- 根拠としてほかの言葉を取り上げること
- 手がかりからまだ分からないことを考えること
- 解決する必要がある問題
- 文章や出来事の意味を考えて説明すること
毎日の国語・藤原式ドリル国語
小5 発展
100問
第201問〜第300問。前提・限界・表現効果まで考えて記述するための20日分です。1日1本文・5問で、語彙から記述まで同じ手順を反復します。
小学5年生の到達目標
心情変化、人物像、意味段落、要旨、資料の基本を読み取る
具体例と要点を分け、物語の変化や説明文の要旨へ進みます。
100 QUESTIONS MAP
小学5年生・発展100問の見取り図
第41日〜第60日・第201問〜第300問を、1日5問で進めます。語彙、文構造、本文根拠、関係・推論、要約・表現を同じ題材でつなぎます。
- 到達目標
- 心情変化、人物像、意味段落、要旨、資料の基本を読み取る
- この段階のねらい
- 複数視点をまとめて記述する力
- よくあるつまずき
- 条件や反例を落とさず、複数の根拠を要約・記述へつなげます。

20日分の焦点語を見る
推測、条件、過程、評価、認識、課題、段落、論点、資料、関連、仮定、解釈、文脈、展開、象徴、表現、中心、引用、要旨、検討
ジャンル名を選ぶと、そのジャンルが最初に現れる学習日へ移動します。問題数・ジャンル数・焦点語は公開中の教材カタログから表示しています。
古い地図の空白
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:対比(たいひ)古い地図の空白
海斗は郷土資料館で、昔の商店街の地図を調べて発表することになった。ところが、地図の一角だけ店名が空白になっていた。海斗の胸にはもどかしさが広がった。
一度は近くの店名を想像で書き足すことも考えた。しかし、沙羅と短く相談し、年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった。やがて、発表では分かった事実と不明な点を分けて示した。海斗の気持ちは誠実な落ち着きへ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「推測」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「対比」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と沙羅が尋ねた。海斗はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりもどかしさに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「推測」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:手がかりからまだ分からないことを考えること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「手がかりからまだ分からないことを考えること」と用例「玄関にぬれた傘があるので、父はもう帰宅したと推測した。」。
解き方:「推測」は、手がかりからまだ分からないことを考えることという意味です。読みは「すいそく」です。例文:玄関にぬれた傘があるので、父はもう帰宅したと推測した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」と発見「空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった」の因果。
解き方:発見は「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
海斗が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」こと
本文根拠:第2段落の「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」。
解き方:最初は「近くの店名を想像で書き足す」ことを考えましたが、実際には「年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:分からないことを分からないまま示すのも調査であること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった」という発見と「発表では分かった事実と不明な点を分けて示した」という結果の両方を説明できるのは、「分からないことを分からないまま示すのも調査であること」という考えです。
海斗の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:海斗は「近くの店名を想像で書き足す」と考えたが、年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた。空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かったため、気持ちはもどかしさから誠実な落ち着きへ変わった。
本文根拠:変化前=もどかしさ、行動=年代の違う写真、電話帳、聞き取り記録を比べた、発見=空白は店がなかったのではなく資料が失われた印だと分かった、変化後=誠実な落ち着き。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
月の形
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:因果(いんが)月の形
月の明るく見える部分が日ごとに変わる理由について考えてみよう。よくある見方は、「月そのものが毎日ちがう形に欠ける」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、太陽に照らされた半分のうち地球から見える部分が変わる。たとえば、何日か続けて見ると細い月から丸い月へ変わる。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「条件」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、雲や見る時刻が違うと記録できない日もある。そのため、同じ時刻ごろに方角と形を記録することが必要になる。本文では、結論を「月の変化は一日だけでなく続けて見る」とまとめる。
【7日前の復習】「因果」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「月」「太陽」「形」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「何日か続けて見ると細い月から丸い月へ変わる」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「条件」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:物事が成り立つために必要な決まり
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「物事が成り立つために必要な決まり」と用例「運動会を開く条件として、雨が降っていないことが示された。」。
解き方:「条件」は、物事が成り立つために必要な決まりという意味です。読みは「じょうけん」です。例文:運動会を開く条件として、雨が降っていないことが示された。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「雲や見る時刻が違うと記録できない日もある」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「雲や見る時刻が違うと記録できない日もある」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:雲や見る時刻が違うと記録できない日もある
本文根拠:第4段落の「雲や見る時刻が違うと記録できない日もある」。
解き方:「ただし」に続く「雲や見る時刻が違うと記録できない日もある」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:月の変化は一日だけでなく続けて見る
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「月の変化は一日だけでなく続けて見る」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:太陽に照らされた半分のうち地球から見える部分が変わる。ただし、雲や見る時刻が違うと記録できない日もある。
本文根拠:仕組み=太陽に照らされた半分のうち地球から見える部分が変わる、限界=雲や見る時刻が違うと記録できない日もある、方法=同じ時刻ごろに方角と形を記録する、結論=月の変化は一日だけでなく続けて見る。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
消えた星印
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:抽象(ちゅうしょう)消えた星印
真琴は天文部室で、流星観察の記録をまとめることになった。ところが、観察表から一つの星印だけ消えていた。真琴の胸には焦燥が広がった。
