- あとで確かめられるよう書き残すこと
- 見聞きしたことが心に残した感じ
- 本当の意味をまちがって受け取ること
- 一部を省いて短くすること
毎日の国語・藤原式ドリル国語
小4 発展
100問
第201問〜第300問。前提・限界・表現効果まで考えて記述するための20日分です。1日1本文・5問で、語彙から記述まで同じ手順を反復します。
小学4年生の到達目標
指示語、原因と結果、段落の中心、見出し、簡単な比較をつかむ
文と文のつながりを意識し、理由や段落の中心を説明します。
100 QUESTIONS MAP
小学4年生・発展100問の見取り図
第41日〜第60日・第201問〜第300問を、1日5問で進めます。語彙、文構造、本文根拠、関係・推論、要約・表現を同じ題材でつなぎます。
- 到達目標
- 指示語、原因と結果、段落の中心、見出し、簡単な比較をつかむ
- この段階のねらい
- 複数視点をまとめて記述する力
- よくあるつまずき
- 条件や反例を落とさず、複数の根拠を要約・記述へつなげます。

20日分の焦点語を見る
誤解、納得、影響、継続、適切、省略、強調、変化、説明、解決、計画、記録、選択、調整、確実、協調、視点、印象、引用、要約
ジャンル名を選ぶと、そのジャンルが最初に現れる学習日へ移動します。問題数・ジャンル数・焦点語は公開中の教材カタログから表示しています。
ほどけた結び目
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:改善(かいぜん)ほどけた結び目
航は野外活動場で、荷物を安全に運ぶロープを結ぶことになった。ところが、見本の結び目が途中でほどけた。航の胸には悔しさが広がった。
一度は力いっぱい引くだけで直すことも考えた。しかし、雫と短く相談し、結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、強さより構造が安定を決めると分かった。やがて、全員が理由を説明しながら正しい結び方を再現した。航の気持ちは自信へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「誤解」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「改善」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「指先に残った小さな輪」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と雫が尋ねた。航はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より悔しさに引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「誤解」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:本当の意味をまちがって受け取ること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「本当の意味をまちがって受け取ること」と用例「集合は九時だと誤解していたが、紙には八時半とあった。」。
解き方:「誤解」は、本当の意味をまちがって受け取ることという意味です。読みは「ごかい」です。例文:集合は九時だと誤解していたが、紙には八時半とあった。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「強さより構造が安定を決めると分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」と発見「強さより構造が安定を決めると分かった」の因果。
解き方:発見は「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
航が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」こと
本文根拠:第2段落の「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」。
解き方:最初は「力いっぱい引くだけで直す」ことを考えましたが、実際には「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:手順を覚えるだけでなく働きを理解すること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「強さより構造が安定を決めると分かった」という発見と「全員が理由を説明しながら正しい結び方を再現した」という結果の両方を説明できるのは、「手順を覚えるだけでなく働きを理解すること」という考えです。
航の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:航は「力いっぱい引くだけで直す」と考えたが、結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた。強さより構造が安定を決めると分かったため、気持ちは悔しさから自信へ変わった。
本文根拠:変化前=悔しさ、行動=結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた、発見=強さより構造が安定を決めると分かった、変化後=自信。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
ぬれた布
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:観察(かんさつ)ぬれた布
布の水が空気へ移って乾く仕組みについて考えてみよう。よくある見方は、「日に当てればどんな布も同じ速さで乾く」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、風や温かさや布の広げ方で水の移り方が変わる。たとえば、丸めた布より広げた布の方が乾きやすい。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「納得」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、布の厚さや初めの水の量が違うと単純には比べられない。そのため、同じ布を同じだけぬらして置き方だけ変えることが必要になる。本文では、結論を「乾き方は日光だけでなく風と広げ方にも関係する」とまとめる。
【7日前の復習】「観察」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、丸めた布より広げた布の方が乾きやすいという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「水」「風」「広げ方」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「納得」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:理由が分かりもっともだと思うこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「理由が分かりもっともだと思うこと」と用例「地図で近道を示してもらい、その道を選んだ理由に納得した。」。
解き方:「納得」は、理由が分かりもっともだと思うことという意味です。読みは「なっとく」です。例文:地図で近道を示してもらい、その道を選んだ理由に納得した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「布の厚さや初めの水の量が違うと単純には比べられない」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「布の厚さや初めの水の量が違うと単純には比べられない」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:布の厚さや初めの水の量が違うと単純には比べられない
本文根拠:第4段落の「布の厚さや初めの水の量が違うと単純には比べられない」。
解き方:「ただし」に続く「布の厚さや初めの水の量が違うと単純には比べられない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:乾き方は日光だけでなく風と広げ方にも関係する
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「乾き方は日光だけでなく風と広げ方にも関係する」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:乾き方は日光だけでなく風と広げ方にも関係する。
本文根拠:仕組み=風や温かさや布の広げ方で水の移り方が変わる、限界=布の厚さや初めの水の量が違うと単純には比べられない、方法=同じ布を同じだけぬらして置き方だけ変える、結論=乾き方は日光だけでなく風と広げ方にも関係する。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
消し忘れた一文
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:要点(ようてん)消し忘れた一文
和花は文芸部室で、短編作品を推敲して部誌へ載せることになった。ところが、削ったはずの説明が別の段落に残っていた。和花の胸には惜しさが広がった。
