- 考えを筋道立ててつなぐ決まり
- 主張が成り立たない例や証拠を示すこと
- 二つの内容が同時には成り立たないこと
- 細かな点までよく確かめて選ぶこと
毎日の国語・藤原式ドリル国語
小6 基礎
100問
第1問〜第100問。本文に書かれた手がかりを正確に拾うための20日分です。1日1本文・5問で、語彙から記述まで同じ手順を反復します。
小学6年生の到達目標
主題、意見と理由、主張と根拠、詩歌、複数資料を結びつける
中学受験にもつながる根拠探しと、短い記述答案を練習します。
100 QUESTIONS MAP
小学6年生・基礎100問の見取り図
第1日〜第20日・第1問〜第100問を、1日5問で進めます。語彙、文構造、本文根拠、関係・推論、要約・表現を同じ題材でつなぎます。
- 到達目標
- 主題、意見と理由、主張と根拠、詩歌、複数資料を結びつける
- この段階のねらい
- 基本語彙と直接根拠を確かめる力
- よくあるつまずき
- 印象だけで選ばず、語の意味・指示語・出来事の順序を本文の言葉で確かめます。

20日分の焦点語を見る
論理、客観、主観、根拠、妥当、反証、要因、前提、観点、相関、一貫、矛盾、普遍、多様、基準、統合、批判、吟味、限定、概念
ジャンル名を選ぶと、そのジャンルが最初に現れる学習日へ移動します。問題数・ジャンル数・焦点語は公開中の教材カタログから表示しています。
図書館の小さな音
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
図書館の小さな音
遥は市立図書館で、読み聞かせ会を静かに進めることになった。ところが、補聴器を使う参加者には声が届きにくかった。遥の胸には戸惑いが広がった。
一度は全員へ同じ音量で読み続けることも考えた。しかし、圭と短く相談し、席の配置とスピーカーを調整し、聞こえ方を確かめた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、同じ扱いが必ずしも同じ参加しやすさを生まないと分かった。やがて、だれも無理なく物語を楽しめる会になった。遥の気持ちは喜びへ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「論理」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と圭が尋ねた。遥はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より戸惑いに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「論理」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:考えを筋道立ててつなぐ決まり
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「考えを筋道立ててつなぐ決まり」と用例「理由と結論を矢印で結ぶと、発表の論理が分かりやすくなった。」。
解き方:「論理」は、考えを筋道立ててつなぐ決まりという意味です。読みは「ろんり」です。例文:理由と結論を矢印で結ぶと、発表の論理が分かりやすくなった。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「全員へ同じ音量で読み続ける」と迷う→手がかりを確かめる→「喜び」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「全員へ同じ音量で読み続ける」、実際の確認、最後の「喜び」を順に追います。
遥が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「席の配置とスピーカーを調整し、聞こえ方を確かめた」こと
本文根拠:第2段落の「席の配置とスピーカーを調整し、聞こえ方を確かめた」。
解き方:最初は「全員へ同じ音量で読み続ける」ことを考えましたが、実際には「席の配置とスピーカーを調整し、聞こえ方を確かめた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:公平とは必要に応じて条件を整えること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「同じ扱いが必ずしも同じ参加しやすさを生まないと分かった」という発見と「だれも無理なく物語を楽しめる会になった」という結果の両方を説明できるのは、「公平とは必要に応じて条件を整えること」という考えです。
遥の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:遥は「全員へ同じ音量で読み続ける」と考えたが、席の配置とスピーカーを調整し、聞こえ方を確かめた。同じ扱いが必ずしも同じ参加しやすさを生まないと分かったため、気持ちは戸惑いから喜びへ変わった。
本文根拠:変化前=戸惑い、行動=席の配置とスピーカーを調整し、聞こえ方を確かめた、発見=同じ扱いが必ずしも同じ参加しやすさを生まないと分かった、変化後=喜び。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
芽が向く方
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
芽が向く方
植物の芽が光のある方へ曲がることがある理由について考えてみよう。よくある見方は、「植物はいつも真上だけへ伸びる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、葉が光を受けやすい向きへ育ち方が変わることがある。たとえば、箱の横に窓を作ると芽が窓の方へ曲がることがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「客観」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、植物の種類や水の量でも育ち方は変わる。そのため、同じ種類の苗で光の向きだけを変えることが必要になる。本文では、結論を「植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる」とまとめる。
この仕組みを調べる班は、まず「芽」「光」「向き」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「箱の横に窓を作ると芽が窓の方へ曲がることがある」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「客観」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:自分の好みを離れ事実にもとづく見方
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「自分の好みを離れ事実にもとづく見方」と用例「好き嫌いではなく測定値を使い、客観的に二つの案を比べた。」。
解き方:「客観」は、自分の好みを離れ事実にもとづく見方という意味です。読みは「きゃっかん」です。例文:好き嫌いではなく測定値を使い、客観的に二つの案を比べた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「箱の横に窓を作ると芽が窓の方へ曲がることがある」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「葉が光を受けやすい向きへ育ち方が変わることがある」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:植物の種類や水の量でも育ち方は変わる
本文根拠:第4段落の「植物の種類や水の量でも育ち方は変わる」。
解き方:「ただし」に続く「植物の種類や水の量でも育ち方は変わる」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:葉が光を受けやすい向きへ育ち方が変わることがある。ただし、植物の種類や水の量でも育ち方は変わる。
本文根拠:仕組み=葉が光を受けやすい向きへ育ち方が変わることがある、限界=植物の種類や水の量でも育ち方は変わる、方法=同じ種類の苗で光の向きだけを変える、結論=植物の育ちを調べるときは光以外の条件もそろえる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
途中で変わった題名
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
途中で変わった題名
琴音は新聞委員会室で、学校新聞の記事を完成させることになった。ところが、取材後に記事の中心が当初の予想と変わった。琴音の胸には迷いが広がった。
一度は最初に決めた題名を守ることも考えた。しかし、瑛太と短く相談し、取材メモを読み直し、最も多く語られた内容を探した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、題名は計画ではなく本文の中心を表すべきだと分かった。やがて、本文に合う題名へ直し、変更理由も編集記録へ残した。琴音の気持ちは納得へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「主観」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と瑛太が尋ねた。琴音はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より迷いに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「主観」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:自分の経験や感じ方をもとにした見方