一度は最も多かった時刻へ数を足すことも考えた。しかし、拓海と短く相談し、各自のノートと撮影時刻を照合した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった。やがて、欠測を明記した正確なグラフが完成した。真琴の気持ちは確かさへ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「過程」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「抽象」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と拓海が尋ねた。真琴はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より焦燥に引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「過程」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:結果に至るまでの進み方
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「結果に至るまでの進み方」と用例「種から花が咲くまでの過程を、六枚の絵で表した。」。
解き方:「過程」は、結果に至るまでの進み方という意味です。読みは「かてい」です。例文:種から花が咲くまでの過程を、六枚の絵で表した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「各自のノートと撮影時刻を照合した」と発見「雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった」の因果。
解き方:発見は「各自のノートと撮影時刻を照合した」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
真琴が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「各自のノートと撮影時刻を照合した」こと
本文根拠:第2段落の「各自のノートと撮影時刻を照合した」。
解き方:最初は「最も多かった時刻へ数を足す」ことを考えましたが、実際には「各自のノートと撮影時刻を照合した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:記録の穴を想像で埋めず条件を説明すること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった」という発見と「欠測を明記した正確なグラフが完成した」という結果の両方を説明できるのは、「記録の穴を想像で埋めず条件を説明すること」という考えです。
真琴の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:真琴は「最も多かった時刻へ数を足す」と考えたが、各自のノートと撮影時刻を照合した。雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かったため、気持ちは焦燥から確かさへ変わった。
本文根拠:変化前=焦燥、行動=各自のノートと撮影時刻を照合した、発見=雲で見えなかった時間と観察していない時間は違うと分かった、変化後=確かさ。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
磁石の向き
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:主張(しゅちょう)磁石の向き
磁石に付く物と付かない物があることについて考えてみよう。よくある見方は、「光る物はすべて磁石に付く」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、材料に鉄がふくまれるかどうかで付き方が変わる。たとえば、鉄のクリップは付くがアルミはくは付きにくい。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「評価」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、表面の色や形だけでは材料を決められない。そのため、同じ磁石でいくつかの材料を試すことが必要になる。本文では、結論を「見た目でなく材料を確かめることが大切である」とまとめる。
【7日前の復習】「主張」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「磁石」「鉄」「材料」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「鉄のクリップは付くがアルミはくは付きにくい」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「評価」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:よい点や課題を基準に照らして考えること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「よい点や課題を基準に照らして考えること」と用例「作品のよい点と直す点を挙げて、班で評価した。」。
解き方:「評価」は、よい点や課題を基準に照らして考えることという意味です。読みは「ひょうか」です。例文:作品のよい点と直す点を挙げて、班で評価した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「表面の色や形だけでは材料を決められない」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「表面の色や形だけでは材料を決められない」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:表面の色や形だけでは材料を決められない
本文根拠:第4段落の「表面の色や形だけでは材料を決められない」。
解き方:「ただし」に続く「表面の色や形だけでは材料を決められない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:見た目でなく材料を確かめることが大切である
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「見た目でなく材料を確かめることが大切である」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:材料に鉄がふくまれるかどうかで付き方が変わる。ただし、表面の色や形だけでは材料を決められない。
本文根拠:仕組み=材料に鉄がふくまれるかどうかで付き方が変わる、限界=表面の色や形だけでは材料を決められない、方法=同じ磁石でいくつかの材料を試す、結論=見た目でなく材料を確かめることが大切である。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
二つの水やり表
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:反論(はんろん)二つの水やり表
咲は学級園で、夏休みの水やり当番を決めることになった。ところが、二種類の当番表で曜日が食い違っていた。咲の胸にはいらだちが広がった。
一度は新しい紙だけを正しいと決めることも考えた。しかし、樹と短く相談し、作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった。やがて、全員が同じ表を持ち、苗は夏を越した。咲の気持ちは安心へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「認識」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「反論」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と樹が尋ねた。咲はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりいらだちに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「認識」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:物事をどのようなものとして理解すること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「物事をどのようなものとして理解すること」と用例「話を聞き、同じ出来事でも見え方が違うと認識した。」。
解き方:「認識」は、物事をどのようなものとして理解することという意味です。読みは「にんしき」です。例文:話を聞き、同じ出来事でも見え方が違うと認識した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」と発見「新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった」の因果。
解き方:発見は「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
咲が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」こと
本文根拠:第2段落の「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」。
解き方:最初は「新しい紙だけを正しいと決める」ことを考えましたが、実際には「作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:情報は正しさだけでなく共有のされ方も大切なこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった」という発見と「全員が同じ表を持ち、苗は夏を越した」という結果の両方を説明できるのは、「情報は正しさだけでなく共有のされ方も大切なこと」という考えです。
