高校1年生の国語ドリル 発展100問|まいこく

今日の一問
今日の焦点語「構築」の意味として最も適切なものを選びなさい。
  • 複数の要素を関係づけ組み立てること
  • 社会の中で共有される語り方や考えの枠
  • 複数の事例から一般的な結論を導く推論
  • 記号の形と意味の結びつきに必然的な理由がなく、社会的な慣習で定まる性質
——さて、どれを選ぶ?
答えと根拠は、このページの「答え合わせ」で確認できます。

毎日の国語・藤原式ドリル国語

高1 発展
100問

第201問〜第300問。前提・限界・表現効果まで考えて記述するための20日分です。1日1本文・5問で、語彙から記述まで同じ手順を反復します。

20日×5問全問解答・根拠つき進捗は端末内に保存

高校1年生の到達目標

評論の概念関係、文学的視点、古典文法、漢文句法を基礎から扱う

抽象語を関係図へ直し、現代文・古文・漢文の読み方を接続します。

高1 発展の進捗0 / 100問完了

100 QUESTIONS MAP

高校1年生・発展100問の見取り図

第41日〜第60日・第201問〜第300問を、1日5問で進めます。語彙、文構造、本文根拠、関係・推論、要約・表現を同じ題材でつなぎます。

到達目標
評論の概念関係、文学的視点、古典文法、漢文句法を基礎から扱う
この段階のねらい
複数視点をまとめて記述する力
よくあるつまずき
条件や反例を落とさず、複数の根拠を要約・記述へつなげます。
高校1年生 国語ドリル 発展100問|評論・古文文法・漢文句法
20日分の焦点語を見る

構築、生成、媒介、規範、制度、言説、文脈、含意、逆説、両義、演繹、帰納、類推、仮説、検証、反証、蓋然性、恣意性、妥当性、整合性

ジャンル名を選ぶと、そのジャンルが最初に現れる学習日へ移動します。問題数・ジャンル数・焦点語は公開中の教材カタログから表示しています。

第41日 / 60

詩・渡り鳥の点

詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット

構築 (こうちく)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:記号(きごう)

詩・渡り鳥の点

空の高みに黒い点
地図なら消してしまうほど小さい
けれど点と点の間には
海を越えた羽ばたきが続いている

【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。

【ことばの確認】今日の焦点語は「構築」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。

【7日前の復習語】「記号」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第201問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「構築」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:複数の要素を関係づけ組み立てること

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「複数の要素を関係づけ組み立てること」と用例「資料の共通点と相違点を整理し、自分の論を構築した。」。

    解き方:「構築」は、複数の要素を関係づけ組み立てることという意味です。読みは「こうちく」です。例文:資料の共通点と相違点を整理し、自分の論を構築した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第202問 / 300STEP 2・詩の構成・転換

    詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:けれど点と点の間には

    本文根拠:転換行「けれど点と点の間には」。

    解き方:「けれど点と点の間には」を境に、小さな点を無意味と見る感覚から見えない移動の連続への理解へと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。

  3. 第203問 / 300STEP 3・詩の表現・効果

    この詩で「空に並ぶ小さな点」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:小さな点が、見えない長い移動の一部を表す

    本文根拠:「空に並ぶ小さな点」に関わる行と転換行の対応。

    解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、小さな点が、見えない長い移動の一部を表すと読めます。

  4. 第204問 / 300STEP 4・詩の主題・解釈

    この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:小さな記録の間にも連続する過程があること

    本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。

    解き方:具体的な像、転換行、見えない移動の連続への理解という後半の見方をすべて説明できる主題は「小さな記録の間にも連続する過程があること」です。

  5. 第205問 / 300STEP 5・要約・表現

    転換する一行を引用し、表現の働きと主題を360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:「けれど点と点の間には」を境に、小さな点を無意味と見る感覚から見えない移動の連続への理解へと変わる。小さな点が、見えない長い移動の一部を表す。そこから、「小さな記録の間にも連続する過程があること」という主題が読み取れる。

    本文根拠:転換行=けれど点と点の間には、像=空に並ぶ小さな点、変化=小さな点を無意味と見る感覚→見えない移動の連続への理解、主題=小さな記録の間にも連続する過程があること。

    解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。

    採点観点

    • 転換する一行を正確に引用している
    • 転換前後の見方または気持ちを示している
    • 具体的な像の働きを説明している
    • 詩全体の主題へ結びつけている
第42日 / 60

詩・橋の途中

詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット

生成 (せいせい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:表象(ひょうしょう)

詩・橋の途中

向こう岸だけ見て走り
橋の真ん中で足を止める
戻る道も進む道もあり
止まった場所が選び直す場所になる

【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。

【ことばの確認】今日の焦点語は「生成」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。

【7日前の復習語】「表象」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第206問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「生成」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:新しい状態や意味が生まれ作られること

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「新しい状態や意味が生まれ作られること」と用例「交流の中で新しい言葉の使い方が生成されていく過程を追った。」。

    解き方:「生成」は、新しい状態や意味が生まれ作られることという意味です。読みは「せいせい」です。例文:交流の中で新しい言葉の使い方が生成されていく過程を追った。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第207問 / 300STEP 2・詩の構成・転換

    詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:戻る道も進む道もあり

    本文根拠:転換行「戻る道も進む道もあり」。

    解き方:「戻る道も進む道もあり」を境に、目的地だけへ急ぐ焦りから途中で選び直せる落ち着きへと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。

  3. 第208問 / 300STEP 3・詩の表現・効果

    この詩で「橋の真ん中」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:橋の中央が、迷いではなく選び直せる場所を表す

    本文根拠:「橋の真ん中」に関わる行と転換行の対応。

    解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、橋の中央が、迷いではなく選び直せる場所を表すと読めます。

  4. 第209問 / 300STEP 4・詩の主題・解釈

    この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:途中で立ち止まることも判断を更新する行動になること

    本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。

    解き方:具体的な像、転換行、途中で選び直せる落ち着きという後半の見方をすべて説明できる主題は「途中で立ち止まることも判断を更新する行動になること」です。

  5. 第210問 / 300STEP 5・要約・表現

    転換する一行を引用し、表現の働きと主題を360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:「戻る道も進む道もあり」を境に、目的地だけへ急ぐ焦りから途中で選び直せる落ち着きへと変わる。橋の中央が、迷いではなく選び直せる場所を表す。そこから、「途中で立ち止まることも判断を更新する行動になること」という主題が読み取れる。

    本文根拠:転換行=戻る道も進む道もあり、像=橋の真ん中、変化=目的地だけへ急ぐ焦り→途中で選び直せる落ち着き、主題=途中で立ち止まることも判断を更新する行動になること。

    解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。

    採点観点

    • 転換する一行を正確に引用している
    • 転換前後の見方または気持ちを示している
    • 具体的な像の働きを説明している
    • 詩全体の主題へ結びつけている
第43日 / 60

古文演習・市の秤

古文(オリジナル擬古文)・5問セット

媒介 (ばいかい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:主体(しゅたい)

古文演習・市の秤

市にて、同じ米を量るに、二つの秤の目たがひけり。商人ら、「重く出でたる方を用ゐよ」と言ひけれど、市守、同じ石を載せ、針の動きを比べたり。かくて一つの秤の軸の曲がりを見いだし、量り直したり。都合よき数を選ばず、物差しそのものを確かむべしとぞ心にとどめける。

【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。

【ことばの確認】焦点語は「媒介」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。

【7日前の復習語】「主体」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第211問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「媒介」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:二つのものの間に入り関係を成立させること

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「二つのものの間に入り関係を成立させること」と用例「翻訳者の解釈を媒介として、外国の作品が読者へ届く。」。

    解き方:「媒介」は、二つのものの間に入り関係を成立させることという意味です。読みは「ばいかい」です。例文:翻訳者の解釈を媒介として、外国の作品が読者へ届く。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第212問 / 300STEP 2・古文文法・助動詞

    末尾の「べし」がこの文脈で表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:経験から得た教訓として、そうするのが望ましいという当然

    本文根拠:末尾の教訓と助動詞「べし」。

    解き方:末尾では経験を「数を見る前に測る道具を確かめること」という教訓へまとめています。ここでの『べし』は、その行動を取るのが望ましいという当然です。

  3. 第213問 / 300STEP 3・古文・本文根拠

    主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文の「同じ石を載せ、針の動きを比べたり」という行動

    本文根拠:原文の「同じ石を載せ、針の動きを比べたり」。

    解き方:原文の「同じ石を載せ、針の動きを比べたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から市守へ戻ることにも注意します。

  4. 第214問 / 300STEP 4・古文・主題

    末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:数を見る前に測る道具を確かめること

    本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。

    解き方:末尾は、主人公の経験を「数を見る前に測る道具を確かめること」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。

  5. 第215問 / 300STEP 5・要約・表現

    本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて360字以内の現代語でまとめなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:市守は二つの秤が異なる重さを示したため、同じ石を二つの秤に載せ、針の動きを比べた。その結果、一つの秤の軸が曲がっていると分かった。この経験から、「数を見る前に測る道具を確かめること」が大切だと考えた。

    本文根拠:人物=市守、問題=二つの秤が異なる重さを示したこと、行動=同じ石を二つの秤に載せ、針の動きを比べた、教訓=数を見る前に測る道具を確かめること。

    解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。

    採点観点

    • 主人公を明示している
    • 問題と実際の行動を因果で結んでいる
    • 発見した内容を含む
    • 末尾の教訓を含む
第44日 / 60

古文演習・破れた絵巻

古文(オリジナル擬古文)・5問セット

規範 (きはん)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:客体(きゃくたい)