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「自分の経験や感じ方をもとにした見方」と用例「『この曲は明るい』という感想には、聞き手の主観が含まれる。」。
解き方:「主観」は、自分の経験や感じ方をもとにした見方という意味です。読みは「しゅかん」です。例文:『この曲は明るい』という感想には、聞き手の主観が含まれる。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「最初に決めた題名を守る」と迷う→手がかりを確かめる→「納得」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「最初に決めた題名を守る」、実際の確認、最後の「納得」を順に追います。
琴音が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「取材メモを読み直し、最も多く語られた内容を探した」こと
本文根拠:第2段落の「取材メモを読み直し、最も多く語られた内容を探した」。
解き方:最初は「最初に決めた題名を守る」ことを考えましたが、実際には「取材メモを読み直し、最も多く語られた内容を探した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:調べた結果に応じて問いや題名を更新すること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「題名は計画ではなく本文の中心を表すべきだと分かった」という発見と「本文に合う題名へ直し、変更理由も編集記録へ残した」という結果の両方を説明できるのは、「調べた結果に応じて問いや題名を更新すること」という考えです。
琴音の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:琴音は「最初に決めた題名を守る」と考えたが、取材メモを読み直し、最も多く語られた内容を探した。題名は計画ではなく本文の中心を表すべきだと分かったため、気持ちは迷いから納得へ変わった。
本文根拠:変化前=迷い、行動=取材メモを読み直し、最も多く語られた内容を探した、発見=題名は計画ではなく本文の中心を表すべきだと分かった、変化後=納得。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
種の旅
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
種の旅
植物の種が親の近くだけでなく遠くへ運ばれる仕組みについて考えてみよう。よくある見方は、「種はすべて地面へまっすぐ落ちる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、形により風や動物や水に運ばれるものがある。たとえば、軽い綿毛のある種は風に乗って離れた場所へ動く。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「根拠」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、風の強さや地面の形で動く距離は変わる。そのため、種の形と落ちた場所を一緒に記録することが必要になる。本文では、結論を「種の形は運ばれ方と関係している」とまとめる。
この仕組みを調べる班は、まず「種」「風」「形」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「軽い綿毛のある種は風に乗って離れた場所へ動く」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「根拠」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:判断や主張を支える事実や理由
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「判断や主張を支える事実や理由」と用例「三年間の記録を根拠に、夏の使用量が多いと説明した。」。
解き方:「根拠」は、判断や主張を支える事実や理由という意味です。読みは「こんきょ」です。例文:三年間の記録を根拠に、夏の使用量が多いと説明した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「軽い綿毛のある種は風に乗って離れた場所へ動く」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「形により風や動物や水に運ばれるものがある」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:風の強さや地面の形で動く距離は変わる
本文根拠:第4段落の「風の強さや地面の形で動く距離は変わる」。
解き方:「ただし」に続く「風の強さや地面の形で動く距離は変わる」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:種の形は運ばれ方と関係している
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「種の形は運ばれ方と関係している」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:形により風や動物や水に運ばれるものがある。ただし、風の強さや地面の形で動く距離は変わる。
本文根拠:仕組み=形により風や動物や水に運ばれるものがある、限界=風の強さや地面の形で動く距離は変わる、方法=種の形と落ちた場所を一緒に記録する、結論=種の形は運ばれ方と関係している。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
三つ目の案内板
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
三つ目の案内板
陽菜は公園で、外国から来た人にも道を案内することになった。ところが、日本語だけの案内板では目的地が伝わらなかった。陽菜の胸には歯がゆさが広がった。
一度は文字を大きくするだけで解決することも考えた。しかし、陸斗と短く相談し、絵記号、やさしい日本語、地図を組み合わせた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、伝わりにくさの原因は文字の小ささだけではないと分かった。やがて、三種類の手がかりで多くの人が迷わなくなった。陽菜の気持ちは達成感へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「妥当」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と陸斗が尋ねた。陽菜はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より歯がゆさに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「妥当」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:理由と結論のつながりが適切であること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「理由と結論のつながりが適切であること」と用例「同じ条件で測った数値を比べる方法は妥当だと判断した。」。
解き方:「妥当」は、理由と結論のつながりが適切であることという意味です。読みは「だとう」です。例文:同じ条件で測った数値を比べる方法は妥当だと判断した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「文字を大きくするだけで解決する」と迷う→手がかりを確かめる→「達成感」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「文字を大きくするだけで解決する」、実際の確認、最後の「達成感」を順に追います。
陽菜が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「絵記号、やさしい日本語、地図を組み合わせた」こと
本文根拠:第2段落の「絵記号、やさしい日本語、地図を組み合わせた」。
解き方:最初は「文字を大きくするだけで解決する」ことを考えましたが、実際には「絵記号、やさしい日本語、地図を組み合わせた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:伝える相手の知識を想像して表現を選ぶこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「伝わりにくさの原因は文字の小ささだけではないと分かった」という発見と「三種類の手がかりで多くの人が迷わなくなった」という結果の両方を説明できるのは、「伝える相手の知識を想像して表現を選ぶこと」という考えです。
陽菜の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:陽菜は「文字を大きくするだけで解決する」と考えたが、絵記号、やさしい日本語、地図を組み合わせた。伝わりにくさの原因は文字の小ささだけではないと分かったため、気持ちは歯がゆさから達成感へ変わった。
本文根拠:変化前=歯がゆさ、行動=絵記号、やさしい日本語、地図を組み合わせた、発見=伝わりにくさの原因は文字の小ささだけではないと分かった、変化後=達成感。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
本の仲間分け
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
本の仲間分け