咲の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:咲は「新しい紙だけを正しいと決める」と考えたが、作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた。新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かったため、気持ちはいらだちから安心へ変わった。
本文根拠:変化前=いらだち、行動=作成日と配布先を確かめ、全員へ変更理由を伝えた、発見=新しい情報も伝わらなければ役に立たないと分かった、変化後=安心。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
道を知らせる印
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:証拠(しょうこ)道を知らせる印
道路や建物の印が短い形で情報を伝えることについて考えてみよう。よくある見方は、「色が同じ印はすべて同じ意味である」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、形と色と置かれた場所を合わせて意味が決まる。たとえば、横断歩道の近くの印は歩く人へ注意を伝える。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「課題」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、地域や建物により使う印が違うこともある。そのため、印の形だけでなく説明と場所も確かめることが必要になる。本文では、結論を「印は答えそのものではなく行動を確かめる手がかりである」とまとめる。
【7日前の復習】「証拠」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「印」「形」「場所」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「横断歩道の近くの印は歩く人へ注意を伝える」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「課題」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:解決する必要がある問題
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「解決する必要がある問題」と用例「調査の課題は、回答した人が少ないことだ。」。
解き方:「課題」は、解決する必要がある問題という意味です。読みは「かだい」です。例文:調査の課題は、回答した人が少ないことだ。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「地域や建物により使う印が違うこともある」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「地域や建物により使う印が違うこともある」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:地域や建物により使う印が違うこともある
本文根拠:第4段落の「地域や建物により使う印が違うこともある」。
解き方:「ただし」に続く「地域や建物により使う印が違うこともある」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:印は答えそのものではなく行動を確かめる手がかりである
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「印は答えそのものではなく行動を確かめる手がかりである」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:形と色と置かれた場所を合わせて意味が決まる。ただし、地域や建物により使う印が違うこともある。
本文根拠:仕組み=形と色と置かれた場所を合わせて意味が決まる、限界=地域や建物により使う印が違うこともある、方法=印の形だけでなく説明と場所も確かめる、結論=印は答えそのものではなく行動を確かめる手がかりである。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
半分だけの合唱
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:例外(れいがい)半分だけの合唱
玲奈は音楽室で、合唱発表の声を一つにまとめることになった。ところが、高い声ばかりが響き低い声が聞こえなかった。玲奈の胸には戸惑いが広がった。
一度は全員にもっと大きな声を出させることも考えた。しかし、悠人と短く相談し、録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、音量ではなく声の重なり方が問題だと分かった。やがて、小さな声も届く響きになり、発表後に互いの声をたたえた。玲奈の気持ちは調和へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「段落」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「例外」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と悠人が尋ねた。玲奈はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より戸惑いに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「段落」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:文章を内容のまとまりで分けた部分
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「文章を内容のまとまりで分けた部分」と用例「話題が海の生物へ変わるところで、新しい段落が始まる。」。
解き方:「段落」は、文章を内容のまとまりで分けた部分という意味です。読みは「だんらく」です。例文:話題が海の生物へ変わるところで、新しい段落が始まる。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「音量ではなく声の重なり方が問題だと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた」と発見「音量ではなく声の重なり方が問題だと分かった」の因果。
解き方:発見は「録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
玲奈が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた」こと
本文根拠:第2段落の「録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた」。
解き方:最初は「全員にもっと大きな声を出させる」ことを考えましたが、実際には「録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:目立たない部分を生かすと全体が豊かになること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「音量ではなく声の重なり方が問題だと分かった」という発見と「小さな声も届く響きになり、発表後に互いの声をたたえた」という結果の両方を説明できるのは、「目立たない部分を生かすと全体が豊かになること」という考えです。
玲奈の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:玲奈は「全員にもっと大きな声を出させる」と考えたが、録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた。音量ではなく声の重なり方が問題だと分かったため、気持ちは戸惑いから調和へ変わった。
本文根拠:変化前=戸惑い、行動=録音を聞き、立ち位置と息を入れる場所を変えた、発見=音量ではなく声の重なり方が問題だと分かった、変化後=調和。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
手を洗う順
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:推測(すいそく)手を洗う順
手のよごれを落とすには洗い残しを減らす必要があることについて考えてみよう。よくある見方は、「水に一度ぬらせばよごれは全部落ちる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、せっけんを広げ指の間やつめの周りまでこすると落ちやすい。たとえば、手のひらだけ洗うと指の間に洗い残しができる。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「論点」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、強くこすりすぎると皮ふをいためることがある。そのため、洗う前後で見落とした場所を確かめることが必要になる。本文では、結論を「順番を決めると洗い残しに気づきやすい」とまとめる。
