大学受験化学・化学基礎 COMPLETE GUIDE 2027
化学基礎 完全攻略|物質の構成・mol計算・酸塩基・酸化還元
物質の分類と分離操作から、原子の構造、化学結合、物質量molの計算、濃度、化学反応式の量的関係、酸と塩基、pH、中和滴定、酸化還元、イオン化傾向と電池まで。化学基礎の全範囲を、用語の暗記ではなく「粒子を数える」一本の筋でつなぐ完全攻略教材です。共通テストにも、化学へ進む土台にも、この1ページで往復できます。
01 / LEARNING DESIGN
化学基礎は「molの前」と「molの後」で世界が変わる
前半(物質の構成)は言葉と分類、後半(物質の変化)は計算です。後半のつまずきの正体はほぼすべて、molへの変換を1段飛ばすことにあります。
02 / ORIGINAL VISUAL MAPS
mol換算・中和・酸化還元を判断フローで接続
すべてHTML・CSS・SVGで独立制作した検索可能な図です。図の内容は直後の章と表でも確認できます。
03 / COMPLETE COVERAGE
化学基礎の全範囲を章別に攻略
定義・使える条件・例外・誤答原因・白紙確認を一つのカードにまとめました。1〜8章が「物質の構成」、9〜11章が「molと量的関係」、12〜18章が「物質の変化」です。
01. 物質の分類と化学と人間生活
化学の最初の仕事は「いま目の前の物質は何者か」を分類することです。純物質か混合物か、単体か化合物か——この二段の分類が以後の全単元の土台になります。
得点につながる核
- 純物質(融点・沸点が一定)と混合物(一定でない)をまず分ける。空気・海水・石油は混合物の定番
- 純物質はさらに単体(1種類の元素)と化合物(2種類以上)へ。水は化合物、酸素は単体
- 同素体は「同じ元素の単体で性質が違うもの」。硫黄S・炭素C(ダイヤモンド/黒鉛)・酸素O(O₂/O₃)・リンP(SCOPで確認)
- 元素の確認方法:炎色反応(Li赤・Na黄・K赤紫・Cu青緑・Ca橙赤・Sr紅・Ba黄緑)と沈殿反応(Cl⁻はAgNO₃で白沈)
- 身のまわりの化学:プラスチック・合金・セラミックス・洗剤・食品添加物など、素材と性質を結びつける出題が共通テストで増えている
- 「element(元素)」と「単体」を混同する——元素は成分の種類、単体は実際の物質
- 同素体を同位体と取り違える(同素体は単体どうし、同位体は原子どうし)
白紙確認:「水素・水・海水・オゾン・ダイヤモンド」を純物質/混合物・単体/化合物へ即座に仕分けできるか。
年度別解説で演習:2023本試 解答22・2019追試 解答7・2018本試 解答16・2017追試 解答17
02. 混合物の分離と精製
分離操作は「何の性質の差を利用しているか」で覚えます。操作名と原理をペアにすれば、見たことのない実験図でも答えられます。
得点につながる核
- ろ過=粒子の大きさの差。ガラス棒を伝わせ、ろうとの足はビーカーの壁につける
- 蒸留=沸点の差で液体を取り出す。温度計の球部は枝の位置(蒸気の温度を測る)。沸騰石を忘れない
- 分留=沸点の差で複数成分を分ける蒸留(石油・液体空気)
- 再結晶=温度による溶解度の差。少量の不純物を除く
- 昇華法=昇華しやすい物質(ヨウ素・ナフタレン・ドライアイス)を分ける
- 抽出=溶媒への溶けやすさの差(お茶・ヨウ素をヘキサンへ)。クロマトグラフィー=吸着力・移動速度の差
- 蒸留装置の温度計を液中に差し込む図を正しいと判断する
- 「ろ液・結晶のどちらに目的物があるか」を確かめずに操作を選ぶ
白紙確認:塩化ナトリウム水溶液から水と塩をそれぞれ取り出す操作を、装置の注意点つきで説明できるか。
年度別解説で演習:2021日程2 解答4・2018追試 解答16
03. 物質の三態と熱運動
粒子は常に熱運動しており、温度はその激しさの目安です。状態変化は粒子の並び方と運動の変化として説明できると、化学基礎の記述問題で強くなります。
得点につながる核
- 融解・凝固・蒸発・凝縮・昇華・凝華の6語を、粒子の集まり方の変化で説明する
- 状態変化は物理変化(粒子そのものは不変)。化学変化(別の物質になる)と区別する
- 加熱曲線で温度が一定になる区間=状態変化中。加えた熱は粒子をばらすことに使われる
- 沸騰は液体内部からも蒸発が起こる現象。蒸発は表面だけなら常温でも起こる
- 絶対温度T(K)=t(℃)+273。粒子の熱運動は−273℃(絶対零度)で最小になる
- 拡散は熱運動の直接の証拠。温度が高いほど速い