一度は誤字だけ直して提出することも考えた。しかし、悠真と短く相談し、人物の行動と説明の重なりを読み比べた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった。やがて、一文を削り、余白のある結末に整えた。和花の気持ちは静かな満足へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「影響」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「要点」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「原稿に残った細い消し跡」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と悠真が尋ねた。和花はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より惜しさに引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「影響」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:あるものが別のものへ及ぼす働き
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「あるものが別のものへ及ぼす働き」と用例「強い風の影響で、電車の出発が少し遅れた。」。
解き方:「影響」は、あるものが別のものへ及ぼす働きという意味です。読みは「えいきょう」です。例文:強い風の影響で、電車の出発が少し遅れた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」と発見「説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった」の因果。
解き方:発見は「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
和花が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」こと
本文根拠:第2段落の「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」。
解き方:最初は「誤字だけ直して提出する」ことを考えましたが、実際には「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:書かないことで伝わる内容もあること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった」という発見と「一文を削り、余白のある結末に整えた」という結果の両方を説明できるのは、「書かないことで伝わる内容もあること」という考えです。
和花の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:和花は「誤字だけ直して提出する」と考えたが、人物の行動と説明の重なりを読み比べた。説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かったため、気持ちは惜しさから静かな満足へ変わった。
本文根拠:変化前=惜しさ、行動=人物の行動と説明の重なりを読み比べた、発見=説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった、変化後=静かな満足。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
紙がすう水
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:具体(ぐたい)紙がすう水
紙の種類で水のしみこみ方が違うことについて考えてみよう。よくある見方は、「紙ならどれも同じだけ水をすう」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、紙のすき間や厚さによって水の広がり方が変わる。たとえば、ティッシュと画用紙へ同じ一滴を落とすと広がりが違う。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「継続」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、落とす水の量が違えば紙の種類だけを比べられない。そのため、同じ大きさの紙へ同じ一滴を落とすことが必要になる。本文では、結論を「材料を比べるときは水の量をそろえる必要がある」とまとめる。
【7日前の復習】「具体」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、ティッシュと画用紙へ同じ一滴を落とすと広がりが違うという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「紙」「水」「広がり」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「継続」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:同じことを続けること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「同じことを続けること」と用例「毎朝の読書を一か月継続し、長い物語も読めるようになった。」。
解き方:「継続」は、同じことを続けることという意味です。読みは「けいぞく」です。例文:毎朝の読書を一か月継続し、長い物語も読めるようになった。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「落とす水の量が違えば紙の種類だけを比べられない」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「落とす水の量が違えば紙の種類だけを比べられない」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:落とす水の量が違えば紙の種類だけを比べられない
本文根拠:第4段落の「落とす水の量が違えば紙の種類だけを比べられない」。
解き方:「ただし」に続く「落とす水の量が違えば紙の種類だけを比べられない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:材料を比べるときは水の量をそろえる必要がある
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「材料を比べるときは水の量をそろえる必要がある」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:材料を比べるときは水の量をそろえる必要がある。
本文根拠:仕組み=紙のすき間や厚さによって水の広がり方が変わる、限界=落とす水の量が違えば紙の種類だけを比べられない、方法=同じ大きさの紙へ同じ一滴を落とす、結論=材料を比べるときは水の量をそろえる必要がある。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
違う速さの二人
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:分類(ぶんるい)違う速さの二人
澪は地域マラソンコースで、伴走の練習で二人の歩調を合わせることになった。ところが、速い方が先へ出ると声が届かなかった。澪の胸には焦燥が広がった。
一度は遅い方に無理をさせることも考えた。しかし、翔と短く相談し、呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった。やがて、二人は安心して最後まで走り切った。澪の気持ちは信頼へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「適切」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「分類」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「並んで伸びた二つの影」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と翔が尋ねた。澪はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より焦燥に引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「適切」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:場面や目的にちょうど合っていること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「場面や目的にちょうど合っていること」と用例「雨の日の服として、ぬれてもよい上着を選ぶのは適切だ。」。
解き方:「適切」は、場面や目的にちょうど合っていることという意味です。読みは「てきせつ」です。例文:雨の日の服として、ぬれてもよい上着を選ぶのは適切だ。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」と発見「同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった」の因果。
解き方:発見は「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
澪が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」こと
本文根拠:第2段落の「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」。
解き方:最初は「遅い方に無理をさせる」ことを考えましたが、実際には「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:相手に合わせることは一方的に遅くすることではないこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった」という発見と「二人は安心して最後まで走り切った」という結果の両方を説明できるのは、「相手に合わせることは一方的に遅くすることではないこと」という考えです。