【7日前の復習】「推測」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「手」「順番」「洗い残し」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「手のひらだけ洗うと指の間に洗い残しができる」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「論点」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:話し合いや文章で問題になる中心
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「話し合いや文章で問題になる中心」と用例「公園にごみ箱を置くべきかが、話し合いの論点になった。」。
解き方:「論点」は、話し合いや文章で問題になる中心という意味です。読みは「ろんてん」です。例文:公園にごみ箱を置くべきかが、話し合いの論点になった。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「強くこすりすぎると皮ふをいためることがある」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「強くこすりすぎると皮ふをいためることがある」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:強くこすりすぎると皮ふをいためることがある
本文根拠:第4段落の「強くこすりすぎると皮ふをいためることがある」。
解き方:「ただし」に続く「強くこすりすぎると皮ふをいためることがある」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:順番を決めると洗い残しに気づきやすい
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「順番を決めると洗い残しに気づきやすい」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:せっけんを広げ指の間やつめの周りまでこすると落ちやすい。ただし、強くこすりすぎると皮ふをいためることがある。
本文根拠:仕組み=せっけんを広げ指の間やつめの周りまでこすると落ちやすい、限界=強くこすりすぎると皮ふをいためることがある、方法=洗う前後で見落とした場所を確かめる、結論=順番を決めると洗い残しに気づきやすい。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
河原の赤い印
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:条件(じょうけん)河原の赤い印
悠は川辺で、地域の清掃場所を安全に分けることになった。ところが、地図の赤い印と現地のぬかるみが一致しなかった。悠の胸には緊張が広がった。
一度は古い地図どおりに人を配置することも考えた。しかし、七海と短く相談し、現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、資料は作られた時点の状況を表すものだと分かった。やがて、安全な範囲で清掃でき、変更記録も次回へ残した。悠の気持ちは責任感へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「資料」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「条件」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と七海が尋ねた。悠はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より緊張に引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「資料」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:考えや説明のもとにする情報
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「考えや説明のもとにする情報」と用例「市の人口の変化を示す資料を、発表のスライドに載せた。」。
解き方:「資料」は、考えや説明のもとにする情報という意味です。読みは「しりょう」です。例文:市の人口の変化を示す資料を、発表のスライドに載せた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「資料は作られた時点の状況を表すものだと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した」と発見「資料は作られた時点の状況を表すものだと分かった」の因果。
解き方:発見は「現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
悠が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した」こと
本文根拠:第2段落の「現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した」。
解き方:最初は「古い地図どおりに人を配置する」ことを考えましたが、実際には「現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:資料を使うときは現在の事実と照らすこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「資料は作られた時点の状況を表すものだと分かった」という発見と「安全な範囲で清掃でき、変更記録も次回へ残した」という結果の両方を説明できるのは、「資料を使うときは現在の事実と照らすこと」という考えです。
悠の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:悠は「古い地図どおりに人を配置する」と考えたが、現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した。資料は作られた時点の状況を表すものだと分かったため、気持ちは緊張から責任感へ変わった。
本文根拠:変化前=緊張、行動=現地を歩いて危険箇所を撮影し、新しい地図へ直した、発見=資料は作られた時点の状況を表すものだと分かった、変化後=責任感。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
眠りと学び
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:過程(かてい)眠りと学び
眠っている間にも覚えたことが整理されると考えられることについて考えてみよう。よくある見方は、「夜おそくまで続ければ必ずよく覚えられる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、学んだ後に休むと内容を思い出しやすくなることがある。たとえば、練習後に眠った次の日は手順を思い出せる場合がある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「関連」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、必要な眠りの長さには人による違いがある。そのため、勉強と眠りと次の日の様子を続けて記録することが必要になる。本文では、結論を「学ぶ時間だけでなく休むことも大切である」とまとめる。
【7日前の復習】「過程」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「眠り」「学び」「記録」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「練習後に眠った次の日は手順を思い出せる場合がある」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「関連」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:二つ以上の物事が結びついていること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「二つ以上の物事が結びついていること」と用例「睡眠時間と朝の集中力に関連があるか、アンケートで調べた。」。
解き方:「関連」は、二つ以上の物事が結びついていることという意味です。読みは「かんれん」です。例文:睡眠時間と朝の集中力に関連があるか、アンケートで調べた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「必要な眠りの長さには人による違いがある」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「必要な眠りの長さには人による違いがある」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:必要な眠りの長さには人による違いがある
本文根拠:第4段落の「必要な眠りの長さには人による違いがある」。
解き方:「ただし」に続く「必要な眠りの長さには人による違いがある」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:学ぶ時間だけでなく休むことも大切である
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「学ぶ時間だけでなく休むことも大切である」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:学んだ後に休むと内容を思い出しやすくなることがある。ただし、必要な眠りの長さには人による違いがある。
