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日本大学 2024(全学統一(N1)(2/11),全学統一(N2),全学統一(N2)(3/17)なし)年度 数学

数強塾のプロ講師陣

藤原進之介です。このページでは医学部2024年度の数学過去問を解答・解説つきで無料公開しています。

今日の一問
  • 問1
日本大学 医学部 2024年度 数学の傾向と解答・解説【数強塾オリジナル】
出題形式と傾向:大問6題・空所補充(マーク型)で、解答欄は の70か所です。各欄には「0〜9の数字または負の符号 」が入り、分数は既約分数、根号の中は最小の自然数で答える形式でした。分野は第1問が小問集合(円に内接する四角形・ベクトル・2次関数・軌跡・複素数)、第2問が指数関数、第3問が座標平面上の円と接線、第4問が確率、第5問が数列(階差数列と等比数列)、第6問が微分積分(無理関数と回転体)と、数IAIIBIII全域にわたって満遍なく配置されています。
——さて、どこから手をつける?
続きの小問と、答え・考え方は本文で解説します。

数学 問題

📑 この年度の大問インデックス(全6問)

解説が長いので、解きたい大問へ直接移動できるようにしています。解けなかった問題は、解説を読んだあとに同じ型の問題で当て直すと定着が速くなります。

型から探したいときは解法パターン事典、他の年度は過去問解説の総索引から。

🧭 日本大学 2024年度数学|大問ごとに「使う型」を対応させた表

解けなかった大問がどの型に属するのかを一覧にしました。解説を読んだあと、型のページで同じ判断を使う問題を数問当てると定着が速くなります。この年度は難易度と目標時間を掲載していないため、それらは載せていません。

大問出題テーマ使う型(解法パターン事典)
第1問第1問(小問集合)集合と論理
第2問第2問(指数関数)指数・対数
第3問第3問(座標平面上の円と接線)接線と法線
第4問第4問(確率)確率
第5問第5問(数列)数列・漸化式
第6問第6問(微分積分・無理関数と回転体)積分法(体積・弧長)

型の全体像は解法パターン事典、他の年度・他大学は過去問解説の総索引から。日本大学の年度一覧は各ページ末尾のナビでも確認できます。

日本大学 医学部 2024年度 数学の傾向と解答・解説【数強塾オリジナル】

出題形式と傾向:大問6題・空所補充(マーク型)で、解答欄は の70か所です。各欄には「0〜9の数字または負の符号 」が入り、分数は既約分数、根号の中は最小の自然数で答える形式でした。分野は第1問が小問集合(円に内接する四角形・ベクトル・2次関数・軌跡・複素数)、第2問が指数関数、第3問が座標平面上の円と接線、第4問が確率、第5問が数列(階差数列と等比数列)、第6問が微分積分(無理関数と回転体)と、数IAIIBIII全域にわたって満遍なく配置されています。

合否を分ける点:マーク型なので途中点はありませんが、その分「値を一発で確定させる筋道」を選べるかどうかが差になりやすい構成です。第1問は道具の引き出しの速さ、第4問は「得点=色が同じで2点/異なって1点」という設定を確率分布に落とし込む整理力、第6問は無理関数 と直線の共有点条件の場合分け、そして 軸まわりの回転体の体積計算が山場と考えられます。全問で最終値が簡潔な数・式になるよう作られており、その簡潔さ自体を検算の手がかりにできます。

※以下の解答・解説はオンライン数学専門塾「数強塾」による独自作成です(全問、正攻法と数値代入による二重検算済み)。問題原文は上記の大学発表PDFをご参照ください。

第1問(小問集合) 答:(1) /(2) /(3) /(4) /(5)

【📖大切な定義】マーク型の小問集合では、各設問を独立に「最短の1本道」で処理します。円に内接する四角形なら対角の和が 、複素数の累乗なら極形式、という具合に、見た瞬間に手法を1つに絞るのが速さの鍵です。

