- 人物を取り巻く場面や景色
- 別の主張に理由を示して異議を述べること
- 示された情報から結論を導くこと
- 人物の内面に生じている感情や考え
毎日の国語・藤原式ドリル国語
中1 発展
100問
第201問〜第300問。前提・限界・表現効果まで考えて記述するための20日分です。1日1本文・5問で、語彙から記述まで同じ手順を反復します。
中学1年生の到達目標
抽象と具体、表現効果、論の組み立て、古文の基礎を理解する
小学校の読解を論理の言葉で捉え直し、説明できる答案へ変えます。
100 QUESTIONS MAP
中学1年生・発展100問の見取り図
第41日〜第60日・第201問〜第300問を、1日5問で進めます。語彙、文構造、本文根拠、関係・推論、要約・表現を同じ題材でつなぎます。
- 到達目標
- 抽象と具体、表現効果、論の組み立て、古文の基礎を理解する
- この段階のねらい
- 複数視点をまとめて記述する力
- よくあるつまずき
- 条件や反例を落とさず、複数の根拠を要約・記述へつなげます。

20日分の焦点語を見る
心情、葛藤、契機、暗示、余韻、情景、語り手、視点、論題、根拠、主張、反論、譲歩、限定、要旨、要約、引用、推論、解釈、検討
ジャンル名を選ぶと、そのジャンルが最初に現れる学習日へ移動します。問題数・ジャンル数・焦点語は公開中の教材カタログから表示しています。
名前のない写真
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:対比(たいひ)名前のない写真
莉央は校史資料室で、卒業アルバムの展示を準備することになった。ところが、一枚だけ人物名のない写真があった。莉央の胸にはもどかしさが広がった。
一度は顔が似た卒業生の名を書くことも考えた。しかし、隼人と短く相談し、撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、候補は見つかったが本人だと断定できないと分かった。やがて、展示には推定理由と未確認であることを明記した。莉央の気持ちは誠実さへ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「心情」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「対比」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と隼人が尋ねた。莉央はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりもどかしさに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
隼人は結論を言わず、『反対の結果になりそうな手がかりはないかな』とだけ聞いた。莉央は、自分の案を支える材料だけを集めていなかったか、もう一度順に見直した。
作業を終えた後、莉央は「写真の下の余白」の場面を思い返した。初めに急いでいたときとは、同じ場面の受け止め方が変わっていた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「心情」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:人物の内面に生じている感情や考え
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「人物の内面に生じている感情や考え」と用例「返せなかった手紙を握る描写から、主人公の心情を考えた。」。
解き方:「心情」は、人物の内面に生じている感情や考えという意味です。読みは「しんじょう」です。例文:返せなかった手紙を握る描写から、主人公の心情を考えた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「候補は見つかったが本人だと断定できないと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った」と発見「候補は見つかったが本人だと断定できないと分かった」の因果。
解き方:発見は「撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
莉央が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った」こと
本文根拠:第2段落の「撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った」。
解き方:最初は「顔が似た卒業生の名を書く」ことを考えましたが、実際には「撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:有力な推測と確定した事実を区別すること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「候補は見つかったが本人だと断定できないと分かった」という発見と「展示には推定理由と未確認であることを明記した」という結果の両方を説明できるのは、「有力な推測と確定した事実を区別すること」という考えです。
莉央の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:莉央は「顔が似た卒業生の名を書く」と考えたが、撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った。候補は見つかったが本人だと断定できないと分かったため、気持ちはもどかしさから誠実さへ変わった。
本文根拠:変化前=もどかしさ、行動=撮影場所、年代、制服の変化から候補を絞った、発見=候補は見つかったが本人だと断定できないと分かった、変化後=誠実さ。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
渡り鳥の休憩地
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:定義(ていぎ)渡り鳥の休憩地
渡り鳥が途中の湿地を必要とする理由について考えてみよう。よくある見方は、「目的地さえ守れば途中の場所は重要ではない」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、長い移動の途中で食物と休息を得る場所が連続して必要になる。たとえば、小さな干潟でも次の飛行へ必要なエネルギーを補える。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「葛藤」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない。そのため、季節ごとの種類と数を長く記録することが必要になる。本文では、結論を「生き物を守るには点の保護だけでなく場所同士のつながりを見る必要がある」とまとめる。
【7日前の復習】「定義」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「渡り」「湿地」「生態系」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「小さな干潟でも次の飛行へ必要なエネルギーを補える」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
確かめるために、季節ごとの種類と数を長く記録する。結果と一緒に、確認できなかった範囲と判断を保留した点も残した。欠けた情報を、起きなかった事実として扱わないためである。
別の班は「目的地さえ守れば途中の場所は重要ではない」と反論した。そこで両班は、同じ資料のどの部分を根拠にし、どの条件を省いたかを表にした。意見の違いより先に、使った根拠の違いが見えてきた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「葛藤」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:相反する気持ちや考えの間で迷うこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「相反する気持ちや考えの間で迷うこと」と用例「試合に出たい思いと、けがを治したい思いの間で葛藤した。」。
解き方:「葛藤」は、相反する気持ちや考えの間で迷うことという意味です。読みは「かっとう」です。例文:試合に出たい思いと、けがを治したい思いの間で葛藤した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない
本文根拠:第4段落の「一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない」。
解き方:「ただし」に続く「一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:生き物を守るには点の保護だけでなく場所同士のつながりを見る必要がある
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「生き物を守るには点の保護だけでなく場所同士のつながりを見る必要がある」とまとめています。
