体積・曲線の長さ(数III)の解法パターン全13型|断面積の積分・斜め軸回転・弧長と入試実例(筑波大・神戸大・横国大・岡山大・千葉大)


体積の問題は、積分の中でもっとも「図が描けるかどうか」で差がつく分野です。しかし逆に言えば、「軸に垂直な平面で切ったとき、断面がどういう図形になるか」さえ言えれば、あとは断面積を積分するだけで終わります。回転体も非回転体も、この一点で共通しています。だから体積の学習で身につけるべきは、複雑な立体を想像する力ではなく、1枚の断面を正確に描く力です。このページは、数学IIIの体積と曲線の長さの求め方を13の型に分けて並べた辞典です。型は当てはめるための箱ではなく、「この立体なら、どの向きに切ればいいか」を決めるための道具として並べています。

このページの13型

  1. 軸まわりの回転(円板法)
  2. 軸まわりの回転
  3. 2曲線に挟まれた部分の回転(大−小)
  4. 軸をまたぐ図形の回転
  5. 穴のあく回転体
  6. 媒介変数表示の曲線の回転
  7. 斜めの直線のまわりの回転
  8. 非回転体(断面積を積分する)
  9. 立体の切断・共通部分
  10. 断面を回すと何になるか
  11. 体積の最大・最小
  12. 曲線の長さ( 型)
  13. 媒介変数・極方程式の弧長

発展|東大の良問008 直方体の90°回転を断面に分け、体積の値域を求める

1. 背骨——体積はすべて「断面積の積分」

たった1つの原理

軸に垂直な平面で切った断面積を とすると

回転体はその特別な場合で、断面が円板(または円環)になるだけです。

「回転体の公式」を別に覚える必要はありません。回転体だけを特別扱いすると、非回転体の問題で手が止まります。どんな立体でも、まず「切る向きを決める」→「断面の形を言う」→「断面積を の式で書く」→「積分する」。この4ステップだけです。

そして切る向きは「断面が簡単になる向き」を選びます。回転体なら回転軸に垂直に切るのが原則。円錐を切るなら軸に垂直に切れば円になり、斜めに切れば楕円になる――どちらの断面のほうが式が短いかで決めるのです。

2. 回転体で最初に確かめる3つ

1回転軸はどれか  軸、 軸、。軸が斜めなら型07。

2図形は軸をまたぐか またぐなら、断面の半径は軸からの距離が大きいほう(型04)。

3軸と図形は離れているか 離れていれば断面は円環(ドーナツ)になり、穴があく(型05)。

最も多い誤りは「またぐ場合の足し算」

図形が 軸をまたいでいるとき、上側の回転体と下側の回転体を足してはいけません。回転すると両者は重なるからです。

正しくは「軸からの距離が大きいほうだけ」を半径にとります。筑波大学の問題では、 を境に半径が入れかわりました。

3. 解法パターン全13型

型01  軸まわりの回転

01断面は半径 の円板

顔つき 「曲線 軸で囲まれた部分を 軸のまわりに回転」。

中身 

2乗するので符号は消える  が負でも は正なので、そのまま積分できます。ただしそれは「軸の片側にしかない場合」の話。両側にある場合は型04です。また、被積分関数が になるので、 の半角や部分積分がここで必要になります積分計算の型11)。

型02  軸まわりの回転

02 について解いて、 で積分

顔つき 「曲線と 軸で囲まれた部分を 軸のまわりに回転」。

中身 )。

について解けないときは、置換で切り抜ける  について積分する形にできれば理想ですが、 と解けないことも多い。そのときは と媒介変数に持ちこむ(型06)か、 の式のまま置換します。神戸大学の問題は、媒介変数のまま処理するのが最短でした。

型03 2曲線に挟まれた部分の回転

03大きい円板から小さい円板を引く

顔つき 「2曲線 で囲まれた部分を 軸のまわりに回転」(ともに軸の同じ側)。

中身 

ではない これは最頻出の誤りです。断面は外半径 、内半径 の円環なので、面積は 「半径の差の2乗」ではなく「2乗の差」です。図で1枚の円環を描いてから式を書けば、間違えません。

型04  軸をまたぐ図形の回転

04半径は「軸から遠いほう」

顔つき  に挟まれた部分を 軸のまわりに回転。

中身 断面は半径 塗りつぶされた円板 となる点で場合分けする。

回転すると上下が重なるから、足してはいけない 上側の部分を回すと軸の下側にも像ができ、下側の部分を回した像と重なります。重なった分を二重に数えないために、「遠いほうだけ」を採るのです。だから最初にやるべきは を解いて境目を見つけること。筑波大学の問題の (1) が、まさにその設問でした。