(1)  円に内接する四角形ABCDでは 。対角線BDについて、 で余弦定理を立てます。 とおくと なので 2式を等置して 、すなわち 。これを戻すと

【✅検算】もう一方の式 も同じ値を返し、 と一致します。

(2)   を代入すると 、よって 。次に これは の下に凸な2次関数なので、軸 で最小になります。

【✅検算】 で微分すると から 。平方完成 からも同じ軸が読め、最小値 で矛盾もありません。

(3)   の軸は 。これが直線 に一致するので 。頂点の 座標は2で、 座標は 。頂点が直線 上にあるから、 での値 と等しく

【✅検算】 のとき で頂点は 。これは 上()にあり、対称軸も で条件を満たします。

(4)  中心を とします。円が直線 に接し、原点を通るので、 から直線 までの距離と、 から原点までの距離(=半径)が等しくなります。 両辺を2乗して 、展開すると 、すなわち

【✅検算】たとえば はこの放物線上()にあり、直線 までの距離 と原点までの距離 が一致します。頂点 でも距離はともに で整合します。

(5)   を別々に極形式で計算します。 なので なので 。よって

【✅検算】比の絶対値は 、偏角は 。したがって値は で一致します。

【💡ポイントコラム】内接四角形は「対角の和 」で余弦定理を二重に:円に内接する四角形の対角線は、両側の三角形で余弦定理を立てて を使うと、未知の角と対角線の2つが連立1次で一気に解けます。トレミーの定理を持ち出さなくても、この定石だけで(1)は完結します。

【💡ポイントコラム】複素数の高次累乗は極形式が最短 のように偏角がきれいな複素数の12乗は、展開せず を別々に処理するのが安全です。分母・分子を先に極形式化しておけば、最後の割り算は絶対値の商・偏角の差だけで済みます。

第2問(指数関数) 答:(1) /(2) のとき最小値

【📖大切な定義】 を含む式は と置換して、 の2次式に帰着させるのが基本です。 と書き換えます。

(1)   とおくと 。左辺は と因数分解でき、 に戻すと 、底 より

【✅検算】。両端で0になり、区間内の では で不等式を満たします。

(2) のとき最小値   で最小値 を解くと は定義域に入るので、この は最小値 をとります。

【✅検算】 なので確かに 。このとき で一致します。

【💡ポイントコラム】指数の不等式・最小値は「置換して2次」で見通す の置換は、不等式では の範囲を出してから に戻す、最小値では の平方完成で頂点を読む、という二役をこなします。 の制約が答えに効く問題もあるので、置換後は「頂点が定義域内か」を必ず確認します。

第3問(座標平面上の円と接線) 答:(1) /(2) /(3)

【📖大切な定義】3点を通る円は に各点を代入して連立するのが定石です。接線は「中心からの距離=半径」で傾きの方程式を立て、接点は中心から接線に下ろした垂線の足として求めます。

(1)  円を とおき、3点を代入します。。これを解くと 。よって (中心 、半径 )。

【✅検算】3点を代入すると、 と、いずれも0になり通ります。

(2)  点 を通り傾き の直線 が円に接する条件は、中心 との距離が半径 に等しいこと。 両辺を2乗して 、整理すると より 。傾きが最大なのは で、直線 、すなわち

【✅検算】 は中心から にあり円外なので接線は2本。 と中心 の距離は で半径に一致します。

(3)  接点は中心 から に下ろした垂線の足です。法線方向 を用いて に代入すると 。よって接点は

【✅検算】 は円上()にあり、直線 上()でもあります。円と直線をともに満たす唯一の点なので接点として正しいです。

【💡ポイントコラム】接点は「中心からの垂線の足」で一発:接線の傾きが決まったら、接点をあらためて連立方程式で解く必要はありません。中心から法線方向へ進んだ点を接線の式に代入してパラメータを1つ求めれば、接点座標が直接得られます。判別式を経由するより計算量が小さくなります。

第4問(確率) 答:(1) /(2) /(3)

【📖大切な定義】まず1回の試行で「2点(同色)」「1点(異色)」となる確率を確定させます。白3・赤2から2個取る総数は 通り。同色は 通り、異色は 通り。したがって です。