本文根拠:仕組み=学んだ後に休むと内容を思い出しやすくなることがある、限界=必要な眠りの長さには人による違いがある、方法=勉強と眠りと次の日の様子を続けて記録する、結論=学ぶ時間だけでなく休むことも大切である。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
小さな修理札
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:評価(ひょうか)小さな修理札
颯太は科学室で、壊れた実験道具を安全に整理することになった。ところが、同じ棚に使える道具と修理中の道具が混ざっていた。颯太の胸には面倒くささが広がった。
一度は見た目がきれいな物を使える側へ置くことも考えた。しかし、芽衣と短く相談し、一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、外見だけでは安全性を判断できないと分かった。やがて、次の班は迷わず安全な道具を選べた。颯太の気持ちは達成感へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「仮定」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「評価」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と芽衣が尋ねた。颯太はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より面倒くささに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「仮定」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:もしそうだとしたらと置く条件
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「もしそうだとしたらと置く条件」と用例「もし給食の残りが半分になると仮定して、ごみの量を計算した。」。
解き方:「仮定」は、もしそうだとしたらと置く条件という意味です。読みは「かてい」です。例文:もし給食の残りが半分になると仮定して、ごみの量を計算した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「外見だけでは安全性を判断できないと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた」と発見「外見だけでは安全性を判断できないと分かった」の因果。
解き方:発見は「一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
颯太が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた」こと
本文根拠:第2段落の「一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた」。
解き方:最初は「見た目がきれいな物を使える側へ置く」ことを考えましたが、実際には「一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:判断の理由を次の人へ残すこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「外見だけでは安全性を判断できないと分かった」という発見と「次の班は迷わず安全な道具を選べた」という結果の両方を説明できるのは、「判断の理由を次の人へ残すこと」という考えです。
颯太の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:颯太は「見た目がきれいな物を使える側へ置く」と考えたが、一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた。外見だけでは安全性を判断できないと分かったため、気持ちは面倒くささから達成感へ変わった。
本文根拠:変化前=面倒くささ、行動=一つずつ動作を確かめ、修理理由を書いた札を付けた、発見=外見だけでは安全性を判断できないと分かった、変化後=達成感。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
分けるための印
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:認識(にんしき)分けるための印
品物の印が材料や集め方を知らせることについて考えてみよう。よくある見方は、「形が同じ入れ物は同じ出し方でよい」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、材料を表す印を見ると分ける手がかりになる。たとえば、ふたと本体で材料が違う入れ物もある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「解釈」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、住む場所により集め方が違うことがある。そのため、品物の印と地域の案内を両方見ることが必要になる。本文では、結論を「印を見た後に地域の決まりも確かめる」とまとめる。
【7日前の復習】「認識」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「材料」「印」「決まり」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「ふたと本体で材料が違う入れ物もある」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「解釈」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:文章や出来事の意味を考えて説明すること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「文章や出来事の意味を考えて説明すること」と用例「主人公が窓を閉めた行動を、決心の表れだと解釈した。」。
解き方:「解釈」は、文章や出来事の意味を考えて説明することという意味です。読みは「かいしゃく」です。例文:主人公が窓を閉めた行動を、決心の表れだと解釈した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「住む場所により集め方が違うことがある」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「住む場所により集め方が違うことがある」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:住む場所により集め方が違うことがある
本文根拠:第4段落の「住む場所により集め方が違うことがある」。
解き方:「ただし」に続く「住む場所により集め方が違うことがある」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:印を見た後に地域の決まりも確かめる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「印を見た後に地域の決まりも確かめる」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:材料を表す印を見ると分ける手がかりになる。ただし、住む場所により集め方が違うことがある。
本文根拠:仕組み=材料を表す印を見ると分ける手がかりになる、限界=住む場所により集め方が違うことがある、方法=品物の印と地域の案内を両方見る、結論=印を見た後に地域の決まりも確かめる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
夕方の回覧板
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:課題(かだい)夕方の回覧板
千尋は町内会館で、防災訓練の知らせを全戸へ届けることになった。ところが、一軒だけ留守が続き回覧板が止まった。千尋の胸には困惑が広がった。
一度は玄関前へそのまま置くことも考えた。しかし、岳と短く相談し、連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、一つの方法が届かない人には別の経路が必要だと分かった。やがて、全戸へ訓練時刻が伝わり、連絡方法も見直された。千尋の気持ちは手応えへ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「文脈」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「課題」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と岳が尋ねた。千尋はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より困惑に引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「文脈」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:言葉の意味を決める前後のつながり
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「言葉の意味を決める前後のつながり」と用例「『重い』が気持ちを表すことを、前後の文脈から判断した。」。