型05 穴のあく回転体

05軸から離れていれば、内半径がある

顔つき 「 で囲まれた部分を 軸のまわりに回転」。

中身 断面は円環。。回転軸から図形までの最短距離が内半径。

「軸に接しているか、離れているか」を必ず確認する 接していれば穴はあかず(型01)、離れていれば穴があきます。回転軸が のような水平線のときは、断面の半径が になることに注意してください。軸を 軸に平行移動して考えるのが安全です。

型06 媒介変数表示の曲線の回転

06

顔つき  の曲線が囲む部分の回転体。

中身 積分変数を に変える。 軸まわりなら

で書けば、消去できなくても計算できる 媒介変数を消して のような形にしてから積分することもできますが、根号が残って面倒です。 のまま処理すれば多項式の積分になることが多い。神戸大学の問題では、 のままなら という単純な多項式の積分で終わりました。

型07 斜めの直線のまわりの回転

07回転軸に沿った座標と、軸までの距離をとる

顔つき 「直線 のまわりに回転してできる立体の体積」。

中身 軸に沿った位置 と、軸までの距離 を求め、

点と直線の距離の公式が、そのまま半径になる 直線 までの距離は 、軸に沿った座標は正射影で この2つを媒介変数(ここでは )の式で書けば、あとは型01と同じです。 となるので、 の書きかえを忘れないでください。横浜国立大学の問題がこの型の代表です。

型08 非回転体

08断面の形を言葉で決めてから、面積を式にする

顔つき 「底面が円で、軸に垂直な断面が正三角形である立体」。

中身 。断面の1辺や高さを の式で表す。

「切る向き」を変えると難易度が変わる 同じ立体でも、切る向きによって断面が円になったり弓形になったりします。まず2〜3通りの切り方を頭の中で試し、断面がいちばん単純になる向きを選ぶ――これだけで計算量が何倍も変わります。「 軸に垂直な平面による切り口を考えて」のように問題文が向きを指定していることも多いので、指示は素直に従ってください。

型09 立体の切断・共通部分

09断面どうしの共通部分をとる

顔つき 「2つの円柱の共通部分」「円錐を平面で切った小さいほう」。

中身 同じ高さの断面を2つ描き、重なった図形の面積を求める。

3次元で考えず、2次元の重なりに落とす 立体の共通部分は想像しにくいですが、断面どうしの共通部分は平面図形なので普通に計算できます。円錐を平面 で切るなら、高さ の断面は半径 の円板を直線で切った弓形。弓形の面積は「扇形−三角形」で書けます(面積の型09)。

型10 断面を回すと何になるか

10回転軸を含む断面ではなく、軸に垂直な断面を回す

顔つき 「四面体を 軸のまわりに1回転させてできる立体の体積」。

中身 高さ での断面(多角形など)を求め、その図形を原点まわりに回した図形を考える。軸が図形の内部にあれば円板、外にあれば円環。

回すのは立体ではなく、1枚の断面 立体全体を回すところを想像しようとすると混乱します。高さ を固定すれば、回転するのは平面図形1枚だけ。その図形の「軸からの最大距離 」と「最小距離 」を求めれば、断面積は です。岡山大学の問題では、断面が長方形で軸(原点)がその内部にあったため、 の円板になりました。

型11 体積の最大・最小

11体積をパラメータの2次式にできることが多い

顔つき 「体積 を最小にする を求めよ」。

中身  を展開すると の2次関数になる。

展開してから積分すると、 が外に出る  と展開すれば、積分は の3つだけ。それぞれ定数なので、 の2次関数になり、平方完成で最小が求まります。面積のほうは絶対値のせいで場合分けが必要でしたが(面積の型03)、体積は2乗なので絶対値が消えて、むしろ簡単になる――千葉大学の問題が、その対比を見せてくれます。

型12 曲線の長さ

12

顔つき 「曲線 の部分の長さ」。

中身 根号の中が完全平方になるように問題が作られているのが普通。

根号が外れる形を探す  は一般には積分できません。だから出題される問題は、 がきれいな2乗になるように仕組まれています。たとえば なら の形で、 になっている」のが典型的な仕込みです。

型13 媒介変数・極方程式の弧長

13

顔つき サイクロイド、カージオイド、媒介変数表示の曲線の長さ。

中身 根号の中を計算し、半角の公式で2乗の形に持ちこむ。極方程式なら

が決め手 カージオイド なら 半角で になるので根号が外れ、 という単純な形になります。絶対値がつくので、符号が変わる点で区間を分けることを忘れないでください。道のりの計算とまったく同じ式です。

4. 実際の入試で確かめる

全13型のうち、入試の実例がついているのは7型1マスが1つの型です。青いマスは、下にある入試の実例で確かめている型です白いマスは、下にある入試の実例では扱っていない型です01020304050607080910111213解法パターン13型入試の実例で確かめる7型下の実例にない6型7 + 6 = 13型。この図は下にある入試の実例が扱う型を数えたものです入試の実例は6問。実例の数と型の数は必ずしも一致しません