本文の仕組み・条件・確認方法を、210字以内で要約しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:長い移動の途中で食物と休息を得る場所が連続して必要になる。ただし、一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められないため、季節ごとの種類と数を長く記録することが必要である。
本文根拠:仕組み=長い移動の途中で食物と休息を得る場所が連続して必要になる、限界=一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない、方法=季節ごとの種類と数を長く記録する、結論=生き物を守るには点の保護だけでなく場所同士のつながりを見る必要がある。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 仕組み「長い移動の途中で食物と休息を得る場所が連続して必要になる」を自分の言葉で示している
- 限界または条件「一つの種の観察だけで湿地全体の価値は決められない」を含む
- 確認方法「季節ごとの種類と数を長く記録する」を含む
- 仕組み・限界・方法を因果で結んでいる
静かな多数決
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:例示(れいじ)静かな多数決
結菜は生徒会室で、昼休みのルール変更を決めることになった。ところが、賛成が多い案ほど一部の人に大きな負担があった。結菜の胸には苛立ちが広がった。
一度は票数だけで即決することも考えた。しかし、大和と短く相談し、反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、多数決は意見を数える方法であって理由を消す方法ではないと分かった。やがて、修正案を再投票し、少数意見も記録へ残した。結菜の気持ちは慎重な納得へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「契機」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「例示」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と大和が尋ねた。結菜はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より苛立ちに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
大和は結論を言わず、『反対の結果になりそうな手がかりはないかな』とだけ聞いた。結菜は、自分の案を支える材料だけを集めていなかったか、もう一度順に見直した。
作業を終えた後、結菜は「黒板に残した反対理由」の場面を思い返した。初めに急いでいたときとは、同じ場面の受け止め方が変わっていた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「契機」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:変化が始まるきっかけ
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「変化が始まるきっかけ」と用例「一冊の伝記との出会いが、宇宙を学び始める契機になった。」。
解き方:「契機」は、変化が始まるきっかけという意味です。読みは「けいき」です。例文:一冊の伝記との出会いが、宇宙を学び始める契機になった。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「多数決は意見を数える方法であって理由を消す方法ではないと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った」と発見「多数決は意見を数える方法であって理由を消す方法ではないと分かった」の因果。
解き方:発見は「反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
結菜が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った」こと
本文根拠:第2段落の「反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った」。
解き方:最初は「票数だけで即決する」ことを考えましたが、実際には「反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:決定の速さと決定の正しさは同じではないこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「多数決は意見を数える方法であって理由を消す方法ではないと分かった」という発見と「修正案を再投票し、少数意見も記録へ残した」という結果の両方を説明できるのは、「決定の速さと決定の正しさは同じではないこと」という考えです。
結菜の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:結菜は「票数だけで即決する」と考えたが、反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った。多数決は意見を数える方法であって理由を消す方法ではないと分かったため、気持ちは苛立ちから慎重な納得へ変わった。
本文根拠:変化前=苛立ち、行動=反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った、発見=多数決は意見を数える方法であって理由を消す方法ではないと分かった、変化後=慎重な納得。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
公園のベンチ
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:指示(しじ)公園のベンチ
公共のベンチが休憩以外にも果たす役割について考えてみよう。よくある見方は、「座る人が少ないベンチは無駄である」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、待ち合わせ・見守り・体調回復など短い利用が地域の安心を支える。たとえば、高齢者が移動の途中で休めると行動できる範囲が広がる。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「暗示」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する。そのため、利用者の種類と時間帯を観察して配置を見直すことが必要になる。本文では、結論を「公共設備は平均的な利用回数だけでなく必要な人への効果で評価する」とまとめる。
【7日前の復習】「指示」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「公共」「配置」「利用」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「高齢者が移動の途中で休めると行動できる範囲が広がる」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
確かめるために、利用者の種類と時間帯を観察して配置を見直す。結果と一緒に、確認できなかった範囲と判断を保留した点も残した。欠けた情報を、起きなかった事実として扱わないためである。
別の班は「座る人が少ないベンチは無駄である」と反論した。そこで両班は、同じ資料のどの部分を根拠にし、どの条件を省いたかを表にした。意見の違いより先に、使った根拠の違いが見えてきた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「暗示」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:直接言わずにそれとなく示すこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「直接言わずにそれとなく示すこと」と用例「遠くの雷鳴は、これから起こる争いを暗示している。」。
解き方:「暗示」は、直接言わずにそれとなく示すことという意味です。読みは「あんじ」です。例文:遠くの雷鳴は、これから起こる争いを暗示している。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する
本文根拠:第4段落の「設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する」。
解き方:「ただし」に続く「設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:公共設備は平均的な利用回数だけでなく必要な人への効果で評価する
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「公共設備は平均的な利用回数だけでなく必要な人への効果で評価する」とまとめています。