澪の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:澪は「遅い方に無理をさせる」と考えたが、呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した。同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かったため、気持ちは焦燥から信頼へ変わった。
本文根拠:変化前=焦燥、行動=呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した、発見=同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった、変化後=信頼。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
芽が向く方
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:関係(かんけい)芽が向く方
植物の芽が光のある方へ曲がることがある理由について考えてみよう。よくある見方は、「植物はいつも真上だけへ伸びる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、葉が光を受けやすい向きへ育ち方が変わることがある。たとえば、箱の横に窓を作ると芽が窓の方へ曲がることがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「省略」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、植物の種類や水の量でも育ち方は変わる。そのため、同じ種類の苗で光の向きだけを変えることが必要になる。本文では、結論を「植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる」とまとめる。
【7日前の復習】「関係」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、箱の横に窓を作ると芽が窓の方へ曲がることがあるという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「芽」「光」「向き」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「省略」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一部を省いて短くすること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「一部を省いて短くすること」と用例「発表時間が短いため、同じ説明の二回目は省略した。」。
解き方:「省略」は、一部を省いて短くすることという意味です。読みは「しょうりゃく」です。例文:発表時間が短いため、同じ説明の二回目は省略した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「植物の種類や水の量でも育ち方は変わる」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「植物の種類や水の量でも育ち方は変わる」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:植物の種類や水の量でも育ち方は変わる
本文根拠:第4段落の「植物の種類や水の量でも育ち方は変わる」。
解き方:「ただし」に続く「植物の種類や水の量でも育ち方は変わる」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる。
本文根拠:仕組み=葉が光を受けやすい向きへ育ち方が変わることがある、限界=植物の種類や水の量でも育ち方は変わる、方法=同じ種類の苗で光の向きだけを変える、結論=植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
薄いラベル
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:対照(たいしょう)薄いラベル
葵は図書室で、返された本を正しい棚へ戻すことになった。ところが、一冊だけ分類ラベルが薄れて読めなかった。葵の胸にはあせりが広がった。
一度は表紙の色だけで棚を決めることも考えた。しかし、同級生の陸と短く相談し、奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった。やがて、本は正しい棚へ戻り、探しに来た下級生も迷わず見つけた。葵の気持ちは静かな自信へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「強調」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「対照」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「本の背で光る薄いラベル」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と同級生の陸が尋ねた。葵はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりあせりに引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「強調」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:特に大切だとはっきり示すこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「特に大切だとはっきり示すこと」と用例「ポスターでは、集合時刻を赤い太字で強調した。」。
解き方:「強調」は、特に大切だとはっきり示すことという意味です。読みは「きょうちょう」です。例文:ポスターでは、集合時刻を赤い太字で強調した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」と発見「見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった」の因果。
解き方:発見は「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
葵が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」こと
本文根拠:第2段落の「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」。
解き方:最初は「表紙の色だけで棚を決める」ことを考えましたが、実際には「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:急ぐときほど複数の手がかりを確かめること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった」という発見と「本は正しい棚へ戻り、探しに来た下級生も迷わず見つけた」という結果の両方を説明できるのは、「急ぐときほど複数の手がかりを確かめること」という考えです。
葵の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:葵は「表紙の色だけで棚を決める」と考えたが、奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた。見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かったため、気持ちはあせりから静かな自信へ変わった。
本文根拠:変化前=あせり、行動=奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた、発見=見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった、変化後=静かな自信。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
種の旅
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:誤解(ごかい)種の旅
植物の種が親の近くだけでなく遠くへ運ばれる仕組みについて考えてみよう。よくある見方は、「種はすべて地面へまっすぐ落ちる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、形により風や動物や水に運ばれるものがある。たとえば、軽い綿毛のある種は風に乗って離れた場所へ動く。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「変化」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、風の強さや地面の形で動く距離は変わる。そのため、種の形と落ちた場所を一緒に記録することが必要になる。本文では、結論を「種の形は運ばれ方と関係している」とまとめる。
【7日前の復習】「誤解」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、軽い綿毛のある種は風に乗って離れた場所へ動くという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「種」「風」「形」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「変化」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:前とは違う状態になること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「前とは違う状態になること」と用例「水を冷やしたときの温度の変化を、一分ごとに記した。」。
