三角関数は、数学Iの三角比を一般角へ広げ、角度を実数として扱う関数です。単位円と弧度法を土台にすると、周期的なグラフ、方程式、加法定理、2倍角、合成、最大・最小が一本につながります。このページでは、公式を使う理由と解く手順を例題10問で整理します。
三角比から三角関数へ
単位円上の点Pの座標を(cosθ, sinθ)と定めると、負の角や360度を超える角でも値が決まります。tanθはcosθ≠0のときsinθ/cosθです。
| 関数 | 周期 | 値の範囲 | 対称性 |
|---|---|---|---|
| sinx | 2π | -1≦sinx≦1 | 奇関数 |
| cosx | 2π | -1≦cosx≦1 | 偶関数 |
| tanx | π | すべての実数 | 奇関数・x=π/2+kπで未定義 |
弧度法と扇形
180度=πラジアンを基準に角度を表す方法が弧度法です。度からラジアンへはπ/180を、ラジアンから度へは180/πを掛けます。
| 度数法 | 30° | 45° | 60° | 90° | 180° | 360° |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 弧度法 | π/6 | π/4 | π/3 | π/2 | π | 2π |
半径r、中心角θラジアンの扇形では、弧の長さlと面積Sは次のとおりです。
弧度法と一般角:例題1〜3
例題1:度数法と弧度法の変換
解答と解説
したがって、5π/6ラジアン、315度です。
例題2:扇形の弧の長さと面積
解答と解説
したがって、弧の長さは4π、面積は12πです。
例題3:一般角の三角関数
解答と解説
5π/6は第2象限で、基準角はπ/6です。第2象限ではsinが正、cosとtanが負です。
tanは-√3/3と書いても同じです。
グラフの振幅・周期・平行移動
y=asinb(x-c)では、振幅は|a|、周期は2π/|b|、横方向の移動はcです。cosでも同じように読みます。
| 式の部分 | グラフへの影響 |
|---|---|
| 係数a | 縦方向の拡大・縮小、負なら上下反転 |
| 係数b | 周期を2π/|b|にする |
| x-c | 右へcだけ平行移動 |
例題4:グラフの振幅・周期・移動
解答と解説
係数を順に読みます。
振幅2、周期2π/3、y=2sin3xを右へπ/6だけ平行移動したグラフです。
三角方程式:例題5〜6
三角方程式は、(1)1種類の三角関数へ整理し、(2)単位円で基本角を求め、(3)指定範囲にある解をすべて列挙します。
例題5:sinの方程式
解答と解説
基準角はπ/3で、sinが正になるのは第1・第2象限です。
範囲内に2つの解があることを単位円で確認します。
例題6:二次方程式型
解答と解説
t=cosxとおくと、
よってcosx=1/2または1です。指定範囲で、
です。2πは範囲に含まれません。
加法定理と派生公式
| 公式 | 内容 |
|---|---|
| sin(α±β) | sinαcosβ±cosαsinβ |
| cos(α±β) | cosαcosβ∓sinαsinβ |
| sin2θ | 2sinθcosθ |
| cos2θ | cos2θ-sin2θ=1-2sin2θ=2cos2θ-1 |
加法定理・2倍角:例題7〜8
例題7:加法定理でcos15度を求める
解答と解説
15°=45°-30°として加法定理を使います。
したがって、
です。
例題8:2倍角
解答と解説
したがって、sin2θ=24/25、cos2θ=7/25です。
合成と最大・最小:例題9〜10
asinx+bcosxは、√(a2+b2)sin(x+α)の形へ合成できます。振幅から最大・最小を読み取ります。
例題9:三角関数の合成
解答と解説
振幅は√(12+(√3)2)=2です。
sinの値域は-1以上1以下なので、最大値2、最小値-2です。
例題10:2倍角を使う最大・最小
解答と解説
cos2x=1-2sin2xを使い、t=sinx(-1≦t≦1)とおきます。
頂点t=1/2で最大値3/2です。最小値は端点を比較し、t=-1で-3です。したがって、最大値3/2、最小値-3です。
10問の答えと判断ポイント
| 番号 | 答え | 判断ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 5π/6、315° | 180°=π |
| 2 | 4π、12π | l=rθ、S=r2θ/2 |
| 3 | 1/2、-√3/2、-1/√3 | 第2象限の符号 |
| 4 | 振幅2、周期2π/3、右へπ/6 | 括弧の形で移動を読む |
| 5 | π/3、2π/3 | sinが正の2象限 |
| 6 | 0、π/3、5π/3 | cosを文字で置換 |
| 7 | (√6+√2)/4 | 45°-30° |
| 8 | 24/25、7/25 | 2倍角公式 |
| 9 | 2sin(x+π/3)、最大2・最小-2 | 振幅は係数の平方和の平方根 |
| 10 | 最大3/2・最小-3 | sinxの範囲を付ける |
よくある誤りと直し方
| 誤り | 直し方 |
|---|---|
| 度とラジアンを混在させる | 計算前にすべて同じ単位へ統一する |
| 方程式の解を1つだけ答える | 単位円を描き、指定範囲を一周確認する |
| cosの加法定理の符号を間違える | cos(α+β)では中央がマイナスと確認する |
| 周期を2πbとする | xの係数で割り、2π/|b|とする |
| 文字置換後の範囲を忘れる | t=sinxなら-1≦t≦1を併記する |
学習順と関連ページ