本文の仕組み・条件・確認方法を、210字以内で要約しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:待ち合わせ・見守り・体調回復など短い利用が地域の安心を支える。ただし、設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響するため、利用者の種類と時間帯を観察して配置を見直すことが必要である。
本文根拠:仕組み=待ち合わせ・見守り・体調回復など短い利用が地域の安心を支える、限界=設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する、方法=利用者の種類と時間帯を観察して配置を見直す、結論=公共設備は平均的な利用回数だけでなく必要な人への効果で評価する。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 仕組み「待ち合わせ・見守り・体調回復など短い利用が地域の安心を支える」を自分の言葉で示している
- 限界または条件「設置数だけでなく日陰や高さや通路幅も利用しやすさへ影響する」を含む
- 確認方法「利用者の種類と時間帯を観察して配置を見直す」を含む
- 仕組み・限界・方法を因果で結んでいる
詩・図書室の午後
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:接続(せつぞく)詩・図書室の午後
閉じた本の背表紙は
みんな黙って並んでいる
一冊を開いたとたん
部屋の外へ道が百本のびた
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「余韻」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「接続」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「余韻」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:表現が終わった後にも残る感じ
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「表現が終わった後にも残る感じ」と用例「名前を呼ぶ声だけで物語が終わり、再会を想像させる余韻が残る。」。
解き方:「余韻」は、表現が終わった後にも残る感じという意味です。読みは「よいん」です。例文:名前を呼ぶ声だけで物語が終わり、再会を想像させる余韻が残る。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:部屋の外へ道が百本のびた
本文根拠:転換行「部屋の外へ道が百本のびた」。
解き方:「部屋の外へ道が百本のびた」を境に、本を動かない物と見る感覚から読書で世界が広がる驚きへと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「並ぶ背表紙と伸びる道」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:本から伸びる道が、読書で世界が広がることを表す
本文根拠:「並ぶ背表紙と伸びる道」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、本から伸びる道が、読書で世界が広がることを表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一冊の本が多くの場所や考えへつながること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、読書で世界が広がる驚きという後半の見方をすべて説明できる主題は「一冊の本が多くの場所や考えへつながること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「部屋の外へ道が百本のびた」を境に、本を動かない物と見る感覚から読書で世界が広がる驚きへと変わる。本から伸びる道が、読書で世界が広がることを表す。そこから、「一冊の本が多くの場所や考えへつながること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=部屋の外へ道が百本のびた、像=並ぶ背表紙と伸びる道、変化=本を動かない物と見る感覚→読書で世界が広がる驚き、主題=一冊の本が多くの場所や考えへつながること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・引き潮
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:省略(しょうりゃく)詩・引き潮
波が砂から遠ざかる
失ったように浜は広い
水の去ったくぼみに
小さな貝の暮らしが現れる
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「情景」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「省略」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「情景」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:人物を取り巻く場面や景色
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「人物を取り巻く場面や景色」と用例「夕日で長く伸びた影の情景が、二人の別れを静かに包む。」。
解き方:「情景」は、人物を取り巻く場面や景色という意味です。読みは「じょうけい」です。例文:夕日で長く伸びた影の情景が、二人の別れを静かに包む。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:小さな貝の暮らしが現れる
本文根拠:転換行「小さな貝の暮らしが現れる」。
解き方:「小さな貝の暮らしが現れる」を境に、波が去ることを喪失と見る気持ちから去った後に現れるものへの発見へと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「引き潮のくぼみ」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:水の引いたくぼみが、失った後に現れる世界を表す
本文根拠:「引き潮のくぼみ」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、水の引いたくぼみが、失った後に現れる世界を表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:何かが退くことで初めて見える世界があること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、去った後に現れるものへの発見という後半の見方をすべて説明できる主題は「何かが退くことで初めて見える世界があること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「小さな貝の暮らしが現れる」を境に、波が去ることを喪失と見る気持ちから去った後に現れるものへの発見へと変わる。水の引いたくぼみが、失った後に現れる世界を表す。そこから、「何かが退くことで初めて見える世界があること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=小さな貝の暮らしが現れる、像=引き潮のくぼみ、変化=波が去ることを喪失と見る気持ち→去った後に現れるものへの発見、主題=何かが退くことで初めて見える世界があること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・通知を切る
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:換言(かんげん)詩・通知を切る
画面の隅で光が呼ぶ
今すぐでなくてもよい声まで
一度すべてを暗くすると
自分の問いだけが机に残った
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「語り手」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「換言」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「語り手」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:物語を読者へ語っている存在
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「物語を読者へ語っている存在」と用例「語り手が子どもなので、大人の事情は読者にもすぐには分からない。」。
解き方:「語り手」は、物語を読者へ語っている存在という意味です。読みは「かたりて」です。例文:語り手が子どもなので、大人の事情は読者にもすぐには分からない。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:自分の問いだけが机に残った