解き方:「変化」は、前とは違う状態になることという意味です。読みは「へんか」です。例文:水を冷やしたときの温度の変化を、一分ごとに記した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「風の強さや地面の形で動く距離は変わる」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「風の強さや地面の形で動く距離は変わる」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:風の強さや地面の形で動く距離は変わる
本文根拠:第4段落の「風の強さや地面の形で動く距離は変わる」。
解き方:「ただし」に続く「風の強さや地面の形で動く距離は変わる」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:種の形は運ばれ方と関係している
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「種の形は運ばれ方と関係している」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:種の形は運ばれ方と関係している。
本文根拠:仕組み=形により風や動物や水に運ばれるものがある、限界=風の強さや地面の形で動く距離は変わる、方法=種の形と落ちた場所を一緒に記録する、結論=種の形は運ばれ方と関係している。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
風で飛んだ設計図
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:納得(なっとく)風で飛んだ設計図
直樹は体育館で、文化祭の舞台背景を仲間と完成させることになった。ところが、窓から入った風で設計図の一部が飛ばされた。直樹の胸には不安が広がった。
一度は記憶だけを頼りに線を引くことも考えた。しかし、美緒と短く相談し、残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、別々の記録を重ねると欠けた形を復元できると分かった。やがて、背景は予定時刻までに完成し、全員が自分の担当を説明できた。直樹の気持ちは連帯感へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「説明」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「納得」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「貼り直された設計図の角」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と美緒が尋ねた。直樹はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より不安に引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「説明」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:理由や内容を分かるように述べること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「理由や内容を分かるように述べること」と用例「転校生に、給食当番の仕事を順番に説明した。」。
解き方:「説明」は、理由や内容を分かるように述べることという意味です。読みは「せつめい」です。例文:転校生に、給食当番の仕事を順番に説明した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「別々の記録を重ねると欠けた形を復元できると分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた」と発見「別々の記録を重ねると欠けた形を復元できると分かった」の因果。
解き方:発見は「残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
直樹が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた」こと
本文根拠:第2段落の「残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた」。
解き方:最初は「記憶だけを頼りに線を引く」ことを考えましたが、実際には「残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一人の記憶より共有した記録が強いこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「別々の記録を重ねると欠けた形を復元できると分かった」という発見と「背景は予定時刻までに完成し、全員が自分の担当を説明できた」という結果の両方を説明できるのは、「一人の記憶より共有した記録が強いこと」という考えです。
直樹の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:直樹は「記憶だけを頼りに線を引く」と考えたが、残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた。別々の記録を重ねると欠けた形を復元できると分かったため、気持ちは不安から連帯感へ変わった。
本文根拠:変化前=不安、行動=残った寸法と写真を並べ、担当ごとの記録を集めた、発見=別々の記録を重ねると欠けた形を復元できると分かった、変化後=連帯感。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
本の仲間分け
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:影響(えいきょう)本の仲間分け
図書室で似た内容の本を近くへ置く理由について考えてみよう。よくある見方は、「同じ色の表紙なら同じ棚へ置く」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、本の内容を仲間に分けると探す場所をしぼれる。たとえば、動物の物語と動物の図鑑は表紙が似ても棚が違う。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「解決」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う。そのため、題名だけでなく目次と本の番号を確かめることが必要になる。本文では、結論を「本は見た目でなく内容を手がかりに探す」とまとめる。
【7日前の復習】「影響」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、動物の物語と動物の図鑑は表紙が似ても棚が違うという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「本」「内容」「番号」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「解決」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題をうまくおさめること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「問題をうまくおさめること」と用例「順番表を作ることで、ボールの取り合いを解決した。」。
解き方:「解決」は、問題をうまくおさめることという意味です。読みは「かいけつ」です。例文:順番表を作ることで、ボールの取り合いを解決した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う
本文根拠:第4段落の「一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う」。
解き方:「ただし」に続く「一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:本は見た目でなく内容を手がかりに探す
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「本は見た目でなく内容を手がかりに探す」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:本は見た目でなく内容を手がかりに探す。
本文根拠:仕組み=本の内容を仲間に分けると探す場所をしぼれる、限界=一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う、方法=題名だけでなく目次と本の番号を確かめる、結論=本は見た目でなく内容を手がかりに探す。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
雨上がりの白線
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:継続(けいぞく)雨上がりの白線
陽太は校庭で、運動会のリレー練習で走順を整えることになった。ところが、雨で白線が消え、交代位置が分からなくなった。陽太の胸にはくやしさが広がった。
