情報Ⅰ 最強120講義

【情報Ⅰ】頻出用語100の正体|教科書12種すべてに載るのは39語だけ|第104講

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こんにちは、数強塾代表の藤原進之介です。この記事は参考書『藤原進之介の最強120講義』の第104講「頻出用語100」のWeb版です。共通テスト「情報Ⅰ」での重要度はA、第5部(共通テスト対策編)に置いた講です。

この講は、ここまでの103講で積み上げてきたものの上にしか作れません。私はこの参考書を書きながら、講ごとに「その用語が国の一次資料に何件あるか」を機械で数えてきました。その結果が溜まったので、ここで一枚の地図にします。普通の用語集は「よく出る語を並べたもの」ですが、本講のそれは「出典つきの語リスト」です。

1. この講の問い

「情報Ⅰの頻出用語100」を名乗るリストは何種類も売られている。では、その「頻出」はどこで数えた頻出なのか。

2. 結論

この講の結論

「頻出」には3つの別々の意味があります。①教科書に多く載る ②国の一次資料に多く出る ③共通テストに多く出る。この3つは一致しません。 12種の『情報Ⅰ』教科書すべてが索引に載せる語は39語しかなく、私が当てたところそのうち17語は共通テスト4回分の問題本文に一度も現れませんでした。だから本講は「覚える語のリスト」ではなく、「その語がどの資料に何件あるか」の地図を渡します。載せた語は計202語(第1群73・第2群79・第3群50)。100に切り詰める根拠が無かったので、切り詰めていません。

3. なぜそうなるのか

3-1. そもそも「情報Ⅰの用語」という共有された集合が存在しない

中園長新氏(麗澤大学国際学部)が2022年に、令和4年度用の『情報Ⅰ』検定済教科書のうち索引を持つ12種の巻末索引を全部書き出して数えています。結果はこうです。

指標 実測値
索引語句数(1冊あたり) 最小189/最大612/平均441.9/中央値449.5/標準偏差139.1
重複を除いた総語句数 1,825語句
1種の教科書にしか載っていない語句 710語句=38.9%
1種または2種にしか載っていない語句 1,165語句=63.8%
10種以上に載っている語句 100語句=5.5%
12種すべてに載っている語句 39語句=2.1%

出典:中園長新「高等学校『情報Ⅰ』教科書の索引に掲載された語句の傾向」CIEC 2022 PCカンファレンス論文集

1,825語のうち、全教科書が共有しているのは39語だけ。 しかも同じ論文は、旧課程「社会と情報」8種でも8種すべてに載る語は1.8%、「情報の科学」8種でも2.1%だったと書いています。課程が変わっても2%前後という比率は変わらない。

つまり市販の用語集が100語や300語を選ぶとき、その選択は編者の判断であって、制度上の根拠ではありません。私が「100語ちょうど」に揃えなかったのも同じ理由です。

3-2. その39語を、国の一次資料と共通テスト4回分に当てた

私は12種すべての教科書が索引に載せている39語を、次の資料に機械計数で当てました。

  • 学習指導要領解説 情報編(第1部=共通教科/第2部=専門教科情報科に分けて
  • 情報Ⅰ教員研修用教材(表紙・序章/使い方/第1〜4章の全6分冊)
  • 情報Ⅱ教員研修用教材(序章/第1章/第2章/第3章前半/第3章後半/第4章/第5章の全7分冊)
  • 共通テスト『情報Ⅰ』令和7年度本試験・同追再試験・令和8年度本試験・同追再試験の問題本文4回分

結果、39語のうち17語は共通テスト4回分の問題本文に一度も出てきませんでした。

全12種の教科書索引にあるのに、共通テスト4回分の本文に0件だった17語

IoT・OS・POSシステム・TCP/IP・アルゴリズム・産業財産権・情報デザイン・人工知能・知的財産権・ハードウェア・符号化・プレゼンテーション・フローチャート・メディア・メディアリテラシー・量子化・量的データ

39分の17=43.6%。全教科書が共有する語の4割強が、4回の本試験・追再試験の問題文に一度も現れていない。 念のため、正規化した検索と素朴な検索の両方で確認しました。「アルゴリズム」「人工知能」「AI」「情報デザイン」「符号化」「量子化」「OS」「フローチャート」はいずれも4回分すべてで0件。「デザイン」は令和7年度本試験に1件、「流れ図」は同じく1件だけあります。

12種の教科書の索引語(重複を除く) 1,825語 10種以上に載る語 100語(5.5%) 12種すべてに載る語 39語(2.1%) 共通テスト4回分に出た 22語 共通テスト4回分に0件 17語 1種のみ:710語(38.9%)

図1 教科書の索引から共通テストまでの絞り込み(1,825語・100語・39語は中園2022、22語と17語は当方の実測)

3-3. メディアリテラシー——12種すべての教科書にあり、国の資料に1件も無い

39語のうち、最も極端なのがこれです。

資料 「メディアリテラシー」の件数
学習指導要領解説 情報編 第1部(共通教科) 0
同 第2部(専門教科情報科) 0
情報Ⅰ教員研修用教材 全6分冊 0
情報Ⅱ教員研修用教材 全7分冊 0
共通テスト『情報Ⅰ』4回分 0