図書室で似た内容の本を近くへ置く理由について考えてみよう。よくある見方は、「同じ色の表紙なら同じ棚へ置く」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、本の内容を仲間に分けると探す場所をしぼれる。たとえば、動物の物語と動物の図鑑は表紙が似ても棚が違う。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「反証」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う。そのため、題名だけでなく目次と本の番号を確かめることが必要になる。本文では、結論を「本は見た目でなく内容を手がかりに探す」とまとめる。
この仕組みを調べる班は、まず「本」「内容」「番号」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「動物の物語と動物の図鑑は表紙が似ても棚が違う」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「反証」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:主張が成り立たない例や証拠を示すこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「主張が成り立たない例や証拠を示すこと」と用例「『全ての実が赤い』という考えへの反証として、黄色い実を示した。」。
解き方:「反証」は、主張が成り立たない例や証拠を示すことという意味です。読みは「はんしょう」です。例文:『全ての実が赤い』という考えへの反証として、黄色い実を示した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「動物の物語と動物の図鑑は表紙が似ても棚が違う」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「本の内容を仲間に分けると探す場所をしぼれる」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う
本文根拠:第4段落の「一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う」。
解き方:「ただし」に続く「一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:本は見た目でなく内容を手がかりに探す
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「本は見た目でなく内容を手がかりに探す」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:本の内容を仲間に分けると探す場所をしぼれる。ただし、一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う。
本文根拠:仕組み=本の内容を仲間に分けると探す場所をしぼれる、限界=一冊にいくつもの内容があると置き場所を迷う、方法=題名だけでなく目次と本の番号を確かめる、結論=本は見た目でなく内容を手がかりに探す。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
温度計の影
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
温度計の影
柚希は理科室で、日なたと日陰の温度を比べることになった。ところが、一方の温度計だけ直射日光を受けていた。柚希の胸には落胆が広がった。
一度は表示された数値をそのまま比べることも考えた。しかし、颯真と短く相談し、置き方と時刻をそろえて測り直した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、条件が違う数値は単純に比較できないと分かった。やがて、正しい条件で差を確かめ、最初の測定も失敗例として残した。柚希の気持ちは理解へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「要因」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と颯真が尋ねた。柚希はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より落胆に引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「要因」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:結果に影響した主な原因
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「結果に影響した主な原因」と用例「植物がよく育った要因として、日光と水の量を調べた。」。
解き方:「要因」は、結果に影響した主な原因という意味です。読みは「よういん」です。例文:植物がよく育った要因として、日光と水の量を調べた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「表示された数値をそのまま比べる」と迷う→手がかりを確かめる→「理解」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「表示された数値をそのまま比べる」、実際の確認、最後の「理解」を順に追います。
柚希が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「置き方と時刻をそろえて測り直した」こと
本文根拠:第2段落の「置き方と時刻をそろえて測り直した」。
解き方:最初は「表示された数値をそのまま比べる」ことを考えましたが、実際には「置き方と時刻をそろえて測り直した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:結果だけでなく測り方を確かめること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「条件が違う数値は単純に比較できないと分かった」という発見と「正しい条件で差を確かめ、最初の測定も失敗例として残した」という結果の両方を説明できるのは、「結果だけでなく測り方を確かめること」という考えです。
柚希の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:柚希は「表示された数値をそのまま比べる」と考えたが、置き方と時刻をそろえて測り直した。条件が違う数値は単純に比較できないと分かったため、気持ちは落胆から理解へ変わった。
本文根拠:変化前=落胆、行動=置き方と時刻をそろえて測り直した、発見=条件が違う数値は単純に比較できないと分かった、変化後=理解。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
順番を待つ線
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:論理(ろんり)順番を待つ線
遊具の前に並ぶ線が順番を分かりやすくすることについて考えてみよう。よくある見方は、「線さえ引けばいつでもけんかは起きない」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、始まりと進む向きが見えると次の人が分かりやすい。たとえば、入口と出口を分けると人がぶつかりにくくなる。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「前提」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る。そのため、使う人の動きを見て線の位置を直すことが必要になる。本文では、結論を「決まりは使う人の動きに合わせて見直す」とまとめる。
【7日前の復習】「論理」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「順番」「入口」「動き」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「入口と出口を分けると人がぶつかりにくくなる」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「前提」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:考えを進める前に正しいものとして置くこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「考えを進める前に正しいものとして置くこと」と用例「この計算は、一箱の個数が同じだという前提に立っている。」。
解き方:「前提」は、考えを進める前に正しいものとして置くことという意味です。読みは「ぜんてい」です。例文:この計算は、一箱の個数が同じだという前提に立っている。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「入口と出口を分けると人がぶつかりにくくなる」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「始まりと進む向きが見えると次の人が分かりやすい」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る
本文根拠:第4段落の「小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る」。
解き方:「ただし」に続く「小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:決まりは使う人の動きに合わせて見直す
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「決まりは使う人の動きに合わせて見直す」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:始まりと進む向きが見えると次の人が分かりやすい。ただし、小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る。