この単元の解法パターンは全13型で、下にある入試の実例6問で確かめているのは7型です。残りの6型は、下にある実例では扱っていません。1問が複数の型にまたがることも、同じ型を複数の実例で扱うこともあるため、実例の数と型の数は必ずしも一致しません。

ここからは実際に出題された問題で型を確かめます。問題文は各大学が公表した入試問題を、解説のために引用したものです。解答・解説は数強塾が独自に作成したもので、大学公表の解答ではありません。掲載しているすべての数値は、当塾で独立に解いたうえで Python(sympy による厳密積分・一般項と直接計算の照合)で検算しています。

筑波大学 2019年度 ―― 型04。またぐ図形は「遠いほう」だけ

【問題】筑波大学 2019年度

の範囲において、関数

と定める。

(1) の範囲において、 を満たす を求めよ。

(2) 曲線 、曲線 、直線 および直線 で囲まれる部分を、 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

【解答】

(1)  (2) (約

(1)  では なので 、また なので 。よって

これが等しいのは 、すなわち より

(2) 図形は 軸をまたいでいます。 で上側、 で下側。したがって回転させると上下の像が重なるので、足してはいけません

断面は「遠いほうの半径」の円板

なので 。半径は

なので 。半径は

どちらの場合も、断面は穴のない塗りつぶされた円板です(図形が軸をまたいでいるので、内側は必ず埋まる)。

展開して半角で次数を下げます。

それぞれ積分すると

(前半は 、後半は から。)

(1) は (2) の場合分けの境目そのもの。 を満たす 」という設問は、一見すると単なる方程式ですが、(2) で回転体の半径が入れかわる点を先に求めさせているのです。誘導の意味を理解せずに (1) だけ解いて (2) で「上下を足す」誤りをすると、 を求めた意味が完全に消えてしまいます。誘導の設問は、必ず次で使われる――その前提で読み返してください。

神戸大学 2012年度 ―― 型02・型06。媒介変数のまま 軸回転

【問題】神戸大学 2012年度 前期日程 理科系

座標平面上の曲線 を、媒介変数 を用いて と定める。以下の問に答えよ。

(1) 曲線 の概形を描け。

(2) 曲線 軸で囲まれた部分が、 軸の周りに1回転してできる回転体の体積を求めよ。

【解答】

(1) から立ち上がり を頂点として原点に戻る、上に凸の弧

(2) (約

(1) まず端と単調性を押さえます。

の増加とともに から 単調に減少 で最大となります。

が単調なので、 の1価関数です。実際 より

(2)  軸まわりなので と解くのは無理なので、媒介変数のまま積分します(型06)。

なぜ区間を分けなくてよいのか

で折り返すので、素朴には「上りの部分」と「下りの部分」で分けたくなります。

しかし で自動的に負になるので、通しで積分すれば引き算が自動的に行われます。積分の向きが符号を管理してくれるのです。

展開して積分します。

通分すると分母は

媒介変数を消さないほうが速い、という珍しい例。消去すれば となり、 を計算するには に直す必要があって、根号を含む式の微分が入ります。一方 のままなら、被積分関数は6次の多項式にすぎません。「消去できるなら消去する」は必ずしも正しくない――どちらの変数で書くと式が短いかで決めるのが、媒介変数の問題の鉄則です。

横浜国立大学 2006年度 ―― 型07。斜めの軸まわりの回転

【問題】横浜国立大学 2006年度 前期日程 理系

平面上の の範囲で、直線 と曲線 により囲まれる部分を とする。 を直線 のまわりに回転してできる回転体の体積を とするとき、次の問いに答えよ。

(1) を求めよ。

(2) を求めよ。

【解答】

(1)

(2) (約

(1) 回転軸が斜めなので、軸に沿った座標と、軸までの距離を の式で書きます(型07)。

曲線上の点を とします()。

2つの量を用意する

軸までの距離(=断面の半径) 点と直線 の距離の公式から

軸に沿った位置  から軸への正射影の座標は

したがって

中身を展開します。 なので

それぞれ から まで積分すると

和を通分して整理すると、分子が の形にまとまります。

数値で必ず検算する

分母は なので、 では です。一般項を出したら、必ず小さい で直接計算と照合してください。ここは分母の値を書き間違えやすい箇所です。

(2) 分母・分子とも の項が主役です。

極限の値には、はっきりした図形的な意味があります。 のとき でほぼ0、 で1という「L字形」に近づきます。すると 直角二等辺三角形(頂点 に近づく。これを斜辺 のまわりに回すと、底面の半径が 、高さがそれぞれ の円錐が2つできます。