一度は速い人だけで順番を決めることも考えた。しかし、凛と短く相談し、全員の走る距離と得意な動きを測り直した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、速さだけでなく受け渡しの安定も記録すべきだと分かった。やがて、四人は失敗の少ない走順を選び、本番でも最後までバトンをつないだ。陽太の気持ちは納得へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「計画」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「継続」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「雨上がりに引き直した白線」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と凛が尋ねた。陽太はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりくやしさに引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「計画」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:何をどの順にするか前もって決めること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「何をどの順にするか前もって決めること」と用例「夏休みに三冊読む計画を立て、予定表に書いた。」。
解き方:「計画」は、何をどの順にするか前もって決めることという意味です。読みは「けいかく」です。例文:夏休みに三冊読む計画を立て、予定表に書いた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「速さだけでなく受け渡しの安定も記録すべきだと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「全員の走る距離と得意な動きを測り直した」と発見「速さだけでなく受け渡しの安定も記録すべきだと分かった」の因果。
解き方:発見は「全員の走る距離と得意な動きを測り直した」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
陽太が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「全員の走る距離と得意な動きを測り直した」こと
本文根拠:第2段落の「全員の走る距離と得意な動きを測り直した」。
解き方:最初は「速い人だけで順番を決める」ことを考えましたが、実際には「全員の走る距離と得意な動きを測り直した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:個人の力をつなぐ方法まで考えてこそチームになること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「速さだけでなく受け渡しの安定も記録すべきだと分かった」という発見と「四人は失敗の少ない走順を選び、本番でも最後までバトンをつないだ」という結果の両方を説明できるのは、「個人の力をつなぐ方法まで考えてこそチームになること」という考えです。
陽太の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:陽太は「速い人だけで順番を決める」と考えたが、全員の走る距離と得意な動きを測り直した。速さだけでなく受け渡しの安定も記録すべきだと分かったため、気持ちはくやしさから納得へ変わった。
本文根拠:変化前=くやしさ、行動=全員の走る距離と得意な動きを測り直した、発見=速さだけでなく受け渡しの安定も記録すべきだと分かった、変化後=納得。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
順番を待つ線
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:適切(てきせつ)順番を待つ線
遊具の前に並ぶ線が順番を分かりやすくすることについて考えてみよう。よくある見方は、「線さえ引けばいつでもけんかは起きない」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、始まりと進む向きが見えると次の人が分かりやすい。たとえば、入口と出口を分けると人がぶつかりにくくなる。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「記録」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る。そのため、使う人の動きを見て線の位置を直すことが必要になる。本文では、結論を「決まりは使う人の動きに合わせて見直す」とまとめる。
【7日前の復習】「適切」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、入口と出口を分けると人がぶつかりにくくなるという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「順番」「入口」「動き」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「記録」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:あとで確かめられるよう書き残すこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「あとで確かめられるよう書き残すこと」と用例「芽の高さを毎日測り、観察カードに記録した。」。
解き方:「記録」は、あとで確かめられるよう書き残すことという意味です。読みは「きろく」です。例文:芽の高さを毎日測り、観察カードに記録した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る
本文根拠:第4段落の「小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る」。
解き方:「ただし」に続く「小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:決まりは使う人の動きに合わせて見直す
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「決まりは使う人の動きに合わせて見直す」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:決まりは使う人の動きに合わせて見直す。
本文根拠:仕組み=始まりと進む向きが見えると次の人が分かりやすい、限界=小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る、方法=使う人の動きを見て線の位置を直す、結論=決まりは使う人の動きに合わせて見直す。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
駅前の青い手袋
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:省略(しょうりゃく)駅前の青い手袋
結衣は駅前広場で、地域案内のボランティアを無事に終えることになった。ところが、落とし物の青い手袋を持つ子が困っていた。結衣の胸には迷いが広がった。
一度は案内予定を優先してその場を離れることも考えた。しかし、奏と短く相談し、持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、予定外の出来事でも役割を分ければ案内を続けられると分かった。やがて、手袋は持ち主へ戻り、案内所も予定どおり開いた。結衣の気持ちは安堵へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「選択」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「省略」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「ベンチに残った青い糸」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と奏が尋ねた。結衣はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より迷いに引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「選択」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:いくつかの中から目的に合うものを選ぶこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「いくつかの中から目的に合うものを選ぶこと」と用例「三つの道から、信号のある安全な道を選択した。」。
解き方:「選択」は、いくつかの中から目的に合うものを選ぶことという意味です。読みは「せんたく」です。例文:三つの道から、信号のある安全な道を選択した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「予定外の出来事でも役割を分ければ案内を続けられると分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した」と発見「予定外の出来事でも役割を分ければ案内を続けられると分かった」の因果。
解き方:発見は「持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
結衣が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した」こと
本文根拠:第2段落の「持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した」。