本文根拠:転換行「自分の問いだけが机に残った」。
解き方:「自分の問いだけが机に残った」を境に、外から届く声に追われる状態から自分の問いへ集中する静けさへと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「暗くした画面と机」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:暗い画面と机が、外の声から自分の問いへ戻る静けさを表す
本文根拠:「暗くした画面と机」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、暗い画面と机が、外の声から自分の問いへ戻る静けさを表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:情報から距離を置くことで自分の課題を選び直せること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、自分の問いへ集中する静けさという後半の見方をすべて説明できる主題は「情報から距離を置くことで自分の課題を選び直せること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「自分の問いだけが机に残った」を境に、外から届く声に追われる状態から自分の問いへ集中する静けさへと変わる。暗い画面と机が、外の声から自分の問いへ戻る静けさを表す。そこから、「情報から距離を置くことで自分の課題を選び直せること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=自分の問いだけが机に残った、像=暗くした画面と机、変化=外から届く声に追われる状態→自分の問いへ集中する静けさ、主題=情報から距離を置くことで自分の課題を選び直せること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・二つの影
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:心情(しんじょう)詩・二つの影
速い人の影が先へ伸びる
遅い人の影は短く揺れる
歩幅を同じにしたのではない
合図のたび二つの影が並んだ
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「視点」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「心情」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「視点」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:出来事を見る位置や立場
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「出来事を見る位置や立場」と用例「途中で母親の視点に移り、息子を待つ不安が描かれる。」。
解き方:「視点」は、出来事を見る位置や立場という意味です。読みは「してん」です。例文:途中で母親の視点に移り、息子を待つ不安が描かれる。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:歩幅を同じにしたのではない
本文根拠:転換行「歩幅を同じにしたのではない」。
解き方:「歩幅を同じにしたのではない」を境に、同じ速さにそろえるという考えから互いに予測できる関係への理解へと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「並んで伸びる二つの影」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:並ぶ二つの影が、違いを残したまま合図を合わせる関係を表す
本文根拠:「並んで伸びる二つの影」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、並ぶ二つの影が、違いを残したまま合図を合わせる関係を表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:違いを消さずに合図を合わせることが協力になること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、互いに予測できる関係への理解という後半の見方をすべて説明できる主題は「違いを消さずに合図を合わせることが協力になること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「歩幅を同じにしたのではない」を境に、同じ速さにそろえるという考えから互いに予測できる関係への理解へと変わる。並ぶ二つの影が、違いを残したまま合図を合わせる関係を表す。そこから、「違いを消さずに合図を合わせることが協力になること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=歩幅を同じにしたのではない、像=並んで伸びる二つの影、変化=同じ速さにそろえるという考え→互いに予測できる関係への理解、主題=違いを消さずに合図を合わせることが協力になること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・冬の窓
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:葛藤(かっとう)詩・冬の窓
息を吹けば窓が曇る
指で丸い穴をあける
世界が小さくなったのではない
見える範囲をわたしが選んだ
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「論題」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「葛藤」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「論題」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:文章や議論で取り上げる中心課題
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「文章や議論で取り上げる中心課題」と用例「『制服は必要か』を論題にして、賛否の資料を集めた。」。
解き方:「論題」は、文章や議論で取り上げる中心課題という意味です。読みは「ろんだい」です。例文:『制服は必要か』を論題にして、賛否の資料を集めた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:世界が小さくなったのではない
本文根拠:転換行「世界が小さくなったのではない」。
解き方:「世界が小さくなったのではない」を境に、見えるものが世界の全部だという感覚から自分の視点の限界への気づきへと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「曇り窓の丸い穴」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:曇り窓の丸い穴が、自分で限った視野の範囲を表す
本文根拠:「曇り窓の丸い穴」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、曇り窓の丸い穴が、自分で限った視野の範囲を表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、自分の視点の限界への気づきという後半の見方をすべて説明できる主題は「見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「世界が小さくなったのではない」を境に、見えるものが世界の全部だという感覚から自分の視点の限界への気づきへと変わる。曇り窓の丸い穴が、自分で限った視野の範囲を表す。そこから、「見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=世界が小さくなったのではない、像=曇り窓の丸い穴、変化=見えるものが世界の全部だという感覚→自分の視点の限界への気づき、主題=見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・地図の余白
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:契機(けいき)詩・地図の余白
青い線は川と書かれ
黒い線は道と決められる
何もない白いところにも
名もない足音が昨日を渡った
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「根拠」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「契機」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「根拠」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:主張を支える事実や理由
