私立細田学園中学の数学対策|平均点+20点・Grade1クラス昇格を実現したオンライン個別指導事例
中高一貫校に通っている生徒であっても、必ずしもそのまま内部進学だけを考えるとは限りません。
途中から高校受験を視野に入れることもあります。
北辰テストの偏差値を意識することもあります。
学校の定期テストでクラスアップを目指すこともあります。
部活動やスポーツに力を入れながら、数学の学習を立て直したいという生徒もいます。
今回ご紹介するのは、私立細田学園中学に通っていた高橋龍真くんの数学マンツーマン指導事例です。
龍真くんは、中学1年生の冬に数強塾オンラインへ相談がありました。
最初の目標は明確でした。
中高一貫校に在籍しながらも、高校では他の私立高校を受験する可能性があること。
中学3年生の段階で北辰テスト偏差値60程度を目指したいこと。
そして、学校の定期テストで安定して得点できるようにしたいこと。
最初の時点では、数学の成績は極端に悪いわけではありませんでした。
1学期の成績は10段階中7。
中間テストでは66点で、平均点には届いていました。
しかし、保護者様には危機感がありました。
このまま何となく平均点前後で進むのではなく、高校受験を視野に入れて、数学を武器にできるところまで引き上げたい。
そのために、早い段階でプロのマンツーマン指導を入れたい。
こうした判断から、数強塾オンラインでの指導が始まりました。
この指導事例の要点
- 生徒名:高橋龍真くん
- 学校:私立細田学園中学
- 学年:中学1年生冬から中学2年生夏まで
- 指導形態:オンライン完全マンツーマン指導
- 当初の目標:高校受験を視野に入れ、北辰偏差値60程度を目指す
- 開始時の状況:中間テスト66点、1学期成績10段階中7
- 主な指導単元:不等式、合同証明、一次関数、比例反比例、方程式、図形、平方根、模試過去問
- 成果:Grade2クラス平均点を20点上回り、Grade1クラスへ昇格
- さらに、クラス順位1位を取る場面も出るほど数学への自信が向上
体験授業は期末テスト前日|切羽詰まった状態からのスタート
最初の体験授業は、期末テストの前日でした。
保護者様からは、かなり切迫した連絡がありました。
「もう直前ですが、明後日の期末の範囲です。範囲も広くかなり今回はヤバい、と本人が言っています。」
テスト前日という状況では、できることは限られています。
すべての範囲を完璧にすることはできません。
だからこそ、何を優先するかの判断が重要になります。
最初は、三角形・平行四辺形の合同証明を確認する予定でした。
しかし、直前になって本人から「不等式をやりたい」という希望が出ました。
このような変更は、実際の個別指導ではよくあります。
生徒本人が、直前になって「ここが不安」と感じる。
保護者様が写真を送る。
講師がその場で授業内容を切り替える。
数強塾オンラインでは、このような実戦的な調整を行います。
体験授業では、不等式を中心に確認しました。
授業後、講師は板書を共有。
さらに、授業で扱いきれなかった問題についても、後ほどポイントを送ると伝えました。
この細かなフォローが、保護者様の安心につながりました。
「レベチ」と感じた体験授業
体験授業後、保護者様から非常に印象的な連絡がありました。
「体験授業ありがとうございました。とーってもわかりやすかったようで、レベチだと話しております。」
数学が苦手、または不安がある生徒にとって、最初の授業で「分かりやすい」と感じることは重要です。
分からないまま授業が進むと、数学への苦手意識はさらに強くなります。
一方で、今まで分からなかった問題が、プロ講師の説明によって理解できると、本人の中で変化が起きます。
「自分にもできるかもしれない」
「この先生なら聞けるかもしれない」
「数学をもう少し頑張ってみよう」
この感覚が、継続学習の出発点になります。
龍真くんも、体験授業後すぐに継続を希望しました。
担当は、体験授業を行った講師がそのまま継続することになりました。
この「体験で相性を確認し、そのまま担当につなげる」形は、マンツーマン指導において非常に大切です。
最初の通常授業|代数から順に確認
通常授業は、火曜日19時45分から始まりました。
最初の通常授業では、本人もLINEグループに入り、授業前に自分で写真を送るようになりました。
これは大きなポイントです。
保護者様だけでなく、生徒本人が「今日やりたい場所」を写真で送る。
講師がそれを見て、授業内容を組み立てる。
授業後には板書を共有し、復習課題を出す。
この流れが早い段階で定着しました。
最初は代数から順に確認しました。
不等式。
式の処理。
一次関数。
比例・反比例。
方程式。
関数。
このあたりは、中学数学の根幹です。
特に、高校受験を視野に入れるなら、ここを曖昧にしたまま進むことはできません。
講師は、授業後に課題を出しました。
「1日1問題を目標に頑張ってみましょう」