本文根拠:仕組み=始まりと進む向きが見えると次の人が分かりやすい、限界=小さな子や助けが必要な人には別の工夫も要る、方法=使う人の動きを見て線の位置を直す、結論=決まりは使う人の動きに合わせて見直す。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
最後の一枚
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:客観(きゃっかん)最後の一枚
花は印刷室で、全校へ配る案内を必要な数だけ用意することになった。ところが、紙が一枚足りず予備がなくなった。花の胸には焦りが広がった。
一度は誰か一人へ配らないことも考えた。しかし、匠と短く相談し、掲示用を縮小し共有場所へ置く案を考えた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、目的は紙を一人一枚持つことではなく情報が届くことだと分かった。やがて、全員が内容を確認でき、次回の予備数も決めた。花の気持ちは安堵へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「観点」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「客観」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と匠が尋ねた。花はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より焦りに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「観点」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:物事を考えるときの注目するところ
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「物事を考えるときの注目するところ」と用例「便利さという観点では駅前案が、安全という観点では公園案がよい。」。
解き方:「観点」は、物事を考えるときの注目するところという意味です。読みは「かんてん」です。例文:便利さという観点では駅前案が、安全という観点では公園案がよい。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「誰か一人へ配らない」と迷う→手がかりを確かめる→「安堵」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「誰か一人へ配らない」、実際の確認、最後の「安堵」を順に追います。
花が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「掲示用を縮小し共有場所へ置く案を考えた」こと
本文根拠:第2段落の「掲示用を縮小し共有場所へ置く案を考えた」。
解き方:最初は「誰か一人へ配らない」ことを考えましたが、実際には「掲示用を縮小し共有場所へ置く案を考えた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:手段と目的を分けると別の解決策が見えること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「目的は紙を一人一枚持つことではなく情報が届くことだと分かった」という発見と「全員が内容を確認でき、次回の予備数も決めた」という結果の両方を説明できるのは、「手段と目的を分けると別の解決策が見えること」という考えです。
花の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:花は「誰か一人へ配らない」と考えたが、掲示用を縮小し共有場所へ置く案を考えた。目的は紙を一人一枚持つことではなく情報が届くことだと分かったため、気持ちは焦りから安堵へ変わった。
本文根拠:変化前=焦り、行動=掲示用を縮小し共有場所へ置く案を考えた、発見=目的は紙を一人一枚持つことではなく情報が届くことだと分かった、変化後=安堵。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
山びこの声
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:主観(しゅかん)山びこの声
音がかたい面ではね返って聞こえることについて考えてみよう。よくある見方は、「大声ならどこでも山びこになる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、声が遠い壁や山に当たり少し遅れて戻ると別の声のように聞こえる。たとえば、広い谷で声を出すと後から同じ言葉が聞こえることがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「相関」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、木や布の多い場所では音が弱まりやすい。そのため、場所と声の大きさを変えて戻る音を比べることが必要になる。本文では、結論を「山びこは声と周りの形の両方で変わる」とまとめる。
【7日前の復習】「主観」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「音」「壁」「戻り」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「広い谷で声を出すと後から同じ言葉が聞こえることがある」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「相関」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:二つの変化に結びつきが見られること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「二つの変化に結びつきが見られること」と用例「表では、練習時間と成功回数の間に相関が見られた。」。
解き方:「相関」は、二つの変化に結びつきが見られることという意味です。読みは「そうかん」です。例文:表では、練習時間と成功回数の間に相関が見られた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「広い谷で声を出すと後から同じ言葉が聞こえることがある」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「声が遠い壁や山に当たり少し遅れて戻ると別の声のように聞こえる」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:木や布の多い場所では音が弱まりやすい
本文根拠:第4段落の「木や布の多い場所では音が弱まりやすい」。
解き方:「ただし」に続く「木や布の多い場所では音が弱まりやすい」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:山びこは声と周りの形の両方で変わる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「山びこは声と周りの形の両方で変わる」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:声が遠い壁や山に当たり少し遅れて戻ると別の声のように聞こえる。ただし、木や布の多い場所では音が弱まりやすい。
本文根拠:仕組み=声が遠い壁や山に当たり少し遅れて戻ると別の声のように聞こえる、限界=木や布の多い場所では音が弱まりやすい、方法=場所と声の大きさを変えて戻る音を比べる、結論=山びこは声と周りの形の両方で変わる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
聞こえなかった拍手
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:根拠(こんきょ)聞こえなかった拍手
灯は講堂で、手話を交えた発表を成功させることになった。ところが、練習では手元が暗く手話が見えにくかった。灯の胸には不安が広がった。
一度は声を大きくすることも考えた。しかし、蒼生と短く相談し、照明の位置と背景色を変え、見え方を確かめた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、伝わる方法は耳で聞くものだけではないと分かった。やがて、声と手の両方で内容が届き、発表後に手を振る拍手が広がった。灯の気持ちは感動へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「一貫」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「根拠」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と蒼生が尋ねた。灯はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より不安に引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「一貫」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:始めから終わりまで筋が通っていること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「始めから終わりまで筋が通っていること」と用例「主人公は最後まで友達を信じ、一貫した態度を取った。」。