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「主張を支える事実や理由」と用例「筆者の主張を支える根拠として、十年間の調査結果が示された。」。
解き方:「根拠」は、主張を支える事実や理由という意味です。読みは「こんきょ」です。例文:筆者の主張を支える根拠として、十年間の調査結果が示された。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:何もない白いところにも
本文根拠:転換行「何もない白いところにも」。
解き方:「何もない白いところにも」を境に、地図にないものは存在しないという見方から省かれた経験への想像へと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「地図の白い余白」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:白い余白が、記録から省かれた出来事の存在を暗示する
本文根拠:「地図の白い余白」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、白い余白が、記録から省かれた出来事の存在を暗示すると読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:記録に示されない出来事も存在しうること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、省かれた経験への想像という後半の見方をすべて説明できる主題は「記録に示されない出来事も存在しうること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を210字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「何もない白いところにも」を境に、地図にないものは存在しないという見方から省かれた経験への想像へと変わる。白い余白が、記録から省かれた出来事の存在を暗示する。そこから、「記録に示されない出来事も存在しうること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=何もない白いところにも、像=地図の白い余白、変化=地図にないものは存在しないという見方→省かれた経験への想像、主題=記録に示されない出来事も存在しうること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
古文演習・山寺の水
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:暗示(あんじ)古文演習・山寺の水
山寺の筧より、水細くなりにけり。人々、「井の涸れたるなり」と言ひけれど、老僧、上の流れをたどり、落葉を取り除きたり。かくて水また通ひ、庭の鉢を満たしたり。目の前の結果より、そこに至る道を尋ぬべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「主張」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「暗示」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「主張」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:根拠とともに示される中心的な考え
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「根拠とともに示される中心的な考え」と用例「話し合いでは、結論だけでなく自分の主張を支える理由も述べた。」。
解き方:「主張」は、根拠とともに示される中心的な考えという意味です。読みは「しゅちょう」です。例文:話し合いでは、結論だけでなく自分の主張を支える理由も述べた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「井の涸れたるなり」と言いますが、主人公は「上の流れをたどり、落葉を取り除きたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「上の流れをたどり、落葉を取り除きたり」という行動
本文根拠:原文の「上の流れをたどり、落葉を取り除きたり」。
解き方:原文の「上の流れをたどり、落葉を取り除きたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から老僧へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:結果だけでなく原因までたどること
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「結果だけでなく原因までたどること」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:老僧は筧の水が細くなったため、上流をたどり、水をせき止めていた落葉を取り除いた。その結果、落葉が水をせき止めていたと分かった。この経験から、「結果だけでなく原因までたどること」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=老僧、問題=筧の水が細くなったこと、行動=上流をたどり、水をせき止めていた落葉を取り除いた、教訓=結果だけでなく原因までたどること。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・市の秤
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:余韻(よいん)古文演習・市の秤
市にて、同じ米を量るに、二つの秤の目たがひけり。商人ら、「重く出でたる方を用ゐよ」と言ひけれど、市守、同じ石を載せ、針の動きを比べたり。かくて一つの秤の軸の曲がりを見いだし、量り直したり。都合よき数を選ばず、物差しそのものを確かむべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「反論」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「余韻」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「反論」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:別の主張に理由を示して異議を述べること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「別の主張に理由を示して異議を述べること」と用例「費用が高すぎるという反論を受け、長期的な節約効果を示した。」。
解き方:「反論」は、別の主張に理由を示して異議を述べることという意味です。読みは「はんろん」です。例文:費用が高すぎるという反論を受け、長期的な節約効果を示した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「重く出でたる方を用ゐよ」と言いますが、主人公は「同じ石を載せ、針の動きを比べたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「同じ石を載せ、針の動きを比べたり」という行動
本文根拠:原文の「同じ石を載せ、針の動きを比べたり」。
解き方:原文の「同じ石を載せ、針の動きを比べたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から市守へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:数を見る前に測る道具を確かめること
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「数を見る前に測る道具を確かめること」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:市守は二つの秤が異なる重さを示したため、同じ石を二つの秤に載せ、針の動きを比べた。その結果、一つの秤の軸が曲がっていると分かった。この経験から、「数を見る前に測る道具を確かめること」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=市守、問題=二つの秤が異なる重さを示したこと、行動=同じ石を二つの秤に載せ、針の動きを比べた、教訓=数を見る前に測る道具を確かめること。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・破れた絵巻
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:情景(じょうけい)古文演習・破れた絵巻