極限の答えが、初等幾何で確かめられる。こういう検算ができる問題では、必ずやってください。計算が正しいことの、これ以上ない証拠になります。

岡山大学 2017年度 ―― 型10。回すのは1枚の断面だけ

【問題】岡山大学 2017年度 前期日程 理系

座標空間内の4点 を頂点とする四面体 を考える。このとき以下の問いに答えよ。

(1) 点 を通り 軸に垂直な平面と、辺 が点 において交わるとする。 の座標を で表せ。

(2) 四面体 (内部を含む)を 軸のまわりに1回転させてできる立体の体積を求めよ。

【解答】

(1)

(2) (約

(1)  を結ぶ線分上の点は

座標が になるのは 、すなわち

(2) 高さ を固定して、断面を1枚だけ考えます(型10)。

とおくと、 の平面は4本の辺 と交わり、交点は

断面は原点を中心とする長方形

4点は なので、断面は 方向の半幅 方向の半幅 の長方形(内部を含む)。

回転軸である 軸(この平面では原点)は長方形の内部にあります

したがって回転させると穴のあかない円板になり、半径は原点から最も遠い点、すなわち長方形の頂点までの距離です。

より に対応します。

「四面体を回す」を想像してはいけない。四面体が回転してできる立体は、外から見ると鼓のようなくびれた形で、全体像を思い描くのはほぼ不可能です。しかし高さを固定すれば、回るのは長方形1枚だけ。長方形を原点まわりに回せば円板(または円環)――ここまで落とせば、あとは中学生でもできる計算です。「軸が図形の内部にあるか外にあるか」だけが、円板か円環かの分かれ目。この一点さえ確認すれば、空間図形の回転体は怖くありません。

千葉大学 2008年度 ―― 型11。面積は場合分け、体積は2次関数

【問題】千葉大学 2008年度 前期日程

に対して、連立不等式

で表される座標平面上の図形を とする。

(1) の面積 を最小にするような の値と、そのときの を求めよ。

(2) 軸のまわりに回転させてできる立体の体積を とする。 を最小にするような の値と、そのときの を求めよ。

【解答】

(1) のとき最小で (約

(2) (約 )のとき最小で (約

(1) 絶対値があるので、境目で分けます面積の型03)。

とし、)とおくと、区間内で となるのは の部分だけです。

で微分すると、長さの差になる

なので

すなわち は、( となる部分の長さ) となる部分の長さ)に等しくなります。

後者は 、全体の長さは なので前者は

より 、すなわち の増加関数なので、前後で符号が負から正に変わり、ここが最小です。

のとき

それぞれ計算すると の項が と消えて

(2) ここが対比のポイントです。体積は2乗なので、絶対値が消えます。

場合分けは一切不要になりました。展開して項ごとに積分します。

したがって

の2次関数です。平方完成すると、最小は

に入っています。)このとき

同じ図形なのに、面積は難しく体積は易しい。面積 は絶対値のせいで境目を求める必要があり、しかも という「高校では書きにくい関数」が現れます。ところが体積 2乗した瞬間に絶対値が消えて、ただの2次関数になる。

この対比は偶然ではなく、出題者が意図的に並べたものです。「2乗すると符号の情報が消える」という単純な事実が、問題の難易度を一変させる――絶対値を見たら、2乗できないかを考える。これは体積に限らず使える発想です。

神戸大学 2016年度 ―― 型13。極方程式の曲線の長さ

【問題】神戸大学 2016年度 前期日程 理科系

極方程式で表された 平面上の曲線 とする。

(1) 曲線 上の点を直交座標 で表したとき、 となる点、および となる点の直交座標を求めよ。

(2) を求めよ。

(3) 曲線 の概形を 平面上にかけ。

(4) 曲線 の長さを求めよ。

【解答】

(1)  / 

(2)  (3) 軸対称のハート形(カージオイド) (4)

(1) 直交座標に直します。

どちらの導関数も、因数分解できます。

)または )。

)または )。 では

(2)  では分子・分母とも0に近づきます。半角で共通因子を作ります。

を代入すると

では なので

(3)  が変わらないので、 軸対称。上半分()を押さえれば十分です。

から出発し、 で最高点 で最も左 、そして原点に戻ります。(2) より原点では接線が 軸方向で、上下から挟まれて尖った形(尖点)になります。全体としてハート形です。

(4) 極方程式の弧長は、 で計算できます。

(直交座標の式から直接計算しても同じです。)ここで半角を使うと

では から まで動くので、 で符号が変わります。

絶対値を外すために区間を割る――ここが最大の落とし穴。 と書いてしまうと、後半で被積分関数が負になり、 という誤答が出ます。根号を外すときは必ず絶対値をつけ、符号の変わる点で区間を分ける――これは道のりの計算とまったく同じ注意です。対称性を使って としてもよく、そのほうが安全です。