- 「沸点に達しないと蒸発しない」と書く(洗濯物は常温で乾く)
- 状態変化を化学変化に分類する
白紙確認:氷を一定の火力で加熱したときの温度変化のグラフを描き、平らな区間で何が起きているか説明できるか。
04. 原子の構造と同位体
原子は原子核(陽子+中性子)と電子でできています。陽子の数がその元素の戸籍で、中性子の数だけが違う兄弟が同位体です。
得点につながる核
- 原子番号=陽子の数=(中性原子では)電子の数。質量数=陽子+中性子
- 元素記号の左上が質量数・左下が原子番号。中性子数=質量数−原子番号は一瞬で引けるように
- 同位体は化学的性質がほぼ同じ(電子配置が同じだから)。質量だけが違う
- 放射性同位体は放射線を出して壊変する。¹⁴Cの半減期を使う年代測定は「半分になる回数」で数える
- 電子の質量は陽子の約1/1840。原子の質量はほぼ原子核が担う
- 質量数を「原子量」と混同する(質量数は1個の原子の整数値、原子量は同位体の平均)
- 同位体で化学的性質が「大きく変わる」と書く
白紙確認:³⁵Clと³⁷Clについて、陽子・中性子・電子の数をそれぞれ即答できるか(17・18・17と17・20・17)。
年度別解説で演習:2018本試 解答1
05. 電子配置と周期表
電子はK殻・L殻・M殻…に2・8・18…個まで入ります。最外殻の電子(価電子)の数が化学的性質を決め、周期表はその繰り返し(周期律)を表の形にしたものです。
得点につながる核
- K殻2・L殻8・M殻18。ただしArまでは「外側8個で安定」が実質ルール
- 価電子の数は族番号と連動(1族1個・2族2個・17族7個)。希ガス(18族)は価電子0と数える
- 周期表の縦(族)は性質が似る——化学基礎ではアルカリ金属・アルカリ土類金属・ハロゲン・希ガスの4グループ名を確実に
- イオン化エネルギー:小さいほど陽イオンになりやすい(左下ほど小)。電子親和力:大きいほど陰イオンになりやすい(17族で大)
- 典型元素と遷移元素、金属元素と非金属元素の境目をおおまかに描けるようにする
- イオン化エネルギーが「大きいほど陽イオンになりやすい」と逆に覚える
- 希ガスの価電子を8と書く(0と扱う約束)
白紙確認:原子番号1〜20の元素記号と電子配置を、周期表の形に白紙へ再現できるか。
年度別解説で演習:2025追試 解答1・2018追試 解答1・2017追試 解答2
06. イオンとイオン結合
金属原子は電子を失って陽イオンに、非金属原子は電子を受け取って陰イオンになり、静電気力(クーロン力)で引き合ってイオン結晶を作ります。
得点につながる核
- 単原子イオンの価数は電子配置から導く(Na⁺・Mg²⁺・Al³⁺・Cl⁻・O²⁻・S²⁻——みな希ガス型になる)
- 多原子イオンは暗記が近道:NH₄⁺・OH⁻・NO₃⁻・SO₄²⁻・CO₃²⁻・PO₄³⁻・CH₃COO⁻
- 組成式は電荷の合計をゼロにする「たすきがけ」。Al³⁺とSO₄²⁻→Al₂(SO₄)₃
- イオン結晶:融点が高い・硬いがもろい(層がずれると同符号が反発)・固体は電気を通さないが融解液と水溶液は通す
- 電解質と非電解質の区別は「水中でイオンに分かれるか」
- 組成式の下付き数字を電荷の絶対値と逆に付ける
- 「イオン結晶の固体は電気を通す」と書く(動けるイオンがいない)
白紙確認:Ca²⁺・PO₄³⁻からリン酸カルシウムの組成式Ca₃(PO₄)₂を、電荷ゼロの計算過程つきで作れるか。
07. 共有結合と分子・極性
非金属どうしは電子を出し合って共有し、分子を作ります。電子式で共有電子対と非共有電子対を数えることが、極性や後の化学の土台です。
得点につながる核
- 電子式→構造式の順に書く。共有電子対1組=線1本(単結合)、O₂は二重結合、N₂は三重結合
- 配位結合=片方が電子対をまるごと提供(NH₄⁺・H₃O⁺・オキソニウム)。できてしまえば他の共有結合と区別できない
- 電気陰性度=共有電子対を引きつける強さ。周期表の右上(Fが最大)ほど大きい。希ガスは対象外
- 結合の極性と分子の極性は別物:CO₂は結合に極性があるが直線形で打ち消し無極性、H₂Oは折れ線形で極性分子
- 形の代表:直線(CO₂)・折れ線(H₂O)・三角錐(NH₃)・正四面体(CH₄)
- CO₂を「極性結合があるから極性分子」と判断する(形まで見る)
- 電子式で非共有電子対を書き忘れて配位結合の説明ができなくなる
白紙確認:H₂O・NH₃・CH₄・CO₂の電子式・形・極性の有無を、表の形で白紙に再現できるか。