古文演習・破れた絵巻

古き絵巻の端、破れにければ、人々、「似たる紙を継ぎて隠せ」と言ひけれど、絵師、残れる線と紙の重なりとを写し取りたり。かくて失はれたる所を作り足さず、破れも歴史として残したり。分からぬ所を想像で満たさず、分かる限りを示すべしとぞ心にとどめける。

【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。

【ことばの確認】焦点語は「規範」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。

【7日前の復習語】「客体」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第216問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「規範」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:行動や判断を方向づける基準

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「行動や判断を方向づける基準」と用例「匿名空間での発言にも、他者を傷つけないという規範が働く。」。

    解き方:「規範」は、行動や判断を方向づける基準という意味です。読みは「きはん」です。例文:匿名空間での発言にも、他者を傷つけないという規範が働く。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第217問 / 300STEP 2・古文文法・助動詞

    末尾の「べし」がこの文脈で表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:経験から得た教訓として、そうするのが望ましいという当然

    本文根拠:末尾の教訓と助動詞「べし」。

    解き方:末尾では経験を「分からない部分を想像で埋めないこと」という教訓へまとめています。ここでの『べし』は、その行動を取るのが望ましいという当然です。

  3. 第218問 / 300STEP 3・古文・本文根拠

    主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文の「残れる線と紙の重なりとを写し取りたり」という行動

    本文根拠:原文の「残れる線と紙の重なりとを写し取りたり」。

    解き方:原文の「残れる線と紙の重なりとを写し取りたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から絵師へ戻ることにも注意します。

  4. 第219問 / 300STEP 4・古文・主題

    末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:分からない部分を想像で埋めないこと

    本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。

    解き方:末尾は、主人公の経験を「分からない部分を想像で埋めないこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。

  5. 第220問 / 300STEP 5・要約・表現

    本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて360字以内の現代語でまとめなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:絵師は古い絵巻の端が破れたため、残った線と紙の重なりを写し取った。その結果、失われた部分は確定できないと分かった。この経験から、「分からない部分を想像で埋めないこと」が大切だと考えた。

    本文根拠:人物=絵師、問題=古い絵巻の端が破れたこと、行動=残った線と紙の重なりを写し取った、教訓=分からない部分を想像で埋めないこと。

    解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。

    採点観点

    • 主人公を明示している
    • 問題と実際の行動を因果で結んでいる
    • 発見した内容を含む
    • 末尾の教訓を含む
第45日 / 60

古文演習・旅人の宿

古文(オリジナル擬古文)・5問セット

制度 (せいど)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:相対(そうたい)

古文演習・旅人の宿

雪の夕べ、旅人、宿を求めけるに、門ことごとく閉ぢたり。里人ら、「先の村まで行け」と言ひけれど、旅人、道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり。かくて夜を安全に過ごし、朝に道を進みたり。目的のみを急がず、危ふさに応じて選び直すべしとぞ心にとどめける。

【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。

【ことばの確認】焦点語は「制度」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。

【7日前の復習語】「相対」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第221問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「制度」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:社会で継続的に働く決まりや仕組み

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「社会で継続的に働く決まりや仕組み」と用例「奨学金制度が、進学の選択肢に与える影響を調べた。」。

    解き方:「制度」は、社会で継続的に働く決まりや仕組みという意味です。読みは「せいど」です。例文:奨学金制度が、進学の選択肢に与える影響を調べた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第222問 / 300STEP 2・古文文法・助動詞

    末尾の「べし」がこの文脈で表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:経験から得た教訓として、そうするのが望ましいという当然

    本文根拠:末尾の教訓と助動詞「べし」。

    解き方:末尾では経験を「危険に応じて予定を選び直すこと」という教訓へまとめています。ここでの『べし』は、その行動を取るのが望ましいという当然です。

  3. 第223問 / 300STEP 3・古文・本文根拠

    主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文の「道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり」という行動

    本文根拠:原文の「道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり」。

    解き方:原文の「道の深さと空の色とを見、「このまま進まば危ふし」と思ひ、近き堂の守に頼みたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から旅人へ戻ることにも注意します。

  4. 第224問 / 300STEP 4・古文・主題

    末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:危険に応じて予定を選び直すこと

    本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。

    解き方:末尾は、主人公の経験を「危険に応じて予定を選び直すこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。

  5. 第225問 / 300STEP 5・要約・表現

    本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて360字以内の現代語でまとめなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:旅人は雪の夕べに宿が見つからなかったため、道の雪の深さと空の色を確かめた。その結果、道と空の様子から先へ進むのは危険だと判断した。この経験から、「危険に応じて予定を選び直すこと」が大切だと考えた。

    本文根拠:人物=旅人、問題=雪の夕べに宿が見つからなかったこと、行動=道の雪の深さと空の色を確かめた、教訓=危険に応じて予定を選び直すこと。

    解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。

    採点観点

    • 主人公を明示している
    • 問題と実際の行動を因果で結んでいる
    • 発見した内容を含む
    • 末尾の教訓を含む
第46日 / 60

古文演習・花の時

古文(オリジナル擬古文)・5問セット

言説 (げんせつ)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:普遍(ふへん)

古文演習・花の時

里に、花の盛りを告ぐる役ありけり。ある年、南の枝のみ早く咲きぬ。人々、「今日を盛りと記せ」と言ひけれど、その役、北の枝と山陰の木とを見巡りたり。かくて場所により咲く時の異なるを知り、幾日の幅をもて記したり。一つの例を全体の姿とせず、広く確かむべしとぞ心にとどめける。

【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。

【ことばの確認】焦点語は「言説」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。

【7日前の復習語】「普遍」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第226問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「言説」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:社会の中で共有される語り方や考えの枠

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「社会の中で共有される語り方や考えの枠」と用例「『努力すれば必ず成功する』という言説の前提を問い直した。」。

    解き方:「言説」は、社会の中で共有される語り方や考えの枠という意味です。読みは「げんせつ」です。例文:『努力すれば必ず成功する』という言説の前提を問い直した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第227問 / 300STEP 2・古文文法・助動詞

    末尾の「べし」がこの文脈で表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:経験から得た教訓として、そうするのが望ましいという当然

    本文根拠:末尾の教訓と助動詞「べし」。

    解き方:末尾では経験を「一つの例だけで全体を決めないこと」という教訓へまとめています。ここでの『べし』は、その行動を取るのが望ましいという当然です。

  3. 第228問 / 300STEP 3・古文・本文根拠

    主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文の「北の枝と山陰の木とを見巡りたり」という行動

    本文根拠:原文の「北の枝と山陰の木とを見巡りたり」。

    解き方:原文の「北の枝と山陰の木とを見巡りたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から花守へ戻ることにも注意します。

  4. 第229問 / 300STEP 4・古文・主題

    末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一つの例だけで全体を決めないこと

    本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。

    解き方:末尾は、主人公の経験を「一つの例だけで全体を決めないこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。

  5. 第230問 / 300STEP 5・要約・表現

    本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて360字以内の現代語でまとめなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:花守は一部の枝だけが早く咲いたため、北側の枝と山陰の木まで見て回った。その結果、場所によって咲く時が異なると分かった。この経験から、「一つの例だけで全体を決めないこと」が大切だと考えた。

    本文根拠:人物=花守、問題=一部の枝だけが早く咲いたこと、行動=北側の枝と山陰の木まで見て回った、教訓=一つの例だけで全体を決めないこと。

    解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。

    採点観点

    • 主人公を明示している
    • 問題と実際の行動を因果で結んでいる
    • 発見した内容を含む
    • 末尾の教訓を含む
第47日 / 60

古文演習・雪道の跡

古文(オリジナル擬古文)・5問セット

文脈 (ぶんみゃく)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:特殊(とくしゅ)

古文演習・雪道の跡

朝、寺へ続く雪道に、足跡乱れたり。人々、「大きなる跡を盗人のものとせよ」と言ひけれど、門守、行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり。かくて薪を運びし者の跡と知り、疑ひを解きたり。目立つ一つの形より、跡の続きと向きを読むべしとぞ心にとどめける。

【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。

【ことばの確認】焦点語は「文脈」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。

【7日前の復習語】「特殊」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第231問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「文脈」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:表現の意味を成り立たせる関係の広がり

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「表現の意味を成り立たせる関係の広がり」と用例「歴史的文脈を踏まえると、その演説の語句が持つ重みが分かる。」。

    解き方:「文脈」は、表現の意味を成り立たせる関係の広がりという意味です。読みは「ぶんみゃく」です。例文:歴史的文脈を踏まえると、その演説の語句が持つ重みが分かる。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第232問 / 300STEP 2・古文文法・助動詞

    末尾の「べし」がこの文脈で表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:経験から得た教訓として、そうするのが望ましいという当然

    本文根拠:末尾の教訓と助動詞「べし」。

    解き方:末尾では経験を「目立つ特徴だけで人を決めつけないこと」という教訓へまとめています。ここでの『べし』は、その行動を取るのが望ましいという当然です。

  3. 第233問 / 300STEP 3・古文・本文根拠

    主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文の「行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり」という行動

    本文根拠:原文の「行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり」。

    解き方:原文の「行きと帰りの向き、草履の欠けたる所を比べたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から門守へ戻ることにも注意します。

  4. 第234問 / 300STEP 4・古文・主題

    末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:目立つ特徴だけで人を決めつけないこと

    本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。

    解き方:末尾は、主人公の経験を「目立つ特徴だけで人を決めつけないこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。

  5. 第235問 / 300STEP 5・要約・表現

    本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて360字以内の現代語でまとめなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:門守は雪道に見慣れない足跡があったため、足跡の行き帰りの向きと草履の欠け方を比べた。その結果、薪を運んだ人の足跡だと分かった。この経験から、「目立つ特徴だけで人を決めつけないこと」が大切だと考えた。