表記ゆれ対策として「メディア・リテラシー」「メディアリテラシ」「リテラシ」でも当てました。「リテラシー」が国の資料に出るのはただ1件、情報Ⅰ教員研修用教材 第1章の参考文献リストに挙がった書名の中だけです。本文では一度も使われていません。

では国は何と書いているか。「メディアの特性」です。解説 第1部15件・第2部12件、情報Ⅰ教材18件、情報Ⅱ教材10件。さらに「送り手」15/14件、「受け手」24/20件。内容は在る。語だけが違う。

これは受験生にとって実害があります。「メディアリテラシー」という語で暗記していると、解説や教材を開いたときに該当箇所を見つけられない。 探すべき語は「メディアの特性」「送り手」「受け手」のほうです。第82講で扱った「欠測値/欠損値」とまったく同じ、用語の乗り換えの型です。

3-4. 逆向きもある——ワードクラウドは国の教材に7件、教科書索引は1種だけ

中園氏の論文は逆向きの現象も指摘しています。「ワードクラウド」は文部科学省の情報Ⅰ教員研修用教材で扱われているのに、教科書索引に載せたのは12種中1種だけだった、と。

私が数えると確かに情報Ⅰ教員研修用教材 第4章に「ワードクラウド」7件があります。国が7回書いた語を、教科書は11社が索引から落としている。

国の資料と教科書は、どちらも「情報Ⅰとは何か」を書いているのに、語の集合が一致していない。 これが「頻出用語」という言葉が空回りする構造的な理由です。

3-5. 用語には寿命がある

電気通信大学の赤澤紀子氏らが、情報A・B・Cから情報Ⅰまで3世代の全教科書の用語を追跡しています。

分類 語数
3世代を通してある語 306
情報ABCと情報Ⅰにある(一時消えた語) 54
社会と情報・情報の科学と情報Ⅰにある語 79
情報Ⅰで初登場した語 190
情報Ⅰで消えた語 128
社会と情報・情報の科学にしかない語 91
情報ABCにしかない語 348

出典:赤澤紀子「情報科教科書に現れる用語の変遷 ー情報ABCから情報Ⅰー」全国高等学校情報教育研究会 全国大会(2022年8月)発表資料

情報Ⅰで消えた128語には「電子署名」「論理積」「論理否定」「正規化」「逐次探索」「サンプリング周期」「量子化誤差」「標本点」「認証機関」が含まれます。 私の計数でも「電子署名」「認証局」「ハッシュ関数」は国の3資料すべてで0件、共通テスト4回分でも0件でした。

一方情報Ⅰで初登場した190語には「添字」「演算子」「インデント」「API」「戻り値」「四分位数」「代表値」「量的データ」「質的データ」「欠損値」「尺度水準」「回帰直線」「最小二乗法」「有意水準」「t検定」などが並びます。プログラミングと統計が丸ごと入ってきたのがこの課程の正体です。

古い用語集を使うと、この128語を覚えて190語を落とすことになります。用語集の「改訂版」という表記を、私が信用しないのはこのためです。

4. 手で確かめる

4-1. 数え方

一次資料のPDFをテキスト化し、Unicode正規化(NFKC)で全角半角をそろえ、空白と改行をすべて除去してから部分文字列として数えます。PDFの抽出は「要件定(改行)義」のように語の途中で改行が入るので、これをやらないと系統的に少なく出ます。

import re, unicodedata
def norm(path):
    t = open(path, encoding='utf-8', errors='ignore').read()
    return re.sub(r'\s+', '', unicodedata.normalize('NFKC', t))
kaisetsu = norm('kaisetsu.txt')          # 学習指導要領解説 情報編
i = kaisetsu.find('第2部主として専門学科において開設される教科「情報」第1章総説')
part1, part2 = kaisetsu[:i], kaisetsu[i:]   # 第1部=共通教科 / 第2部=専門教科
print(part1.count('メディアリテラシー'), part2.count('メディアリテラシー'))
# => 0 0

解説 情報編は第1部が共通教科(情報Ⅰ・情報Ⅱ)、第2部が専門学科の専門教科「情報科」です。分けずに数えると、専門教科側の件数を共通教科の根拠として誤って使うことになります。空白除去後の全長は192,823字、うち第1部は約7.7万字でした。

4-2. 数える前に用法を見る——誤検出の実例

件数だけを信じてはいけません。 今回ひっかかったものを挙げます。

素朴な件数 実際
キュー 情報Ⅰ教材 第1章に2件 両方とも会社名「(株)エスキュービズム」の一部。 データ構造のキューは0件
結合 情報Ⅱ教材 第4章に48件 全部が「モジュール結合」「結合テスト」(ソフトウェア工学)。関係データベースの結合ではない
記憶装置 令和8年度本試験に6件 うち3件は「記憶装置」、2件は「補助記憶装置」の一部。単独は1件
明度 情報Ⅰ教材 第4章に2件 両方とも「透明度」の一部。 色の三属性の明度は0件
尺度 情報Ⅰ教材 第4章に45件 名義10・順序12・間隔6・比例6を含む。純粋な「尺度」は21件