古き絵巻の端、破れにければ、人々、「似たる紙を継ぎて隠せ」と言ひけれど、絵師、残れる線と紙の重なりとを写し取りたり。かくて失はれたる所を作り足さず、破れも歴史として残したり。分からぬ所を想像で満たさず、分かる限りを示すべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「譲歩」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「情景」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「譲歩」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:相手の意見の一部を認めること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「相手の意見の一部を認めること」と用例「相手の案の速さには譲歩しつつ、安全面の問題を指摘した。」。
解き方:「譲歩」は、相手の意見の一部を認めることという意味です。読みは「じょうほ」です。例文:相手の案の速さには譲歩しつつ、安全面の問題を指摘した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「似たる紙を継ぎて隠せ」と言いますが、主人公は「残れる線と紙の重なりとを写し取りたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「残れる線と紙の重なりとを写し取りたり」という行動
本文根拠:原文の「残れる線と紙の重なりとを写し取りたり」。
解き方:原文の「残れる線と紙の重なりとを写し取りたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から絵師へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:分からない部分を想像で埋めないこと
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「分からない部分を想像で埋めないこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:絵師は古い絵巻の端が破れたため、残った線と紙の重なりを写し取った。その結果、失われた部分は確定できないと分かった。この経験から、「分からない部分を想像で埋めないこと」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=絵師、問題=古い絵巻の端が破れたこと、行動=残った線と紙の重なりを写し取った、教訓=分からない部分を想像で埋めないこと。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・旅人の宿
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:語り手(かたりて)古文演習・旅人の宿
雪の夕べ、旅人、宿を求めけるに、門ことごとく閉ぢたり。里人ら、「先の村まで行け」と言ひけれど、旅人、道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり。かくて夜を安全に過ごし、朝に道を進みたり。目的のみを急がず、危ふさに応じて選び直すべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「限定」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「語り手」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「限定」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:主張が当てはまる範囲を狭く定めること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「主張が当てはまる範囲を狭く定めること」と用例「筆者は『都市部では』と限定してから、交通の変化を述べている。」。
解き方:「限定」は、主張が当てはまる範囲を狭く定めることという意味です。読みは「げんてい」です。例文:筆者は『都市部では』と限定してから、交通の変化を述べている。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「先の村まで行け」と言いますが、主人公は「道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり」という行動
本文根拠:原文の「道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり」。
解き方:原文の「道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から旅人へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:危険に応じて予定を選び直すこと
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「危険に応じて予定を選び直すこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:旅人は雪の夕べに宿が見つからなかったため、道の雪の深さと空の色を確かめた。その結果、道と空の様子から先へ進むのは危険だと判断した。この経験から、「危険に応じて予定を選び直すこと」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=旅人、問題=雪の夕べに宿が見つからなかったこと、行動=道の雪の深さと空の色を確かめた、教訓=危険に応じて予定を選び直すこと。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・花の時
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:視点(してん)古文演習・花の時
里に、花の盛りを告ぐる役ありけり。ある年、南の枝のみ早く咲きぬ。人々、「今日を盛りと記せ」と言ひけれど、その役、北の枝と山陰の木とを見巡りたり。かくて場所により咲く時の異なるを知り、幾日の幅をもて記したり。一つの例を全体の姿とせず、広く確かむべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「要旨」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「視点」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「要旨」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:文章全体の中心内容
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「文章全体の中心内容」と用例「具体例を除き、原因と提案を残して文章の要旨をまとめた。」。
解き方:「要旨」は、文章全体の中心内容という意味です。読みは「ようし」です。例文:具体例を除き、原因と提案を残して文章の要旨をまとめた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「今日を盛りと記せ」と言いますが、主人公は「北の枝と山陰の木とを見巡りたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「北の枝と山陰の木とを見巡りたり」という行動
本文根拠:原文の「北の枝と山陰の木とを見巡りたり」。
解き方:原文の「北の枝と山陰の木とを見巡りたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から花守へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一つの例だけで全体を決めないこと
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「一つの例だけで全体を決めないこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:花守は一部の枝だけが早く咲いたため、北側の枝と山陰の木まで見て回った。その結果、場所によって咲く時が異なると分かった。この経験から、「一つの例だけで全体を決めないこと」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=花守、問題=一部の枝だけが早く咲いたこと、行動=北側の枝と山陰の木まで見て回った、教訓=一つの例だけで全体を決めないこと。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・雪道の跡
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:論題(ろんだい)古文演習・雪道の跡