    本文根拠:人物=門守、問題=雪道に見慣れない足跡があったこと、行動=足跡の行き帰りの向きと草履の欠け方を比べた、教訓=目立つ特徴だけで人を決めつけないこと。

    解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。

    採点観点

    • 主人公を明示している
    • 問題と実際の行動を因果で結んでいる
    • 発見した内容を含む
    • 末尾の教訓を含む
第48日 / 60

古文演習・歌の順

古文(オリジナル擬古文)・5問セット

含意 (がんい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:構築(こうちく)

古文演習・歌の順

若き人々、祝いの席に歌を並べけるに、同じ月を詠みたる歌多くありけり。人々、「長き歌より置け」と言ひけれど、一人、宵より明け方へ移る景色を読み分けたり。かくて時の流れに沿ひて歌を並べ、席の人々にも心の移ろひ伝はりたり。形の大きさより、言葉のつながりを読むべしとぞ心にとどめける。

【語注】「けり」は過去・詠嘆、「かくて」は『こうして』を表す。「べし」の意味は、主語と文末の内容を手がかりに判断する。本文は本教材のために新しく作ったオリジナル擬古文である。

【ことばの確認】焦点語は「含意」。意味を予想し、現代語で本文を説明するときに使える場面を根拠とともに考える。

【7日前の復習語】「構築」。焦点語と同じ意味だと決めず、使える箇所の違いを確かめる。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第236問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「含意」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:直接は述べず内に含んでいる意味

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「直接は述べず内に含んでいる意味」と用例「筆者の『効率だけでは測れない』という表現の含意を考察した。」。

    解き方:「含意」は、直接は述べず内に含んでいる意味という意味です。読みは「がんい」です。例文:筆者の『効率だけでは測れない』という表現の含意を考察した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第237問 / 300STEP 2・古文文法・助動詞

    末尾の「べし」がこの文脈で表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:経験から得た教訓として、そうするのが望ましいという当然

    本文根拠:末尾の教訓と助動詞「べし」。

    解き方:末尾では経験を「外形より言葉のつながりを読むこと」という教訓へまとめています。ここでの『べし』は、その行動を取るのが望ましいという当然です。

  3. 第238問 / 300STEP 3・古文・本文根拠

    主人公が周囲の提案をそのまま受け入れなかったことを示す行動を選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文の「宵より明け方へ移る景色を読み分けたり」という行動

    本文根拠:原文の「宵より明け方へ移る景色を読み分けたり」。

    解き方:原文の「宵より明け方へ移る景色を読み分けたり」が直接の根拠です。『言ひけれど』の後で主語が周囲の人々から一人の若者へ戻ることにも注意します。

  4. 第239問 / 300STEP 4・古文・主題

    末尾の「とぞ心にとどめける」がまとめる考えを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:外形より言葉のつながりを読むこと

    本文根拠:原文末尾と、それまでの主人公の行動。

    解き方:末尾は、主人公の経験を「外形より言葉のつながりを読むこと」という教訓へまとめています。係助詞『ぞ』は内容を強く取り立てます。

  5. 第240問 / 300STEP 5・要約・表現

    本文を、人物・問題・行動・教訓を含めて360字以内の現代語でまとめなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一人の若者は同じ月を詠んだ歌が多く順を決めにくかったため、宵から明け方へ移る景色を読み分けた。その結果、歌の景色に時間の流れがあると分かった。この経験から、「外形より言葉のつながりを読むこと」が大切だと考えた。

    本文根拠:人物=一人の若者、問題=同じ月を詠んだ歌が多く順を決めにくかったこと、行動=宵から明け方へ移る景色を読み分けた、教訓=外形より言葉のつながりを読むこと。

    解き方:語句を一語ずつ置き換えるのではなく、主語を補い、出来事の因果と末尾の教訓を一文にします。

    採点観点

    • 主人公を明示している
    • 問題と実際の行動を因果で結んでいる
    • 発見した内容を含む
    • 末尾の教訓を含む
第49日 / 60

漢文演習・記録なくんば×失敗の記録

漢文(オリジナル短文)・5問セット

逆説 (ぎゃくせつ)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:生成(せいせい)

漢文演習・記録なくんば×失敗の記録

【原文】無始末之記、無以正後日之誤。故記所行、亦記所未明。

【語注】始末=経過、後日=後の日、所未明=まだ不明な点。訓読と現代語訳は、設問に答えた後の解説で確かめる。

【現代の題材・失敗の記録】失敗を学習へ変えるため原因を具体化する方法を考える。行動・条件・判断のどこで結果が変わったかを分けて記録する。確認案は「次に変える一つの行動と確かめる時期を決める」である。ただし、原因を細かくしすぎても実行できる改善につながらない。漢文の考えと同じ点・異なる点を考える。

【ことばの確認】焦点語は「逆説」。意味を予想し、原文の教訓と現代の題材のどちらを説明できるか考える。

【7日前の復習語】「生成」。焦点語と混同せず、使える根拠を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第241問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「逆説」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一見矛盾する形で本質を示す考え

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「一見矛盾する形で本質を示す考え」と用例「情報が増えるほど判断が難しくなるという逆説を、身近な例で説明した。」。

    解き方:「逆説」は、一見矛盾する形で本質を示す考えという意味です。読みは「ぎゃくせつ」です。例文:情報が増えるほど判断が難しくなるという逆説を、身近な例で説明した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第242問 / 300STEP 2・漢文句法・論理

    原文中の「無以」が表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:〜する方法がない・〜できない

    本文根拠:原文の「無以」。

    解き方:書き下しは「始末の記無くんば、以て後日の誤りを正す無し。故に行ふ所を記し、亦未だ明らかならざる所を記す。」。現代語では「経過の記録がなければ、後日の誤りを直すことができない。だから行ったことと、まだ不明なことを記す。」となります。「無以」が文中でどのように働くかまで確認します。

  3. 第243問 / 300STEP 3・漢文・本文根拠

    この漢文が伝える教訓として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:行ったことと不明な点を記録し、後で誤りを直せるようにすること

    本文根拠:原文と現代語訳「経過の記録がなければ、後日の誤りを直すことができない。だから行ったことと、まだ不明なことを記す。」。

    解き方:書き下しと現代語訳を踏まえると、この短文は「行ったことと不明な点を記録し、後で誤りを直せるようにすること」と説いています。現代の題材へ移す前に、まず原文だけから教訓を確定します。

  4. 第244問 / 300STEP 4・漢文・適用と限界

    漢文の教訓と現代の題材に共通する考えとして、最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:行動と不明な点の両方を記録し、後から再現可能な修正へつなげること

    本文根拠:原文の結論と、【現代の題材】の仕組み・確認案。

    解き方:漢文の教訓「行ったことと不明な点を記録し、後で誤りを直せるようにすること」と、現代の題材に示された仕組み・確認案の共通関係を抽象化すると、「行動と不明な点の両方を記録し、後から再現可能な修正へつなげること」とまとめられます。

  5. 第245問 / 300STEP 5・要約・表現

    漢文の教訓と現代の題材の共通点、現代での限界を、360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文は「行ったことと不明な点を記録し、後で誤りを直せるようにすること」と説く。現代の題材「失敗の記録」では、「次に変える一つの行動と確かめる時期を決める」という確認案がある。両者には「行動と不明な点の両方を記録し、後から再現可能な修正へつなげること」という共通点があるが、現代の題材には「原因を細かくしすぎても実行できる改善につながらない」という限界もある。

    本文根拠:教訓=行ったことと不明な点を記録し、後で誤りを直せるようにすること、題材=失敗の記録、確認案=次に変える一つの行動と確かめる時期を決める、共通点=行動と不明な点の両方を記録し、後から再現可能な修正へつなげること、限界=原因を細かくしすぎても実行できる改善につながらない。

    解き方:まず原文だけから教訓を確定し、次に現代の確認案との共通関係を書きます。最後に現代の題材固有の限界を残します。

    採点観点

    • 漢文の教訓を原文に沿って示している
    • 現代の題材「失敗の記録」と確認案を示している
    • 共通関係「行動と不明な点の両方を記録し、後から再現可能な修正へつなげること」を含む
    • 現代の題材の限界「原因を細かくしすぎても実行できる改善につながらない」を含む
第50日 / 60

漢文演習・先に察す×決めきれないときの決定

漢文(オリジナル短文)・5問セット

両義 (りょうぎ)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:媒介(ばいかい)

漢文演習・先に察す×決めきれないときの決定

【原文】人有欲速決事者。友曰、先察其由、而後行、未晩也。其人従之、遂得其実。

【語注】由=理由、実=実情、遂=ついに。訓読と現代語訳は、設問に答えた後の解説で確かめる。

【現代の題材・決めきれないときの決定】不確実な状況でも行動を選ぶための考え方を考える。起こる可能性と起きた場合の影響と後から直せるかを比べる。確認案は「複数のシナリオと見直し時点を決める」である。ただし、不安を大きく感じるだけで可能性を判断すると偏る。漢文の考えと同じ点・異なる点を考える。

【ことばの確認】焦点語は「両義」。意味を予想し、原文の教訓と現代の題材のどちらを説明できるか考える。

【7日前の復習語】「媒介」。焦点語と混同せず、使える根拠を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第246問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「両義」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一つの事柄や表現が、異なる二つの意味や価値を持つこと

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「一つの事柄や表現が、異なる二つの意味や価値を持つこと」と用例「技術は人をつなぐと同時に孤立させるという両義的な面を持つ。」。