5. よくある質問

Q1. 2曲線に挟まれた部分の回転で、 と書いてしまいます。

A. 断面は外半径 、内半径 の円環なので、面積は です。「2乗の差」であって「差の2乗」ではありません。円環を1枚描いてから式を書けば間違えません。

Q2. 図形が回転軸をまたぐときはどうしますか。

A. 上下を足すのは誤りです(回転すると重なるため)。軸からの距離が大きいほうだけを半径にとります。まず を解いて、半径が入れかわる点を見つけてください。

Q3. 斜めの直線のまわりの回転が苦手です。

A. 「軸までの距離」と「軸に沿った位置」の2つを、同じ変数の式で書くのが手順のすべてです。距離は点と直線の距離の公式、位置は正射影。あとは と、 に直すだけです。

Q4. 空間図形の回転体が想像できません。

A. 想像しなくてよいのです。高さを固定して断面を1枚描き、その平面図形を軸のまわりに回してください。軸が図形の内部にあれば円板、外にあれば円環。回すのは立体ではなく、1枚の図形です。

Q5. 曲線の長さの積分が計算できません。

A. 入試問題は根号の中が完全平方になるように作られています。計算できないときは、その前の微分か展開で間違えている可能性が高いです。三角関数なら半角の公式で の形を狙ってください。

東大の良問 008

回転する直方体を1枚の断面へ落とす|東大2010年理科第1問

立体全体を頭の中で回す必要はありません。回転軸に垂直に切ると、問題は長方形が頂点のまわりを90°回って通過する平面領域へ変わります。断面を2つの三角形と四分円の扇形に分け、最後は「正の辺長だから上限に届かない」と見抜く問題です。

  • 東京大学
  • 2010年度 前期日程
  • 数学(理科)第1問
  • 理科専用
  • 数学III 体積
  • 回転・断面・値域
  • 発展

問題

3辺の長さが の直方体を,長さが の1辺を回転軸として90°回転させるとき,直方体が通過する点全体がつくる立体を とする。

(1) の体積を を用いて表せ。

(2) のとき, の体積のとりうる値の範囲を求めよ。

出典:東京大学2010年度第2次学力試験(前期日程)数学(理科)第1問。問題文の表記はウェブ表示用に一部調整しています。

段階別ヒント

ヒント1|回転軸に垂直な平面で切る

長さ の辺に垂直な断面は、辺の長さが の長方形です。その1頂点が回転中心になります。

ヒント2|対角の頂点までの距離を見る

回転中心から最も遠いのは対角の頂点です。その距離は です。

ヒント3|掃過領域を3つに分ける

対角線が90°回ってできる半径 の扇形と、その両側に残る合同な直角三角形を考えます。

ヒント4|断面積を軸方向へ伸ばす

どの位置でも断面は同じなので、掃過断面の面積に軸方向の長さ を掛ければ体積になります。

ヒント5|(2)は にまとめる

と置くと、 で表せます。辺長が正だから です。

ヒント6|「最大値」と「上限」を区別する

上側の等号に が必要なら、正の辺長をもつ直方体では達成できません。値域では中間の値が全て実現することも確認します。

O a c r=√(a²+c²) 90° 四分円の扇形 三角形 三角形
軸に垂直な1枚の断面。対角線が掃く扇形の両側に、面積 の直角三角形が1つずつ付きます。

解答・解説

(1) 掃過断面の面積を求める

回転軸に垂直な断面を考える。回転前の断面は、回転中心を とする辺長 の長方形である。この長方形が90°回転する間に通過する平面領域を とする。

回転中心 から対角の頂点までの距離を とすれば、

対角線が90°回ると、中央に半径 、中心角 の扇形ができる。その両側に、回転前と回転後の長方形の対角線で切り分けられる面積 の直角三角形が1つずつ残る。3領域の内部は重ならず、合わせると 全体になる。

回転軸に沿って同じ断面が長さ だけ続くので、(2)を 倍する。

(1)の答え:

(2) 対称式を2つの変数へまとめる

辺の長さだから である。次のように置く。

このとき

(1)の式へ代入すると、

正の数 について だから、 である。また なので、(5)から

さらに、正の3数 の和は1である。相加相乗平均より

(6)(7)を合わせると

途中の値が全て実現することを確認する

上下界を示しただけでは、区間の途中に取れない値がないとはまだ言えない。そこで

と置き、次の2つの連続な変形をつなぐ。

  1. とする。体積 は単調に増え、 に限りなく近い値から までを全て取る。
  2. とする。 から へ近づけると、体積は から に限りなく近い値までを連続的に全て取る。