過去の講で確認した誤検出も再掲します。「リング」は3資料で計98件ヒットしますが全件がクラスタリング・サンプリング・フィルタリング等で、ネットワークの接続形態は0件(第67講)。「スター」は全件がポスター・スタート・マスター。存在しないものが98件あることになってしまいます。

4-3. 第1群——国の一次資料に在り、共通テスト4回分にも実際に出た語(73語)

これが本当の意味での「頻出用語」です。 「共テ」は令和7年度本試験・追再試験、令和8年度本試験・追再試験の問題本文4回分の合計。「解1」=解説 第1部(共通教科)、「解2」=解説 第2部(専門教科)、「情Ⅰ」「情Ⅱ」=各教員研修用教材の全分冊合計です。

解1 解2 情Ⅰ 情Ⅱ 共テ 主な出典・注
データ 292 334 768 911 105 全資料。頻度が高すぎて用語として機能しない
配列 0 2 15 3 51 解説の共通教科側は0。情Ⅰ教材は「リスト」の語で教える
プログラム 49 45 239 204 41 情Ⅰ教材 第3章196
相関係数 1 0 15 15 38 解説が情報Ⅰ(4)で名指しする唯一の統計量
散布図 3 0 31 11 36 情Ⅰ教材 第4章29
ビット 1 0 38 11 31 情Ⅰ教材 第2章21・第3章17
情報システム 103 202 37 308 27 情Ⅱ教材 第4章248
添字 0 0 16 0 22 情Ⅰ教材 第3章のみ
変数 7 1 37 181 20 情Ⅱ教材 第3章前半143
パスワード 2 2 23 32 18 情Ⅰ教材 第1章21
代入 1 0 10 5 17 情Ⅰ教材 第3章8
個人情報 15 15 61 10 11 情Ⅰ教材 第1章59
SNS 13 0 25 61 10 情Ⅱ教材 第2章39
ピクセル 1 0 5 6 9 情Ⅰ教材 第2章
圧縮 9 1 50 0 8 情Ⅰ教材 第2章49。情報Ⅱ教材には0件
シミュレーション 43 4 64 5 8 情Ⅰ教材 第3章57
平均値 0 0 11 10 8 情Ⅰ教材 第4章。解説0件
ソフトウェア 39 58 41 42 8 全資料
階調 0 0 2 3 7 情Ⅰ教材 第2章の2件のみ。解説0件
画素 0 1 5 2 7 情Ⅰ教材 第2章。解説 共通教科側0件
サーバ 8 26 5 58 7 情Ⅱ教材 第4章49
解像度 3 1 9 1 6 情Ⅰ教材 第2章
中央値 0 0 12 1 6 情Ⅰ教材 第3章6・第4章6。解説0件
箱ひげ図 0 0 21 0 6 情Ⅰ教材 第4章のみ。解説0件第85講
記憶装置 0 0 4 10 6 情Ⅰ教材 第3章の5装置の説明(第37講
生体認証 1 0 2 1 6 情Ⅰ教材 第1章
尺度(名義・順序・間隔・比例) 5 0 45 1 6 情Ⅰ教材 第4章のみ。令7本試で4尺度が同時に出題
関数 13 2 72 100 6 情Ⅰ教材 第3章57
四分位 0 0 22 1 5 情Ⅰ教材 第4章のみ。解説0件
乱数 1 0 59 0 5 情Ⅰ教材 第3章のみ
LAN/無線LAN 9/5 3/0 149/63 42/20 5/3 情Ⅰ教材 第4章144。解説に綴りつきの定義あり
データベース 16 180 35 39 5 情Ⅰ教材 第4章31。解説の180件は専門教科側第90講
不正アクセス禁止法 0 0 3 1 5 情Ⅰ教材 第1章。解説0件
個人情報保護法 0 0 11 0 4 情Ⅰ教材 第1章のみ。解説0件
ヒストグラム 0 0 3 2 4 情Ⅰ教材 第4章。解説0件
論理演算(論理積・論理和) 0 0 12 2 4/2/2 情Ⅰ教材 第3章のみ。解説0件
真理値表 0 0 4 0 2 情Ⅰ教材 第3章のみ
IPアドレス 0 2 7 2 3 情Ⅰ教材 第4章。解説 共通教科側0件
パケット 1 0 1 10 3 情Ⅰ教材は章末演習の1件のみ。情Ⅱ教材 第4章8
引数 1 0 19 10 3 情Ⅰ教材 第3章
最頻値 0 0 4 0 2 情Ⅰ教材 第4章のみ(第83講
外れ値 3 0 4 9 2 情Ⅱ教材 第3章前半9
フィッシング 0 0 2 1 2 情Ⅰ教材 第1章
テキストマイニング 6 0 27 17 2 情Ⅰ教材 第4章27
表計算 4 2 17 31 2 情Ⅱ教材 第3章前半26
デジタル署名 1 0 1 2 2 情Ⅰ教材 第4章の1件のみ。「電子署名」は全資料0件
標準偏差 0 0 4 3 1 情Ⅰ教材 第4章のみ。解説0件(数学Ⅰの担当)
代表値 0 0 1 0 1 情Ⅰ教材 第4章の1件のみ
可用性 3 4 5 4 1 情Ⅰ教材 第1章
可逆圧縮/非可逆圧縮 2/0 0/0 8/3 0/0 1/1 情Ⅰ教材 第2章のみ
標本化 3 0 1 0 1 情Ⅰ教材 第2章の1件のみ
ファイアウォール 1 0 4 10 1 解説の1件は情報Ⅱ側。仕組みは情Ⅱ教材 第4章(第77講
著作権 0 8 16 2 1 解説の8件はすべて専門教科側。情Ⅰ教材 第1章14
補数 0 0 2 0 1 情Ⅰ教材 第3章の2件(10進の説明)
流れ図 1 0 20 0 1 情Ⅰ教材 第3章19。共テも「流れ図」
モデル化 41 12 27 14 1 解説の看板語
暗号化 4 6 35 28 1 情Ⅰ教材 第4章33
マルウェア 0 3 7 0 1 情Ⅰ教材 第1章のみ。解説 共通教科側0件
ソーシャルエンジニアリング 1 0 9 0 1 情Ⅰ教材 第1章のみ
デジタルデバイド 1 0 2 0 1 情Ⅰ教材 第1章
ルータ/ハブ 1/1 0/0 19/4 5/0 1/1 ルータ19件は1件も経路決定の説明ではない
プロトコル 7 1 23 16 1 情Ⅰ教材 第4章23
可視化 18 5 88 12 1 情Ⅰ教材 第4章77(第21講
ユーザインタフェース 0 7 8 22 1 解説の7件は専門教科側。情Ⅱ教材 第2章20