    解き方:「両義」は、一つの事柄や表現が、異なる二つの意味や価値を持つことという意味です。読みは「りょうぎ」です。例文:技術は人をつなぐと同時に孤立させるという両義的な面を持つ。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第247問 / 300STEP 2・漢文句法・論理

    原文中の「而後」が表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:そうしてから・その後で

    本文根拠:原文の「而後」。

    解き方:書き下しは「人に事を速やかに決せんと欲する者有り。友曰はく、先づ其の由を察し、而る後に行ふも、未だ晩からざるなり、と。其の人之に従ひ、遂に其の実を得たり。」。現代語では「物事を急いで決めたい人がいた。友は、まず理由を調べ、その後に行っても遅くないと言った。従うと、ついに実情を知ることができた。」となります。「而後」が文中でどのように働くかまで確認します。

  3. 第248問 / 300STEP 3・漢文・本文根拠

    この漢文が伝える教訓として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:急いで決める前に理由を調べ、確かめてから行動すること

    本文根拠:原文と現代語訳「物事を急いで決めたい人がいた。友は、まず理由を調べ、その後に行っても遅くないと言った。従うと、ついに実情を知ることができた。」。

    解き方:書き下しと現代語訳を踏まえると、この短文は「急いで決める前に理由を調べ、確かめてから行動すること」と説いています。現代の題材へ移す前に、まず原文だけから教訓を確定します。

  4. 第249問 / 300STEP 4・漢文・適用と限界

    漢文の教訓と現代の題材に共通する考えとして、最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:急いで一つに決めず、理由と後から修正できるかを確かめること

    本文根拠:原文の結論と、【現代の題材】の仕組み・確認案。

    解き方:漢文の教訓「急いで決める前に理由を調べ、確かめてから行動すること」と、現代の題材に示された仕組み・確認案の共通関係を抽象化すると、「急いで一つに決めず、理由と後から修正できるかを確かめること」とまとめられます。

  5. 第250問 / 300STEP 5・要約・表現

    漢文の教訓と現代の題材の共通点、現代での限界を、360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文は「急いで決める前に理由を調べ、確かめてから行動すること」と説く。現代の題材「決めきれないときの決定」では、「複数のシナリオと見直し時点を決める」という確認案がある。両者には「急いで一つに決めず、理由と後から修正できるかを確かめること」という共通点があるが、現代の題材には「不安を大きく感じるだけで可能性を判断すると偏る」という限界もある。

    本文根拠:教訓=急いで決める前に理由を調べ、確かめてから行動すること、題材=決めきれないときの決定、確認案=複数のシナリオと見直し時点を決める、共通点=急いで一つに決めず、理由と後から修正できるかを確かめること、限界=不安を大きく感じるだけで可能性を判断すると偏る。

    解き方:まず原文だけから教訓を確定し、次に現代の確認案との共通関係を書きます。最後に現代の題材固有の限界を残します。

    採点観点

    • 漢文の教訓を原文に沿って示している
    • 現代の題材「決めきれないときの決定」と確認案を示している
    • 共通関係「急いで一つに決めず、理由と後から修正できるかを確かめること」を含む
    • 現代の題材の限界「不安を大きく感じるだけで可能性を判断すると偏る」を含む
第51日 / 60

漢文演習・知らざるを患へず×写真と記憶

漢文(オリジナル短文)・5問セット

演繹 (えんえき)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:規範(きはん)

漢文演習・知らざるを患へず×写真と記憶

【原文】学者不患未知、患以未察為既知。故記其疑、而問於人。

【語注】患=心配する、既=すでに、疑=疑問。訓読と現代語訳は、設問に答えた後の解説で確かめる。

【現代の題材・写真と記憶】写真が過去の記憶を支えながら選び直す働きを考える。撮影者の位置と選んだ瞬間が出来事の一部を切り取る。確認案は「撮影時刻や語りを合わせ複数の視点を残す」である。ただし、写真にない出来事が起きなかったとは限らない。漢文の考えと同じ点・異なる点を考える。

【ことばの確認】焦点語は「演繹」。意味を予想し、原文の教訓と現代の題材のどちらを説明できるか考える。

【7日前の復習語】「規範」。焦点語と混同せず、使える根拠を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第251問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「演繹」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一般的原理から個別の結論を導く推論

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「一般的原理から個別の結論を導く推論」と用例「一般法則を前提に置き、演繹によって個々の事例を説明した。」。

    解き方:「演繹」は、一般的原理から個別の結論を導く推論という意味です。読みは「えんえき」です。例文:一般法則を前提に置き、演繹によって個々の事例を説明した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第252問 / 300STEP 2・漢文句法・論理

    原文中の「故」が表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:だから・そのため

    本文根拠:原文の「故」。

    解き方:書き下しは「学ぶ者は未だ知らざるを患へず、未だ察せざるを以て既に知れりと為すを患ふ。故に其の疑ひを記し、而して人に問ふ。」。現代語では「学ぶ人は、知らないことではなく、調べていないのに知ったつもりになることを心配する。だから疑問を記して人に問う。」となります。「故」が文中でどのように働くかまで確認します。

  3. 第253問 / 300STEP 3・漢文・本文根拠

    この漢文が伝える教訓として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:知らないことより、調べずに知ったつもりになることを警戒すること

    本文根拠:原文と現代語訳「学ぶ人は、知らないことではなく、調べていないのに知ったつもりになることを心配する。だから疑問を記して人に問う。」。

    解き方:書き下しと現代語訳を踏まえると、この短文は「知らないことより、調べずに知ったつもりになることを警戒すること」と説いています。現代の題材へ移す前に、まず原文だけから教訓を確定します。

  4. 第254問 / 300STEP 4・漢文・適用と限界

    漢文の教訓と現代の題材に共通する考えとして、最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:記録に見える範囲だけをすべての事実だと思い込まないこと

    本文根拠:原文の結論と、【現代の題材】の仕組み・確認案。

    解き方:漢文の教訓「知らないことより、調べずに知ったつもりになることを警戒すること」と、現代の題材に示された仕組み・確認案の共通関係を抽象化すると、「記録に見える範囲だけをすべての事実だと思い込まないこと」とまとめられます。

  5. 第255問 / 300STEP 5・要約・表現

    漢文の教訓と現代の題材の共通点、現代での限界を、360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文は「知らないことより、調べずに知ったつもりになることを警戒すること」と説く。現代の題材「写真と記憶」では、「撮影時刻や語りを合わせ複数の視点を残す」という確認案がある。両者には「記録に見える範囲だけをすべての事実だと思い込まないこと」という共通点があるが、現代の題材には「写真にない出来事が起きなかったとは限らない」という限界もある。

    本文根拠:教訓=知らないことより、調べずに知ったつもりになることを警戒すること、題材=写真と記憶、確認案=撮影時刻や語りを合わせ複数の視点を残す、共通点=記録に見える範囲だけをすべての事実だと思い込まないこと、限界=写真にない出来事が起きなかったとは限らない。

    解き方:まず原文だけから教訓を確定し、次に現代の確認案との共通関係を書きます。最後に現代の題材固有の限界を残します。

    採点観点

    • 漢文の教訓を原文に沿って示している
    • 現代の題材「写真と記憶」と確認案を示している
    • 共通関係「記録に見える範囲だけをすべての事実だと思い込まないこと」を含む
    • 現代の題材の限界「写真にない出来事が起きなかったとは限らない」を含む
第52日 / 60

漢文演習・声より拠×合意までの道

漢文(オリジナル短文)・5問セット

帰納 (きのう)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:制度(せいど)

漢文演習・声より拠×合意までの道

【原文】衆人同言、未必為是。一人有拠、亦可聞之。議者察其理、不計其声。

【語注】衆人=多くの人、是=正しい、拠=根拠。訓読と現代語訳は、設問に答えた後の解説で確かめる。

【現代の題材・合意までの道】話し合いで全員一致だけを目標にしない理由を考える。理由を交換し共通点と解けない違いを明らかにする。確認案は「反対理由と見直し条件を決定記録へ残す」である。ただし、力関係や発言機会の差があると形式的な賛成になりうる。漢文の考えと同じ点・異なる点を考える。

【ことばの確認】焦点語は「帰納」。意味を予想し、原文の教訓と現代の題材のどちらを説明できるか考える。

【7日前の復習語】「制度」。焦点語と混同せず、使える根拠を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第256問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「帰納」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:複数の事例から一般的な結論を導く推論

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「複数の事例から一般的な結論を導く推論」と用例「複数の観察記録から帰納し、生物の行動に一定の傾向を見いだした。」。

    解き方:「帰納」は、複数の事例から一般的な結論を導く推論という意味です。読みは「きのう」です。例文:複数の観察記録から帰納し、生物の行動に一定の傾向を見いだした。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第257問 / 300STEP 2・漢文句法・論理

    原文中の「未必」が表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:必ずしも〜とは限らない

    本文根拠:原文の「未必」。

    解き方:書き下しは「衆人同じく言ふも、未だ必ずしも是と為さず。一人拠有らば、亦之を聞くべし。議する者は其の理を察し、其の声を計らず。」。現代語では「大勢が同じことを言っても必ず正しいとは限らない。一人でも根拠があるなら聞くべきだ。議論では声の大きさでなく理由を調べる。」となります。「未必」が文中でどのように働くかまで確認します。

  3. 第258問 / 300STEP 3・漢文・本文根拠

    この漢文が伝える教訓として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:人数や声の大きさでなく、意見を支える根拠を調べること

    本文根拠:原文と現代語訳「大勢が同じことを言っても必ず正しいとは限らない。一人でも根拠があるなら聞くべきだ。議論では声の大きさでなく理由を調べる。」。

    解き方:書き下しと現代語訳を踏まえると、この短文は「人数や声の大きさでなく、意見を支える根拠を調べること」と説いています。現代の題材へ移す前に、まず原文だけから教訓を確定します。

