中2数学:一次関数|増加量12(無料問題・解答PDF)

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中2|一次関数解き方がわからないときは 一次関数とは?傾き・切片・グラフ・変化の割合を25問で理解【中2数学】 を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。


今日の一問
次のうち、y が x の一次関数であるものをすべて選びなさい。
ア:周の長さが 30cm、縦が x cm の長方形の横 y cm
イ:面積 24cm² の長方形で、縦が x cm のときの横 y cm
ウ:1個 80円のパン x 個を、150円の箱に入れたときの代金 y 円
エ:1辺 x cm の正方形の面積 y cm²
——さて、どこから手をつける?
答えと考え方は、この記事の中で順を追って解説します。

このページは中学2年「一次関数」の無料プリント(増加量12)の解説です。そもそも一次関数かどうかを見分ける——これがこの回の主題です。y = ax + b の形になるかどうか、式を作って確かめます。

プリントをダウンロード

下のリンクから PDF が開きます。関数はグラフを描きながら解くのが最短です。印刷して使ってください。

中2数学 一次関数 増加量12 問題

中2数学 一次関数 増加量12 解答

問題・解答を画像で見る

ページを移動せずに確認できます。印刷用PDFは各画像下のリンクから開けます。

一次関数の定義

y = ax + b (a ≠ 0)

x の1次式で表せることが条件です。x² や 1/x が出てきたら一次関数ではありません。

判定は「式を作ってみる」

場面 式 一次関数か
周 40cm・縦 x の長方形の横 y y = 20 − x ○(y = −x + 20)
100km を x 時間で走る時速 y y = 100/x ×(反比例)
60円の鉛筆 x 本 + 100円 y = 60x + 100 ○
1辺 x cm の立方体の体積 y y = x³ ×(3次)

迷ったら式にする

言葉のままでは判定できません。必ず y = … の式を作る。作ってみれば、x の1次式かどうかは一目でわかります。

周の長さから横を求める式

周 40cm の長方形で縦が x なら、縦 + 横 = 20(周の半分)。だから横 y = 20 − x です。

「周 = 2(縦 + 横)」から 縦 + 横 = 周 ÷ 2——ここを 40 − x としてしまうのが典型的な誤りです。

つまずくのはここ

つまずき1|周の半分にせず y = 40 − x とする

周が40なら縦+横は20。y = 20 − x です。周は2周分を数えていることに注意します。

つまずき2|反比例を一次関数に含める

y = 100/x は反比例で、一次関数ではありません。x が分母にあったら一次関数ではない、と即断できます。

つまずき3|増加量の計算で「変化の割合 × x の増加量」を使わない

y = −3x − 2 で x が1から4なら、x の増加量は3。y の増加量は −3 × 3 = −9。両端を計算しても同じですが、掛け算1回のほうが速く確実です。

数強塾オリジナルの練習問題

プリントと同じ判断を、場面を変えて出題しています。

標準練習1

次のうち、y が x の一次関数であるものをすべて選びなさい。
ア:周の長さが 30cm、縦が x cm の長方形の横 y cm
イ:面積 24cm² の長方形で、縦が x cm のときの横 y cm
ウ:1個 80円のパン x 個を、150円の箱に入れたときの代金 y 円
エ:1辺 x cm の正方形の面積 y cm²

解答・解説を見る

解答

ア:縦 + 横 = 15 なので y = −x + 15 → 一次関数 ○
イ:xy = 24 なので y = 24/x → 反比例 ×
ウ:y = 80x + 150 → 一次関数 ○
エ:y = x² → 2次 ×
答え:ア と ウ
式にしてから判定——アで「30 − x」としないよう、周の半分を取るのを忘れずに。

基礎練習2

y = −3x − 2 について、次の y の増加量を求めなさい。
(1)x が 1 から 4 まで増加
(2)x が −3 から 9 まで増加

解答・解説を見る

解答

変化の割合は −3。y の増加量 = −3 × x の増加量。
(1)x の増加量 = 3。y の増加量 = −3 × 3 = −9
(2)x の増加量 = 9 − (−3) = 12。y の増加量 = −3 × 12 = −36
検算:(1)x=1 で y=−5、x=4 で y=−14。−14 − (−5) = −9 ○

標準練習3

傾きが −4 で、点 (3, −3) を通る直線の式を求めなさい。また、この直線で x が 5 増加するときの y の増加量を求めなさい。

解答・解説を見る

解答

y = −4x + b に (3, −3) を代入:−3 = −12 + b → b = 9
y = −4x + 9
y の増加量 = −4 × 5 = −20
検算:x = 3 で y = −3、x = 8 で y = −32 + 9 = −23。−23 − (−3) = −20 ○

定着チェック

いまの理解段階を自分で選んでみてください。

  • 未習——用語の意味がまだ言えない。
  • 用語理解——定義は言えるが、手が止まる。
  • 典型を解ける——同じ形なら解ける。
  • 初見へ転用——形が変わっても方針を立てられる。
  • 入試水準——制限時間内に、根拠を書いて解ける。

この先の学習経路

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ここまで読んでも「どの前提に戻ればよいか決められない」「解説は追えるのに自分では方針が立たない」という場合、足りないのは演習量ではなく学習経路の整理かもしれません。数強塾では現在地と目標から逆算して、次に取り組む内容を講師が一緒に決めます。

次に解く問題・この単元の解説

📄 同じ単元のプリント(全50枚のうち、この前後24枚)

同じ単元を続けて解くと、どの手を使うかの判断が安定します。手が止まったところがあれば、その単元の要点に戻ってから次の1枚に進んでください。

一覧に無いものも含め、一次関数のプリントは中2数学:一次関数 全50枚、学年全体の単元一覧は中2数学のページから確認できます。

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