解き方:「一貫」は、始めから終わりまで筋が通っていることという意味です。読みは「いっかん」です。例文:主人公は最後まで友達を信じ、一貫した態度を取った。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「声を大きくする」と迷う→手がかりを確かめる→「感動」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「声を大きくする」、実際の確認、最後の「感動」を順に追います。
灯が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「照明の位置と背景色を変え、見え方を確かめた」こと
本文根拠:第2段落の「照明の位置と背景色を変え、見え方を確かめた」。
解き方:最初は「声を大きくする」ことを考えましたが、実際には「照明の位置と背景色を変え、見え方を確かめた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:受け取り方の違いを知ると表現の幅が広がること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「伝わる方法は耳で聞くものだけではないと分かった」という発見と「声と手の両方で内容が届き、発表後に手を振る拍手が広がった」という結果の両方を説明できるのは、「受け取り方の違いを知ると表現の幅が広がること」という考えです。
灯の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:灯は「声を大きくする」と考えたが、照明の位置と背景色を変え、見え方を確かめた。伝わる方法は耳で聞くものだけではないと分かったため、気持ちは不安から感動へ変わった。
本文根拠:変化前=不安、行動=照明の位置と背景色を変え、見え方を確かめた、発見=伝わる方法は耳で聞くものだけではないと分かった、変化後=感動。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
紙飛行機
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:妥当(だとう)紙飛行機
紙飛行機の形で飛び方が変わることについて考えてみよう。よくある見方は、「強く投げればどんな形でも遠くまで飛ぶ」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、翼の広さや折り方で空気の受け方が変わる。たとえば、同じ紙でも翼を少し広くするとゆっくり飛ぶことがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「矛盾」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、投げる人や風が違うと形だけを比べられない。そのため、同じ人が同じ場所で形だけ変えて飛ばすことが必要になる。本文では、結論を「飛び方を比べるときは形以外をそろえる」とまとめる。
【7日前の復習】「妥当」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「紙」「翼」「空気」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「同じ紙でも翼を少し広くするとゆっくり飛ぶことがある」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「矛盾」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:二つの内容が同時には成り立たないこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「二つの内容が同時には成り立たないこと」と用例「『誰も来なかった』のに『三人で話した』という記述は矛盾している。」。
解き方:「矛盾」は、二つの内容が同時には成り立たないことという意味です。読みは「むじゅん」です。例文:『誰も来なかった』のに『三人で話した』という記述は矛盾している。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「同じ紙でも翼を少し広くするとゆっくり飛ぶことがある」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「翼の広さや折り方で空気の受け方が変わる」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:投げる人や風が違うと形だけを比べられない
本文根拠:第4段落の「投げる人や風が違うと形だけを比べられない」。
解き方:「ただし」に続く「投げる人や風が違うと形だけを比べられない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:飛び方を比べるときは形以外をそろえる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「飛び方を比べるときは形以外をそろえる」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:翼の広さや折り方で空気の受け方が変わる。ただし、投げる人や風が違うと形だけを比べられない。
本文根拠:仕組み=翼の広さや折り方で空気の受け方が変わる、限界=投げる人や風が違うと形だけを比べられない、方法=同じ人が同じ場所で形だけ変えて飛ばす、結論=飛び方を比べるときは形以外をそろえる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
ほどけた結び目
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:反証(はんしょう)ほどけた結び目
航は野外活動場で、荷物を安全に運ぶロープを結ぶことになった。ところが、見本の結び目が途中でほどけた。航の胸には悔しさが広がった。
一度は力いっぱい引くだけで直すことも考えた。しかし、雫と短く相談し、結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、強さより構造が安定を決めると分かった。やがて、全員が理由を説明しながら正しい結び方を再現した。航の気持ちは自信へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「普遍」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「反証」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と雫が尋ねた。航はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より悔しさに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「普遍」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:広い場合に共通して当てはまること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「広い場合に共通して当てはまること」と用例「昔の物語にも、約束を守る大切さという普遍的なテーマがある。」。
解き方:「普遍」は、広い場合に共通して当てはまることという意味です。読みは「ふへん」です。例文:昔の物語にも、約束を守る大切さという普遍的なテーマがある。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「力いっぱい引くだけで直す」と迷う→手がかりを確かめる→「自信」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「力いっぱい引くだけで直す」、実際の確認、最後の「自信」を順に追います。
航が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」こと
本文根拠:第2段落の「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」。
解き方:最初は「力いっぱい引くだけで直す」ことを考えましたが、実際には「結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:手順を覚えるだけでなく働きを理解すること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「強さより構造が安定を決めると分かった」という発見と「全員が理由を説明しながら正しい結び方を再現した」という結果の両方を説明できるのは、「手順を覚えるだけでなく働きを理解すること」という考えです。
航の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:航は「力いっぱい引くだけで直す」と考えたが、結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた。強さより構造が安定を決めると分かったため、気持ちは悔しさから自信へ変わった。
本文根拠:変化前=悔しさ、行動=結び方の順序を図と実物で一段ずつ確かめた、発見=強さより構造が安定を決めると分かった、変化後=自信。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
さめるスープ
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:要因(よういん)さめるスープ
