こんにちは。数学に強くなる塾「数強塾」代表の藤原進之介です。
北海道・江別市のキャンパスで学ぶ酪農学園大学 獣医学群 獣医学類は、動物医療を志す受験生に全国から人気の獣医系学部です。そして酪農学園の受験対策には、他の獣医系大学と決定的に違う注意点があります。
入試制度が近年大きく動いた大学だ、ということです。
この記事では、酪農学園大学獣医学類の数学をめぐる制度変更のポイントと、生物選択者がとるべき数学対策を解説します。
※入試制度・出題範囲・配点は年度により変更されます。本記事は執筆時点の公開情報にもとづく解説です。出願にあたっては、必ず酪農学園大学発表の最新の入学者選抜要項・学生募集要項をご確認ください。
最重要ポイント:大学独自の数学試験が「復活」した
酪農学園大学は一時期、数学・英語について共通テストを利用し、大学独自試験を課さない方式をとっていました。しかし、2025年1月実施の入試から、大学独自問題による数学・英語の試験が復活しています。
これが何を意味するか。
「共テ対策だけしておけばいい大学」ではなくなった、ということです。ネット上には共テ利用時代の古い対策情報が今も多く残っています。古い情報のまま学習計画を立てると、独自試験への対策が丸ごと抜け落ちる危険があります。
一般選抜(第1期)の構成
酪農学園大学 獣医学類の一般選抜(第1期)は、3教科・配点合計300点の構成です。数学の出題範囲は、新課程で次のように整理されています。
- 数学A:場合の数と確率、数学と人間の活動、図形の性質
- 数学B:統計的な推測、数列、数学と社会生活
- 数学C:平面上の曲線と複素数平面、数学的な表現の工夫、ベクトル
また、共通テスト併用型(共テの得点と個別試験を組み合わせる方式)も設定されており、方式の選び方自体が戦略になります。
注目すべきは「統計的な推測」
範囲の中で特に注意したいのが「統計的な推測」です。新課程の共通テストで重要度が増した分野ですが、学校の授業では後回しにされがちで、生物選択者の多くが手薄なまま受験を迎えます。確率分布・正規分布・区間推定——ここは「やった人だけが取れる」差のつく単元です。
生物選択者のための酪農学園・数学攻略プラン
第1段階:新課程範囲の「穴」を埋める(〜高3春)
酪農学園の範囲は数Ⅲこそ不要なものの、数B「統計的な推測」・数C「ベクトル」まで含む広めの設定です。まずやるべきは、自分の学習範囲と出題範囲の照合。「統計的な推測、実はほぼやっていない」「複素数平面が不安」という穴を、この段階で洗い出して埋めます。
数強塾の指導は「定義第一」。たとえば統計なら、確率変数・期待値・分散の定義から積み上げます。定義が固まっていれば、見慣れない設定の問題でも立ち止まらずに済みます。
第2段階:標準典型+共テ形式の二刀流(高3夏)
酪農学園対策の core は、独自試験型の標準典型演習と共通テスト形式のスピード演習の並行です。
- 独自試験対策:数列・ベクトル・確率・微積の標準問題を、方針が「秒で」立つまで反復
- 共テ対策:時間制限の中で誘導に乗る訓練。併用型・共テ利用の出願可能性を残す
どちらか一方に絞らないこと。方式の選択肢を最後まで持っておくことが、獣医受験では合格可能性そのものになります。
第3段階:過去問と併願戦略(高3秋〜)
独自試験が復活して以降の過去問は蓄積が少ないぶん、1年分の価値が非常に大きいのが酪農学園の特徴です。復活後の過去問を徹底分析し、旧・独自試験時代の過去問も形式研究の素材として活用します。
さらに獣医受験は、北里・日本獣医生命科学・麻布・日本大学・岡山理科など複数校の併願が前提。大学ごとに数学の範囲・形式が微妙に異なるため、「どの大学の対策を軸にし、どこを共通化するか」という併願設計が、そのまま数学の学習計画になります。
▶ 併願校の対策はこちらも:北里大学獣医学部の数学対策
よくある質問
Q. 北海道外からの受験ですが、対策はできますか?
酪農学園は全国から受験生が集まる大学です。数強塾は完全オンラインの1対1指導なので、全国どこからでも、酪農学園の出題範囲に合わせた対策が受けられます。
Q. 統計的な推測は独学でも間に合いますか?
単元自体の分量は多くありませんが、定義の理解を飛ばして公式暗記に走ると、本番の応用に対応できません。短期間で仕上げたいからこそ、プロの指導で「定義→典型→応用」を最短で通すことをおすすめします。
Q. 推薦入試の基礎学力試験にも数学は出ますか?
酪農学園大学の学校推薦型選抜では基礎学力を問う試験が課される方式があります【要確認:最新年度の科目構成】。一般選抜対策と地続きで対応できますので、推薦・一般の両にらみの計画を無料相談でご提案します。
まとめ:酪農学園の数学は「情報戦×基礎力」
- 大学独自の数学試験が復活。古い「共テだけでOK」情報に注意
- 一般選抜(第1期)は3教科300点。範囲は数Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cで、「統計的な推測」が差のつく単元
- 独自試験型と共テ型の二刀流で方式の選択肢を確保する
- 併願校(北里ほか)との範囲の重なりを踏まえた併願設計=数学の学習計画
数強塾オンラインでは、獣医学部志望・生物選択の生徒だけを対象にした「獣医学部専門 数学対策コース」を開講しています。完全1対1・担任制で、藤原進之介が厳選した一流のプロ講師が君の担任になります。最難関大学の攻略まで徹底サポート!