この表の使い方。 共テ欄が二桁の語は、問題文を読むために必ず要ります。共テ欄が1〜2の語は、知らないと詰みますが覚えるのは一瞬で済みます。そして「解1」欄が0の語が非常に多いことに注目してください。箱ひげ図・四分位・中央値・平均値・最頻値・標準偏差・個人情報保護法・不正アクセス禁止法・ヒストグラム・論理演算・真理値表・階調——これらは学習指導要領解説に一度も出てきません。 出るのは教員研修用教材と共通テストのほうです。

4-4. 第2群——国の一次資料に無いのに、参考書と教科書で流通している語(79語)

「覚えなくてよい」わけではありません。覚え方が違うのです。 語ではなく中身で理解し、国が何と書いているかを併せて持ちます。「国0」は「私が当てた範囲(解説 情報編 第1部・第2部/情報Ⅰ教材 全6分冊/情報Ⅱ教材 全7分冊)で0件」の意味です。

国の資料 共テ 国は何と書いているか/どこに在るか
メディアリテラシー/情報リテラシー 0 0 「メディアの特性」(解1部15・情Ⅰ18・情Ⅱ10)、「送り手」「受け手」
フローチャート 情Ⅰ7 0 国は「流れ図」(情Ⅰ教材 第3章19)。共テも「流れ図」1件
ドメイン名/名前解決 0 8 どこにも無い。IPA ITパスポート Ver.6.5 に「ドメイン名」2件(第71講
主記憶装置補助記憶装置 情Ⅱ 第1章に各1件のみ 5 情報Ⅰの教材にも解説にも0件。 IPAは基本情報から(ITパスポートは「主記憶」「補助記憶」の語形)
16進法(16進数) 0 5 国は「2進法」「2進数」だけ。IPA 基本情報に1件
要素数 0 12 大学入試センター「共通テスト用プログラム表記の例示」に26件。そこだけ
チェックディジット 0 8 国の3資料+IPA3シラバスの計6資料すべてで0件(第46講
演算子 情Ⅱ 第4章1件 6 例示PDFの第4〜7項。旧DNCL説明に優先順位の規定
インデント(字下げ) 情Ⅱ3 1 共テの1件は文書レイアウトの意味。例示PDFは記号で制御範囲を示す
残存性・複製性・伝播性 0 0 国は4つ、やまと言葉で。「形がない/消えない/簡単に複製できる/容易に伝播する」(第6講
DIKW 0 0 3段の定義は情Ⅰ教材 第1章 学習1 の3文だけ(第5講
五大装置・ノイマン型・プログラム内蔵方式・中央処理装置 0 0 情Ⅰ教材 第3章「制御装置,演算装置,記憶装置,入力装置,出力装置の5つ」の1文
WAN 0 0 LANだけが解説に綴りつきで在る。WANはIPA ITパスポートの【目標】第一文
トポロジ・スター型・バス型・リング型・メッシュ型 0 0 IPA 基本情報 Ver.9.2「①ネットワークトポロジ」のみ
前判定・後判定 0 0 大学入試センターの旧DNCL説明PDF 5.2 のみ
主キー・外部キー・参照整合性・一意 0 0 情Ⅰ教材 第4章 学習21 は「選択・射影・結合」だけを定義(第91講
色相・彩度・表色系 専門教科側のみ 0 情Ⅰ教材 第2章は「加法混色」「減法混色」「三原色」「階調」で書く(第29講