年度別解説で演習:2026本試 解答1・2026追試 解答1・2024本試 解答1・2024追試 解答4・2021日程1 解答3・2021日程1 解答10・2020追試 解答6・2019本試 解答1
08. 金属結合・分子間力と結晶の分類
結晶は「何の粒子が・何の力で」並ぶかで、イオン結晶・分子結晶・共有結合の結晶・金属結晶の4種類に分かれます。性質は結合の強さから予測できます。
得点につながる核
- 金属結合=自由電子による結合。電気・熱をよく導き、展性・延性があり、金属光沢を示す——全部自由電子で説明する
- 分子結晶(ヨウ素・ドライアイス・ナフタレン)=弱い分子間力。融点が低く、昇華しやすいものがある
- 共有結合の結晶(ダイヤモンド・黒鉛・ケイ素・二酸化ケイ素)=非常に硬く融点が極めて高い。黒鉛だけは層状で電気を通す
- 「固体では通さないが水溶液・融解液で電気を通す」ならイオン結晶、「どの状態でも通す」なら金属——電気伝導は結晶判定の決め手
- 分子間力は分子量が大きいほど強くなる傾向(ハロゲン単体の沸点の並びで確認)
- 「黒鉛は共有結合の結晶だから電気を通さない」と機械的に処理する(例外の代表)
- 二酸化ケイ素SiO₂を分子結晶に分類する(巨大な共有結合の結晶)
白紙確認:未知の固体の「融点・電気伝導・硬さ」の実験結果から結晶の種類を判定する手順を言えるか。
年度別解説で演習:2025本試 解答1・2024追試 解答2・2019本試 解答4・2017本試 解答1・2017追試 解答4
09. 原子量・分子量・式量と物質量mol
molは「6.0×10²³個をひとまとめに数える単位」です。質量・個数・気体の体積のどれが来ても、いったんmolに直す——化学基礎の計算はこの1点に集約されます。
得点につながる核
- 原子量は¹²C=12を基準にした相対質量の存在比平均。塩素の35.5=35×0.75+37×0.25の計算で仕組みを理解する
- 分子量は分子式の原子量の和、式量はイオンや組成式の和。単位のない相対値
- モル質量=原子量・分子量・式量に g/mol を付けた量。「1 molあたりの質量」
- mol=質量÷モル質量=個数÷(6.0×10²³)=標準状態の気体の体積÷22.4 L
- 溶液中の溶質のmol=モル濃度×体積(L)。この5本目の道も換算マップに入れる
- 22.4 L/molを固体や液体、標準状態でない気体にまで使う
- H₂の分子量2とH原子1 molを混同して個数を2倍・半分に間違える
白紙確認:「CO₂ 11 gは何mol・何個・標準状態で何L」を、換算の向きを言いながら30秒で解けるか(0.25 mol・1.5×10²³個・5.6 L)。
10. 溶液の濃度と水溶液の調製
質量パーセント濃度とモル濃度は分母が違います。さらに実験器具(メスフラスコ・ホールピペット)の使い方まで含めて1セットで出題されます。
得点につながる核
- 質量%=溶質g÷溶液g×100。モル濃度=溶質mol÷溶液L。分母を口に出してから式を書く
- %→mol/Lは「溶液1 Lを想像」:1000×密度×(%/100)÷モル質量
- 希釈の前後で溶質のmolは不変:c₁V₁=c₂V₂
- 調製の手順:溶質を少量の水で溶かす→メスフラスコへ移す→洗い込み→標線まで水を加える。「先に標線まで水を入れてから溶質」は誤り
- メスフラスコ・ホールピペットは加熱乾燥しない(体積が狂う)。共洗いの要否——ビュレット・ホールピペットは共洗い、メスフラスコとコニカルビーカーは水でぬれたままでよい
- 質量%の分母に溶媒の質量を使う
- コニカルビーカーまで共洗いする(中のmolが変わらなければ濡れていてよい)
白紙確認:0.50 mol/L水酸化ナトリウム水溶液250 mLの作り方を、器具名と操作順つきで説明できるか(NaOH 5.0 g)。
年度別解説で演習:2026追試 解答3・2024本試 解答28
11. 化学反応式と量的関係
化学反応式の係数は「粒子の個数の比=molの比」です。与えられた量をmolに直し、係数比で相手に渡し、要求された単位へ戻す——3ステップを固定します。
得点につながる核
- 係数合わせは登場回数の少ない元素から。最後に酸素・水素で微調整し、全体を最小の整数比へ
- 「mol→係数比→mol」の途中で単位を変えない。質量や体積への変換は最初と最後だけ
- 過不足のある反応は、必要量を先に計算して少ない方(限量試薬)を確定する。生成量は限量試薬で決まる