  4. 第259問 / 300STEP 4・漢文・適用と限界

    漢文の教訓と現代の題材に共通する考えとして、最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:人数や声の大きさでなく、意見の理由と根拠を比べること

    本文根拠:原文の結論と、【現代の題材】の仕組み・確認案。

    解き方:漢文の教訓「人数や声の大きさでなく、意見を支える根拠を調べること」と、現代の題材に示された仕組み・確認案の共通関係を抽象化すると、「人数や声の大きさでなく、意見の理由と根拠を比べること」とまとめられます。

  5. 第260問 / 300STEP 5・要約・表現

    漢文の教訓と現代の題材の共通点、現代での限界を、360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文は「人数や声の大きさでなく、意見を支える根拠を調べること」と説く。現代の題材「合意までの道」では、「反対理由と見直し条件を決定記録へ残す」という確認案がある。両者には「人数や声の大きさでなく、意見の理由と根拠を比べること」という共通点があるが、現代の題材には「力関係や発言機会の差があると形式的な賛成になりうる」という限界もある。

    本文根拠:教訓=人数や声の大きさでなく、意見を支える根拠を調べること、題材=合意までの道、確認案=反対理由と見直し条件を決定記録へ残す、共通点=人数や声の大きさでなく、意見の理由と根拠を比べること、限界=力関係や発言機会の差があると形式的な賛成になりうる。

    解き方:まず原文だけから教訓を確定し、次に現代の確認案との共通関係を書きます。最後に現代の題材固有の限界を残します。

    採点観点

    • 漢文の教訓を原文に沿って示している
    • 現代の題材「合意までの道」と確認案を示している
    • 共通関係「人数や声の大きさでなく、意見の理由と根拠を比べること」を含む
    • 現代の題材の限界「力関係や発言機会の差があると形式的な賛成になりうる」を含む
第53日 / 60

漢文演習・一葉と林×百人のうちの十人

漢文(オリジナル短文)・5問セット

類推 (るいすい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:言説(げんせつ)

漢文演習・一葉と林×百人のうちの十人

【原文】見一事而断万事、猶見一葉而謂林尽同也。察異同、然後可論。

【語注】万事=すべての事、尽=ことごとく、異同=相違と共通。訓読と現代語訳は、設問に答えた後の解説で確かめる。

【現代の題材・百人のうちの十人】一部の調査から全体を考えるときの注意を考える。選び方が全体の特徴をどれだけ含むかが推定へ影響する。確認案は「対象・抽出方法・回答しなかった人を記録する」である。ただし、人数を増やしても同じ偏りが続けば解決しない。漢文の考えと同じ点・異なる点を考える。

【ことばの確認】焦点語は「類推」。意味を予想し、原文の教訓と現代の題材のどちらを説明できるか考える。

【7日前の復習語】「言説」。焦点語と混同せず、使える根拠を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第261問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「類推」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:関係の似ている点から別の場合を考える推論

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「関係の似ている点から別の場合を考える推論」と用例「生物の循環から都市の仕組みを類推し、交通網を血管のように捉えた。」。

    解き方:「類推」は、関係の似ている点から別の場合を考える推論という意味です。読みは「るいすい」です。例文:生物の循環から都市の仕組みを類推し、交通網を血管のように捉えた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第262問 / 300STEP 2・漢文句法・論理

    原文中の「猶」が表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:ちょうど〜のようだ

    本文根拠:原文の「猶」。

    解き方:書き下しは「一事を見て万事を断ずるは、猶ほ一葉を見て林尽く同じと謂ふがごときなり。異同を察し、然る後に論ずべし。」。現代語では「一つの事例ですべてを決めるのは、一枚の葉を見て林全体が同じだと言うようなものだ。違いと共通点を調べてから論じるべきである。」となります。「猶」が文中でどのように働くかまで確認します。

  3. 第263問 / 300STEP 3・漢文・本文根拠

    この漢文が伝える教訓として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一つの事例だけで全体を決めず、違いと共通点を調べること

    本文根拠:原文と現代語訳「一つの事例ですべてを決めるのは、一枚の葉を見て林全体が同じだと言うようなものだ。違いと共通点を調べてから論じるべきである。」。

    解き方:書き下しと現代語訳を踏まえると、この短文は「一つの事例だけで全体を決めず、違いと共通点を調べること」と説いています。現代の題材へ移す前に、まず原文だけから教訓を確定します。

  4. 第264問 / 300STEP 4・漢文・適用と限界

    漢文の教訓と現代の題材に共通する考えとして、最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一つの事例や一部の人だけから全体を決めないこと

    本文根拠:原文の結論と、【現代の題材】の仕組み・確認案。

    解き方:漢文の教訓「一つの事例だけで全体を決めず、違いと共通点を調べること」と、現代の題材に示された仕組み・確認案の共通関係を抽象化すると、「一つの事例や一部の人だけから全体を決めないこと」とまとめられます。

  5. 第265問 / 300STEP 5・要約・表現

    漢文の教訓と現代の題材の共通点、現代での限界を、360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文は「一つの事例だけで全体を決めず、違いと共通点を調べること」と説く。現代の題材「百人のうちの十人」では、「対象・抽出方法・回答しなかった人を記録する」という確認案がある。両者には「一つの事例や一部の人だけから全体を決めないこと」という共通点があるが、現代の題材には「人数を増やしても同じ偏りが続けば解決しない」という限界もある。

    本文根拠:教訓=一つの事例だけで全体を決めず、違いと共通点を調べること、題材=百人のうちの十人、確認案=対象・抽出方法・回答しなかった人を記録する、共通点=一つの事例や一部の人だけから全体を決めないこと、限界=人数を増やしても同じ偏りが続けば解決しない。

    解き方:まず原文だけから教訓を確定し、次に現代の確認案との共通関係を書きます。最後に現代の題材固有の限界を残します。

    採点観点

    • 漢文の教訓を原文に沿って示している
    • 現代の題材「百人のうちの十人」と確認案を示している
    • 共通関係「一つの事例や一部の人だけから全体を決めないこと」を含む
    • 現代の題材の限界「人数を増やしても同じ偏りが続けば解決しない」を含む
第54日 / 60

漢文演習・答へのみ求めず×予報の幅

漢文(オリジナル短文)・5問セット

仮説 (かせつ)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:文脈(ぶんみゃく)

漢文演習・答へのみ求めず×予報の幅

【原文】善問者、不唯求答、亦明其所不知。分其可証与未可証、而後進。

【語注】善問者=問いの上手な人、証=確かめる。訓読と現代語訳は、設問に答えた後の解説で確かめる。

【現代の題材・予報の幅】天気予報が一つの未来ではなく可能性の幅を示す理由を考える。観測値と複数の計算結果から一定地域・時間の可能性を表す。確認案は「確率と影響の大きさを合わせて行動を決める」である。ただし、予報の対象範囲や更新時刻を無視すると意味を取り違える。漢文の考えと同じ点・異なる点を考える。

【ことばの確認】焦点語は「仮説」。意味を予想し、原文の教訓と現代の題材のどちらを説明できるか考える。

【7日前の復習語】「文脈」。焦点語と混同せず、使える根拠を分ける。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第266問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「仮説」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:現象を説明するため暫定的に立てる考え

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「現象を説明するため暫定的に立てる考え」と用例「作者が季節を逆転させた意図について仮説を立て、本文で確かめた。」。

    解き方:「仮説」は、現象を説明するため暫定的に立てる考えという意味です。読みは「かせつ」です。例文:作者が季節を逆転させた意図について仮説を立て、本文で確かめた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第267問 / 300STEP 2・漢文句法・論理

    原文中の「不唯」が表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:ただ〜だけでなく

    本文根拠:原文の「不唯」。

    解き方:書き下しは「善く問ふ者は、唯だ答へを求むるのみならず、亦其の知らざる所を明らかにす。其の証すべきと未だ証すべからざるとを分かち、而る後に進む。」。現代語では「問いの上手な人は、答えだけでなく何を知らないかも明らかにする。確かめられることとまだ確かめられないことを分けてから進む。」となります。「不唯」が文中でどのように働くかまで確認します。

  3. 第268問 / 300STEP 3・漢文・本文根拠

    この漢文が伝える教訓として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:答えだけでなく、分からない点と確かめられる範囲を明らかにすること

    本文根拠:原文と現代語訳「問いの上手な人は、答えだけでなく何を知らないかも明らかにする。確かめられることとまだ確かめられないことを分けてから進む。」。

    解き方:書き下しと現代語訳を踏まえると、この短文は「答えだけでなく、分からない点と確かめられる範囲を明らかにすること」と説いています。現代の題材へ移す前に、まず原文だけから教訓を確定します。

  4. 第269問 / 300STEP 4・漢文・適用と限界

    漢文の教訓と現代の題材に共通する考えとして、最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:一つの答えを断定せず、分からない範囲や可能性を残すこと

    本文根拠:原文の結論と、【現代の題材】の仕組み・確認案。

    解き方:漢文の教訓「答えだけでなく、分からない点と確かめられる範囲を明らかにすること」と、現代の題材に示された仕組み・確認案の共通関係を抽象化すると、「一つの答えを断定せず、分からない範囲や可能性を残すこと」とまとめられます。

  5. 第270問 / 300STEP 5・要約・表現

    漢文の教訓と現代の題材の共通点、現代での限界を、360字以内で説明しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:原文は「答えだけでなく、分からない点と確かめられる範囲を明らかにすること」と説く。現代の題材「予報の幅」では、「確率と影響の大きさを合わせて行動を決める」という確認案がある。両者には「一つの答えを断定せず、分からない範囲や可能性を残すこと」という共通点があるが、現代の題材には「予報の対象範囲や更新時刻を無視すると意味を取り違える」という限界もある。