パリティ・誤り検出・誤り訂正 0 0 情Ⅰ教材 第2章の「誤りを訂正することが可能な仕掛け」1文だけ
電子署名・認証局・ハッシュ関数 0 0 国が使うのは「デジタル署名」(情Ⅰ教材 第4章1件)。共テも「デジタル署名」2件
半加算器・全加算器 0 0 情Ⅰ教材 第3章は「論理回路」8件・「論理演算」12件で書く
疑似相関(擬似相関) 0 0 国は「相関関係」(情Ⅰ8)と「交絡」(情Ⅰ 第4章4・解説 情報Ⅰ(4)に1)
フェイクニュース 0 0 情Ⅰ教材 第2章「一次情報」4件・「信ぴょう性」2件
パブリシティ権・肖像権 肖像権は専門教科に1件 1 共通教科の本文には0件
著作者人格権・複製権・公衆送信権・保護期間 0 「著作者」4 著作権法の条文と文化庁「著作権テキスト」(第12講
バブルソート・再帰 0 0 国は「選択ソート」9件・「線形探索」22件・「二分探索」22件第56講第55講
スタック・キュー 0(共通教科) 0 解説の「スタック」1件は専門教科側
図的モデル・論理モデル・物理モデル 0 0 国は「確定モデル/確率モデル」(各7件)「静的/動的」「数式モデル」16件
転送速度・帯域・スループット 0 0 国は「通信速度」(情Ⅰ1/情Ⅱ11、共テ2件)
IMAP 0 0 SMTP・POPは4階層モデルの列挙に各1回。役割の説明は無い
排他制御・デッドロック・冗長化 0 0 情Ⅱ教材 第4章は「トランザクション」1件のみ
標本化周波数・量子化ビット数 0 0 情Ⅰ教材 第2章は「標本化」1件・「量子化」2件だけで、単位の話が無い
VPN 専門教科側のみ2件 0 IPA ITパスポート Ver.6.5(レベル1)の用語例に既にある
欠損値 情Ⅰ0/情Ⅱ17 1 情報Ⅰ教材は「欠測値」6件。 完全な相補分布(第82講
標準化(統計) 情Ⅱは「基準化」16 0 情Ⅰ教材の「標準化」1件は「国際標準化機構」
ブロックチェーン・OSS 0 0 どこにも無い
丸め誤差・桁落ち・情報落ち・有効桁数 0 0 「誤差」は情Ⅰ教材に27件あるが種類の名前が1つも無い。IPA 基本情報のみ
スコープ・局所変数・大域変数 0 0 IPA 基本情報「⑥手続,関数」/旧DNCL 第7節

この群の語は、捨てるためのリストではありません。 教科書に載っている以上、定期テストでは問われます。ただし共通テストの対策としては、語を暗記するのではなく「国は同じことを何と書いているか」をセットで持つのが正しい。「フローチャート」を覚えている人は、必ず「流れ図」も一緒に覚えてください。

4-5. 第3群——情報Ⅱ側に重心がある語(50語)

共通テスト4回分にはすべて0件です。 それでも載せるのは、中身を知ると情報Ⅰの理解が深まるから。数字は「情Ⅰ教材/情Ⅱ教材」です。大半は情報Ⅰ側が0件ですが、SQL・母集団・デバッグ・アクセシビリティ・残差・寄与率のように情報Ⅰにも在るが重心が情報Ⅱにある語も含めました。

