高1数学:2次関数|2次関数14(無料問題PDF)

高1|2次関数解き方がわからないときは 高1数学|二次関数 グラフ・平方完成・最大最小・二次不等式【数学I】(無料問題PDF) を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。


今日の一問
関数 y = −x2 + 2ax(0 ≦ x ≦ 1)の最大値 M(a) を、a の値で場合分けして求めなさい。
——さて、どこから手をつける?
答えと考え方は、この記事の中で順を追って解説します。

このページは高校1年「2次関数」の無料問題プリント(2次関数14)です。このプリントは、軸の位置が文字で動くときの最大値を場合分けで求める回です。プリントを解いたあと、ページ下部の数強塾オリジナルの練習問題3問で、同じ考え方を別の数で確かめてください。

プリントをダウンロード

下のリンクから PDF が開きます。印刷して手で解くのがいちばん定着します。

高1数学 2次関数 14

場合分けで最大値を文字で表すで何ができるようになるか

上に凸の放物線では、軸が定義域の中にあれば頂点が最大、外にあれば近いほうの端が最大になります。軸が文字で書かれているときは、軸が定義域の左・中・右のどこにあるかで3通りに分かれます。グラフを3枚かく——場合分けはそのための作業です。

解き方の手順

1平方完成して軸と頂点を求めます。軸の位置に文字が残ります。

2定義域の左端・右端と軸を数直線に並べ、軸が「左の外」「中」「右の外」のどこにあるかで分けます。

3上に凸なら、軸が中にあるとき頂点が最大。外にあるときは軸に近いほうの端が最大です。

4各場合の式を書き、境界の値で両方の式が一致するかを確かめます。

つまずくのはここ

つまずき1|境界をどちらの場合に入れるか迷う

境界では両方の式が同じ値になるので、どちらに入れても構いません。一致することを確かめれば、場合分けが正しい証拠になります。

つまずき2|上に凸と下に凸を取り違える

x2 の係数が負なら上に凸で、頂点が最大。正なら下に凸で、頂点が最小です。

つまずき3|グラフをかかずに式だけで処理する

軸が動く問題は、図を3枚かくのがいちばん速くて確実です。

数強塾オリジナルの練習問題

プリントと同じ考え方を、数を変えて出題しています。まず自分で解いてから「解答・解説を見る」を開いてください。このページ専用の問題なので、他のページとは数が異なります。

練習1

関数 y = −x2 + 2ax(0 ≦ x ≦ 1)の最大値 M(a) を求めなさい。

解答・解説を見る

解答

平方完成すると y = −(x − a)2 + a2。軸は x = a で上に凸。
a < 0 のとき軸は定義域の左外。x = 0 で最大。
0 ≦ a ≦ 1 のとき軸が中。頂点で最大。
a > 1 のとき軸は右外。x = 1 で最大。
a < 0 のとき M(a) = 0、0 ≦ a ≦ 1 のとき M(a) = a2、a > 1 のとき M(a) = 2a − 1
検算:a = 0 では両方 0、a = 1 では a2 = 1 と 2a − 1 = 1 で一致します。
境界で式が一致するかを必ず確かめる。

練習2

関数 y = x2 − 2ax(0 ≦ x ≦ 2)の最小値 m(a) を求めなさい。

解答・解説を見る

解答

平方完成すると y = (x − a)2 − a2。軸は x = a で下に凸。
a < 0 なら x = 0、0 ≦ a ≦ 2 なら頂点、a > 2 なら x = 2 で最小。
a < 0 のとき 0、0 ≦ a ≦ 2 のとき −a2、a > 2 のとき 4 − 4a
検算:a = 2 では −a2 = −4 と 4 − 4a = −4 で一致します。
下に凸なら頂点が最小。上に凸のときと逆になる。

練習3

関数 y = −x2 + 2ax(0 ≦ x ≦ 1)の最大値が 3/4 となる a の値を求めなさい。

解答・解説を見る

解答

練習1の結果を使います。
a < 0 では M = 0 なので該当なし。
0 ≦ a ≦ 1 では a2 = 3/4 より a = √3/2(約 0.87 で範囲内)。
a > 1 では 2a − 1 = 3/4 より a = 7/8 となり、a > 1 に反します。
a = √3/2
検算:求めた a が、その場合分けの範囲に入っているかを必ず確かめます。7/8 は a > 1 を満たしません。
場合分けで出した答えは、その場合の範囲に入るかを検算する。

2次関数の他のプリント

同じ「2次関数」の無料プリントは全部で 29 枚あります。前後以外のものを、扱っている内容を添えて並べました。上から順にやる必要はないので、いま必要なところから選んでください。

解き終わったら

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同じ単元を続けて解くと、どの手を使うかの判断が安定します。手が止まったところがあれば、その単元の要点に戻ってから次の1枚に進んでください。

一覧に無いものも含め、2次関数のプリントは高1数学:2次関数 全38枚、学年全体の単元一覧は高1数学のページから確認できます。

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