    本文根拠:教訓=答えだけでなく、分からない点と確かめられる範囲を明らかにすること、題材=予報の幅、確認案=確率と影響の大きさを合わせて行動を決める、共通点=一つの答えを断定せず、分からない範囲や可能性を残すこと、限界=予報の対象範囲や更新時刻を無視すると意味を取り違える。

    解き方:まず原文だけから教訓を確定し、次に現代の確認案との共通関係を書きます。最後に現代の題材固有の限界を残します。

    採点観点

    • 漢文の教訓を原文に沿って示している
    • 現代の題材「予報の幅」と確認案を示している
    • 共通関係「一つの答えを断定せず、分からない範囲や可能性を残すこと」を含む
    • 現代の題材の限界「予報の対象範囲や更新時刻を無視すると意味を取り違える」を含む
第55日 / 60

複合読解・消し忘れた一文とおすすめの仕組み

複数文章・資料統合・5問セット

検証 (けんしょう)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:含意(がんい)

複合読解・消し忘れた一文とおすすめの仕組み

【文章A】和花は文芸部室で削ったはずの説明が別の段落に残っていたという問題に直面し、人物の行動と説明の重なりを読み比べた。その途中で、説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった。惜しさから静かな満足へ変わり、「書かないことで伝わる内容もあること」が大切だと考えた。

【文章B】情報の推薦が過去の行動から候補を選ぶ仕組みについて、閲覧履歴や似た利用者の行動を使い関心がありそうな項目を予測する。一方で、新しい関心や少数の情報が見えにくくなる場合がある。したがって、推薦以外の検索や複数の情報源も意識して使うことが必要であり、便利な選択支援ほど何が省かれたかを考える必要があると結論づけられる。

【資料C・架空の検討記録】四つの場面で試すと三つでは目的に近づいたが、急いで決める必要がある一場面では、情報を集める時間が足りず役立たなかった。

【ことばの確認】焦点語は「検証」。意味を予想し、文章A・Bのどちらに使えるか、使えるならどの箇所が根拠になるかを考える。

【7日前の復習語】「含意」。焦点語と同じ意味だと決めず、二つの資料での使い分けを考える。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第271問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「検証」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:資料によって仮説の妥当性を確かめること

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「資料によって仮説の妥当性を確かめること」と用例「異なる条件の資料も参照し、最初の説明を検証した。」。

    解き方:「検証」は、資料によって仮説の妥当性を確かめることという意味です。読みは「けんしょう」です。例文:異なる条件の資料も参照し、最初の説明を検証した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第272問 / 300STEP 2・複数文章の構造

    文章Aと文章Bの役割の違いとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:Aは個別の経験と変化を示し、Bは一般的な仕組みと限界を示す

    本文根拠:【文章A】【文章B】の提示方法。

    解き方:文章Aは人物の出来事、文章Bは仕組み・例・限界を述べます。題材の共通語だけでなく、情報の種類を比べます。

  3. 第273問 / 300STEP 3・複数根拠

    文章Aと文章Bに共通する、より抽象的な考えとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:書かれていないものや表示されないものの影響を考えること

    本文根拠:文章Aの判断の進め方と、文章Bの仕組み・結論。

    解き方:文章Aの行動と文章Bの仕組みを、題材名を外して共通する関係へ言い換えると、「書かれていないものや表示されないものの影響を考えること」とまとめられます。

  4. 第274問 / 300STEP 4・統合・評価

    資料Cが、文章A・Bを統合した結論へ加える注意として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:多くの場面では役立ったが、時間の制約が強い場面では成り立たない可能性がある

    本文根拠:資料Cの成功三例と、情報を集める時間が足りなかった一例。

    解き方:成功した三例だけでなく、時間不足という条件を持つ反例から使える範囲を定めます。

  5. 第275問 / 300STEP 5・要約・表現

    文章A・Bの共通点と違い、資料Cが加える限界を示し、360字以内で論述しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:文章Aは「書かないことで伝わる内容もあること」を一回の経験から示し、文章Bは「便利な選択支援ほど何が省かれたかを考える必要がある」を一般的な仕組みとして示す。両者には「書かれていないものや表示されないものの影響を考えること」という共通点がある。ただし資料Cには「急いで判断する場面では、必要な情報を集める時間が足りず使えない可能性がある」という限界があるため、この結論は条件つきで用いる必要がある。

    本文根拠:A=書かないことで伝わる内容もあること、B=便利な選択支援ほど何が省かれたかを考える必要がある、共通関係=書かれていないものや表示されないものの影響を考えること、C=急いで判断する場面では、必要な情報を集める時間が足りず使えない可能性がある。

    解き方:Aは個別経験、Bは一般的説明という違いを示し、両者の共通関係を抽象化します。最後に資料C固有の弱点を使い、結論の範囲を限定します。

    採点観点

    • 文章Aの中心と個別経験であることを含む
    • 文章Bの中心と一般的説明であることを含む
    • 共通関係「書かれていないものや表示されないものの影響を考えること」を示す
    • 資料Cの反例と時間の制約を適用範囲の限界として含む
第56日 / 60

複合読解・消えた星印と写真と記憶

複数文章・資料統合・5問セット

反証 (はんしょう)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:逆説(ぎゃくせつ)

複合読解・消えた星印と写真と記憶

【文章A】真琴は天文部室で観察表から一つの星印だけ消えていたという問題に直面し、各自のノートと撮影時刻を照合した。その途中で、雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった。焦燥から確かさへ変わり、「記録の穴を想像で埋めず条件を説明すること」が大切だと考えた。

【文章B】写真が過去の記憶を支えながら選び直す働きについて、撮影者の位置と選んだ瞬間が出来事の一部を切り取る。一方で、写真にない出来事が起きなかったとは限らない。したがって、撮影時刻や語りを合わせ複数の視点を残すことが必要であり、記録を見るときは写っている事実と写し方の選択を分けて考えると結論づけられる。

【資料C・架空の検討記録】前の月と今月を比べると結果はよくなった。ただし、今月は判断の進め方だけでなく、担当者と実施場所も同時に変わっており、どの変更が結果に影響したかを分けていない。

【ことばの確認】焦点語は「反証」。意味を予想し、文章A・Bのどちらに使えるか、使えるならどの箇所が根拠になるかを考える。

【7日前の復習語】「逆説」。焦点語と同じ意味だと決めず、二つの資料での使い分けを考える。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第276問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「反証」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:主張が成り立たない証拠や条件を示すこと

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「主張が成り立たない証拠や条件を示すこと」と用例「一件の反証によって、『例外なく成立する』という主張は崩れた。」。

    解き方:「反証」は、主張が成り立たない証拠や条件を示すことという意味です。読みは「はんしょう」です。例文:一件の反証によって、『例外なく成立する』という主張は崩れた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第277問 / 300STEP 2・複数文章の構造

    文章Aと文章Bの役割の違いとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:Aは個別の経験と変化を示し、Bは一般的な仕組みと限界を示す

    本文根拠:【文章A】【文章B】の提示方法。

    解き方:文章Aは人物の出来事、文章Bは仕組み・例・限界を述べます。題材の共通語だけでなく、情報の種類を比べます。

  3. 第278問 / 300STEP 3・複数根拠

    文章Aと文章Bに共通する、より抽象的な考えとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:記録にないことを想像だけで事実にしないこと

    本文根拠:文章Aの判断の進め方と、文章Bの仕組み・結論。

    解き方:文章Aの行動と文章Bの仕組みを、題材名を外して共通する関係へ言い換えると、「記録にないことを想像だけで事実にしないこと」とまとめられます。

  4. 第279問 / 300STEP 4・統合・評価

    資料Cが、文章A・Bを統合した結論へ加える注意として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:結果はよくなったが、担当者と場所も同時に変わったため、進め方だけの効果とは断定できない

    本文根拠:資料Cで進め方、担当者、実施場所の三条件が同時に変わったこと。

    解き方:改善の記録は認めつつ、複数の条件を同時に変えたため原因を一つに絞れないと考えます。

  5. 第280問 / 300STEP 5・要約・表現

    文章A・Bの共通点と違い、資料Cが加える限界を示し、360字以内で論述しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:文章Aは「記録の穴を想像で埋めず条件を説明すること」を一回の経験から示し、文章Bは「記録を見るときは写っている事実と写し方の選択を分けて考える」を一般的な仕組みとして示す。両者には「記録にないことを想像だけで事実にしないこと」という共通点がある。ただし資料Cには「進め方以外の条件も同時に変わり、結果の原因を切り分けられない」という限界があるため、この結論は条件つきで用いる必要がある。

    本文根拠:A=記録の穴を想像で埋めず条件を説明すること、B=記録を見るときは写っている事実と写し方の選択を分けて考える、共通関係=記録にないことを想像だけで事実にしないこと、C=進め方以外の条件も同時に変わり、結果の原因を切り分けられない。

    解き方:Aは個別経験、Bは一般的説明という違いを示し、両者の共通関係を抽象化します。最後に資料C固有の弱点を使い、結論の範囲を限定します。

    採点観点

    • 文章Aの中心と個別経験であることを含む
    • 文章Bの中心と一般的説明であることを含む
    • 共通関係「記録にないことを想像だけで事実にしないこと」を示す
    • 資料Cで複数条件が同時に変わったことを因果判断の限界として含む
第57日 / 60

複合読解・遅れて届いた参加申込書と世界の時計

複数文章・資料統合・5問セット

蓋然性 (がいぜんせい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:両義(りょうぎ)

