中3数学|根号の応用計算 係数・加減・文字式の全8問を詳しく解説(無料問題PDF)

中3|平方根解き方がわからないときは 中3数学|平方根とは 根号・有理数・無理数を解説【中3】(無料問題PDF) を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。



今日の一問
次の計算をしなさい。
——さて、どこから手をつける?
この記事の解説を読めば、この形の問題が解けるようになります。(数強塾オリジナル問題)


この教材では、係数が付いた根号の積と商、根号を簡単にしてから行う加減、文字を含む平方根を扱います。平方根3で学んだ規則を組み合わせる段階です。計算の中心は、根号の中を簡単にすることと、根号の外の係数を正しく計算することです。

問題PDF「中3数学 平方根4」を開く

問題・解答を画像で見る

ページを移動せずに確認できます。印刷用PDFは各画像下のリンクから開けます。

この教材で使う基本原則

なら です。係数があるときは、係数どうしと根号どうしを別々に掛けます。つまり です。

加減では、まず のように各根号を最簡形にします。その後、根号部分が同じ項だけをまとめます。文字を含む場合は が原則で、問題の正負条件を確認して絶対値を外します。

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問題1:係数付き根号の掛け算

を計算します。係数は 、根号部分は です。したがって

となります。10には平方数の因数がないので、これが最簡形です。係数まで根号の中に入れて とする誤りに注意してください。

問題2:係数付き根号の割り算

では、係数と根号部分をそれぞれ割ります。

係数は2、根号の中は です。分母の を単に消すのではなく、積や商の公式を使っていることを意識しましょう。

問題3:先に根号を簡単にする方法

は、直接まとめると です。ただし3136の平方根にすぐ気づくのは難しいので、先に簡単にする方が見通しよく解けます。

よって

となります。大きな数が根号の中に現れたら、平方数の因数を先に取り出す方法を選ぶと安全です。

問題4〜6:根号を簡単にしてから加減する

  1. 。80は 、45は と分解します。
  2. 。答えが負になっても問題ありません。
  3. 。係数が になるため、根号を含む項はすべて消えます。

問題6を としてはいけません。根号は足し算・引き算を一つにまとめられないためです。各項を簡単にして同じ にそろえてから、係数を計算します。

問題7:文字を含む平方根

条件は です。 を積に分けると

となります。ここで だから です。したがって答えは です。条件がなければ と断定できず、 が必要です。

問題8:同じ平方根の積

です。これは が「2乗すると になる0以上の数」であるという定義から分かります。PDFでは ですが、この等式自体は で成り立ちます。

8問の答え一覧

解法を選ぶための判断順序

  1. 積・商なら係数と根号部分を分けて考える。
  2. 根号の中が大きいときは、先に平方数の因数を取り出す。
  3. 加減なら、すべての根号を最簡形にして根号部分をそろえる。
  4. 文字の2乗が根号内にあるときは、絶対値と正負条件を確認する。

よくある誤答

誤答1: とする。加法では根号の中をまとめられません。正しくは です。

誤答2: で止める。実際には です。誤答3:条件を見ずに とする。一般には です。

確認問題

  1. を計算せよ。
  2. を簡単にせよ。
  3. を簡単にせよ。
  4. のとき を求めよ。

答え:順に です。4問目は であり、 なら となります。

次につながる学習

根号の積・商だけを復習するときは根号の計算|掛け算・同類項・割り算へ戻りましょう。平方根の近似や無理数の背景はペル方程式と連分数でも学べます。

よくある質問

根号を先に簡単にするか、先に掛けるか

どちらでも正しく計算できます。根号内の積が完全平方数になると見抜けるなら先に掛け、大きな数になる場合は先に簡単にするとミスが減ります。

なぜ は必ず ではないのですか

根号は0以上の値を表すためです。 なら で、元の とは異なります。そのため一般には と表します。

学習相談

根号計算では、公式暗記より「どの演算か」「条件は何か」の確認が重要です。数強塾では答案をもとに、変形・計算・定義のどこでつまずいたかを個別に分析します。集計方法を含む実績は合格実績ページ、学習相談はお問い合わせページをご覧ください。

次に解く問題・この単元の解説

📄 同じ単元のプリント(全13枚)

同じ単元を続けて解くと、どの手を使うかの判断が安定します。手が止まったところがあれば、その単元の要点に戻ってから次の1枚に進んでください。

一覧に無いものも含め、平方根のプリントは中3数学:平方根 全13枚、学年全体の単元一覧は中3数学のページから確認できます。

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