- 反応後に「余った方が何molか」まで聞かれるのが定番。消費量=限量試薬×係数比で引き算する
- グラフ問題(加えた量vs発生気体)は折れ点=ちょうど反応が終わる点。折れ点の座標を係数比で決める
- 質量比をそのまま係数比として使う(比はあくまでmol)
- 過不足を確かめず、先に書いてある物質を基準に計算する
白紙確認:Al 0.20 molと塩酸HCl 0.48 molの反応で、どちらが余り、H₂が標準状態で何L出るかを表を書いて出せるか(HClが限量・5.4 L)。
年度別解説で演習:2024追試 解答8・2021日程1 解答16・2019本試 解答19
12. 酸と塩基の定義と強弱
アレニウスの定義(水溶液でH⁺/OH⁻を出す)と、ブレンステッド・ローリーの定義(H⁺を与える/受け取る)の2階建てで理解します。強弱は電離度の話で、濃度の濃い薄いとは別物です。
得点につながる核
- ブレンステッドの定義では同じ物質が酸にも塩基にもなれる(H₂Oが代表)。「H⁺のやりとり」で判定する
- 価数と強弱は無関係:H₂SO₄は2価の強酸、CH₃COOHは1価の弱酸、H₂CO₃は2価の弱酸
- 強酸:HCl・H₂SO₄・HNO₃。強塩基:NaOH・KOH・Ca(OH)₂・Ba(OH)₂。これ以外は弱いと思ってよいのが化学基礎の割り切り
- 電離度α=電離した割合(0<α≦1)。強酸・強塩基はα≒1
- NH₃は分子内にOHを持たないが、水からH⁺を受け取ってOH⁻を生む塩基——定義理解を問う定番
- 「濃い酸=強酸」と混同する(濃度と電離度は独立)
- Ca(OH)₂を弱塩基に分類する
白紙確認:NH₃+H₂O→NH₄⁺+OH⁻ で、どちらが酸でどちらが塩基かをブレンステッドの定義で説明できるか。
13. 水素イオン濃度とpH
水はわずかに電離していて、[H⁺]×[OH⁻]は25℃で常に1.0×10⁻¹⁴。この1本の関係とpH=−log₁₀[H⁺]だけで、酸性・中性・塩基性が全部数直線に乗ります。
得点につながる核
- [H⁺]=1.0×10⁻ⁿ mol/L ならpH=n。まず[H⁺]を10のべきの形に整える
- 強酸は[H⁺]=価数×濃度×電離度(≒1)。弱酸は電離度を掛けるのを忘れない(0.10 mol/L・α=0.010ならpH3)
- 塩基はまず[OH⁻]→Kw経由で[H⁺]へ。0.010 mol/L NaOHならpH12
- 10倍希釈でpHは1近づく——ただし7を通り越さない(どこまで薄めても中性に近づくだけ)
- 指示薬の変色域:メチルオレンジ(約3.1〜4.4 赤→黄)、フェノールフタレイン(約8.0〜9.8 無→赤)。リトマスとBTBも確認
- 弱酸で電離度を掛けずにpHを出す
- 「pH2の塩酸を1000倍に薄めるとpH5、100万倍だとpH8」と機械的に足す(7を超えない)
白紙確認:0.050 mol/L硫酸(強酸・2価)の[H⁺]とpHを、価数の扱いを言いながら出せるか([H⁺]=0.10 mol/L・pH1)。
14. 中和反応と塩
中和はH⁺とOH⁻が水になる反応で、量の関係に酸・塩基の強弱は関係ありません。生じる塩の分類と液性の判断だけが強弱の出番です。
得点につながる核
- 中和点の条件:酸の価数×mol=塩基の価数×mol。強弱・電離度は入れない(弱酸も最終的には全部反応する)
- 塩の分類(酸性塩・塩基性塩・正塩)は「Hが残るか・OHが残るか」の形式分類で、液性とは無関係——NaHCO₃は酸性塩だが水溶液は塩基性
- 正塩の液性は「強い者勝ち」:強酸+強塩基→中性、強酸+弱塩基→酸性、弱酸+強塩基→塩基性
- NaHSO₄の水溶液は酸性(強酸由来のHが電離)。NaHCO₃と対で問われる
- 弱酸の遊離:弱酸の塩+強酸→強酸の塩+弱酸(CH₃COONa+HCl)。炭酸塩に塩酸でCO₂発生も同じ原理
- 「弱酸は電離度が小さいから中和に必要な塩基も少ない」と考える(平衡が進むので全量反応する)
- 酸性塩=酸性の水溶液と即断する
白紙確認:NaCl・CH₃COONa・NH₄Cl・NaHCO₃・NaHSO₄の水溶液の液性を、理由1行ずつ添えて言えるか。
年度別解説で演習:2026本試 解答10・2018本試 解答10
15. 中和滴定と滴定曲線
中和滴定は器具・操作・曲線・指示薬の4点セットの実験単元です。曲線の「垂直に飛ぶ区間」に変色域が入る指示薬を選ぶ、が唯一のルールです。
得点につながる核
- ビュレット(滴下量)・ホールピペット(正確に一定体積を取る)・メスフラスコ(希釈)・コニカルビーカー(受け)の役割分担