朝、寺へ続く雪道に、足跡乱れたり。人々、「大きなる跡を盗人のものとせよ」と言ひけれど、門守、行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり。かくて薪を運びし者の跡と知り、疑ひを解きたり。目立つ一つの形より、跡の続きと向きを読むべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「要約」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「論題」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「要約」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:必要な関係を残して短くまとめること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「必要な関係を残して短くまとめること」と用例「二つの段落の関係を保ったまま、百字で要約した。」。
解き方:「要約」は、必要な関係を残して短くまとめることという意味です。読みは「ようやく」です。例文:二つの段落の関係を保ったまま、百字で要約した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「大きなる跡を盗人のものとせよ」と言いますが、主人公は「行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり」という行動
本文根拠:原文の「行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり」。
解き方:原文の「行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から門守へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:目立つ特徴だけで人を決めつけないこと
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「目立つ特徴だけで人を決めつけないこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:門守は雪道に見慣れない足跡があったため、足跡の行き帰りの向きと草履の欠け方を比べた。その結果、薪を運んだ人の足跡だと分かった。この経験から、「目立つ特徴だけで人を決めつけないこと」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=門守、問題=雪道に見慣れない足跡があったこと、行動=足跡の行き帰りの向きと草履の欠け方を比べた、教訓=目立つ特徴だけで人を決めつけないこと。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・歌の順
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:根拠(こんきょ)古文演習・歌の順
若き人々、祝いの席に歌を並べけるに、同じ月を詠みたる歌多くありけり。人々、「長き歌より置け」と言ひけれど、一人、宵より明け方へ移る景色を読み分けたり。かくて時の流れに沿ひて歌を並べ、席の人々にも心の移ろひ伝はりたり。形の大きさより、言葉のつながりを読むべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「引用」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「根拠」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「引用」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:根拠として他者の言葉や資料を取り上げること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「根拠として他者の言葉や資料を取り上げること」と用例「反対意見を正確に示すため、資料の一文を引用した。」。
解き方:「引用」は、根拠として他者の言葉や資料を取り上げることという意味です。読みは「いんよう」です。例文:反対意見を正確に示すため、資料の一文を引用した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「長き歌より置け」と言いますが、主人公は「宵より明け方へ移る景色を読み分けたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「宵より明け方へ移る景色を読み分けたり」という行動
本文根拠:原文の「宵より明け方へ移る景色を読み分けたり」。
解き方:原文の「宵より明け方へ移る景色を読み分けたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から一人の若者へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:外形より言葉のつながりを読むこと
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「外形より言葉のつながりを読むこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一人の若者は同じ月を詠んだ歌が多く順を決めにくかったため、宵から明け方へ移る景色を読み分けた。その結果、歌の景色に時間の流れがあると分かった。この経験から、「外形より言葉のつながりを読むこと」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=一人の若者、問題=同じ月を詠んだ歌が多く順を決めにくかったこと、行動=宵から明け方へ移る景色を読み分けた、教訓=外形より言葉のつながりを読むこと。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・池の橋
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:主張(しゅちょう)古文演習・池の橋
庭の池に渡せる板、雨の後に傾きたり。人々、「上より石を置きて押さへよ」と言ひけれど、木工、板を外し、支への木と土の沈みとを調べたり。かくて腐りたる木を替へ、橋を平らにしたり。見ゆるゆがみのみを直さず、支ふる所を確かむべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「推論」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「主張」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「推論」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:示された情報から結論を導くこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「示された情報から結論を導くこと」と用例「足跡の向きと時刻の記録から、動物の移動経路を推論した。」。
解き方:「推論」は、示された情報から結論を導くことという意味です。読みは「すいろん」です。例文:足跡の向きと時刻の記録から、動物の移動経路を推論した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「上より石を置きて押さへよ」と言いますが、主人公は「板を外し、支への木と土の沈みとを調べたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「板を外し、支への木と土の沈みとを調べたり」という行動
本文根拠:原文の「板を外し、支への木と土の沈みとを調べたり」。
解き方:原文の「板を外し、支への木と土の沈みとを調べたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から木工へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:表面だけでなく支える仕組みを見ること
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「表面だけでなく支える仕組みを見ること」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:木工は池の橋が傾いたため、板を外し、支えの木と土の沈みを調べた。その結果、橋を支える木が腐っていたと分かった。この経験から、「表面だけでなく支える仕組みを見ること」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=木工、問題=池の橋が傾いたこと、行動=板を外し、支えの木と土の沈みを調べた、教訓=表面だけでなく支える仕組みを見ること。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・朝顔の種