情Ⅰ 情Ⅱ 情報Ⅰの何を引き受けているか
重回帰 0 45 情Ⅰの単回帰(11件)の一般化(第112講
説明変数/目的変数 1/1 37/19 情Ⅰでは名前が付かないまま散布図のxとy
寄与率 2 41 情Ⅰの2件は回帰の決定係数、情Ⅱの41件は主成分の寄与率。同じ語が別の量
残差 6 20 情Ⅰの「予測が外れた分」に名前がつく
主成分分析/次元縮約 0/0 41/1 情Ⅰの「変数が多すぎる」への答え
クラスタリング 0 45 情Ⅰの散布図の「かたまり」を機械に見つけさせる
ニューラルネットワーク 1 63 情Ⅰの論理演算(AND・OR・NOT)が活性化関数として生き残る
決定木 0 7 情Ⅰの分岐が予測モデルになる
教師あり学習/教師なし学習 0/0 11/21 情Ⅰの「人工知能」13件を中身で分ける
強化学習/過学習 0/0 2/4 過学習は情Ⅰの「当てはまりが良い=良いモデル」の否定
訓練データ/テストデータ/交差検証 0 12/21/1 情Ⅰの「全データで確かめる」を割る
混同行列/正解率 0 5/1 情Ⅰの「当たった・外れた」を4通りに分ける
基準化 0 16 情Ⅰの標準偏差(4件)の実務での使い道
前処理 0 2 情Ⅰ教材 第4章の「データ変容(マネジメント)」の言い換え
サンプルサイズ 0 5 情Ⅱ教材は「数学Bで学習する計算式で求める」と外注を明記
Webスクレイピング 1 6 情Ⅰのオープンデータ(全件が第4章)が「取り方の選択肢の一つ」に落ちる
要件定義 0(「要件を定義する」で在る) 30 情Ⅰのデザイン工程が開発工程の名前になる
非機能要件 0 1 情Ⅰの「可用性」の中身がこの語に移る
DFD/アクティビティ図/ガントチャート 0/1/0 9/10/7 情Ⅰの「図で表す」が設計図の規格になる
ウォーターフォール/アジャイル 0/0 3/2 情Ⅰの「問題解決の手順」が開発モデルになる
モジュール結合/結合テスト 0 48 情Ⅰの「分けて考える」の実務版
ソースコード/デバッグ 0/4 15/8 情Ⅰのプログラムが「他人が読む文書」になる
オブジェクト指向 0 5 情Ⅰの関数が構造になる
アクセス制御 0 14 情Ⅰの「機密性」の実装
パケットフィルタリング/ポート番号/DMZ 0/1/0 4/7/2 情Ⅰの「ファイアウォールを導入せよ」の中身
公開鍵/秘密鍵/SSL/TLS 0 5/3/4/3 情Ⅰ教材は「共通鍵暗号」1件のみで公開鍵暗号は0件
計算量 0 3 情Ⅰの探索・整列の「速い遅い」を量にする(情Ⅱ 第3章後半のみ)
SQL 8 21 情Ⅰ教材 第4章 学習21 の8件が、情Ⅱ 第3章前半で20件に増える
代替テキスト・alt属性 0 2 情Ⅰの「ユニバーサルデザイン」8件の具体的技法(第23講
アクセシビリティ 1 18 情Ⅰは語だけ、情Ⅱ 第2章に14件
信憑性 0(情Ⅰは「信ぴょう性」2) 12 データの出所を疑う工程になる
母集団 4 9 情Ⅰの標本調査1件が推測の枠組みになる(第92講

5. 共通テストではこう出る

5-1. 「用語問題」と名指しされた設問は、4回分で1つだけ

大学入試センターの問題評価・分析委員会報告書を4回分すべて読みました。「用語問題」という言葉が使われているのは令和8年度本試験 第1問 問1だけです。

問1については,情報技術の基本的な知識を問う用語問題であるが,aは,記憶装置の特性や関係性を把握していないと正解できないような工夫,bは,情報セキュリティに関する網羅的に理解していないと正解できないような工夫がなされており,用語問題の出題方法としてこれからも参考になる良問であると高く評価された。

大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト 問題評価・分析委員会報告書」『情報Ⅰ』高等学校教科担当教員の意見・評価

用語問題は出ます。しかも出題側は「これからも参考になる」と書いている。 ただし同じ報告書は、その結果をこう総括しています。

問1a,bの正答率はいずれも約3割と低かった。問1aは,主記憶装置,補助記憶装置という用語の表面的な理解にとどまり,コンピュータの仕組みを深く理解していないことを示唆している。問1bも,不正アクセス禁止法やファイアウォールのような情報セキュリティに関する用語の表面的な理解にとどまり,本質的な理解が不足していると言える。

同報告書 問題作成部会の見解

「用語の表面的な理解にとどまり」が同じ段落で2回。 第1問全体の得点率は約4割でした。この設問の分析は第37講でも扱っています。

5-2. 令和7年度も同じことを書いている

問1については,知識の確認問題ではあるが,機能や目的を問う形式であるため,表層的な理解では正答できない良問であったという意見が多く高評価を受けた。

大学入試センター「令和7年度大学入学共通テスト 問題評価・分析委員会報告書」『情報Ⅰ』

同じ報告書には「高等学校及び学会からも,知識のみを問うような設問は少なく,知識を活用して問題の発見・解決に向けて探究する活動の過程を題材として思考力・判断力・表現力等を問う設問が多く出題された」ともあります。

5-3. 令和9年度の出題方針も、用語暗記の外を向いている

問題の作成に当たっては,社会や身近な生活の中の題材,及び受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事例や事象について,情報社会と人との関わりや情報の科学的な理解を基に考察する力を問う問題などとともに,問題の発見・解決に向けて考察する力を問う問題を含めて検討する。

大学入試センター「令和9年度大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等」『情報Ⅰ』

「既知ではないものも含めた資料等」。 初見の資料を読ませることが明記されています。用語集を完璧に覚えても、この方針の下では上限があります。

5-4. では用語を覚える意味はどこにあるか

用語集の講で書くことではないかもしれませんが、事実だから書きます。用語を「言葉と意味の対応」として覚える価値は限定的です。 4回分で用語問題と名指しされた設問は1つ、その正答率は約3割で、出題側の総括は「表面的な理解にとどまる」でした。