解き方:「文脈」は、言葉の意味を決める前後のつながりという意味です。読みは「ぶんみゃく」です。例文:『重い』が気持ちを表すことを、前後の文脈から判断した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「一つの方法が届かない人には別の経路が必要だと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した」と発見「一つの方法が届かない人には別の経路が必要だと分かった」の因果。
解き方:発見は「連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
千尋が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した」こと
本文根拠:第2段落の「連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した」。
解き方:最初は「玄関前へそのまま置く」ことを考えましたが、実際には「連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:同じ情報でも受け取る人に合わせて届け方を変えること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「一つの方法が届かない人には別の経路が必要だと分かった」という発見と「全戸へ訓練時刻が伝わり、連絡方法も見直された」という結果の両方を説明できるのは、「同じ情報でも受け取る人に合わせて届け方を変えること」という考えです。
千尋の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:千尋は「玄関前へそのまま置く」と考えたが、連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した。一つの方法が届かない人には別の経路が必要だと分かったため、気持ちは困惑から手応えへ変わった。
本文根拠:変化前=困惑、行動=連絡先を確認し、掲示板と電話を併用した、発見=一つの方法が届かない人には別の経路が必要だと分かった、変化後=手応え。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
地図の記号
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:段落(だんらく)地図の記号
地図が場所の様子を小さな記号で表すことについて考えてみよう。よくある見方は、「地図にない物はその場所に存在しない」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、目的に合う情報を選んで記号に置きかえる。たとえば、避難地図では店の名前より高い場所が大切になる。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「展開」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、作られた後に道や建物が変わることがある。そのため、地図の目的と作られた時を確かめることが必要になる。本文では、結論を「地図は目的に合わせて情報を選んだものだ」とまとめる。
【7日前の復習】「段落」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「地図」「記号」「目的」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「避難地図では店の名前より高い場所が大切になる」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「展開」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:話や考えが順に広がり進むこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「話や考えが順に広がり進むこと」と用例「物語は、手紙の発見をきっかけに思いがけない展開を見せた。」。
解き方:「展開」は、話や考えが順に広がり進むことという意味です。読みは「てんかい」です。例文:物語は、手紙の発見をきっかけに思いがけない展開を見せた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「作られた後に道や建物が変わることがある」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「作られた後に道や建物が変わることがある」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:作られた後に道や建物が変わることがある
本文根拠:第4段落の「作られた後に道や建物が変わることがある」。
解き方:「ただし」に続く「作られた後に道や建物が変わることがある」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:地図は目的に合わせて情報を選んだものだ
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「地図は目的に合わせて情報を選んだものだ」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:目的に合う情報を選んで記号に置きかえる。ただし、作られた後に道や建物が変わることがある。
本文根拠:仕組み=目的に合う情報を選んで記号に置きかえる、限界=作られた後に道や建物が変わることがある、方法=地図の目的と作られた時を確かめる、結論=地図は目的に合わせて情報を選んだものだ。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
割れなかったコップ
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:論点(ろんてん)割れなかったコップ
葉月は家庭科室で、班で使った食器を片づけることになった。ところが、一つのコップに細いひびのような線が見えた。葉月の胸にはためらいが広がった。
一度は汚れだと思って強くこすることも考えた。しかし、智也と短く相談し、光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、模様ではなく内側の傷だと分かった。やがて、コップは使用を止め、原因と確認方法を記録した。葉月の気持ちは安堵へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「象徴」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「論点」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と智也が尋ねた。葉月はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりためらいに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「象徴」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:目に見えない考えを具体物で表すこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「目に見えない考えを具体物で表すこと」と用例「物語に何度も出る若葉は、新しい出発の象徴だと考えた。」。
解き方:「象徴」は、目に見えない考えを具体物で表すことという意味です。読みは「しょうちょう」です。例文:物語に何度も出る若葉は、新しい出発の象徴だと考えた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
主人公が最初に考えた近道を選んでいた場合、本文の展開上もっとも失われやすいものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「模様ではなく内側の傷だと分かった」という、確認によって得られた発見
本文根拠:確認行動「光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた」と発見「模様ではなく内側の傷だと分かった」の因果。
解き方:発見は「光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた」を行った後に生まれています。近道を選べば、その因果が切れます。
葉月が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた」こと
本文根拠:第2段落の「光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた」。
解き方:最初は「汚れだと思って強くこする」ことを考えましたが、実際には「光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:小さな違和感を確かめることが事故を防ぐこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「模様ではなく内側の傷だと分かった」という発見と「コップは使用を止め、原因と確認方法を記録した」という結果の両方を説明できるのは、「小さな違和感を確かめることが事故を防ぐこと」という考えです。
葉月の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:葉月は「汚れだと思って強くこする」と考えたが、光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた。模様ではなく内側の傷だと分かったため、気持ちはためらいから安堵へ変わった。