(1)  得点が2点になるのは2個が同色のときなので、そのまま

【✅検算】 で、全事象を尽くしています。

(2)  3回の合計が5点になるのは、2点の回数を とすると合計 、すなわち 。3回中ちょうど2回が同色(2点)、1回が異色(1点)です。

【✅検算】3回の合計点は最小3点(すべて1点)〜最大6点(すべて2点)。5点は「2点が2回・1点が1回」に限られ、場合の数 通り、各確率 で、合計 と一致します。

(3)  7回の合計が11点のとき、2点の回数 より (同色4回・異色3回)。この条件のもとで「3回目までの合計が5点」=「最初の3回で2点が2回・1点が1回」となる条件つき確率を求めます。各回は独立で、2点4回・1点3回をもつ系列はどれも同じ確率 をもつので、確率の比は場合の数の比に一致します。全系列は 通り、そのうち最初の3回に2点がちょうど2回入るのは 通り。よって条件つき確率は

【✅検算】確率で直接計算しても、分子 、分母 の比をとると となり、場合の数の議論と一致します。

【💡ポイントコラム】得点は「回数の1次式」に翻訳する:各回が2点か1点かなので、 回の合計点は「2点の回数 」だけで と表せます。合計点の条件は瞬時に の条件へ翻訳でき、あとは二項分布に持ち込むだけです。(3)のように「独立試行で1系列の確率が並び順によらず一定」なら、条件つき確率は場合の数の比で処理できます。

第5問(数列) 答:(1) /(2)

【📖大切な定義】階差数列 が与えられたら、。本問の は初項3・公比 の等比数列なので、部分和は等比数列の和の公式で求まります。

(1)   の初項から第 項までの和は よって 。これは でも となり、初項と整合します。

【✅検算】この式から となり、与えられた階差数列に戻ります。

(2)   が等比数列になるのは、定数項 が消えるときです。、すなわち なら で、公比 の等比数列になります。このとき なので 。これは初項 ・公比 の等比数列で、 分母を有理化()すると なので

【✅検算】数値で確かめると、 から で公比 。8項の和は約 。一方 で一致します。

【💡ポイントコラム】「等比になる条件」は定数項を消す の形が等比数列になるのは、余分な定数項が0のときだけです。ここを見抜けば が即決でき、以降は初項・公比が明快な等比数列の和として処理できます。根号付きの和は「 を公比とする等比数列」と捉え、分母の有理化で仕上げるのが定石です。

第6問(微分積分・無理関数と回転体) 答:(1) 接線の傾き /(2) 面積 、体積

【📖大切な定義】)は と逆に解け、右に開いた放物線の上半分です。導関数は 。共有点の個数は連立方程式の実数解の個数で、回転体の体積は について積分(ワッシャー法)で扱えます。

(1) 接線の傾き   の点Aは 。接線の傾きは を入れて
次に の共有点が2個となる の範囲を考えます。 で、 と原点から引いた直線の傾きに注目すると、境界は2つあります。ひとつは端点 を通るとき傾き 。もうひとつは に接するときで、接点を として を連立すると から 、このとき (接点はAに一致)。原点を通る直線を から立ち上げていくと、 の範囲で と2点で交わり、 で接して1点になります。よって

【✅検算】 では を整理すると の2解(端点を含め2点)。 でも判別式が正で有効な2解をもち、 では重解(接する)となって、範囲 と整合します。

(2) 面積 、体積   のとき交点は 。区間 の上側なので、面積は 体積は で積分します。 で、外径が直線 、内径が曲線 のワッシャーだから

【✅検算】体積をバウムクーヘン(円筒殻)法 で計算しても となり、ワッシャー法と一致します。面積 も、境界の と上下関係が保たれ矛盾しません。

【💡ポイントコラム】無理関数と直線の共有点は「端点」と「接する」の二重チェック のように定義域に端点をもつ曲線では、原点を通る直線の共有点個数は「端点を通る傾き」と「接するときの傾き」で場合分けするのが安全です。2乗して出てくる方程式には無縁解が混じるため、 など元の条件で必ず検証します。