解き方:最初は「案内予定を優先してその場を離れる」ことを考えましたが、実際には「持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:計画を守ることと困った人を助けることは両立できること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「予定外の出来事でも役割を分ければ案内を続けられると分かった」という発見と「手袋は持ち主へ戻り、案内所も予定どおり開いた」という結果の両方を説明できるのは、「計画を守ることと困った人を助けることは両立できること」という考えです。
結衣の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:結衣は「案内予定を優先してその場を離れる」と考えたが、持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した。予定外の出来事でも役割を分ければ案内を続けられると分かったため、気持ちは迷いから安堵へ変わった。
本文根拠:変化前=迷い、行動=持ち主の手がかりを聞き、交番と放送係へ同時に連絡した、発見=予定外の出来事でも役割を分ければ案内を続けられると分かった、変化後=安堵。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
山びこの声
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:強調(きょうちょう)山びこの声
音がかたい面ではね返って聞こえることについて考えてみよう。よくある見方は、「大声ならどこでも山びこになる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、声が遠い壁や山に当たり少し遅れて戻ると別の声のように聞こえる。たとえば、広い谷で声を出すと後から同じ言葉が聞こえることがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「調整」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、木や布の多い場所では音が弱まりやすい。そのため、場所と声の大きさを変えて戻る音を比べることが必要になる。本文では、結論を「山びこは声と周りの形の両方で変わる」とまとめる。
【7日前の復習】「強調」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、広い谷で声を出すと後から同じ言葉が聞こえることがあるという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「音」「壁」「戻り」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「調整」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:全体がうまく合うよう整えること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「全体がうまく合うよう整えること」と用例「全員が歌いやすいよう、伴奏の速さを調整した。」。
解き方:「調整」は、全体がうまく合うよう整えることという意味です。読みは「ちょうせい」です。例文:全員が歌いやすいよう、伴奏の速さを調整した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「木や布の多い場所では音が弱まりやすい」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「木や布の多い場所では音が弱まりやすい」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:木や布の多い場所では音が弱まりやすい
本文根拠:第4段落の「木や布の多い場所では音が弱まりやすい」。
解き方:「ただし」に続く「木や布の多い場所では音が弱まりやすい」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:山びこは声と周りの形の両方で変わる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「山びこは声と周りの形の両方で変わる」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:山びこは声と周りの形の両方で変わる。
本文根拠:仕組み=声が遠い壁や山に当たり少し遅れて戻ると別の声のように聞こえる、限界=木や布の多い場所では音が弱まりやすい、方法=場所と声の大きさを変えて戻る音を比べる、結論=山びこは声と周りの形の両方で変わる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
古い地図の空白
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:変化(へんか)古い地図の空白
海斗は郷土資料館で、昔の商店街の地図を調べて発表することになった。ところが、地図の一角だけ店名が空白になっていた。海斗の胸にはもどかしさが広がった。
一度は近くの店名を想像で書き足すことも考えた。しかし、沙羅と短く相談し、年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった。やがて、発表では分かった事実と不明な点を分けて示した。海斗の気持ちは誠実な落ち着きへ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「確実」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「変化」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「地図に残した小さな空白」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と沙羅が尋ねた。海斗はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりもどかしさに引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「確実」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:まちがいがなくたしかであること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「まちがいがなくたしかであること」と用例「忘れ物を確実に減らすため、帰る前に持ち物表を見た。」。
解き方:「確実」は、まちがいがなくたしかであることという意味です。読みは「かくじつ」です。例文:忘れ物を確実に減らすため、帰る前に持ち物表を見た。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」と発見「空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった」の因果。
解き方:発見は「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
海斗が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」こと
本文根拠:第2段落の「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」。
解き方:最初は「近くの店名を想像で書き足す」ことを考えましたが、実際には「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:分からないことを分からないまま示すのも調査であること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった」という発見と「発表では分かった事実と不明な点を分けて示した」という結果の両方を説明できるのは、「分からないことを分からないまま示すのも調査であること」という考えです。
海斗の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:海斗は「近くの店名を想像で書き足す」と考えたが、年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた。空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かったため、気持ちはもどかしさから誠実な落ち着きへ変わった。
本文根拠:変化前=もどかしさ、行動=年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた、発見=空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった、変化後=誠実な落ち着き。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
紙飛行機
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:説明(せつめい)紙飛行機
紙飛行機の形で飛び方が変わることについて考えてみよう。よくある見方は、「強く投げればどんな形でも遠くまで飛ぶ」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、翼の広さや折り方で空気の受け方が変わる。たとえば、同じ紙でも翼を少し広くするとゆっくり飛ぶことがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「協調」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、投げる人や風が違うと形だけを比べられない。そのため、同じ人が同じ場所で形だけ変えて飛ばすことが必要になる。本文では、結論を「飛び方を比べるときは形以外をそろえる」とまとめる。