- 共洗いするのはビュレットとホールピペット。メスフラスコ・コニカルビーカーは純水でぬれたままでよい——理由(中のmolが変わるか)ごと覚える
- 強酸×強塩基:中和点pH7付近で飛びが大きく、どちらの指示薬も使える
- 弱酸×強塩基:中和点は塩基性側→フェノールフタレイン。強酸×弱塩基:酸性側→メチルオレンジ
- 食酢の定量は「10倍希釈→滴定→希釈前に戻す」の3段。モル濃度→質量%への換算(密度使用)まで出る
- ビュレットの目盛りは最小目盛りの1/10まで読む。滴定は2〜3回の平均をとる
- 弱酸×強塩基でメチルオレンジを選ぶ(変色域が飛びの外)
- 希釈した分を最後に戻し忘れて濃度を1桁小さく答える
白紙確認:食酢の濃度決定の実験手順を、器具名・共洗いの要否・指示薬の選択理由つきで最初から最後まで言えるか。
年度別解説で演習:2021日程2 解答31・2021日程2 解答32・2020本試 解答13
16. 酸化と還元・酸化数
酸化還元は「酸素・水素・電子」の3つの定義で語れますが、実戦は電子と酸化数で統一します。酸化数の増加=酸化された、減少=還元された、これだけです。
得点につながる核
- 酸化数のルール:単体0/化合物中Hは+1・Oは−2(例外:H₂O₂のOは−1、金属水素化物のHは−1)/化合物の総和0/イオンは電荷
- KMnO₄のMn=+7、K₂Cr₂O₇のCr=+6、SO₂のS=+4、NH₃のN=−3——代表値は即答できるように
- 酸化剤=相手を酸化し自分は還元される(酸化数が減る)。主語の混乱が最大の敵
- SO₂は相手次第で酸化剤にも還元剤にもなる(H₂Sに対しては酸化剤)
- 「酸化された原子と還元された原子を指摘せよ」型は、全原子に酸化数を振ってから増減を見る
- 「酸化剤=酸化される物質」と主語を取り違える
- H₂O₂・NaHの例外的な酸化数を落とす
白紙確認:Cu+4HNO₃→Cu(NO₃)₂+2NO₂+2H₂Oで、酸化された原子・還元された原子と酸化数の変化を指摘できるか(Cu 0→+2、N +5→+4)。
年度別解説で演習:2026本試 解答13・2025本試 解答31・2025本試 解答37・2024本試 解答18・2016本試 解答12
17. 半反応式と酸化還元滴定
半反応式は暗記ではなく組み立てです。①主役の変化→②Oは H₂Oで→③Hは H⁺で→④電荷は e⁻で合わせる。この4手順で どの酸化剤・還元剤でも書けます。
得点につながる核
- 組み立ての4手順を体に入れる。MnO₄⁻+8H⁺+5e⁻→Mn²⁺+4H₂Oを自力で再現できれば合格
- 代表の酸化剤:KMnO₄(赤紫→ほぼ無色Mn²⁺)・K₂Cr₂O₇(橙→緑Cr³⁺)・H₂O₂・希硝酸/濃硝酸。還元剤:シュウ酸・FeSO₄・KI・H₂S
- イオン反応式は e⁻の数をそろえて足す。両辺のe⁻が消えたか必ず確認
- 酸化還元滴定の中和との違い:等号は「授受される電子のmol」で立てる(価数×molではなくe⁻×mol)
- 過マンガン酸塩滴定の終点=滴下した赤紫色が消えなくなった瞬間(指示薬不要)
- ヨウ素滴定・COD測定などの応用も、e⁻の収支という見方は同じ
- 半反応式を丸暗記して係数を思い出せなくなる(組み立て手順に戻れば復元できる)
- 滴定の等式を「濃度×体積」だけで立ててe⁻の係数(5と2など)を落とす
白紙確認:硫酸酸性でのKMnO₄とシュウ酸H₂C₂O₄の滴定について、2本の半反応式からイオン反応式までを白紙で組み立てられるか。
年度別解説で演習:2025本試 解答18・2025本試 解答19・2025本試 解答20・2025追試 解答24
18. 金属のイオン化傾向・電池と金属の利用
イオン化傾向は「陽イオンへのなりやすさ」の序列で、金属と水・酸・塩の反応も、電池の極の決定も、この1本の列から読み取れます。
得点につながる核
- イオン化列:Li K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H₂) Cu Hg Ag Pt Au。水・酸との反応の境目(Na=常温の水、Mg=熱水、Fe=高温の水蒸気、Cuから先は塩酸に溶けない)を列に書き込む
- Cu・Agは酸化力のある酸(硝酸・熱濃硫酸)には溶ける。Al・Fe・Niは濃硝酸に不動態
- 金属Aの塩の水溶液に金属Bを入れて析出が起きる⇔BのほうがAよりイオン化傾向大。この論理で序列決定問題を解く
- 電池はイオン化傾向の大きい金属が負極(酸化される)。ダニエル電池で電子・電流・イオンの移動を1枚の図にする