本文根拠:変化前=ためらい、行動=光へかざし、先生と一緒に別の角度から確かめた、発見=模様ではなく内側の傷だと分かった、変化後=安堵。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
雨をはかる入れ物
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:資料(しりょう)雨をはかる入れ物
降った雨の量を同じ形の入れ物で比べることについて考えてみよう。よくある見方は、「水たまりの深さだけで雨の量が分かる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、口の広さと目盛りをそろえると場所ごとに比べやすい。たとえば、開けた場所に入れ物を置くと木の下より雨を受けやすい。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「表現」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、風や置く場所で入る量が変わる。そのため、同じ入れ物を開けた場所へ置くことが必要になる。本文では、結論を「雨を比べるには入れ物と場所をそろえる」とまとめる。
【7日前の復習】「資料」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「雨」「入れ物」「場所」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「開けた場所に入れ物を置くと木の下より雨を受けやすい」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「表現」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:考えや感じたことを言葉や形で示すこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「考えや感じたことを言葉や形で示すこと」と用例「風を『走る銀の糸』とする表現が心に残った。」。
解き方:「表現」は、考えや感じたことを言葉や形で示すことという意味です。読みは「ひょうげん」です。例文:風を『走る銀の糸』とする表現が心に残った。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
本文の具体例だけでは、結論をすべての場合へ広げられない理由として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:具体例は一つの可能性を示すにとどまり、「風や置く場所で入る量が変わる」という条件が残るから
本文根拠:具体例と第4段落の留保「風や置く場所で入る量が変わる」。
解き方:具体例が示す範囲と、『ただし』で示された限界を同時に残します。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:風や置く場所で入る量が変わる
本文根拠:第4段落の「風や置く場所で入る量が変わる」。
解き方:「ただし」に続く「風や置く場所で入る量が変わる」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:雨を比べるには入れ物と場所をそろえる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「雨を比べるには入れ物と場所をそろえる」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を140字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:口の広さと目盛りをそろえると場所ごとに比べやすい。ただし、風や置く場所で入る量が変わる。
本文根拠:仕組み=口の広さと目盛りをそろえると場所ごとに比べやすい、限界=風や置く場所で入る量が変わる、方法=同じ入れ物を開けた場所へ置く、結論=雨を比べるには入れ物と場所をそろえる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
詩・冬の窓
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:関連(かんれん)詩・冬の窓
息を吹けば窓が曇る
指で丸い穴をあける
世界が小さくなったのではない
見える範囲をわたしが選んだ
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「中心」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「関連」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「中心」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:全体の中で最も大事な部分
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「全体の中で最も大事な部分」と用例「各段落の大事な文を結ぶと、文章の中心が見えてきた。」。
解き方:「中心」は、全体の中で最も大事な部分という意味です。読みは「ちゅうしん」です。例文:各段落の大事な文を結ぶと、文章の中心が見えてきた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:世界が小さくなったのではない
本文根拠:転換行「世界が小さくなったのではない」。
解き方:「世界が小さくなったのではない」を境に、見えるものが世界の全部だという感覚から自分の視点の限界への気づきへと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「曇り窓の丸い穴」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:曇り窓の丸い穴が、自分で限った視野の範囲を表す
本文根拠:「曇り窓の丸い穴」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、曇り窓の丸い穴が、自分で限った視野の範囲を表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、自分の視点の限界への気づきという後半の見方をすべて説明できる主題は「見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「世界が小さくなったのではない」を境に、見えるものが世界の全部だという感覚から自分の視点の限界への気づきへと変わる。曇り窓の丸い穴が、自分で限った視野の範囲を表す。そこから、「見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=世界が小さくなったのではない、像=曇り窓の丸い穴、変化=見えるものが世界の全部だという感覚→自分の視点の限界への気づき、主題=見えている範囲は世界全体ではなく自分が選んだ一部であること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・地図の余白
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:仮定(かてい)詩・地図の余白
青い線は川と書かれ
黒い線は道と決められる
何もない白いところにも
名もない足音が昨日を渡った
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「引用」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「仮定」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「引用」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:根拠としてほかの言葉を取り上げること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「根拠としてほかの言葉を取り上げること」と用例「自分の考えを支えるため、本文の言葉を一か所引用した。」。
解き方:「引用」は、根拠としてほかの言葉を取り上げることという意味です。読みは「いんよう」です。例文:自分の考えを支えるため、本文の言葉を一か所引用した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:何もない白いところにも
本文根拠:転換行「何もない白いところにも」。
解き方:「何もない白いところにも」を境に、地図にないものは存在しないという見方から省かれた経験への想像へと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「地図の白い余白」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:白い余白が、記録から省かれた出来事の存在を暗示する