温かい食べ物が周りへ熱を渡して冷めることについて考えてみよう。よくある見方は、「ふたをすれば温度はまったく下がらない」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、食べ物と周りの空気の温度差があると熱が移る。たとえば、広い皿へ分けると空気にふれる面が増えて冷めやすい。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「多様」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる。そのため、同じ量を同じ部屋で入れ物だけ変えることが必要になる。本文では、結論を「冷め方は入れ物と広がり方にも関係する」とまとめる。
【7日前の復習】「要因」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「温度」「空気」「入れ物」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「広い皿へ分けると空気にふれる面が増えて冷めやすい」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「多様」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:さまざまな種類や考え方があること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「さまざまな種類や考え方があること」と用例「同じ写真から生まれた多様な感想を、教室の壁に並べた。」。
解き方:「多様」は、さまざまな種類や考え方があることという意味です。読みは「たよう」です。例文:同じ写真から生まれた多様な感想を、教室の壁に並べた。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「広い皿へ分けると空気にふれる面が増えて冷めやすい」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「食べ物と周りの空気の温度差があると熱が移る」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる
本文根拠:第4段落の「入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる」。
解き方:「ただし」に続く「入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:冷め方は入れ物と広がり方にも関係する
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「冷め方は入れ物と広がり方にも関係する」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:食べ物と周りの空気の温度差があると熱が移る。ただし、入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる。
本文根拠:仕組み=食べ物と周りの空気の温度差があると熱が移る、限界=入れ物の材料や部屋の温かさでも変わる、方法=同じ量を同じ部屋で入れ物だけ変える、結論=冷め方は入れ物と広がり方にも関係する。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
消し忘れた一文
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:前提(ぜんてい)消し忘れた一文
和花は文芸部室で、短編作品を推敲して部誌へ載せることになった。ところが、削ったはずの説明が別の段落に残っていた。和花の胸には惜しさが広がった。
一度は誤字だけ直して提出することも考えた。しかし、悠真と短く相談し、人物の行動と説明の重なりを読み比べた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった。やがて、一文を削り、余白のある結末に整えた。和花の気持ちは静かな満足へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「基準」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「前提」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と悠真が尋ねた。和花はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より惜しさに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「基準」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:比べたり判断したりするときの目安
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「比べたり判断したりするときの目安」と用例「安全性、費用、使いやすさの三つを選考の基準にした。」。
解き方:「基準」は、比べたり判断したりするときの目安という意味です。読みは「きじゅん」です。例文:安全性、費用、使いやすさの三つを選考の基準にした。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「誤字だけ直して提出する」と迷う→手がかりを確かめる→「静かな満足」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「誤字だけ直して提出する」、実際の確認、最後の「静かな満足」を順に追います。
和花が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」こと
本文根拠:第2段落の「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」。
解き方:最初は「誤字だけ直して提出する」ことを考えましたが、実際には「人物の行動と説明の重なりを読み比べた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:書かないことで伝わる内容もあること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった」という発見と「一文を削り、余白のある結末に整えた」という結果の両方を説明できるのは、「書かないことで伝わる内容もあること」という考えです。
和花の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:和花は「誤字だけ直して提出する」と考えたが、人物の行動と説明の重なりを読み比べた。説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かったため、気持ちは惜しさから静かな満足へ変わった。
本文根拠:変化前=惜しさ、行動=人物の行動と説明の重なりを読み比べた、発見=説明を減らすと読者が行動から心情を考えられると分かった、変化後=静かな満足。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
ふくらむパン
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:観点(かんてん)ふくらむパン
パンの生地に小さな気体のあなができてふくらむことについて考えてみよう。よくある見方は、「長く置けば必ずよくふくらむ」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、生地の中でできた気体が小さなあなを広げる。たとえば、温かい場所では生地がゆっくり大きくなることがある。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「統合」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない。そのため、時間と温かさと生地の様子を記録することが必要になる。本文では、結論を「変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる」とまとめる。
【7日前の復習】「観点」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「生地」「気体」「温かさ」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「温かい場所では生地がゆっくり大きくなることがある」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「統合」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:別々の要素を一つの全体へまとめること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「別々の要素を一つの全体へまとめること」と用例「二つの地図と聞き取り結果を統合し、新しい防災地図を作った。」。
解き方:「統合」は、別々の要素を一つの全体へまとめることという意味です。読みは「とうごう」です。例文:二つの地図と聞き取り結果を統合し、新しい防災地図を作った。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「温かい場所では生地がゆっくり大きくなることがある」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「生地の中でできた気体が小さなあなを広げる」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない
本文根拠:第4段落の「熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない」。