最初から大量の宿題を押し付けるのではなく、まずは毎日少しずつ取り組む習慣を作る。
この方針が、龍真くんには合っていました。
一次関数|立式と変域を徹底
通常授業が始まってすぐ、龍真くんは「一次関数をやりたい」と希望しました。
一次関数は、中学数学の中でも非常に重要な単元です。
高校受験でも必ずと言ってよいほど出題されます。
グラフ。
変化の割合。
切片。
直線の式。
交点。
変域。
文章題。
図形との融合。
これらがすべてつながっています。
講師は、一次関数について次のように指導しました。
立式を徹底すること。
変域を確認すること。
通る点は代入すること。
関数は「代入」が重要であること。
これらを何度も繰り返しています。
実際、授業後の課題でも「立式・変域を徹底して練習しましょう」「通る点は代入を意識しましょう」「関数は代入が重要です」と、具体的なコメントが送られています。
このような短い言葉の積み重ねが、生徒の中に残ります。
ただ問題を解くだけでなく、「関数では何を意識すべきか」が分かっていくのです。
式処理の精度を上げる|移項・方程式・係数比較
龍真くんは、関数の考え方そのものはよく理解できていました。
しかし、講師は途中で次のように指摘しています。
「関数の考え方そのものはとてもよく理解できています。あとは方程式を解いたり、移項などの基本的な式処理の精度を上げていきましょう。」
これは非常に重要な指摘です。
数学が伸び悩む生徒には、考え方は分かっているのに、式処理で失点するタイプがいます。
問題の方針は合っている。
どの式を立てるかも分かっている。
しかし、移項で符号を間違える。
連立方程式で計算が崩れる。
分数処理でミスをする。
係数をそろえる発想が弱い。
これでは、テストで点数が安定しません。
龍真くんも、授業後に連立方程式の解き方を質問したことがあります。
講師は、係数をそろえて引く方法をLINEでそのまま説明しました。
本人はすぐに、
「理解ができました!!ありがとうございます」
と返信しています。
このような授業外の小さな質問対応も、数学の苦手意識を減らすうえで大きな意味があります。
約数・素数の質問にも即対応
ある日、龍真くんは授業後に一問質問を送りました。
約数の個数に関する問題です。
講師は、プラスで2個、マイナスで2個、合計4個になることから、正の約数が2個だけであると説明しました。
つまり、その数は「1と自分自身だけを約数にもつ数」、すなわち素数である。
30以下の素数をピックアップすると、2、3、5、7、11、13、17、19、23、29の10個になる。
このように、LINE上でも数学的な考え方を簡潔に説明しています。
ここで大切なのは、答えだけを教えていないことです。
なぜ素数に着目するのか。
約数の個数から何が分かるのか。
その理由まで説明しています。
このような対応を積み重ねることで、生徒は「質問してよい」と感じるようになります。
分からない問題をそのままにしない姿勢が育っていきました。
学年末テスト前|本人の「やりたい場所」を中心に対策
3月上旬に学年末テストがありました。
保護者様から事前に日程共有があり、本人も授業前に「今日やりたい場所」を写真で送りました。
学年末テスト前の授業では、関数や方程式、計算処理、学校課題を中心に確認しました。
講師は、授業後にも課題を出しました。
また、テスト直前には本人から追加で計算方法の質問がありました。
このようなテスト前のLINE質問に対しても、講師はその場で解説しました。
単に授業時間内で完結するのではなく、テスト前の不安をできるだけ減らす。
この対応が、結果につながりました。
過去最高の結果|平均点を20点上回り、Grade1クラスへ昇格
学年末テスト後、龍真くんから結果が共有されました。
講師は、次のようにコメントしています。
「試験の結果は過去最高ということで、よく頑張りました。この調子で頑張っていきましょう!」
さらに保護者様からは、非常に大きな成果の報告がありました。
「Grade2クラスの平均点50点を、20点も上回り驚いています!Grade1クラスに昇格です!」
これは大きな変化です。
平均点を少し上回っただけではありません。
平均点を20点上回る結果を出しました。
そして、Grade2クラスからGrade1クラスへ昇格しました。
保護者様はさらに、こう伝えています。
「数学も楽しくて好きになってきたと言っており、私も嬉しいです。」
この言葉は、点数以上に重要です。
数学が苦手だった生徒にとって、「楽しい」「好きになってきた」という感覚は、学力向上の土台になります。
数学は、嫌いなままでも短期的に点数を上げることはできます。
しかし、長く伸びる生徒は、どこかで「分かると面白い」という感覚を持ちます。
龍真くんは、この段階に入り始めていました。
講師も感じた成長|「メキメキと力をつけている」
保護者様からの報告に対し、講師も次のように返信しています。
