実力養成として位置づけました。
助動詞の徹底補強
「助動詞の宿題の英文がわからないので、日本語訳が欲しいです。」
「問題2番と3番の日本語訳が欲しいです。」
助動詞は、英語学習で軽視されやすい単元ですが、実際には非常に重要です。can、may、must、should、would、could、mightなどは、単なる意味暗記だけでは不十分です。推量、義務、可能性、依頼、過去の習慣、丁寧表現など、文脈により意味が変わります。長文中では、助動詞一つで筆者の主張の強さやニュアンスが変わることもあります。
5月考査の振り返り|長文読解速度と助動詞が課題に
「英文の読み下しに時間がかかってしまい、最後の大問2個を解けませんでした。」
「英文の読み下しを速くするにはどうすればいいのか教えてほしいです。」
「大問4の穴埋めの正答率が悪かったです。」
「助動詞の使い方がうまく分かっていなかったので、大問4のような助動詞の問題を演習したいです。」
この振り返りは非常に優れています。単に「点数が良くなかった」ではありません。長文の読み下しに時間がかかった。最後の大問2つが解けなかった。助動詞の穴埋めで正答率が悪かった。こうして具体的に原因を言語化できています。
考査前に不定詞・動名詞・冠詞の演習をリクエスト
「2週間後に考査が近づいているため、不定詞と動名詞と冠詞の文法プリントが欲しいです。」
「演習用なので答えも送ってほしいです。」
この段階では、莉央さんは受け身ではなくなっています。自分で必要な対策を考え、講師に依頼できるようになっています。
英検3級から2級まで全てストレート合格
莉央さんは、英検3級から英検2級まで、すべてストレート合格を達成しました。英検は、級が上がるほど必要な力が変わります。
3級では、中学英語の基礎、簡単な長文、基本的なライティング、面接が中心です。準2級では、高校初級レベルの語彙、文法、読解、英作文が必要になります。2級では、高校卒業程度の英語力が問われ、社会的なテーマ、抽象的な文章、理由を述べる英作文、面接での意見表明が必要になります。
これらをすべてストレートで合格するには、短期的な対策だけでは難しいです。文法の土台。語彙の積み上げ。長文読解力。英作文の型。面接で答える力。これらを段階的に育てる必要があります。
高校2年生で英検準1級取得
莉央さんは、高校2年生の時点で英検準1級を取得しました。英検準1級は、2級までとは難度が大きく変わります。語彙の抽象度が上がり、長文のテーマも社会、科学、教育、環境、文化など幅広くなります。
ライティングでは、社会的なテーマに対して、自分の意見を論理的に書く必要があります。スピーキングでも、単なる暗記ではなく、即時に考えを整理して答える力が求められます。
準1級に合格するためには、文法の穴を残したままでは厳しくなります。関係詞、時制、助動詞、不定詞、動名詞、分詞、冠詞、比較、仮定法、接続詞、文型などを総合的に使う力が必要です。
莉央さんが高2で準1級を取得できた背景には、中3から高1にかけて文法と長文読解を丁寧に整えたことがあります。最初に相談された「関係詞、文型、時制が弱い」という課題に正面から向き合い、学校考査と英検対策を両立しながら、準1級に耐えられる読解力を作っていきました。
青山学院大学の総合型選抜へ
英検準1級取得後、莉央さんはその英語力を活かし、最終的に青山学院大学の総合型選抜に合格しました。
総合型選抜では、学力試験だけでなく、活動実績、志望理由、面接、英語資格、探究活動など、多面的な力が問われます。英検準1級は、英語力を客観的に示す強力な材料になります。
もちろん、英検準1級を持っていれば必ず合格するわけではありません。しかし、英語力が重視される大学・学部・方式において、準1級は大きな武器になり得ます。莉央さんの場合、頌栄女子学院で培った英語環境に加え、英論会で文法・読解・英検対策を積み上げたことで、英検準1級取得につながりました。そして、その英語資格と継続的な学習が、青山学院大学の総合型選抜合格へとつながっていきました。
この事例から分かること
莉央さんの事例から分かるのは、英語に強い学校に通っていても、個別の英語指導には大きな意味があるということです。
- 文法の穴を見つける
- 長文読解の速度を上げる
- 和訳や構文把握を正確にする
- 学校考査範囲に合わせて演習する
- 英検2級から準1級へ段階的に進む
- 英作文・面接対策へつなげる
- 取得した英語資格を大学受験戦略に活かす
英検準1級・総合型選抜を目指す中高生へ
数強塾グループの英論会では、英検3級・準2級・2級・準1級対策、学校英語、長文読解、英文法、総合型選抜を見据えた英語指導に対応しています。
頌栄女子学院のような英語に強い学校の生徒にも、学校教材・考査範囲・英検目標に合わせた完全マンツーマン指導を行います。
よくある質問
英論会では英検3級から準1級まで対応できますか?
対応可能です。英検3級、準2級、2級、準1級まで、語彙、文法、長文読解、英作文、リスニング、面接を生徒の状況に合わせて指導します。
頌栄女子学院のような英語に強い学校でも英語塾は必要ですか?
必要な場合があります。英語に強い学校では校内水準が高く、帰国生も多いため、文法の穴、長文読解速度、英検対策、総合型選抜対策を個別に補う意義があります。
学校の定期考査対策と英検対策は両立できますか?
両立可能です。学校のシラバス、考査範囲、使用教材を確認しながら、英検に必要な文法・読解・語彙力も並行して伸ばします。
英検準1級は総合型選抜に役立ちますか?
大学・学部・方式によりますが、英検準1級は英語力を示す客観的な資格として、総合型選抜で強みになる場合があります。志望校の募集要項を確認したうえで戦略を立てることが重要です。
長文読解が遅い場合も対応できますか?
対応可能です。文型、修飾関係、関係詞、時制、助動詞、語彙、設問処理のどこで時間がかかっているのかを確認し、読解速度と正確性を高めます。
文法だけでなく英作文や面接も見てもらえますか?
対応可能です。英検2級・準1級では英作文と面接も重要になるため、必要に応じてライティング・スピーキング対策も行います。