本文根拠:「地図の白い余白」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、白い余白が、記録から省かれた出来事の存在を暗示すると読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:記録に示されない出来事も存在しうること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、省かれた経験への想像という後半の見方をすべて説明できる主題は「記録に示されない出来事も存在しうること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「何もない白いところにも」を境に、地図にないものは存在しないという見方から省かれた経験への想像へと変わる。白い余白が、記録から省かれた出来事の存在を暗示する。そこから、「記録に示されない出来事も存在しうること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=何もない白いところにも、像=地図の白い余白、変化=地図にないものは存在しないという見方→省かれた経験への想像、主題=記録に示されない出来事も存在しうること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・傘の輪
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:解釈(かいしゃく)詩・傘の輪
急な雨に傘が一つ
肩を寄せれば半分ぬれる
それでも輪を少し広げて
知らない人の鞄まで入れた
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「要旨」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「解釈」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「要旨」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:文章全体で最も伝えたい内容
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「文章全体で最も伝えたい内容」と用例「二百字の文章の要旨を、五十字以内でまとめた。」。
解き方:「要旨」は、文章全体で最も伝えたい内容という意味です。読みは「ようし」です。例文:二百字の文章の要旨を、五十字以内でまとめた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:それでも輪を少し広げて
本文根拠:転換行「それでも輪を少し広げて」。
解き方:「それでも輪を少し広げて」を境に、自分だけ濡れまいとする気持ちから不便を分け合う選択へと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「傘が作る小さな輪」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:傘の輪が、限られた助けを分け合える範囲を表す
本文根拠:「傘が作る小さな輪」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、傘の輪が、限られた助けを分け合える範囲を表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:完全でなくても限られた助けを分け合えること
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、不便を分け合う選択という後半の見方をすべて説明できる主題は「完全でなくても限られた助けを分け合えること」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「それでも輪を少し広げて」を境に、自分だけ濡れまいとする気持ちから不便を分け合う選択へと変わる。傘の輪が、限られた助けを分け合える範囲を表す。そこから、「完全でなくても限られた助けを分け合えること」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=それでも輪を少し広げて、像=傘が作る小さな輪、変化=自分だけ濡れまいとする気持ち→不便を分け合う選択、主題=完全でなくても限られた助けを分け合えること。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
詩・止まった時計
詩歌(自由詩・オリジナル)・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:文脈(ぶんみゃく)詩・止まった時計
祖父の時計は三時で止まり
毎日同じ遅れを指している
正しい時刻は告げないが
ねじを巻いた手の温度を残す
【読み方】全4行を、見えるもの・気持ち・方向が変わる言葉に印をつけながら読む。解釈は、必ず詩の一行を根拠にする。
【ことばの確認】今日の焦点語は「検討」。意味を予想し、この詩の表現や話者の変化を説明するのに使えるか考える。
【7日前の復習語】「文脈」。焦点語と同じ意味だと決めず、詩の中で使える箇所を分ける。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「検討」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:いくつかの面からよく調べて考えること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「いくつかの面からよく調べて考えること」と用例「三つの会場について、広さと費用の両面から検討した。」。
解き方:「検討」は、いくつかの面からよく調べて考えることという意味です。読みは「けんとう」です。例文:三つの会場について、広さと費用の両面から検討した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
詩の見方や気持ちが最も大きく転換する一行を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:正しい時刻は告げないが
本文根拠:転換行「正しい時刻は告げないが」。
解き方:「正しい時刻は告げないが」を境に、役に立たない物だという評価から記憶を残す物としての理解へと変わります。接続語、否定、時間の移動も転換の手がかりです。
この詩で「三時で止まった時計」が果たす働きとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:止まった時計が、時刻でなく記憶を残す物の価値を表す
本文根拠:「三時で止まった時計」に関わる行と転換行の対応。
解き方:詩では具体物が別の考えを担うことがあります。この詩では、止まった時計が、時刻でなく記憶を残す物の価値を表すと読めます。
この詩の主題として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:物の価値は現在の機能だけでは決まらないこと
本文根拠:詩全体の像と、転換前後の関係。
解き方:具体的な像、転換行、記憶を残す物としての理解という後半の見方をすべて説明できる主題は「物の価値は現在の機能だけでは決まらないこと」です。
転換する一行を引用し、表現の働きと主題を140字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「正しい時刻は告げないが」を境に、役に立たない物だという評価から記憶を残す物としての理解へと変わる。止まった時計が、時刻でなく記憶を残す物の価値を表す。そこから、「物の価値は現在の機能だけでは決まらないこと」という主題が読み取れる。
本文根拠:転換行=正しい時刻は告げないが、像=三時で止まった時計、変化=役に立たない物だという評価→記憶を残す物としての理解、主題=物の価値は現在の機能だけでは決まらないこと。
解き方:引用だけで終えず、その一行を境に何が変わるか、具体的な像がどんな考えを表すか、そこからどの主題が導けるかをつなぎます。
採点観点
- 転換する一行を正確に引用している
- 転換前後の見方または気持ちを示している
- 具体的な像の働きを説明している
- 詩全体の主題へ結びつけている
ALL DRILLS小3〜高3・全30セットから選ぶ
まいこくは1学年につき「基礎・標準・発展」の3段階、各100問で構成されています。学年どおりに進める必要はありません。読み取りで手が止まるなら1学年下の標準へ、設問が軽く感じるなら同学年の発展へ、と横にも縦にも移動できます。
小学5年生・発展の進め方
100問はどのように進めますか?
1日5問を一つのまとまりとして、先に自分の根拠を決めてから答え合わせをします。正答だけでなく、本文根拠・解き方・誤答のずれまで確認してください。
次の段階へ進む目安は何ですか?
正解数だけで判断せず、選んだ根拠を本文から説明でき、記述問題を採点観点に沿って一度書き直せるようになったら次へ進みます。
難しい場合はどう戻ればよいですか?
同じ日の解説を読み直し、焦点語と本文根拠を一つずつ確認します。それでも難しい場合は、同学年の標準100問へ戻り、段落関係と推論の根拠を確認してください。
保護者はどのように手伝えばよいですか?
答えを先に教えず、「本文のどこに書いてある?」「別の選択肢はどこが違う?」と尋ねてください。小3・小4はルビを使い、音読してから根拠を指で示す方法も有効です。
EDITORIAL & INSTRUCTORS
専門講師・教材協力者による制作
「まいこく」は、藤原進之介が率いる数強塾グループの国語部門「国強塾」が制作・運営するオリジナル学習コンテンツです。本文・設問・選択肢・解答・解説を独自に制作し、出典のない転載問題は掲載していません。
- 制作責任・教材設計・レビュー
- 藤原進之介(数強塾グループ代表)
- 「毎日の国語」設問設計
- 菊池秀策(国語・小論文)
- 現代文・古文教材設計協力
- 山下翔平(スタディサプリ中学講座・国語担当実績/外部協力)
- 古文・漢文専任
- 朝倉吏
- 国語・小論文講師
- 藤本康太
山下翔平先生は教材・指導に関する外部協力者であり、現在の数強塾講師一覧上の在籍講師ではありません。役割を混同せず表記しています。
教材本文版:1.0.0 学習案内・SEO版:1.3.3 初版公開: 学習案内更新: 制作・運営:株式会社数強塾/国強塾