それでも第1群の73語は覚えるべきです。理由が違うところにあります。

用語を覚える3つの理由

1. 問題文が読めなくなるから。 令和8年度本試験は「16進法」を説明なしで5回使い、「要素数」を関数として6回使いました。語を知らないと設問に入れません。

2. 設問は語の定義ではなく、語と語の関係を問うから。 令和8年度問1aは「主記憶装置」の意味ではなく、主記憶装置と補助記憶装置の速度と用途の関係を問いました。だから覚えるなら常に対で。主記憶と補助記憶、可逆圧縮と非可逆圧縮、共通鍵と公開鍵、標本化と量子化、線形探索と二分探索。

3. 第2群の語は、そのまま覚えると逆に混乱するから。 「メディアリテラシー」で覚えていると解説の「メディアの特性」に辿り着けない。「フローチャート」で覚えていると「流れ図」の設問で一瞬止まる。国の語と参考書の語を両方持っておくのが正解です。

5-5. 数え方の限界を明記しておく

私の共テ4回分の件数は、大学入試センター公開PDFから抽出できたテキストに対する計数です。問題冊子の図表内の文字は抽出できないことがあり、また共通テストのPDFは空欄記号を含みます。したがって「共テ0件」は「本文テキストとして抽出できた範囲で0件」であって、図の中に語があった可能性までは潰せていません。同様に文部科学省の授業・研修用コンテンツのスライドPDFの一部は画像化されており、全文検索の対象外です。0件という結論は、必ず範囲とセットで読んでください。

6. 情報Ⅱではこうなる

6-1. 情報Ⅰと情報Ⅱの教科書用語は、ほとんど重なっていない

赤澤氏らは、教科書の世代ごとに索引語の一致率(Jaccard係数)を計算しています。

組み合わせ 一致率
情報Ⅰ × 情報Ⅱ 0.186
情報Ⅰ × 社会と情報(第2期) 0.360
情報Ⅰ × 情報の科学(第2期) 0.333
社会と情報(第2期)× 社会と情報(第1期) 0.599

教科書の用語数は情報Ⅰが1,890語、情報Ⅱが1,005語です。

情報Ⅰは、旧課程の「社会と情報」(0.360)よりも、上に積み上がるはずの「情報Ⅱ」(0.186)との一致率のほうが低い。 情報Ⅱは情報Ⅰの延長ではなく、語彙の上ではほとんど別の科目です。第3群が50語も立つのは、この数字の帰結です。情報Ⅱ全体の地図は第109講にまとめました。

6-2. 共通テストが問うた語の唯一の出典が、情報Ⅱ側にある

本講で最も驚いた事実を書きます。令和8年度本試験 第1問 問1a が問うた「主記憶装置」「補助記憶装置」は、情報Ⅰの一次資料に1件もありません。

資料 主記憶装置 補助記憶装置
学習指導要領解説 情報編 第1部(共通教科) 0 0
同 第2部(専門教科) 0 0
情報Ⅰ教員研修用教材 全6分冊 0 0
情報Ⅱ教員研修用教材 全7分冊 1(第1章) 1(第1章)
文科省 授業・研修用コンテンツ(抽出できた分) 0 0
共通テスト『情報Ⅰ』4回分 3(令8本試) 2(令8本試)

情報Ⅰ教員研修用教材 第3章が書くのは「コンピュータは,制御装置,演算装置,記憶装置,入力装置,出力装置の5つで構成される」までで、記憶装置を主と補助に分ける記述は一行もありません。 分けているのは情報Ⅱ教材 第1章の、CPUの高性能化とOSのGUI化に伴って「求められる主記憶装置の容量が大きくなる」という技術史の文脈です。

IPAの側でも段差があります。ITパスポート Ver.6.5 は「(3)記憶階層」の用語例に「キャッシュメモリ,主記憶,補助記憶」と書いて「装置」を付けず、「主記憶装置」という語形は基本情報 Ver.9.2(6件)から現れます。

つまり令和8年度の第1問問1aは、情報Ⅰの国の教材に無い語形を、情報Ⅱ側と情報処理技術者試験の側から借りて出題した設問でした。 正答率が約3割だったことに、私は驚きません。

6-3. 情報Ⅰと情報Ⅱの語彙の扱いの違い(整理)

情報Ⅰ 情報Ⅱ
教科書の索引語数 1,890語 1,005語
統計の語 記述統計まで(箱ひげ図21・四分位22・相関係数15) 回帰と多変量(重回帰45・主成分分析41・クラスタリング45)
前処理の語 「欠測値」6件・「データ変容」 「欠損値」17件・「前処理」2件・「基準化」16件(別名に移る)
標準偏差の使い道 散らばりの指標(4件) 基準化16件=比較のための道具
可用性 3要素の1つとして対等に(5件) 語は消え、中身が「非機能要件」に移る
セキュリティ 「導入せよ」(ファイアウォール4件、仕組みは0) 「どう設計するか」(第4章 学習20にパケットフィルタリング・ポート番号・DMZ)
圧縮 50件(第2章49) 0件(動画教材へ移った)
論理演算 論理回路8・論理演算12 論理回路0・論理演算2(活性化関数の説明文として生き残る)