解き方:「ただし」に続く「熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:生地の中でできた気体が小さなあなを広げる。ただし、熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない。
本文根拠:仕組み=生地の中でできた気体が小さなあなを広げる、限界=熱すぎたり時間が長すぎたりするとよい状態にならない、方法=時間と温かさと生地の様子を記録する、結論=変化を見るときは時間だけでなく温かさも確かめる。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
違う速さの二人
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:相関(そうかん)違う速さの二人
澪は地域マラソンコースで、伴走の練習で二人の歩調を合わせることになった。ところが、速い方が先へ出ると声が届かなかった。澪の胸には焦燥が広がった。
一度は遅い方に無理をさせることも考えた。しかし、翔と短く相談し、呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった。やがて、二人は安心して最後まで走り切った。澪の気持ちは信頼へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「批判」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「相関」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と翔が尋ねた。澪はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料より焦燥に引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「批判」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:根拠を確かめ価値や問題点を検討すること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「根拠を確かめ価値や問題点を検討すること」と用例「数字の出所を確かめてから、その広告の説明を批判した。」。
解き方:「批判」は、根拠を確かめ価値や問題点を検討することという意味です。読みは「ひはん」です。例文:数字の出所を確かめてから、その広告の説明を批判した。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「遅い方に無理をさせる」と迷う→手がかりを確かめる→「信頼」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「遅い方に無理をさせる」、実際の確認、最後の「信頼」を順に追います。
澪が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」こと
本文根拠:第2段落の「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」。
解き方:最初は「遅い方に無理をさせる」ことを考えましたが、実際には「呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:相手に合わせることは一方的に遅くすることではないこと
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった」という発見と「二人は安心して最後まで走り切った」という結果の両方を説明できるのは、「相手に合わせることは一方的に遅くすることではないこと」という考えです。
澪の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:澪は「遅い方に無理をさせる」と考えたが、呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した。同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かったため、気持ちは焦燥から信頼へ変わった。
本文根拠:変化前=焦燥、行動=呼吸と合図の間隔を話し合い、短い区間で試した、発見=同じ速さではなく互いに予測できる速さが必要だと分かった、変化後=信頼。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
鳥のくちばし
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:一貫(いっかん)鳥のくちばし
鳥のくちばしの形と食べ方に関係があることについて考えてみよう。よくある見方は、「大きなくちばしの鳥は同じ物を食べる」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、食べ物を取る場所や方法に合う形が見られる。たとえば、細長いくちばしは花の奥へ届きやすい。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「吟味」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、同じ形でも食べる物がいつも一つとは限らない。そのため、くちばしと食べる様子を一緒に観察することが必要になる。本文では、結論を「形だけで決めず実際の使い方も見る」とまとめる。
【7日前の復習】「一貫」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「鳥」「形」「食べ方」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「細長いくちばしは花の奥へ届きやすい」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「吟味」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:細かな点までよく確かめて選ぶこと
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「細かな点までよく確かめて選ぶこと」と用例「複数の記事を吟味し、発行日と取材先が明確なものを選んだ。」。
解き方:「吟味」は、細かな点までよく確かめて選ぶことという意味です。読みは「ぎんみ」です。例文:複数の記事を吟味し、発行日と取材先が明確なものを選んだ。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「細長いくちばしは花の奥へ届きやすい」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「食べ物を取る場所や方法に合う形が見られる」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:同じ形でも食べる物がいつも一つとは限らない
本文根拠:第4段落の「同じ形でも食べる物がいつも一つとは限らない」。
解き方:「ただし」に続く「同じ形でも食べる物がいつも一つとは限らない」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:形だけで決めず実際の使い方も見る
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「形だけで決めず実際の使い方も見る」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:食べ物を取る場所や方法に合う形が見られる。ただし、同じ形でも食べる物がいつも一つとは限らない。
本文根拠:仕組み=食べ物を取る場所や方法に合う形が見られる、限界=同じ形でも食べる物がいつも一つとは限らない、方法=くちばしと食べる様子を一緒に観察する、結論=形だけで決めず実際の使い方も見る。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
薄いラベル
物語・随筆・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:矛盾(むじゅん)薄いラベル
葵は図書室で、返された本を正しい棚へ戻すことになった。ところが、一冊だけ分類ラベルが薄れて読めなかった。葵の胸にはあせりが広がった。
一度は表紙の色だけで棚を決めることも考えた。しかし、同級生の陸と短く相談し、奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた。すぐに答えを決めるのではなく、確かめられる材料を一つずつ増やした。
その途中で、見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった。やがて、本は正しい棚へ戻り、探しに来た下級生も迷わず見つけた。葵の気持ちは静かな自信へ変わった。
【語彙の視点】今日の焦点語は「限定」。意味を予想してから、本文のどの場面に使えるか、また使いにくい場面はどこかを、行動を根拠に考える。
【7日前の復習】「矛盾」とも比べてみよう。二つは同じ意味ではない。本文を説明するのに使えるなら根拠となる場面を示し、使いにくいなら、その違いを言葉にする。
「どうして、その方法でよいと思ったの」と同級生の陸が尋ねた。葵はすぐには答えられず、初めの考えが確かな材料よりあせりに引かれていたことに気づいた。
その確認で最初の手がかりは得られた。ただ一つだけでは決めず、種類の違う手がかりとも合わせたところ、同じ方向を示す材料と、そうでない材料が分かれた。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「限定」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:当てはまる範囲をはっきり狭めること