したがって、(8)の間の値に欠けはない。 は正の体積だから取れず、 の等号には 、すなわち が必要なので、正の辺長では取れない。

(2)の答え:

上端・下端はどちらも含まない。

別解|極座標で掃過断面を直接積分する

主解法の「三角形+扇形+三角形」という分解を、各方向へ到達する最大距離から厳密に確かめる。回転前の対角線の角を

とし、掃過領域の方向角を とする。その方向へ到達する最大距離

よって極座標の面積公式から

これは主解法の3領域の面積と1対1に対応する。見た目の分解に不安があるときも、各方向の最大半径を式にすれば重複も欠落も起こらない。

値域の別整理|和と積にまとめる

と置けば、 なので

かつ だから、固定した では が小さいほど体積が大きい。つまり が最大なのではなく、どちらか一方が0に近づくほど上限へ近づく。

解法を思いつくための再現手順

  1. 回転軸と平行・垂直のどちらで切るか決める。 今回は軸に垂直に切ると、全ての位置で同じ長方形になる。
  2. 3次元を1枚の平面図形へ落とす。 頂点 のまわりを90°回る の長方形だけを考える。
  3. 最も遠い点を探す。 対角頂点までの距離 が扇形の半径を決める。
  4. 和集合を重ならない領域へ分ける。 三角形・扇形・三角形の面積を足し、軸方向の長さ を掛ける。
  5. 対称式の文字数を減らす。 または へ置き換える。
  6. 等号条件を最後まで追う。 不等式の等号が辺長0を要求するなら、それは直方体の範囲外である。
  7. 値域の「穴」を確認する。 連続な2つの変形をつなぎ、上下端の間を全て通ることを示す。

よくある誤り

  • 回転前と回転後だけを見る: 問われているのは途中で通過した点を含む全位置の和集合です。
  • 体積を回転角の分だけ単純に足す: 隣り合う位置は大きく重なるので、多重に数えてしまいます。
  • 扇形の半径を とする: 回転中心から対角頂点までの距離は です。
  • 90°なのに半円や円全体を使う: 中央部分は中心角 の四分円の扇形です。
  • 断面積を 倍する: 軸方向に続く長さは です。
  • 「元の長方形+扇形」とだけ考える: その分け方は領域が重なり、別の部分を落とします。対角線で3領域に分けます。
  • が最大だと思う: 固定した では、 は体積を小さくする側です。
  • を最大値と書く: 等号には が必要で、正の辺長に反します。
  • 0を最小値に含める: 正の辺長から体積は常に正です。
  • 上下界だけで値域とする: 途中の値が全て実現する連続な経路も示す必要があります。

この問題で押さえること:回転してできる立体・領域は、回転軸に垂直な断面で1枚の平面図形に落としてから考える。「立体を回すのではなく、断面の中で回す」を押さえよう。

前提単元と次に解く問題

教材について:解答・解説・ヒント・図は数強塾が独自に作成した非公式教材で、東京大学が公表した公式解答・公式見解ではありません。問題の著作権は東京大学に帰属し、出典を明示して掲載しています。

6. 次に読むページ

つまずきをほどくミニ対話:体積を積分するとは?断面積に厚みを掛けて積み重ねる

体積を積分するのは、立体を薄く輪切りにして、一枚分の体積を積み重ねる考え方です。一枚の体積は「断面積×厚さ」。したがって積分するのは高さや半径そのものではなく、切った面の面積です。

高さH、底面半径Rの円錐で、頂点から軸に沿った距離をxとします。相似から断面の半径はr(x)=Rx/H。断面積はA(x)=πR²x²/H²で、xを0からHまで積分するとπR²H/3です。

ハル: 高さの途中のxを、半径にそのまま使うのではなく、相似比で半径を作る必要があるんだ。

先生: 最初の例はR=H=2だったのでr(x)=xになっただけ。どの立体でも半径がxとは限らないよ。

アオイ: 頂点から測るか底面から測るかで半径の式は変わるけど、立体の体積は同じだね。

30秒セルフチェック

手順を覚えたかではなく、判断の根拠を言えるかを一問で確かめます。

問い: ∫[0→2]πx²dx の結果は?