【7日前の復習】「説明」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、同じ紙でも翼を少し広くするとゆっくり飛ぶことがあるという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「紙」「翼」「空気」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「協調」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:相手と調子を合わせて進めること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「相手と調子を合わせて進めること」と用例「合奏では周りの音を聞き、協調して演奏した。」。
解き方:「協調」は、相手と調子を合わせて進めることという意味です。読みは「きょうちょう」です。例文:合奏では周りの音を聞き、協調して演奏した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「投げる人や風が違うと形だけを比べられない」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「投げる人や風が違うと形だけを比べられない」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:投げる人や風が違うと形だけを比べられない
本文根拠:第4段落の「投げる人や風が違うと形だけを比べられない」。
解き方:「ただし」に続く「投げる人や風が違うと形だけを比べられない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:飛び方を比べるときは形以外をそろえる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「飛び方を比べるときは形以外をそろえる」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:飛び方を比べるときは形以外をそろえる。
本文根拠:仕組み=翼の広さや折り方で空気の受け方が変わる、限界=投げる人や風が違うと形だけを比べられない、方法=同じ人が同じ場所で形だけ変えて飛ばす、結論=飛び方を比べるときは形以外をそろえる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
消えた星印
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:解決(かいけつ)消えた星印
真琴は天文部室で、流星観察の記録をまとめることになった。ところが、観察表から一つの星印だけ消えていた。真琴の胸には焦燥が広がった。
一度は最も多かった時刻へ数を足すことも考えた。しかし、拓海と短く相談し、各自のノートと撮影時刻を照合した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった。やがて、欠測を明記した正確なグラフが完成した。真琴の気持ちは確かさへ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「視点」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「解決」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「夜空の下の空欄」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と拓海が尋ねた。真琴はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より焦燥に引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「視点」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:物事を見る立場や向き
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「物事を見る立場や向き」と用例「子犬の視点から見た家族の一日を物語にした。」。
解き方:「視点」は、物事を見る立場や向きという意味です。読みは「してん」です。例文:子犬の視点から見た家族の一日を物語にした。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「各自のノートと撮影時刻を照合した」と発見「雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった」の因果。
解き方:発見は「各自のノートと撮影時刻を照合した」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
真琴が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「各自のノートと撮影時刻を照合した」こと
本文根拠:第2段落の「各自のノートと撮影時刻を照合した」。
解き方:最初は「最も多かった時刻へ数を足す」ことを考えましたが、実際には「各自のノートと撮影時刻を照合した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:記録の穴を想像で埋めず条件を説明すること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった」という発見と「欠測を明記した正確なグラフが完成した」という結果の両方を説明できるのは、「記録の穴を想像で埋めず条件を説明すること」という考えです。
真琴の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:真琴は「最も多かった時刻へ数を足す」と考えたが、各自のノートと撮影時刻を照合した。雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かったため、気持ちは焦燥から確かさへ変わった。
本文根拠:変化前=焦燥、行動=各自のノートと撮影時刻を照合した、発見=雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった、変化後=確かさ。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
さめるスープ
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:計画(けいかく)さめるスープ
温かい食べ物が周りへ熱を渡して冷めることについて考えてみよう。よくある見方は、「ふたをすれば温度はまったく下がらない」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、食べ物と周りの空気の温度差があると熱が移る。たとえば、広い皿へ分けると空気にふれる面が増えて冷めやすい。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「印象」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる。そのため、同じ量を同じ部屋で入れ物だけ変えることが必要になる。本文では、結論を「冷め方は入れ物と広がり方にも関係する」とまとめる。
【7日前の復習】「計画」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、広い皿へ分けると空気にふれる面が増えて冷めやすいという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「温度」「空気」「入れ物」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「印象」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:見聞きしたことが心に残した感じ
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「見聞きしたことが心に残した感じ」と用例「朝日で湖が金色に光る景色が、強い印象に残った。」。
解き方:「印象」は、見聞きしたことが心に残した感じという意味です。読みは「いんしょう」です。例文:朝日で湖が金色に光る景色が、強い印象に残った。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる
本文根拠:第4段落の「入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる」。
解き方:「ただし」に続く「入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:冷め方は入れ物と広がり方にも関係する
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「冷め方は入れ物と広がり方にも関係する」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:冷め方は入れ物と広がり方にも関係する。
本文根拠:仕組み=食べ物と周りの空気の温度差があると熱が移る、限界=入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる、方法=同じ量を同じ部屋で入れ物だけ変える、結論=冷め方は入れ物と広がり方にも関係する。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