複合読解・遅れて届いた参加申込書と世界の時計

【文章A】美月は児童館で締切後に一枚の参加申込書が届いたという問題に直面し、会場の席と食事の数を担当者へ確認した。その途中で、決まりの目的は準備を安全にすることだと分かった。迷いから納得へ変わり、「決まりを守る理由まで考えると柔軟な判断ができること」が大切だと考えた。

【文章B】時差が地球の回転と社会の区切りから生まれることについて、太陽の位置を基準にしつつ国や地域が生活に合う時間帯を定める。一方で、夏時間の有無や変更時期も一定ではない。したがって、日付と地域名を含めて時刻を変換することが必要であり、時刻は自然現象だけでなく社会の約束でも成り立っていると結論づけられる。

【資料C・架空の検討記録】文章Aと似た判断の進め方を別の三つの場面で試すと、二つでは目的に近づいたが、一つでは前提となる条件が異なり、同じ結果にならなかった。検討した場面も三つだけである。

【ことばの確認】焦点語は「蓋然性」。意味を予想し、文章A・Bのどちらに使えるか、使えるならどの箇所が根拠になるかを考える。

【7日前の復習語】「両義」。焦点語と同じ意味だと決めず、二つの資料での使い分けを考える。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第281問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「蓋然性」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:出来事・説明・解釈が、確実ではないがもっともらしいと考えられる度合い

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「出来事・説明・解釈が、確実ではないがもっともらしいと考えられる度合い」と用例「雲の動きと気圧から、夕方に雨が降る蓋然性は高いと判断した。」。

    解き方:「蓋然性」は、出来事・説明・解釈が、確実ではないがもっともらしいと考えられる度合いという意味です。読みは「がいぜんせい」です。例文:雲の動きと気圧から、夕方に雨が降る蓋然性は高いと判断した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第282問 / 300STEP 2・複数文章の構造

    文章Aと文章Bの役割の違いとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:Aは個別の経験と変化を示し、Bは一般的な仕組みと限界を示す

    本文根拠:【文章A】【文章B】の提示方法。

    解き方:文章Aは人物の出来事、文章Bは仕組み・例・限界を述べます。題材の共通語だけでなく、情報の種類を比べます。

  3. 第283問 / 300STEP 3・複数根拠

    文章Aと文章Bに共通する、より抽象的な考えとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:決まりや時刻は目的に応じた社会的な約束でもあると考えること

    本文根拠:文章Aの判断の進め方と、文章Bの仕組み・結論。

    解き方:文章Aの行動と文章Bの仕組みを、題材名を外して共通する関係へ言い換えると、「決まりや時刻は目的に応じた社会的な約束でもあると考えること」とまとめられます。

  4. 第284問 / 300STEP 4・統合・評価

    資料Cが、文章A・Bを統合した結論へ加える注意として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:二つの場面では役立ったが、条件の違う例と少ない件数があるため、成り立つ範囲はまだ限定される

    本文根拠:資料Cの成功二例、条件の違う一例、全三例という記録。

    解き方:役立った二例と条件の違う一例をどちらも残し、三例だけという件数の限界まで述べます。

  5. 第285問 / 300STEP 5・要約・表現

    文章A・Bの共通点と違い、資料Cが加える限界を示し、360字以内で論述しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:文章Aは「決まりを守る理由まで考えると柔軟な判断ができること」を一回の経験から示し、文章Bは「時刻は自然現象だけでなく社会の約束でも成り立っている」を一般的な仕組みとして示す。両者には「決まりや時刻は目的に応じた社会的な約束でもあると考えること」という共通点がある。ただし資料Cには「条件の違う例があり、検討した場面も三つと少ない」という限界があるため、この結論は条件つきで用いる必要がある。

    本文根拠:A=決まりを守る理由まで考えると柔軟な判断ができること、B=時刻は自然現象だけでなく社会の約束でも成り立っている、共通関係=決まりや時刻は目的に応じた社会的な約束でもあると考えること、C=条件の違う例があり、検討した場面も三つと少ない。

    解き方:Aは個別経験、Bは一般的説明という違いを示し、両者の共通関係を抽象化します。最後に資料C固有の弱点を使い、結論の範囲を限定します。

    採点観点

    • 文章Aの中心と個別経験であることを含む
    • 文章Bの中心と一般的説明であることを含む
    • 共通関係「決まりや時刻は目的に応じた社会的な約束でもあると考えること」を示す
    • 資料Cの条件の違いと少ない件数を限界として含む
第58日 / 60

複合読解・静かな多数決と合意までの道

複数文章・資料統合・5問セット

恣意性 (しいせい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:演繹(えんえき)

複合読解・静かな多数決と合意までの道

【文章A】結菜は生徒会室で賛成が多い案ほど一部の人に大きな負担があったという問題に直面し、反対理由を聞き、負担を減らす修正案を作った。その途中で、多数決は意見を数える方法であって理由を消す方法ではないと分かった。苛立ちから慎重な納得へ変わり、「決定の速さと決定の正しさは同じではないこと」が大切だと考えた。

【文章B】話し合いで全員一致だけを目標にしない理由について、理由を交換し共通点と解けない違いを明らかにする。一方で、力関係や発言機会の差があると形式的な賛成になりうる。したがって、反対理由と見直し条件を決定記録へ残すことが必要であり、合意は違いを消すことではなく次に検証できる形を作ることであると結論づけられる。

【資料C・架空の検討記録】希望して参加した八人に同じ進め方を試してもらった。回答した六人は全員が役立ったと答えたが、残る二人から回答はなく、参加しなかった人の記録もない。

【ことばの確認】焦点語は「恣意性」。意味を予想し、文章A・Bのどちらに使えるか、使えるならどの箇所が根拠になるかを考える。

【7日前の復習語】「演繹」。焦点語と同じ意味だと決めず、二つの資料での使い分けを考える。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第286問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「恣意性」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:記号の形と意味の結びつきに必然的な理由がなく、社会的な慣習で定まる性質

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「記号の形と意味の結びつきに必然的な理由がなく、社会的な慣習で定まる性質」と用例「色と意味の結びつきに恣意性があることを、文化間の違いから学んだ。」。

    解き方:「恣意性」は、記号の形と意味の結びつきに必然的な理由がなく、社会的な慣習で定まる性質という意味です。読みは「しいせい」です。例文:色と意味の結びつきに恣意性があることを、文化間の違いから学んだ。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第287問 / 300STEP 2・複数文章の構造

    文章Aと文章Bの役割の違いとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:Aは個別の経験と変化を示し、Bは一般的な仕組みと限界を示す

    本文根拠:【文章A】【文章B】の提示方法。

    解き方:文章Aは人物の出来事、文章Bは仕組み・例・限界を述べます。題材の共通語だけでなく、情報の種類を比べます。

  3. 第288問 / 300STEP 3・複数根拠

    文章Aと文章Bに共通する、より抽象的な考えとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:決定の速さより、異なる理由を残して検証可能にすること

    本文根拠:文章Aの判断の進め方と、文章Bの仕組み・結論。

    解き方:文章Aの行動と文章Bの仕組みを、題材名を外して共通する関係へ言い換えると、「決定の速さより、異なる理由を残して検証可能にすること」とまとめられます。

  4. 第289問 / 300STEP 4・統合・評価

    資料Cが、文章A・Bを統合した結論へ加える注意として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:回答した参加者には役立ったが、未回答者と非参加者の結果がないため、全体へそのまま広げられない

    本文根拠:資料Cの回答者六人、未回答者二人、非参加者の記録なしという内訳。

    解き方:得られた回答は認めつつ、未回答者と非参加者が抜けた対象の偏りを限界にします。

  5. 第290問 / 300STEP 5・要約・表現

    文章A・Bの共通点と違い、資料Cが加える限界を示し、360字以内で論述しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:文章Aは「決定の速さと決定の正しさは同じではないこと」を一回の経験から示し、文章Bは「合意は違いを消すことではなく次に検証できる形を作ることである」を一般的な仕組みとして示す。両者には「決定の速さより、異なる理由を残して検証可能にすること」という共通点がある。ただし資料Cには「未回答者と非参加者の記録がなく、調べた対象に偏りがある」という限界があるため、この結論は条件つきで用いる必要がある。

    本文根拠:A=決定の速さと決定の正しさは同じではないこと、B=合意は違いを消すことではなく次に検証できる形を作ることである、共通関係=決定の速さより、異なる理由を残して検証可能にすること、C=未回答者と非参加者の記録がなく、調べた対象に偏りがある。

    解き方:Aは個別経験、Bは一般的説明という違いを示し、両者の共通関係を抽象化します。最後に資料C固有の弱点を使い、結論の範囲を限定します。

    採点観点

    • 文章Aの中心と個別経験であることを含む
    • 文章Bの中心と一般的説明であることを含む
    • 共通関係「決定の速さより、異なる理由を残して検証可能にすること」を示す
    • 資料Cで記録から抜けた人と対象の偏りを限界として含む
第59日 / 60

複合読解・聞こえなかった拍手と手で話す言葉

複数文章・資料統合・5問セット

妥当性 (だとうせい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:帰納(きのう)

複合読解・聞こえなかった拍手と手で話す言葉

【文章A】灯は講堂で練習では手元が暗く手話が見えにくかったという問題に直面し、照明の位置と背景色を変え、見え方を確かめた。その途中で、伝わる方法は耳で聞くものだけではないと分かった。不安から感動へ変わり、「受け取り方の違いを知ると表現の幅が広がること」が大切だと考えた。

【文章B】手話が独自の文法を持つ言語であることについて、手の形・位置・動き・表情が組み合わさり独自の語順や文法を作る。一方で、地域や世代による違いもあり一種類に固定できない。したがって、実際の使用者から学び映像と文脈で確かめることが必要であり、言語は音声だけでなく人が意味を共有する多様な仕組みであると結論づけられる。