「メキメキと力をつけていく杉山くんがとても頼もしい限りです。」
実際、指導記録を見ても、龍真くんはただ受け身で授業を受けていたわけではありません。
毎回、授業前に写真を送る。
今日やりたい場所を伝える。
分からない問題に丸をつける。
質問する。
課題を求める。
テスト結果を共有する。
このように、本人が学習に関わる場面が増えていきました。
中学生の数学指導では、ここが非常に重要です。
親や先生に言われたからやる段階から、本人が「ここをやりたい」と言える段階へ移る。
この変化が起きると、学力は伸びやすくなります。
春休み|学校課題と模試過去問を利用
春休みには、学校から課題が出ていました。
龍真くんは、講師から出された宿題と学校課題が重なっていることを相談しました。
講師は、学校課題を優先してよいと判断しました。
これも、個別指導では重要です。
塾の課題を出すこと自体が目的ではありません。
本人にとって必要な学習量を確保しつつ、学校課題や模試過去問をうまく活用することが大切です。
その後、講師は学校課題の模試過去問、大問2〜6、2017年度過去問などを課題として指定しました。
高校受験を視野に入れるなら、学校の問題だけでなく、模試形式の問題にも触れる必要があります。
春休みの段階から、その準備を始めていました。
中2へ進級|難度が上がっても授業前写真共有を継続
中学2年生に進級してからも、龍真くんは毎回のように「今日やりたいところです」と写真を送りました。
新しい単元に入った時も、分からない問題に丸をつけて共有しました。
この習慣は非常に強いです。
分からないところを曖昧にせず、授業前に示す。
講師はそれを見て、授業で重点的に扱う。
授業後に板書を送る。
必要に応じて課題を出す。
この流れが安定していました。
中2になると、図形、連立方程式、一次関数、平方根など、受験数学に直結する単元が増えます。
龍真くんも、これらの単元に取り組みながら、少しずつ高校受験へ向けた土台を作っていきました。
中間テスト前|授業を前倒しして対策
5月には中間テストがありました。
テスト範囲が共有され、本人からも「まだ学校でやっていないところがある」と連絡がありました。
この段階で、講師は火曜日の通常授業を前倒しする提案をしました。
結果として、日曜日の午前に授業を入れ、テスト直前の対策を行いました。
このような柔軟な日程調整は、オンラインマンツーマン指導の大きなメリットです。
テスト前に「今必要な内容」を扱える。
本人が不安な問題を送れる。
授業後に扱いきれなかった問題の解説も送れる。
実際、授業の翌朝には、講師から「昨日扱いきれなかった問題解説」が共有されています。
このような一手間が、テスト前の安心感につながります。
苦手だった図形で平均点超え
7月のテストでは、龍真くんから次のような報告がありました。
「テストの結果は平均点が31点で、自分は34点でした。図形が苦手だったので、自分ではできた方だと思います。」
これは、非常にリアルな成長です。
毎回、劇的に高得点が出るわけではありません。
数学には浮き沈みがあります。
特に図形は、苦手な生徒にとって簡単には得点源になりません。
それでも、苦手だった図形で平均点を上回った。
本人が「できた方」と感じられた。
これは、次につながる成果です。
講師もすぐに返信しています。
「苦手に打ち克つことができましたね。この調子で克服から次は得意にできるよう精進していきましょう。」
この声かけが重要です。
点数だけを見て評価するのではなく、本人が苦手だった単元で平均を超えたことを評価する。
そして、「克服」から「得意」へ進めるように励ます。
数学への前向きな気持ちを保つうえで、大切なやり取りです。
夏の集中調整|留学前に振替授業を詰めて実施
8月には留学予定があり、通常授業を受けられない期間がありました。
そのため、7月末に複数回の振替授業を入れました。
7月29日。
7月30日。
7月31日。
さらに帰国後の8月30日。
かなりタイトな日程です。
しかし、講師と保護者様が調整し、短期間で集中的に授業を行いました。
この期間も、龍真くんは毎回「今日やりたい場所」を送りました。
講師は、板書を共有し、解き直しを促しました。
計算が重い問題では、解法をマスターするために解き直しを指示しました。
忘れているところがあれば、その都度確認しました。
このように、留学やスポーツ、学校行事がある中でも、可能な範囲で数学の学習を止めないようにしました。
最後の授業|クラス順位1位、グレードアップまで
最後の授業後、講師は次のようにメッセージを送りました。
「りゅうが君はとてつもないポテンシャルの持ち主で、いきなりクラスグレードアップしたり、クラス順位で1位になるなど、教えてるこちらが気持ちよくなるくらいでした。」
この言葉からも、指導期間中の成長が分かります。
Grade2からGrade1への昇格。
平均点を20点上回る結果。
クラス順位1位。