答え: 8π/3。理由:半径xの円の断面積を積む。

穴のある回転体なら、断面は円盤ではなく円環になることがあります。その面積はπ{外側の半径²−内側の半径²}です。外半径から内半径を引いて、その差を二乗する式ではありません。どんな断面ができるかを描いてから面積の公式を選びます。

※ハル、アオイ、先生は理解を助けるための架空の登場人物です。

体積の図が描けない人へ

体積でつまずく生徒のほとんどは、立体を想像できないのではなく「1枚の断面を紙に描く」という手順を飛ばしているだけです。数強塾では、体積の問題では必ず断面を1枚描かせ、その形と半径を言葉で説明させてから式を書く訓練をしています。オンラインの完全1対1で、プロ講師のみが担当します。

数強塾オリジナル演習|13の型を1問ずつ

以下の「数強塾オリジナル演習」13問は、数強塾の自作問題です。前掲の「東大の良問008」は実在の入試問題で、この13問には含みません。体積の問題は「どの向きに切るか」を決めた瞬間に8割が終わります。解答を開く前に、まず断面の形を一言で言えるかを試してください。(円板/ドーナツ/正方形/正三角形——このどれかです。)

型01  軸まわりの回転
曲線 軸、直線 で囲まれた部分を 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る

断面は半径 の円。(≒0.628)
と書くミスが最頻出。断面積は

型02  軸まわりの回転
曲線 軸、直線 で囲まれた部分を 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る

なので
で表してから積分変数を にする。区間も の範囲に直す。

型03 2曲線に挟まれた部分の回転
曲線 と直線 で囲まれた部分を 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る

で直線が上。外側の円から内側の円を引く(ワッシャー)。

は誤り。正しくは

型04  軸をまたぐ図形の回転
領域 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る

で、 軸から遠いのは (距離 )、近いのは (距離 )。
回転すると近いほうは遠いほうに飲み込まれるので、断面は半径 の円板(穴なし)。
(≒4.19)
(誤答例: としてしまう。またぐ図形では引かない。

型05 穴のあく回転体
領域 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る

で切る。 では では

検算(バウムクーヘン):
中心に穴が空くので、外半径²−内半径²。

型06 媒介変数表示の曲線の回転
軸で囲まれた部分を 軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る


展開して

(≒49.3)
を掛け忘れない。3乗になるのはそのため。

型07 斜めの直線のまわりの回転
を頂点とする三角形を、直線 のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る

の長さは から直線 までの距離は
軸上への正射影 で、 から の位置。
できるのは底面を共有する2つの円錐(高さの和 、共通の底面半径 )。
(≒0.740)
斜め軸では「軸への距離」と「軸に沿った位置」に座標を取り直す。

型08 非回転体(断面が指定されている)
底面が円 で、 軸に垂直な平面による断面がつねに正三角形である立体の体積を求めよ。

解答・解説を見る

での断面の1辺は 。正三角形の面積は
(≒2.31)
回転体でなくても「断面積を積分」は同じ。体積の公式はこれ1本しかない。

型09 立体の切断・共通部分
2つの円柱 の共通部分の体積を求めよ。

解答・解説を見る

を固定すると かつ 断面は正方形。
面積は

が消えるのが有名。球 より大きい ✓)
共通部分は「両方の条件を同時に書く」だけ。

型10 断面を回すと何になるか
とする。立体 の平面 による断面は、 平面上の2点 を結ぶ線分を原点のまわりに1回転してできる図形である。 の体積を求めよ。

解答・解説を見る

線分上の点の原点からの距離は、最小 (端点が原点)、最大 (もう一方の端点)。
距離は連続に変わるので、回転してできるのは半径 の円板(穴なし)
断面積
「回すと何になるか」は、軸からの距離の最小値と最大値だけで決まる。原点を通れば穴は空かない。

型11 体積の最大・最小
半径1の球に内接する円柱のうち、体積が最大のものの体積を求めよ。

解答・解説を見る

円柱の高さを 、底面の半径を とすると 、すなわち

より
(≒2.42)
(球の体積 の約58% ✓)
変数を1つに減らしてから微分。

型12 曲線の長さ
曲線 の長さを求めよ。

解答・解説を見る

なので
(≒4.67)
(検算:両端 の直線距離は 。曲線のほうがわずかに長い ✓)
がきれいに外れる形しか出題されない。

型13 媒介変数・極方程式の弧長
極方程式 で表される曲線の長さを求めよ。

解答・解説を見る



と置くと
絶対値を外し忘れると 0 になる。。半角公式 が鍵。

切る前に決める3つ

どの軸に垂直に切るか ── 回転軸に垂直に切る。斜め軸なら軸方向に座標を取り直す(型07)

断面は何か ── 円板か、ドーナツか、指定された図形か。 軸をまたぐなら遠いほうだけ(型04)、軸から離れていれば穴が空く(型05)

積分区間 ── 切る向きに合わせて

体積の公式は 1本だけです。回転体の も、断面が円のときの特別な場合にすぎません。型08・型09・型10のような非回転体で慌てないために、「体積=断面積の積分」を先に頭に置いてください。

「なぜそうなるのか」へ

断面積を積分すると体積になる——この一行が腑に落ちていれば、13の型は全部同じ1つの計算に見えてきます。

関連ページ

📝 この型が実際に出た入試問題(92問のうち24問を掲載)

