今日の問い
「夏からやれ」「秋まで基礎を固めろ」「もう始めろ」。
——過去問の開始時期だけ、なぜ人によって答えが正反対になるのか。
——あなたなら、どう答える?
この記事で、その答えを一緒に考えます。
「過去問はいつから始めるか」という質問は、毎年受ける。「夏からやれ」「秋まで基礎を固めろ」「もう始めろ」。アドバイスが人によって全く異なるため、混乱する生徒が多い。
過去問の目的を整理する
過去問には二つの目的がある。①その大学の出題傾向・形式を知る(いつでもできる)と、②自分の実力を測る(一定の実力が必要)だ。
①の目的なら志望校が決まった時点でやるべきだ。出題傾向を知ることで、それ以降の学習の方向性が決まる。②の目的なら、全範囲の基礎が一通り終わってからが適切だ。
僕の推奨:夏前に傾向分析、夏以降に演習
夏前(6〜7月)に過去問を1年分通してみて、出題傾向を把握する。「記述が多いか」「時間配分はどうか」「どんな分野が頻出か」を把握した上で夏の学習計画を立てる。夏以降に本格的な演習として取り組む、という二段階が最も効率的だ。
「点数が低くても過去問はやるべき」理由
「まだ実力がないから点数が低い過去問は意味がない」は誤りだ。解けない問題から「何が足りないか」が見える。それが夏以降の学習目標になる。早い時期の過去問は「実力確認」ではなく「課題発見」として使うのが正しい。
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AIが急速に発展する現代だからこそ、僕は「自分の頭で考える力」こそが最も大切だと思っています。論理的思考力や国語の読解・記述力は、どんな時代になっても通用する本物の学力です。

