共通テスト数学ⅡBC 予想問題【微分・積分】5題|6分の1公式まで全問詳解

共通テスト数学ⅡBC 予想問題シリーズ 第8回
微分・積分(数Ⅱ)|第3問対策の予想問題5題(全問詳解)
接線・極値・定積分と符号・2曲線の面積・6分の1公式——配点22点と最も重いⅡBC第3問(微分積分)の頻出5型をマーク形式で演習します。
数学ⅡBC 第3問対策マーク形式・全5題目安 30分
空欄の約束(本番と同じ): には数字1つ(または符号 −)。分数は既約。
問1配点 4接線

における接線

出題根拠: 接線は第3問の導入で毎年。予想した力: 「傾き=微分係数、通る点=関数値」の2点セット。

曲線 上の点 における接線の方程式は アイ である。

解答

アイ=−3 ウ=3

解き方

より傾きは 。点 を通るから 検算: を入れて ✓。接線問題は「接点の 座標を関数から出す→傾きを導関数から出す→点傾き式」の3手が全てです。

典型的な誤答と原因

の第2項を とする微分ミス( の微分は )。また点傾き式で を書き忘れ…はないにしても、接点が与えられていない変化形(「点 から引いた接線」)と混同して接点を置き直す遠回りも見られます。接点が曲線上に与えられていれば代入一発です。

問2配点 5極値

同じ関数の極大値・極小値

出題根拠: 増減表からの極値は第3問前半の定番。予想した力: 導関数の符号で増減を言い切る力。

関数 は、 で極大値 で極小値 エオ をとる。

解答

ア=0 イ=2 ウ=2 エオ=−2

解き方

。符号は で正、 で負、 で正——増減表を書くと で極大 で極小 。3次関数(正の3次係数)は「山→谷」の順になることを知っていれば、極大・極小の対応を取り違えません。

典型的な誤答と原因

の解 を出しただけで「 が極小」と符号確認なしに割り当てる誤り。増減表を省くなら「3次の係数が正だから山→谷」という根拠を持つこと。 の計算ミス( の暗算)も地味に多発します。

問3配点 5定積分と面積

と面積

出題根拠: 「定積分の値」と「面積」の区別は共通テストが好んで突く概念問題。予想した力: 符号つき面積の理解。

アイ である。また、曲線 )と 軸で囲まれた図形の面積は である。

解答

アイ=−4 ウ=3 エ=4 オ=3

解き方

負になるのは でグラフが 軸のにあるから。面積は「下にある分を引く」のではなく上下を入れ替えて積分 定積分は符号つき、面積は正——この一対を選ばせるのが出題意図そのものです。

典型的な誤答と原因

面積を とマークする(負の面積は存在しません)、逆に定積分まで と符号を直してしまう——どちらも「定積分=面積」という思い込みが原因です。グラフの上下を確認してから立式する10秒を惜しまないこと。

問4配点 42曲線の面積

が囲む面積

出題根拠: 2放物線の囲む面積は第3問後半の頻出。予想した力: 「上−下」を交点間で積分する段取り。

2つの放物線 で囲まれた図形の面積は である。

解答

ア=1 イ=3

解き方

交点: より 。この区間では が上( で比較:)。 または6分の1公式:差が だから ——2次の係数と交点差だけで出ることも確認しておきましょう。

典型的な誤答と原因

上下の確認を怠って逆に引き、 が出てから慌てる(負が出たら上下逆のサイン)。6分の1公式で先頭の係数 (本問は2)を掛け忘れて とする誤りも頻出です。

問5配点 46分の1公式(会話文)

軸が囲む面積

出題根拠: 公式の適用条件を会話で確認させる共通テスト的設問。予想した力: 公式の「前提」を言語化する力。

太郎: 放物線 軸で囲まれた面積は、交点が だから公式で だね。
花子: ちょっと待って、公式 は今回は だから、それで合っているよ。約分すると面積は イウ だね。

解答

ア=1 イウ=32 エ=3

解き方

放物線と直線(今回は 軸=直線 )が囲む面積の公式は は2次の係数、 は交点)。本問は だから 定積分でも で一致。公式は「2次の係数」と「交点の差」の2部品——会話は部品の確認を演じています。

典型的な誤答と原因

を約分せず既約でない分数のままマークする形式ミス(空欄の桁と合わずに気づけるのが救い)。また公式の3乗を2乗と誤記して とする、 に1次の係数を入れる、が定番です。

この5題の型まとめ

  • 接線は「値・傾き・点傾き式」の3手——接点が曲線上なら代入一発。
  • 極値は符号確認とセット——正の3次係数は山→谷。
  • 定積分は符号つき、面積は正——上下を見てから立式。
  • 2曲線は「上−下」を交点間で——負が出たら上下逆のサイン。
  • 6分の1公式は の2部品——約分まで含めて完答。

解いてみて、手が止まった場所が伸びしろです。

予想問題で大事なのは点数ではなく、どこで判断が止まったかです。誘導の意図が読めなかったのか、方針は立ったのに計算で崩れたのか——原因が違えば、次にやるべきことも変わります。ここを自分で切り分けるのは難しく、多くの受験生が「もう一度解き直す」で終わらせてしまいます。

数強塾はプロ講師のマンツーマンで、答案のどこで止まったかを読み取り、残り期間の優先順位を決めます。体験授業(税込3,000円)のお申し込み講師紹介

本記事の問題はすべて数強塾のオリジナル予想問題です。実際の共通テスト問題の転載ではありません。出題形式・配点は年度により変更されることがあります。必ず大学入試センター発表の最新情報をご確認ください。


オンライン数学専門塾 数強塾|プロ講師のみ・完全1対1指導・中高一貫校対応

数強塾オンラインのご案内

体験授業に申し込む入塾受け入れ状況(残席)数学つまずき診断(無料)体験授業の事前案内保護者の方へ高1・高2の方へ医学部志望の方へ保護者様からの声料金・指導システム指導事例・合格実績大学受験 合格実績(集計ルール開示)数強塾グループの理念学校別の数学対策数学の勉強法(記事一覧)数強塾プレミアム(映像授業)獣医学部専門コース鉄緑会・SAPIX等との併用サポート過去問解説・数学問題集毎日の数学(1日1枚 無料プリント)毎日の数学EX(難関大の名問を1日1問)共通テスト・センター数学の全問解説共通テスト「情報Ⅰ」の全問解説情報Ⅰ・情報Ⅱ専門「情報ラボ」情報の過去問アーカイブ(無料PDF)解法テクニック事典(公式・裏ワザ)入試数学の定石(解き方の型・全27章)数学の要点辞典まとめ(中1〜数学III)中1数学の要点辞典(全7単元)中2数学の要点辞典(全6単元)中3数学の要点辞典(全8単元)数学I・Aの要点辞典(全9単元)数学II・B・Cの要点辞典(全12単元)数学IIIの要点辞典(全7単元)論理と証明の要点辞典(全8章)2026年 夏期講習会2026年 冬期講習会代表・藤原進之介について
お問い合わせはこちら 学習相談は無料です