「積分法(体積・弧長)」の型が実際の入試でどう出たかを、数強塾が全問解説を公開している年度から拾いました。各行の「解説を読む」から、その問題の解説へ直接移動できます。型を読んだあとに実出題で当てると、どこまで通用する判断なのかがはっきりします。

大学・年度 出題テーマ 難易度 解説
同志社大学 2025年度 〔Ⅲ〕【記述式】 の積分・最小値・回転体 解説を読む
法政大学 2025年度 〔Ⅰ〕【記述】球に内接する直円柱の体積の最大 標準 解説を読む
法政大学 2025年度 〔Ⅱ〕【マーク】空間ベクトルと四面体の体積比 標準 解説を読む
関西大学 2025年度 〔Ⅲ〕【記述式】四面体の4点が同一平面上にある条件と体積 やや難 解説を読む
関西学院大学 2025年度 対数曲線と放物線の共通接線・面積と回転体【記述式】 やや難 解説を読む
関西学院大学 2025年度 球に外接する円錐/平面ベクトルと面積 やや難 解説を読む
関西学院大学 2025年度 【記述式】有理関数と放物線が囲む面積・回転体の体積 やや難 解説を読む
関西学院大学 2023年度 分数関数の極値・面積・回転体の体積 やや難 解説を読む
立命館大学 2020年度 〔Ⅲ〕【空所補充】正 角形から円へ、そして球へ やや難 解説を読む
立命館大学 2020年度 〔Ⅱ〕【空所補充】3次曲線の容器に水を注ぐ——水面の上昇速度 やや難 解説を読む
東京農工大学 2019年度 空間ベクトル——平面との交点・大きさの最大最小・四面体の体積 標準 解説を読む
大阪大学 2015年度 理系第4問 2つの球の合併の体積と最大値 標準 解説を読む
一橋大学 2014年度 球が内接する直円錐の表面積 やや難 解説を読む
名古屋大学 2014年度 球を直線のまわりに回転させた立体の体積 やや難 解説を読む
大阪大学 2013年度 円すいをさらに 軸のまわりに回転させた立体の体積 やや難 解説を読む
名古屋大学 2011年度 長方形の回転体を、さらに回転させる やや難 解説を読む
京都大学 2009年度 極方程式で表された曲線の回転体の体積 やや難 解説を読む
京都大学 2008年度 円柱を斜めの平面で切った立体の体積 標準 解説を読む
京都大学 2007年度 3次曲線と接線が囲む部分のx軸回転体 やや難 解説を読む
京都大学 2007年度 指数を含む曲線と直線が囲む部分の回転体 やや難 解説を読む
京都大学 2002年度 理系 対数関数の微分と極方程式の弧長 標準 解説を読む
東京大学 1995年度 傾けた半球の器にたまる水の体積と球冠 やや難 解説を読む
慶應義塾大学(数学) 2024年度 第4問(空間の切り口と体積) 解説を読む
日本大学(数学) 2024年度 第6問(微分積分・無理関数と回転体) 解説を読む

難易度は数強塾の見立てです(「—」は難易度を掲載していない年度)。大学別の年度一覧と出題傾向は過去問解説の総索引から、この型の全体像は解法パターン事典のハブから確認できます。

要点辞典この単元の公式・定石・つまずきやすい所は 数学IIIの要点辞典:積分法の応用 にまとめてあります。

オンライン数学専門塾 数強塾|プロ講師のみ・完全1対1指導・中高一貫校対応

数強塾オンラインのご案内

体験授業に申し込む入塾受け入れ状況(残席)数学つまずき診断(無料)体験授業の事前案内保護者の方へ高1・高2の方へ医学部志望の方へ保護者様からの声料金・指導システム指導事例・合格実績大学受験 合格実績(集計ルール開示)数強塾グループの理念学校別の数学対策数学の勉強法(記事一覧)数強塾プレミアム(映像授業)獣医学部専門コース鉄緑会・SAPIX等との併用サポート過去問解説・数学問題集毎日の数学(1日1枚 無料プリント)毎日の数学EX(難関大の名問を1日1問)共通テスト・センター数学の全問解説共通テスト「情報Ⅰ」の全問解説情報Ⅰ・情報Ⅱ専門「情報ラボ」情報の過去問アーカイブ(無料PDF)解法テクニック事典(公式・裏ワザ)入試数学の定石(解き方の型・全27章)数学の要点辞典まとめ(中1〜数学III)中1数学の要点辞典(全7単元)中2数学の要点辞典(全6単元)中3数学の要点辞典(全8単元)数学I・Aの要点辞典(全9単元)数学II・B・Cの要点辞典(全12単元)数学IIIの要点辞典(全7単元)論理と証明の要点辞典(全8章)2026年 夏期講習会2026年 冬期講習会代表・藤原進之介について
お問い合わせはこちら 学習相談は無料です