- 鉛蓄電池(二次電池)・燃料電池は化学基礎では「構成と極の反応の向き」まで。詳しい質量計算は化学(理論)で扱う
- 金属の製錬(鉄は溶鉱炉でCOによる還元、アルミニウムは電気分解)とリサイクル——アルミ再生は新製造より大幅に省エネルギー、という文脈問題が共通テストに出る
- 「塩酸に溶けない=どの酸にも溶けない」とCu・Agを処理する(硝酸で溶ける)
- 電池の負極を「還元が起きる極」と逆に覚える
白紙確認:Zn板をCuSO₄水溶液に入れたときの変化(析出・溶解・色)と、その現象がダニエル電池の極の決定とどうつながるかを説明できるか。
年度別解説で演習:2024本試 解答17・2022追試 解答20
04 / REFERENCE TABLES
試験直前に戻れる一覧表
表は横スクロール領域内に収め、スマートフォンでもページ全体が横にはみ出さない設計です。
| 操作 | 利用する差 | 代表例 | 操作の注意 |
|---|---|---|---|
| ろ過 | 粒子の大きさ | 砂と食塩水 | ガラス棒を伝わせる・ろうとの足を壁に |
| 蒸留 | 沸点 | 海水から水 | 温度計は枝の位置・沸騰石・冷却水は下から上 |
| 分留 | 沸点(複数成分) | 石油・液体空気 | 沸点の低い順に出てくる |
| 再結晶 | 溶解度の温度変化 | 少量の不純物を含むKNO₃ | 熱濃厚溶液を冷やす |
| 昇華法 | 昇華のしやすさ | ヨウ素・ナフタレン | 冷水で冷やした面に付着させる |
| 抽出 | 溶媒への溶けやすさ | ヨウ素をヘキサンへ | 分液ろうとの上下どちらの層かまで確認 |
| クロマトグラフィー | 吸着力・移動速度 | 水性ペンの色素 | 原点をひたさない |
| 結晶 | 粒子と結合 | 融点 | 電気伝導 | 代表 |
|---|---|---|---|---|
| イオン結晶 | 陽・陰イオン/静電気力 | 高い | 固体×・融解液/水溶液○ | NaCl・CaCO₃ |
| 分子結晶 | 分子/分子間力 | 低い | × | I₂・CO₂(ドライアイス) |
| 共有結合の結晶 | 原子/共有結合 | 極めて高い | ×(黒鉛のみ○) | ダイヤモンド・SiO₂ |
| 金属結晶 | 金属原子/自由電子 | さまざま | ○(固体でも) | Fe・Cu・Al |
| 分類 | 1価 | 2価 | 3価 |
|---|---|---|---|
| 強酸 | HCl・HNO₃ | H₂SO₄ | — |
| 弱酸 | CH₃COOH | H₂CO₃・H₂S・(COOH)₂ | H₃PO₄(中程度) |
| 強塩基 | NaOH・KOH | Ca(OH)₂・Ba(OH)₂ | — |
| 弱塩基 | NH₃ | Cu(OH)₂・Mg(OH)₂ | Al(OH)₃・Fe(OH)₃ |
| 器具 | 役割 | 共洗い | 理由 |
|---|---|---|---|
| ホールピペット | 一定体積を正確に取る | する | 水滴が残ると取るmolが減る |
| ビュレット | 滴下量を正確に測る | する | 水滴で滴下液が薄まる |
| メスフラスコ | 正確な体積へ希釈 | しない | どうせ標線まで水を足す |
| コニカルビーカー | 反応の受け皿 | しない | 中の溶質molが変わらない |
| はたらき | 物質 | 半反応式 | 色の変化 |
|---|---|---|---|
| 酸化剤 | KMnO₄ | MnO₄⁻+8H⁺+5e⁻→Mn²⁺+4H₂O | 赤紫→ほぼ無色 |
| 酸化剤 | K₂Cr₂O₇ | Cr₂O₇²⁻+14H⁺+6e⁻→2Cr³⁺+7H₂O | 橙→緑 |
| 酸化剤 | H₂O₂ | H₂O₂+2H⁺+2e⁻→2H₂O | — |
| 還元剤 | シュウ酸 | H₂C₂O₄→2CO₂+2H⁺+2e⁻ | 気体発生 |
| 還元剤 | Fe²⁺ | Fe²⁺→Fe³⁺+e⁻ | 淡緑→黄褐 |
| 還元剤 | KI | 2I⁻→I₂+2e⁻ | 無色→褐色 |
| 両方あり | H₂O₂(還元剤として) | H₂O₂→O₂+2H⁺+2e⁻ | 気体発生 |
| 与えられた量 | molへの変換 | molからの逆変換 |
|---|---|---|
| 質量 g | ÷モル質量(g/mol) | ×モル質量 |
| 個数 | ÷6.0×10²³/mol | ×6.0×10²³ |