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:反論(はんろん)古文演習・朝顔の種
秋、朝顔の種を分くるに、色も形も似たる袋二つありけり。人々、「近き畑の名を書け」と言ひけれど、童、夏の日記と花の絵とを取り出したり。かくて二つの育ちし所を確かめ、袋に正しき名を書きたり。後の記憶に任せず、その時の記録を残すべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「解釈」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「反論」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「解釈」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:表現の意味や働きを筋道立てて説明すること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「表現の意味や働きを筋道立てて説明すること」と用例「最後の沈黙を拒絶ではなく迷いの表れだと解釈した。」。
解き方:「解釈」は、表現の意味や働きを筋道立てて説明することという意味です。読みは「かいしゃく」です。例文:最後の沈黙を拒絶ではなく迷いの表れだと解釈した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「近き畑の名を書け」と言いますが、主人公は「夏の日記と花の絵とを取り出したり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「夏の日記と花の絵とを取り出したり」という行動
本文根拠:原文の「夏の日記と花の絵とを取り出したり」。
解き方:原文の「夏の日記と花の絵とを取り出したり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から童へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:後の記憶に任せず記録を残すこと
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「後の記憶に任せず記録を残すこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:童は朝顔の種の袋を見分けられなかったため、夏の日記と花の絵を見比べた。その結果、二つの朝顔が育った場所を確かめられた。この経験から、「後の記憶に任せず記録を残すこと」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=童、問題=朝顔の種の袋を見分けられなかったこと、行動=夏の日記と花の絵を見比べた、教訓=後の記憶に任せず記録を残すこと。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
古文演習・雨の文
古文(オリジナル擬古文)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:譲歩(じょうほ)古文演習・雨の文
昔、ある人、山里へ文を届けさせけるに、使ひの者、道をたがへにけり。人々、「日も暮れぬ、今宵はやめよ」と言ひけれど、その人、里の名と川の流れとを古き絵図に尋ねたり。かくて正しき道を知り、文を届けたり。急ぐ心ありとも、確かなるしるしを求むべしとぞ心にとどめける。
【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。
【ことばの確認】焦点語は「検討」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。
【7日前の復習語】「譲歩」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「検討」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:複数の可能性を比べながら考えること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「複数の可能性を比べながら考えること」と用例「一つのデータだけで結論を出せるか、別の可能性も含めて検討した。」。
解き方:「検討」は、複数の可能性を比べながら考えることという意味です。読みは「けんとう」です。例文:一つのデータだけで結論を出せるか、別の可能性も含めて検討した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の「言ひけれど」が表す関係として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:周囲の提案と主人公が実際に選んだ行動の逆接
本文根拠:「言ひけれど」の「ど」と、周囲の発言・主人公の確認行動の対比。
解き方:周囲は「今宵はやめよ」と言いますが、主人公は「里の名と川の流れとを古き絵図に尋ねたり」。「けれ」は助動詞「けり」の已然形、逆接を担うのは接続助詞「ど」です。
主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:原文の「里の名と川の流れとを古き絵図に尋ねたり」という行動
本文根拠:原文の「里の名と川の流れとを古き絵図に尋ねたり」。
解き方:原文の「里の名と川の流れとを古き絵図に尋ねたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々からある人へ戻ることにも注意します。
末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:急ぐときほど確かな手がかりを求めること
本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。
解き方:末尾は、主人公の経験を「急ぐときほど確かな手がかりを求めること」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。
本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて210字以内の現代語でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:ある人は使いの者が道を間違えたため、古い絵図で里の名と川の流れを調べた。その結果、古い絵図から正しい道が分かった。この経験から、「急ぐときほど確かな手がかりを求めること」が大切だと考えた。
本文根拠:人物=ある人、問題=使いの者が道を間違えたこと、行動=古い絵図で里の名と川の流れを調べた、教訓=急ぐときほど確かな手がかりを求めること。
解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。
採点観点
- 主人公を明示している
- 問題と実際の行動を因果で結んでいる
- 発見した内容を含む
- 末尾の教訓を含む
ALL DRILLS小3〜高3・全30セットから選ぶ
まいこくは1学年につき「基礎・標準・発展」の3段階、各100問で構成されています。学年どおりに進める必要はありません。読み取りで手が止まるなら1学年下の標準へ、設問が軽く感じるなら同学年の発展へ、と横にも縦にも移動できます。
中学1年生・発展の進め方
100問はどのように進めますか?
1日5問を一つのまとまりとして、先に自分の根拠を決めてから答え合わせをします。正答だけでなく、本文根拠・解き方・誤答のずれまで確認してください。
次の段階へ進む目安は何ですか?
正解数だけで判断せず、選んだ根拠を本文から説明でき、記述問題を採点観点に沿って一度書き直せるようになったら次へ進みます。
難しい場合はどう戻ればよいですか?
同じ日の解説を読み直し、焦点語と本文根拠を一つずつ確認します。それでも難しい場合は、同学年の標準100問へ戻り、段落関係と推論の根拠を確認してください。
高校入試の読解へどうつながりますか?
正答だけで終えず、本文根拠と誤答のずれを説明します。中3では詩歌・古典・作文も含め、高校入試国語の基礎へ接続します。
EDITORIAL & INSTRUCTORS
専門講師・教材協力者による制作
「まいこく」は、藤原進之介が率いる数強塾グループの国語部門「国強塾」が制作・運営するオリジナル学習コンテンツです。本文・設問・選択肢・解答・解説を独自に制作し、出典のない転載問題は掲載していません。
- 制作責任・教材設計・レビュー
- 藤原進之介(数強塾グループ代表)
- 「毎日の国語」設問設計
- 菊池秀策(国語・小論文)
- 現代文・古文教材設計協力
- 山下翔平(スタディサプリ中学講座・国語担当実績/外部協力)
- 古文・漢文専任
- 朝倉吏
- 国語・小論文講師
- 藤本康太
山下翔平先生は教材・指導に関する外部協力者であり、現在の数強塾講師一覧上の在籍講師ではありません。役割を混同せず表記しています。
教材本文版:1.0.0 学習案内・SEO版:1.3.3 初版公開: 学習案内更新: 制作・運営:株式会社数強塾/国強塾