二つの水やり表
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:記録(きろく)二つの水やり表
咲は学級園で、夏休みの水やり当番を決めることになった。ところが、二種類の当番表で曜日が食い違っていた。咲の胸にはいらだちが広がった。
一度は新しい紙だけを正しいと決めることも考えた。しかし、樹と短く相談し、作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった。やがて、全員が同じ表を持ち、苗は夏を越した。咲の気持ちは安心へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「引用」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「記録」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「鉢の横で揺れる二枚の紙」を手がかりに、はじめの問題と最後の変化がどうつながるか、もう一度考えてみよう。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と樹が尋ねた。咲はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりいらだちに引かれていたことに気づいた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「引用」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:ほかの文章や言葉をそのまま示すこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「ほかの文章や言葉をそのまま示すこと」と用例「新聞の記事から一文を引用し、かぎかっこで囲んだ。」。
解き方:「引用」は、ほかの文章や言葉をそのまま示すことという意味です。読みは「いんよう」です。例文:新聞の記事から一文を引用し、かぎかっこで囲んだ。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」と発見「新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった」の因果。
解き方:発見は「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
咲が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」こと
本文根拠:第2段落の「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」。
解き方:最初は「新しい紙だけを正しいと決める」ことを考えましたが、実際には「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:情報は正しさだけでなく共有のされ方も大切なこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった」という発見と「全員が同じ表を持ち、苗は夏を越した」という結果の両方を説明できるのは、「情報は正しさだけでなく共有のされ方も大切なこと」という考えです。
咲の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて120字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:咲は「新しい紙だけを正しいと決める」と考えたが、作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた。新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かったため、気持ちはいらだちから安心へ変わった。
本文根拠:変化前=いらだち、行動=作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた、発見=新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった、変化後=安心。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
ふくらむパン
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:選択(せんたく)ふくらむパン
パンの生地に小さな気体のあなができてふくらむことについて考えてみよう。よくある見方は、「長く置けば必ずよくふくらむ」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、生地の中でできた気体が小さなあなを広げる。たとえば、温かい場所では生地がゆっくり大きくなることがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「要約」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない。そのため、時間と温かさと生地の様子を記録することが必要になる。本文では、結論を「変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる」とまとめる。
【7日前の復習】「選択」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
大切なのは、温かい場所では生地がゆっくり大きくなることがあるという例と、最後の結論を別々にせず結びつけて読むことである。
この仕組みを調べる班は、まず「生地」「気体」「温かさ」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「要約」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:大切な内容を短くまとめること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「大切な内容を短くまとめること」と用例「長いお知らせを三文で要約し、家の人に伝えた。」。
解き方:「要約」は、大切な内容を短くまとめることという意味です。読みは「ようやく」です。例文:長いお知らせを三文で要約し、家の人に伝えた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない
本文根拠:第4段落の「熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない」。
解き方:「ただし」に続く「熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる」とまとめています。
本文で伝えたい大切なことを、120字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる。
本文根拠:仕組み=生地の中でできた気体が小さなあなを広げる、限界=熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない、方法=時間と温かさと生地の様子を記録する、結論=変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第4段落の結論を一文で示している
- 本文で調べた題材から離れていない
- 『ただし』で示された条件と矛盾していない
- 本文にない出来事を加えていない
ALL DRILLS小3〜高3・全30セットから選ぶ
まいこくは1学年につき「基礎・標準・発展」の3段階、各100問で構成されています。学年どおりに進める必要はありません。読み取りで手が止まるなら1学年下の標準へ、設問が軽く感じるなら同学年の発展へ、と横にも縦にも移動できます。
小学4年生・発展の進め方
100問はどのように進めますか?
1日5問を一つのまとまりとして、先に自分の根拠を決めてから答え合わせをします。正答だけでなく、本文根拠・解き方・誤答のずれまで確認してください。
次の段階へ進む目安は何ですか?
正解数だけで判断せず、選んだ根拠を本文から説明でき、記述問題を採点観点に沿って一度書き直せるようになったら次へ進みます。
難しい場合はどう戻ればよいですか?
同じ日の解説を読み直し、焦点語と本文根拠を一つずつ確認します。それでも難しい場合は、同学年の標準100問へ戻り、段落関係と推論の根拠を確認してください。
保護者はどのように手伝えばよいですか?
答えを先に教えず、「本文のどこに書いてある?」「別の選択肢はどこが違う?」と尋ねてください。小3・小4はルビを使い、音読してから根拠を指で示す方法も有効です。
EDITORIAL & INSTRUCTORS
専門講師・教材協力者による制作
「まいこく」は、藤原進之介が率いる数強塾グループの国語部門「国強塾」が制作・運営するオリジナル学習コンテンツです。本文・設問・選択肢・解答・解説を独自に制作し、出典のない転載問題は掲載していません。
- 制作責任・教材設計・レビュー
- 藤原進之介(数強塾グループ代表)
- 「毎日の国語」設問設計
- 菊池秀策(国語・小論文)
- 現代文・古文教材設計協力
- 山下翔平(スタディサプリ中学講座・国語担当実績/外部協力)
- 古文・漢文専任
- 朝倉吏
- 国語・小論文講師
- 藤本康太
山下翔平先生は教材・指導に関する外部協力者であり、現在の数強塾講師一覧上の在籍講師ではありません。役割を混同せず表記しています。
教材本文版:1.0.0 学習案内・SEO版:1.3.3 初版公開: 学習案内更新: 制作・運営:株式会社数強塾/国強塾