| 標準状態の気体 L | ÷22.4 L/mol | ×22.4 |
| 溶液(濃度と体積) | mol/L×L | ÷体積で濃度へ |
| 別の物質のmol | 反応式の係数比で渡す(molどうしでだけ比べる) | |
05 / ORIGINAL PRACTICE
独自演習12題:答えだけでなく判断根拠を書く
問い・条件・数値は独立設計です。原子量はH=1.0、C=12、N=14、O=16、Na=23、Mg=24、Al=27、S=32、Cl=35.5、Ca=40、アボガドロ定数=6.0×10²³/mol、標準状態の気体1 mol=22.4 Lを使ってください。
【mol換算】二酸化炭素CO₂ 11 gについて、物質量・分子の数・標準状態での体積を求めよ。
ヒント:すべての換算はmolを経由する。
CO₂=44 g/mol より 11/44=0.25 mol。分子の数=0.25×6.0×10²³=1.5×10²³個。体積=0.25×22.4=5.6 L。判断根拠:質量→molが最初の一手。個数と体積はmolからの枝分かれで、直接換算しない。
【組成式】マグネシウムの酸化物を分析したら、質量比がMg:O=3:2だった。組成式を求めよ。
ヒント:質量比をmol比に直す。
mol比=(3/24):(2/16)=0.125:0.125=1:1。よってMgO。判断根拠:組成式は個数(mol)の比で決まる。質量比のまま1.5:1などとしない。
【溶液調製】0.50 mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を250 mL作りたい。必要なNaOHは何gか。また調製の手順を述べよ。
ヒント:先にmolを出す。器具はメスフラスコ。
必要mol=0.50×0.250=0.125 mol。NaOH=40 g/mol より 5.0 g。手順:ビーカーで少量の水に溶かす→250 mLメスフラスコへ移し洗い込み→標線まで水を加えて振り混ぜる。判断根拠:「濃度×体積=mol」が先、質量は最後。標線まで水が先の手順は誤り。
【濃度換算・希釈】質量パーセント濃度98%、密度1.8 g/cm³の濃硫酸のモル濃度を求めよ(H₂SO₄=98)。また、この濃硫酸から3.0 mol/Lの希硫酸500 mLを作るには何mL必要か。
ヒント:溶液1 L=1800 gを想像する。
溶液1 L=1000×1.8=1800 g、うちH₂SO₄=1800×0.98=1764 g=18 mol。よって18 mol/L。希釈:必要mol=3.0×0.500=1.5 mol → 1.5/18=0.0833 L≒83 mL。判断根拠:希釈の前後で溶質のmolは不変(c₁V₁=c₂V₂)。※濃硫酸の希釈は水に濃硫酸を少しずつ加える(逆は突沸の危険)。
【過不足】アルミニウム0.20 molに塩酸0.48 molを加えた。2Al+6HCl→2AlCl₃+3H₂ として、発生する水素の標準状態での体積と、余る物質・その量を求めよ。
ヒント:必要量を先に計算して限量試薬を決める。
Al 0.20 molを溶かすにはHClが0.60 mol必要だが0.48 molしかない→HClが限量。H₂=0.48×3/6=0.24 mol=5.4 L。Alの消費=0.48×2/6=0.16 mol → Alが0.04 mol余る。判断根拠:先に書いてある物質ではなく、足りない側を基準にする。生成量も余りも限量試薬から係数比で出す。
【気体発生】炭酸カルシウム10 gに十分な量の塩酸を加えた。CaCO₃+2HCl→CaCl₂+H₂O+CO₂ として、発生するCO₂の質量と標準状態での体積を求めよ(CaCO₃=100)。
ヒント:「十分な量」=CaCO₃が基準。
CaCO₃=10/100=0.10 mol。係数比1:1でCO₂=0.10 mol=4.4 g・2.2 L。判断根拠:「十分な量の〜」とあれば過不足の検討は不要で、書かれた方が基準になる。
【中和】0.10 mol/Lの硫酸10 mLをちょうど中和するには、0.20 mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液が何mL必要か。
ヒント:価数×濃度×体積を両辺でそろえる。
H⁺=2×0.10×0.010=2.0×10⁻³ mol。OH⁻=1×0.20×V=2.0×10⁻³ → V=0.010 L=10 mL。判断根拠:中和の等式に強弱は入らない。硫酸の価数2を落とすと5 mLと半分に間違える。