そして、数学が楽しくなってきたという本人の変化。
最初はテスト前日に「ヤバい」と言っていた生徒が、数ヶ月後にはクラスアップを果たし、数学に前向きになっていました。
これは、短期的な点数アップだけではありません。
数学への向き合い方そのものが変わった事例です。
この指導で大切にしたこと
1. 本人がやりたい問題を授業前に共有する
龍真くんは、毎回のように「今日やりたい場所です」と写真を送りました。
これにより、授業の密度が高まりました。
本人が困っている問題を優先できるため、授業が実戦的になります。
2. 授業後に板書と課題を共有する
授業後には、毎回のように板書が共有されました。
さらに、復習課題や類題も出されました。
授業中は理解に集中し、後から板書で復習できる形です。
3. テスト前は柔軟に日程調整する
中間テストや期末テスト前には、通常授業を前倒ししたり、追加の解説を送ったりしました。
テスト直前に必要な内容を扱うことで、得点につなげました。
4. 苦手単元を責めず、克服の過程を評価する
図形で平均点を少し上回った時も、講師は「苦手に打ち克つことができた」と評価しました。
このような声かけが、本人の自己肯定感を支えます。
5. 高校受験を見据えて模試過去問にも触れる
私立中高一貫校に在籍していても、高校受験を視野に入れる場合があります。
そのため、学校内容だけでなく、模試過去問や北辰テストを意識した学習も必要になります。
龍真くんの指導でも、春休み課題や模試過去問を活用しました。
中高一貫校でも、高校受験を視野に入れた指導は可能
私立中高一貫校に通っていると、学校のカリキュラムは内部進学を前提に進むことがあります。
しかし、家庭の方針や本人の希望によって、途中から高校受験を考えることもあります。
その場合、通常の中高一貫校の数学対策だけでは不十分です。
学校の定期テスト対策。
内部のクラスアップ。
北辰テスト対策。
高校受験の標準問題。
高校受験の応用問題。
これらをバランスよく進める必要があります。
数強塾オンラインでは、こうしたイレギュラーな進路にも対応できます。
学校の数学を見ながら、高校受験も視野に入れる。
定期テストで点を取りながら、北辰偏差値60を目指す。
苦手単元を克服しながら、本人の自信を育てる。
このような指導設計が可能です。
保護者様へ|平均点を取れていても、早めの対策には意味があります
龍真くんは、最初から極端に数学ができなかったわけではありません。
中間テストでは66点で平均点に届いていました。
成績も10段階中7でした。
しかし、保護者様は早めに動きました。
高校受験を視野に入れるなら、平均点で満足していてよいのか。
中3で北辰偏差値60を目指すなら、今から数学の土台を固める必要があるのではないか。
この判断が、後の成長につながりました。
数学は、苦手になってから戻すより、平均点付近のうちに伸ばす方が効果的です。
龍真くんのように、早めにプロのマンツーマン指導を入れることで、数学が「不安な科目」から「楽しい科目」へ変わることがあります。
私立中高一貫校に通いながら、高校受験も視野に入れている方へ
数強塾オンラインでは、学校の定期テスト対策、クラスアップ対策、北辰テスト対策、高校受験数学まで、生徒ごとに完全マンツーマンで対応します。
平均点から上位へ。苦手から得意へ。今の位置から、次の目標に向けて数学を設計します。
よくある質問
私立細田学園中学の数学対策に対応できますか?
対応できます。学校の定期テスト範囲、ワーク、過去問、授業プリントなどを共有いただければ、それに合わせてマンツーマン指導を行えます。
中高一貫校に通いながら高校受験を考える場合も対応できますか?
対応できます。学校のカリキュラムと高校受験対策は必ずしも一致しないため、個別に学習計画を調整することが重要です。
北辰テスト対策もできますか?
可能です。中1・中2の基礎固めから、中3の北辰テスト偏差値アップを見据えた対策まで対応できます。
定期テスト前だけ授業を前倒しできますか?
講師のスケジュールによりますが、可能です。実際にこの事例でも、テスト直前に日程を前倒しして対策を行いました。
授業後に宿題は出ますか?
出すことができます。授業内容に合わせた復習課題や類題を出し、次回授業で確認する形が可能です。
数学が苦手でも楽しくなりますか?
可能性は十分にあります。分からない原因を丁寧に分解し、本人が「分かった」と感じられる授業を積み重ねることで、数学への印象が変わることがあります。
本記事は、実際の指導記録をもとに、個人情報保護のため生徒名・保護者名等を仮名化して作成しています。学校名はご依頼内容に基づき、私立細田学園中学として記載しています。Zoom ID、パスワード、個人LINE名、事務担当者名など、個人特定につながる情報は掲載していません。成績向上・クラス昇格等は、提供された指導記録および保護者様・講師のやり取りをもとに構成しています。