【資料C・架空の検討記録】二人の記録者が同じ四場面を評価した。一人は目的の一部に近づけば成功とし、もう一人は目的をすべて達成した場合だけ成功としたため、同じ場面でも判定が分かれた。

【ことばの確認】焦点語は「妥当性」。意味を予想し、文章A・Bのどちらに使えるか、使えるならどの箇所が根拠になるかを考える。

【7日前の復習語】「帰納」。焦点語と同じ意味だと決めず、二つの資料での使い分けを考える。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第291問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「妥当性」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:根拠と結論のつながりが適切であること

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「根拠と結論のつながりが適切であること」と用例「結論だけでなく、用いた資料と推論の妥当性を点検した。」。

    解き方:「妥当性」は、根拠と結論のつながりが適切であることという意味です。読みは「だとうせい」です。例文:結論だけでなく、用いた資料と推論の妥当性を点検した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第292問 / 300STEP 2・複数文章の構造

    文章Aと文章Bの役割の違いとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:Aは個別の経験と変化を示し、Bは一般的な仕組みと限界を示す

    本文根拠:【文章A】【文章B】の提示方法。

    解き方:文章Aは人物の出来事、文章Bは仕組み・例・限界を述べます。題材の共通語だけでなく、情報の種類を比べます。

  3. 第293問 / 300STEP 3・複数根拠

    文章Aと文章Bに共通する、より抽象的な考えとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:表現の違いを欠点でなく意味を共有する方法として捉えること

    本文根拠:文章Aの判断の進め方と、文章Bの仕組み・結論。

    解き方:文章Aの行動と文章Bの仕組みを、題材名を外して共通する関係へ言い換えると、「表現の違いを欠点でなく意味を共有する方法として捉えること」とまとめられます。

  4. 第294問 / 300STEP 4・統合・評価

    資料Cが、文章A・Bを統合した結論へ加える注意として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:成功の基準がそろっていないため、結果の違いが進め方の効果か測り方の違いか判断できない

    本文根拠:資料Cで二人の成功基準が異なり、同じ場面の判定が分かれたこと。

    解き方:同じ記録でも成功の定義が違えば結果は比べられません。方法の効果と測定基準を分けます。

  5. 第295問 / 300STEP 5・要約・表現

    文章A・Bの共通点と違い、資料Cが加える限界を示し、360字以内で論述しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:文章Aは「受け取り方の違いを知ると表現の幅が広がること」を一回の経験から示し、文章Bは「言語は音声だけでなく人が意味を共有する多様な仕組みである」を一般的な仕組みとして示す。両者には「表現の違いを欠点でなく意味を共有する方法として捉えること」という共通点がある。ただし資料Cには「成功の基準が記録者の間でそろっておらず、効果と測り方を分けられない」という限界があるため、この結論は条件つきで用いる必要がある。

    本文根拠:A=受け取り方の違いを知ると表現の幅が広がること、B=言語は音声だけでなく人が意味を共有する多様な仕組みである、共通関係=表現の違いを欠点でなく意味を共有する方法として捉えること、C=成功の基準が記録者の間でそろっておらず、効果と測り方を分けられない。

    解き方:Aは個別経験、Bは一般的説明という違いを示し、両者の共通関係を抽象化します。最後に資料C固有の弱点を使い、結論の範囲を限定します。

    採点観点

    • 文章Aの中心と個別経験であることを含む
    • 文章Bの中心と一般的説明であることを含む
    • 共通関係「表現の違いを欠点でなく意味を共有する方法として捉えること」を示す
    • 資料Cの評価基準の違いを測定上の限界として含む
第60日 / 60

複合読解・駅前の青い手袋と決めきれないときの決定

複数文章・資料統合・5問セット

整合性 (せいごうせい)

意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。

復習語:類推(るいすい)

複合読解・駅前の青い手袋と決めきれないときの決定

【文章A】結衣は駅前広場で落とし物の青い手袋を持つ子が困っていたという問題に直面し、持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した。その途中で、予定外の出来事でも役割を分ければ案内を続けられると分かった。迷いから安堵へ変わり、「計画を守ることと困った人を助けることは両立できること」が大切だと考えた。

【文章B】不確実な状況でも行動を選ぶための考え方について、起こる可能性と起きた場合の影響と後から直せるかを比べる。一方で、不安を大きく感じるだけで可能性を判断すると偏る。したがって、複数のシナリオと見直し時点を決めることが必要であり、よい決定は未来を当てることではなく誤りを修正できる形を選ぶことであると結論づけられる。

【資料C・架空の検討記録】新しい進め方を使った直後には、五場面すべてで目的に近づいた。しかし、一週間後や一か月後の記録は取っておらず、効果が続いたかは分からない。

【ことばの確認】焦点語は「整合性」。意味を予想し、文章A・Bのどちらに使えるか、使えるならどの箇所が根拠になるかを考える。

【7日前の復習語】「類推」。焦点語と同じ意味だと決めず、二つの資料での使い分けを考える。

本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。

  1. 第296問 / 300STEP 1・語彙

    今日の焦点語「整合性」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:複数の内容が矛盾せず合っていること

    本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「複数の内容が矛盾せず合っていること」と用例「序論の問いと結論の答えに整合性があるか、原稿を読み直した。」。

    解き方:「整合性」は、複数の内容が矛盾せず合っていることという意味です。読みは「せいごうせい」です。例文:序論の問いと結論の答えに整合性があるか、原稿を読み直した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。

  2. 第297問 / 300STEP 2・複数文章の構造

    文章Aと文章Bの役割の違いとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:Aは個別の経験と変化を示し、Bは一般的な仕組みと限界を示す

    本文根拠:【文章A】【文章B】の提示方法。

    解き方:文章Aは人物の出来事、文章Bは仕組み・例・限界を述べます。題材の共通語だけでなく、情報の種類を比べます。

  3. 第298問 / 300STEP 3・複数根拠

    文章Aと文章Bに共通する、より抽象的な考えとして最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:条件が変わるとき、計画を修正できる選択をすること

    本文根拠:文章Aの判断の進め方と、文章Bの仕組み・結論。

    解き方:文章Aの行動と文章Bの仕組みを、題材名を外して共通する関係へ言い換えると、「条件が変わるとき、計画を修正できる選択をすること」とまとめられます。

  4. 第299問 / 300STEP 4・統合・評価

    資料Cが、文章A・Bを統合した結論へ加える注意として最も適切なものを選びなさい。

    選択肢
    解答・根拠・解説

    正答・解答例:直後には役立ったが、後日の記録がないため、効果が続くかどうかまでは判断できない

    本文根拠:資料Cの直後の五場面と、一週間後・一か月後の記録がないこと。

    解き方:直後の結果は認めながら、時間がたった後を調べていないため持続性は不明だと限定します。

  5. 第300問 / 300STEP 5・要約・表現

    文章A・Bの共通点と違い、資料Cが加える限界を示し、360字以内で論述しなさい。

    解答・根拠・解説

    正答・解答例:文章Aは「計画を守ることと困った人を助けることは両立できること」を一回の経験から示し、文章Bは「よい決定は未来を当てることではなく誤りを修正できる形を選ぶことである」を一般的な仕組みとして示す。両者には「条件が変わるとき、計画を修正できる選択をすること」という共通点がある。ただし資料Cには「直後しか調べておらず、時間がたっても効果が続くか分からない」という限界があるため、この結論は条件つきで用いる必要がある。

    本文根拠:A=計画を守ることと困った人を助けることは両立できること、B=よい決定は未来を当てることではなく誤りを修正できる形を選ぶことである、共通関係=条件が変わるとき、計画を修正できる選択をすること、C=直後しか調べておらず、時間がたっても効果が続くか分からない。

    解き方:Aは個別経験、Bは一般的説明という違いを示し、両者の共通関係を抽象化します。最後に資料C固有の弱点を使い、結論の範囲を限定します。

    採点観点

    • 文章Aの中心と個別経験であることを含む
    • 文章Bの中心と一般的説明であることを含む
    • 共通関係「条件が変わるとき、計画を修正できる選択をすること」を示す
    • 資料Cの観察期間の短さと持続性の不明さを限界として含む

ALL DRILLS小3〜高3・全30セットから選ぶ

まいこくは1学年につき「基礎・標準・発展」の3段階、各100問で構成されています。学年どおりに進める必要はありません。読み取りで手が止まるなら1学年下の標準へ、設問が軽く感じるなら同学年の発展へ、と横にも縦にも移動できます。

基礎標準発展

高校1年生・発展の進め方

100問はどのように進めますか?

1日5問を一つのまとまりとして、先に自分の根拠を決めてから答え合わせをします。正答だけでなく、本文根拠・解き方・誤答のずれまで確認してください。

次の段階へ進む目安は何ですか?

正解数だけで判断せず、選んだ根拠を本文から説明でき、記述問題を採点観点に沿って一度書き直せるようになったら次へ進みます。

難しい場合はどう戻ればよいですか?

同じ日の解説を読み直し、焦点語と本文根拠を一つずつ確認します。それでも難しい場合は、同学年の標準100問へ戻り、段落関係と推論の根拠を確認してください。

大学入試の読解へどうつながりますか?

評論の論証、古文文法、漢文句法、複数文章を段階的に扱います。字数を埋める前に、条件・反例・根拠の関係を短く整理してください。

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「まいこく」は、藤原進之介が率いる数強塾グループの国語部門「国強塾」が制作・運営するオリジナル学習コンテンツです。本文・設問・選択肢・解答・解説を独自に制作し、出典のない転載問題は掲載していません。

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