この表が示しているのは、「情報Ⅱは情報Ⅰの続きではない」ということです。 続くもの(統計)、名前が変わるもの(欠測値→欠損値、可用性→非機能要件)、消えるもの(圧縮)、形を変えて生き残るもの(論理演算→活性化関数)の4通りがあります。用語集を情報Ⅱまで一本の線で作れないのは、このためです。

7. この講のまとめ

  • 12種の『情報Ⅰ』教科書の索引語は重複を除いて1,825語、うち1種にしかない語が710語=38.9%12種すべてにある語は39語=2.1%。「情報Ⅰの用語」という共有された集合は存在しない
  • その39語を国の一次資料と共通テスト4回分に当てたところ、17語(43.6%)は4回分の問題本文に一度も現れなかった
  • 「メディアリテラシー」は12種すべての教科書の索引にあり、国の4資料と共通テスト4回分のすべてで0件。 国が書くのは「メディアの特性」(解説 第1部15件ほか)
  • 本講が載せた語は第1群73語/第2群79語/第3群50語の計202語(重複なし)。100語に切り詰める根拠が無かったので、切り詰めなかった
  • 箱ひげ図・四分位・中央値・平均値・最頻値・標準偏差・個人情報保護法・不正アクセス禁止法・ヒストグラム・論理演算・真理値表・階調は、学習指導要領解説に0件。 出るのは教員研修用教材と共通テストのほう
  • 用語問題と名指しされた設問は4回分で1つだけ(令和8年度本試験 第1問問1)。正答率は約3割で、出題側の総括は「用語の表面的な理解にとどまり」
  • それでも第1群は覚える。 語を知らないと問題文が読めないから、そして設問が問うのは語と語の関係だから。対で覚える
  • 令和8年度が問うた「主記憶装置」「補助記憶装置」は、情報Ⅰの一次資料に0件で、国内の唯一の出典が情報Ⅱ教員研修用教材 第1章だった
  • 情報Ⅰと情報Ⅱの教科書用語の一致率はJaccard 0.186で、情報Ⅰと旧課程「社会と情報」の0.360より低い

出典(すべて2026年8月3日に取得)

  • 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 情報編」平成30年7月(第1部=共通教科/第2部=専門教科情報科を分離して計数)
  • 文部科学省「高等学校情報科『情報Ⅰ』教員研修用教材」全6分冊
  • 文部科学省「高等学校情報科『情報Ⅱ』教員研修用教材」全7分冊(第3章は前半・後半の2分冊)
  • 文部科学省「高等学校情報科 授業・研修用コンテンツ」
  • 大学入試センター「令和7年度/令和8年度 大学入学共通テスト 問題評価・分析委員会報告書」『情報Ⅰ』本試験・追再試験
  • 大学入試センター「令和7年度/令和8年度 大学入学共通テスト『情報Ⅰ』本試験・追再試験 問題」
  • 大学入試センター「令和9年度大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等」
  • 大学入試センター「共通テスト用プログラム表記の例示」/「大学入試センター試験『情報関係基礎』DNCLの説明」(2022年1月)
  • IPA「ITパスポート試験シラバス Ver.6.5」/「基本情報技術者試験シラバス Ver.9.2」/「応用情報技術者試験シラバス Ver.7.0」
  • 中園長新「高等学校『情報Ⅰ』教科書の索引に掲載された語句の傾向」CIEC 2022 PCカンファレンス論文集 https://conference.ciec.or.jp/pdf/2022pcc/pcc077.pdf
  • 赤澤紀子「情報科教科書に現れる用語の変遷 ー情報ABCから情報Ⅰー」全国高等学校情報教育研究会 全国大会(2022年8月)発表資料 https://www.zenkojoken.jp/wp-content/uploads/2022/08/P3_akazawa.pdf
  • 情報処理学会「『情報科全教科書用語リスト』を公開しました」2024年4月12日 https://www.ipsj.or.jp/topics/20240412_word.html (基となった論文:赤澤紀子・赤池英夫・柴田雄登・角田博保・中山泰一、情報処理学会論文誌「教育とコンピュータ」Vol.10, No.1, pp.13-24, 2024)

本講は参考書『藤原進之介の最強120講義』の一部です。全120講の一覧は情報Ⅰ 最強120講義(目次)にあります。第3問の対策は第100講、第4問の対策は第101講で扱いました。制度の話は2026年8月時点の情報です。

執筆:藤原進之介(数強塾グループ代表)

オンライン数学専門塾「数強塾」代表。累計3,500名以上の中高一貫校生を指導。東進ハイスクール・東進衛星予備校・代々木ゼミナールなど出講実績あり。情報Ⅰの参考書を複数執筆しており、KADOKAWA『ゼロから始める情報I』、Gakken『きめる!共通テスト 情報Ⅰ』などがあります。本記事は参考書『藤原進之介の最強120講義』第104講のWeb版です。

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