【💡ポイントコラム】 軸回転はワッシャーと円筒殻の両刀で 軸まわりの回転体は、 と解けるならワッシャー法( で積分)、解きにくいなら円筒殻法( で積分)が使えます。本問はどちらでも計算でき、独立な2通りで同じ体積 が出ることが強力な検算になります。

この年度からの教訓:2024年度は、数IAIIBIIIの主要単元を空所補充で幅広く問う構成でした。第1問は「内接四角形の対角の和」「複素数の極形式」など定石を即座に選ぶ速さ、第2〜3問は「置換して2次」「中心からの距離=半径」といった基本手法の正確さ、第4問は得点を回数の1次式に翻訳して二項分布に落とす整理力、第5問は等比数列になる条件を定数項の消去で見抜く洞察、第6問は無理関数と直線の共有点条件の場合分けと 軸回転体の体積計算が鍵になりました。マーク型で最終値が簡潔になるよう設計されているため、答えの形(既約分数・最小の根号)を検算の手がかりにしながら、正攻法と数値代入・別解の二重確認で確実に埋める姿勢が有効と考えられます。

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出典・著作権について
本ページが扱う入試問題の著作権は 日本大学 に帰属します。出典:日本大学 2024年度 入学試験問題「数学」。
掲載しているのは、受験生の学習支援を目的として数強塾が独自に作成した解答・解説です。学校が公表した公式解答ではありません(一般的な解答例と照合した場合は本文中にその旨を明記しています)。問題文の引用は解法の説明に必要な最小限にとどめています。
掲載内容について権利者の方からご連絡がある場合は、お問い合わせより速やかに対応いたします。

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日本大学の数学の過去問は17年度ぶんを公開しています。そのうち16年度は全問の解答解説つきです(「解説」の印がついた年度)。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。

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日本大学 2024(全学統一(N1)(2/11),全学統一(N2),全学統一(N2)(3/17)なし)年度 数学 2024年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析

公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。

  • 図形・三角関数
  • 関数・グラフ
  • 方程式・不等式
  • 整数
  • 複素数

この年度の出題範囲と傾向

2024年度の問題PDFでは、図形・三角関数、関数・グラフ、方程式・不等式、整数、複素数に関する語句や設問を確認できました。日本大学 2024(全学統一(N1)(2/11),全学統一(N2),全学統一(N2)(3/17)なし)年度 数学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は1年度、関数・グラフは1年度、方程式・不等式は1年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。

分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。

問題文の文字起こし

問1画像OCR

検出分野: 図形・三角関数、関数・グラフ、方程式・不等式、整数、複素数

(1) 円に内接する四角形ABCD において, AB= 3, BC=4, CD=3, DA=2とする。こ
のとき, cos ZBAD - SE can, BD = VL4_L 3 ]t&4.
(2) 7を実数とする。 12|= 2, (BI=3. la tbl = V3 を満たすペクトルg. 5 において.
すすーヒテイテコであり. la + Bie, = SE 2とき最小値をとる。
(3) a, 6を実数とする。 2 次関数 = 2? + gz +りのグラフが直線z = 2に関して対称で,
頂点が直線 = 3z - 1 上にあるとき. a= TH, ヵ) =である。
(4) 直線ッ=4に接し, 原点を通る円を考える。この円の中心了の軌跡の方程式は.
. wee L+i\?_ <
(5) : を虚数単位とする。 (5) = GEE ©?
(#1)

2024-N1 数 学2
計算用紙
(数2 J

2024-N1 数 学2
TL f(a) = 47 - 5-277 4 64 について考える。
(1) 不等式7/(c)ミ0の解は, [AOS 2 SCR ]である。
(2) fla)ids, x = (237+ bog, [2] のとき最小値し5 eT 7 をとる。
[数3 ]

2024-N1 数 学2
計算用紙
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