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「当てはまる範囲をはっきり狭めること」と用例「この結果は六年一組だけに限定して考える必要がある。」。
解き方:「限定」は、当てはまる範囲をはっきり狭めることという意味です。読みは「げんてい」です。例文:この結果は六年一組だけに限定して考える必要がある。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
第1〜3段落の出来事を四つの段階に分けたものとして、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:問題が起きる→「表紙の色だけで棚を決める」と迷う→手がかりを確かめる→「静かな自信」へ変わる
本文根拠:第1段落から第3段落までの順序。
解き方:冒頭の問題、迷った「表紙の色だけで棚を決める」、実際の確認、最後の「静かな自信」を順に追います。
葵が最初の考えを変えたことが分かる行動を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:実際に「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」こと
本文根拠:第2段落の「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」。
解き方:最初は「表紙の色だけで棚を決める」ことを考えましたが、実際には「奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた」。考えの変化は、心情語だけでなく行動の違いから確かめられます。
この物語から読み取れる中心的な考えとして最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:急ぐときほど複数の手がかりを確かめること
本文根拠:主人公の確認行動・発見・結果の三点。
解き方:「見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった」という発見と「本は正しい棚へ戻り、探しに来た下級生も迷わず見つけた」という結果の両方を説明できるのは、「急ぐときほど複数の手がかりを確かめること」という考えです。
葵の気持ちと判断がどう変わったか、きっかけを含めて170字以内で説明しなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:葵は「表紙の色だけで棚を決める」と考えたが、奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた。見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かったため、気持ちはあせりから静かな自信へ変わった。
本文根拠:変化前=あせり、行動=奥付と分類表を照らし合わせ、司書にも確かめた、発見=見た目の似た本でも扱うテーマが異なると分かった、変化後=静かな自信。
解き方:変化前・きっかけとなる行動・分かったこと・変化後を一つの因果関係にします。模範解答と語句が同じでなくても、四つの要素が本文に即していればよい答案です。
採点観点
- 変化前の気持ちが本文に沿っている
- 相談・確認が変化のきっかけとして書かれている
- 新しい事実への気づき、または思い込みの修正が書かれている
- 変化後の気持ちが本文に沿っている
月の形
説明文・評論・5問セット
意味を予想してからSTEP 1へ。正しい意味と使い方は解説で確認します。
復習語:普遍(ふへん)月の形
月の明るく見える部分が日ごとに変わる理由について考えてみよう。よくある見方は、「月そのものが毎日ちがう形に欠ける」というものだ。しかし、実際の仕組みはそれほど単純ではない。
中心となる仕組みは、太陽に照らされた半分のうち地球から見える部分が変わる。たとえば、何日か続けて見ると細い月から丸い月へ変わる。この例は、目に見えにくい関係を具体的に示している。
【語彙の視点】今日の焦点語は「概念」。意味を予想してから、本文中の仕組み・例・限界のどこを説明できるかを考え、語の使える範囲まで確かめる。
ただし、雲や見る時刻が違うと記録できない日もある。そのため、同じ時刻ごろに方角と形を記録することが必要になる。本文では、結論を「月の変化は一日だけでなく続けて見る」とまとめる。
【7日前の復習】「普遍」とも比べてみよう。焦点語と復習語は同じ意味ではない。本文のどの部分にそれぞれを使えるか、使えないかを分けると、語の違いがはっきりする。
この仕組みを調べる班は、まず「月」「太陽」「形」を同じものとして数えないよう、記録欄を分けた。名前が似ていても、測っている対象が違えば数字の意味も変わる。
本文の例は「何日か続けて見ると細い月から丸い月へ変わる」という一つの場面を示す。班は、この例と異なる結果になりうる条件も探し、例だけで全体を決めないようにした。
本文・設問・選択肢・解説は「まいこく」のオリジナルです。市販教材の文章は転載していません。
今日の焦点語「概念」の意味として最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:共通する性質をまとめた考え
本文根拠:まいこく語彙台帳の定義「共通する性質をまとめた考え」と用例「『公平』という概念を、順番決めの例を通して話し合った。」。
解き方:「概念」は、共通する性質をまとめた考えという意味です。読みは「がいねん」です。例文:『公平』という概念を、順番決めの例を通して話し合った。 例文を音読し、自分の場面に置き換えて一文を作ると定着します。
「何日か続けて見ると細い月から丸い月へ変わる」という例が置かれた役割を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:「太陽に照らされた半分のうち地球から見える部分が変わる」という仕組みを、具体的な場面で示すため
本文根拠:第2段落の仕組みと具体例の対応。
解き方:例の直前にある一般的な仕組みと、例の中の出来事を対応させます。
筆者が結論をそのまま全ての場合へ広げてはいけないと考える根拠を選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:雲や見る時刻が違うと記録できない日もある
本文根拠:第4段落の「雲や見る時刻が違うと記録できない日もある」。
解き方:「ただし」に続く「雲や見る時刻が違うと記録できない日もある」が、主張の当てはまる範囲を示す留保です。
第1〜4段落で示された題材についての結論として、最も適切なものを選びなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:月の変化は一日だけでなく続けて見る
本文根拠:第4段落の結論と、それを支える仕組み・限界。
解き方:本文は一般的な見方を問い直し、仕組み・例・限界・確認方法を示した後、「月の変化は一日だけでなく続けて見る」とまとめています。
本文の仕組みと、確かめるときの注意を170字以内でまとめなさい。
解答・根拠・解説
正答・解答例:太陽に照らされた半分のうち地球から見える部分が変わる。ただし、雲や見る時刻が違うと記録できない日もある。
本文根拠:仕組み=太陽に照らされた半分のうち地球から見える部分が変わる、限界=雲や見る時刻が違うと記録できない日もある、方法=同じ時刻ごろに方角と形を記録する、結論=月の変化は一日だけでなく続けて見る。
解き方:要約では具体例を全て写さず、仕組み、限界、確認方法または結論の関係を残します。短くするために条件を落とすと、筆者の主張より強い断定になるので注意します。
採点観点
- 第2段落の中心となる仕組みを示している
- 仕組みの因果や関係を反対にしていない
- 『ただし』以降の限界や注意を含む
- 具体例一つを全ての場合の法則にしていない
ALL DRILLS小3〜高3・全30セットから選ぶ
まいこくは1学年につき「基礎・標準・発展」の3段階、各100問で構成されています。学年どおりに進める必要はありません。読み取りで手が止まるなら1学年下の標準へ、設問が軽く感じるなら同学年の発展へ、と横にも縦にも移動できます。
小学6年生・基礎の進め方
100問はどのように進めますか?
1日5問を一つのまとまりとして、先に自分の根拠を決めてから答え合わせをします。正答だけでなく、本文根拠・解き方・誤答のずれまで確認してください。
次の段階へ進む目安は何ですか?
正解数だけで判断せず、選んだ根拠を本文から説明でき、記述問題を採点観点に沿って一度書き直せるようになったら次へ進みます。
難しい場合はどう戻ればよいですか?
同じ日の解説を読み直し、焦点語と本文根拠を一つずつ確認します。それでも難しい場合は、一学年前(小5)の基礎100問へ戻り、語彙と直接根拠を確認してください。
保護者はどのように手伝えばよいですか?
答えを先に教えず、「本文のどこに書いてある?」「別の選択肢はどこが違う?」と尋ねてください。小3・小4はルビを使い、音読してから根拠を指で示す方法も有効です。
EDITORIAL & INSTRUCTORS
専門講師・教材協力者による制作
「まいこく」は、藤原進之介が率いる数強塾グループの国語部門「国強塾」が制作・運営するオリジナル学習コンテンツです。本文・設問・選択肢・解答・解説を独自に制作し、出典のない転載問題は掲載していません。
- 制作責任・教材設計・レビュー
- 藤原進之介(数強塾グループ代表)
- 「毎日の国語」設問設計
- 菊池秀策(国語・小論文)
- 現代文・古文教材設計協力
- 山下翔平(スタディサプリ中学講座・国語担当実績/外部協力)
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- 朝倉吏
- 国語・小論文講師
- 藤本康太
山下翔平先生は教材・指導に関する外部協力者であり、現在の数強塾講師一覧上の在籍講師ではありません。役割を混同せず表記しています。
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