【中和滴定】食酢を正確に10倍に希釈し、その10 mLを取って0.10 mol/L水酸化ナトリウム水溶液で滴定したら、中和までに7.2 mL要した。もとの食酢の酢酸濃度(mol/L)を求めよ。また指示薬には何を使うべきか。
ヒント:希釈した分を最後に戻す。
希釈後:c×0.010=0.10×0.0072 → c=0.072 mol/L。もとの食酢=0.72 mol/L。弱酸×強塩基なので中和点は塩基性→フェノールフタレイン。判断根拠:滴定で決まるのは希釈後の濃度。10倍を戻すのは式の外の最後の1手にすると忘れない。
【pH】(1) 0.050 mol/Lの硫酸(強酸・2価、電離度1)のpHを求めよ。(2) 0.010 mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液のpHを求めよ(25℃、Kw=1.0×10⁻¹⁴)。
ヒント:塩基はまず[OH⁻]から。
(1) [H⁺]=2×0.050=0.10=10⁻¹ mol/L → pH1。(2) [OH⁻]=10⁻² mol/L → [H⁺]=10⁻¹⁴/10⁻²=10⁻¹² → pH12。判断根拠:酸は価数を掛けて[H⁺]へ、塩基は[OH⁻]→Kw経由。pH=−log₁₀[H⁺]の前に、濃度を10のべきに整える。
【酸化数】次の下線の原子の酸化数を求めよ。(1) KMnO₄のMn (2) Cr₂O₇²⁻のCr (3) SO₂のS (4) H₂O₂のO
ヒント:K+1・O−2・総和=全体の電荷。
(1) +1+x+(−2)×4=0 → +7。(2) 2x+(−2)×7=−2 → +6。(3) x+(−2)×2=0 → +4。(4) 過酸化物なので例外で−1。判断根拠:ルール(単体0・H+1・O−2・総和=電荷)を機械的に当て、例外(H₂O₂、NaHなど)だけ別枠で持つ。
【酸化還元滴定】硫酸酸性で0.050 mol/Lのシュウ酸水溶液10 mLを、濃度不明の過マンガン酸カリウム水溶液で滴定したら、終点までに10 mL要した。KMnO₄水溶液の濃度を求めよ。
ヒント:MnO₄⁻は5e⁻受取、H₂C₂O₄は2e⁻放出。
放出e⁻=0.050×0.010×2=1.0×10⁻³ mol。受取e⁻=c×0.010×5=1.0×10⁻³ → c=0.020 mol/L。判断根拠:等式は「電子のmol」で立てる。終点は赤紫色が消えずに残り始めた点(指示薬不要)。
【イオン化傾向】金属A・B・Cについて、①Bの塩の水溶液にAを入れるとBが析出した。②Cだけは塩酸に溶けなかった。③AとBは希塩酸に溶けた。イオン化傾向の大きい順に並べよ。
ヒント:「析出させた側」がイオン化傾向大。
①よりA>B。②③よりA・B>(H₂)>C。あわせてA>B>C。判断根拠:金属Xが金属Yの塩の水溶液からYを析出させる⇔X>Y。塩酸に溶ける⇔水素よりイオン化傾向が大きい。実験事実を不等号に翻訳して並べる。
06 / FAQ
よくある質問
学習順序、計算、実験、収録範囲の疑問に答えます。
化学基礎はどこから勉強すべきですか?
前半(物質の構成)は用語と分類なので通読でよく、点差がつくのは9章のmol以降です。mol換算→化学反応式の量的関係→中和→酸化還元の順に、計算を手で再現しながら進めてください。
mol計算がどうしても苦手です。
「与えられた量をまずmolへ、答えの直前で単位を戻す」の2点だけ守れば、化学基礎の計算はすべて同じ形になります。本ページのmol換算マップを白紙に描き直せるようになれば、初見の問題でも道具は同じです。
中和滴定は何を優先して覚えますか?
①器具4つの役割と共洗いの要否、②中和の等式(価数×濃度×体積)、③中和点の液性と指示薬の対応、の3点です。とくに「弱酸×強塩基ならフェノールフタレイン」は理由(中和点が塩基性側)ごと覚えてください。
半反応式は全部暗記が必要ですか?
不要です。主役の変化だけ覚えれば、O源はH₂O、H源はH⁺、最後に電荷をe⁻で合わせる、の手順で復元できます。KMnO₄とシュウ酸の2本を白紙で組み立てる練習が一番効率的です。
共通テストの化学基礎対策はこのページで足りますか?
知識と計算の型は本ページで網羅しています。仕上げには一問一答形式の化学基礎1000本チェックで抜けを点検し、年度別解説で実戦形式に触れる構成が最短です。
「化学」に進む前に何を固めるべきですか?
mol計算・化学反応式の量的関係・酸化還元の半反応式の3つです。理論化学(気体・平衡・電気分解)はこの3つの上に建ちます。本ページの演習12題が全問白紙で再現できれば準備完了です。