- 数学I「三角比」で、単位円・相互関係・正弦定理・余弦定理を確認します。
- 本記事の例題1〜10で、弧度法から最大最小までを整理します。
- 数学IIの総復習15題の問題10〜11で定着を確認します。
- 数学III「微分法」へ進み、三角関数の微分や合成関数を学びます。
よくある質問
三角比と三角関数の違いは何ですか。
三角比は主に三角形の辺と角の関係を扱います。三角関数は角を一般角へ広げ、弧度法で実数として表し、周期的な関数として扱います。
弧度法を度に直さず考えるコツはありますか。
π/6、π/4、π/3、π/2を単位円の位置と一緒に覚えます。180度=πを基準に、何周分・半周分・四分の一周分かで考えます。
三角方程式で解を漏らさない方法はありますか。
基本角を1つ求めた後、単位円上で同じ値になる象限を確認します。最後に指定範囲の端点を含むか確認します。
2倍角や合成は丸暗記する必要がありますか。
加法定理は覚え、2倍角は加法定理から導けるようにします。合成は係数から振幅と角を決める手順を理解すると、最大最小にも使えます。
学習指導要領との対応
本記事は、文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編 理数編」の数学II「三角関数」に沿い、角の概念、三角関数の値・グラフ・相互関係、加法定理とその応用を中心に構成しています。
三角関数では、単位円と弧度法を土台にします。グラフは振幅・周期・移動を分けて読み、方程式は指定範囲の解を単位円ですべて拾います。加法定理から2倍角や合成へ進み、最大最小では1種類の三角関数または1つの文字へ整理して範囲を確認しましょう。
数強塾オリジナル 追加演習4題——範囲がついた瞬間に、公式では読めなくなる
「よくある誤りと直し方」の表に、2つの重い注意があります。
方程式の解を1つだけ答える → 単位円を描き、指定範囲を一周確認する
文字置換後の範囲を忘れる → \(t=\sin x\) なら \(-1 \leqq t \leqq 1\) を併記する
どちらも正しい注意ですが、例題10問には三角不等式が1問もありません。方程式(例題5・6)は答えが「点」なので、単位円で拾い忘れても気づきやすい。ところが不等式は答えが「範囲」で、端をどちらに取るかで答えが丸ごと変わります。
もう1つ。例題9の合成と例題10の最大最小は、どちらも\(x\) の範囲が指定されていません。だから例題9は「振幅がそのまま最大値」で終わります。ところが\(0 \leqq x \leqq \dfrac{\pi}{2}\) のような制限がつくと、振幅では読めなくなります。この4題は、前半が不等式、後半が範囲つきの最大最小です。
追加第1問 等式の解は「境界」、不等式の解は「その間」
\(0 \leqq x \lt 2\pi\) のとき、\(\sin x \geqq \dfrac{\sqrt3}{2}\) を解け。
解答
まず等号の場合を解きます。これは例題5そのもので、\(x = \dfrac{\pi}{3},\ \dfrac{2\pi}{3}\)。
次に単位円を描きます。\(\sin x\) は単位円上の点の \(y\) 座標なので(なぜ単位円を使うと鈍角まで三角比を拡張できるのか)、\(\sin x \geqq \dfrac{\sqrt3}{2}\) は「\(y\) 座標が \(\dfrac{\sqrt3}{2}\) 以上の部分」——円の上のほうの弧です。
その弧は \(\dfrac{\pi}{3}\) から \(\dfrac{2\pi}{3}\) までのあいだ。
\[ \frac{\pi}{3} \leqq x \leqq \frac{2\pi}{3} \]
よくある誤答は \(x \geqq \dfrac{\pi}{3}\) だけを答えることです。等式の解を1つ見つけて、そこから「以上」だと思い込むと、上限が抜けます。\(\sin\) は増え続ける関数ではありません——\(\dfrac{\pi}{2}\) を過ぎたら減るので、条件を満たすのは有限の範囲です。
検算
4点で確かめます。\(x = \dfrac{\pi}{2}\)(範囲内):\(\sin = 1 \geqq 0.866\)。○ \(x = 0\):\(\sin = 0\) で不成立。○ \(x = \pi\):\(\sin = 0\) で不成立。○ 両端の \(\dfrac{\pi}{3},\ \dfrac{2\pi}{3}\):どちらも \(\dfrac{\sqrt3}{2}\) ちょうどで、等号があるので含む。○
不等式の答えは、範囲の内・外・両端を1点ずつ入れる。「一周確認する」の中身はこれです。
追加第2問 置換したら、まず \(t\) の範囲を書く
\(0 \leqq x \lt 2\pi\) のとき、\(2\cos^2 x-3\cos x+1 \leqq 0\) を解け。
解答
例題6の不等式版です。\(t = \cos x\) と置きます。ここで先に \(t\) の範囲を書きます——表の5行目のとおり。
\[ -1 \leqq t \leqq 1 \]
式は例題6と同じく因数分解できます。
\[ 2t^2-3t+1 = (2t-1)(t-1) \leqq 0 \ \Longrightarrow\ \frac12 \leqq t \leqq 1 \]
これは \(-1 \leqq t \leqq 1\) の中に完全に収まっているので、そのまま使えます。あとは \(\dfrac12 \leqq \cos x \leqq 1\) を単位円で読むだけです。
\(\cos x\) は\(x\) 座標。\(\cos x = \dfrac12\) となるのは \(x = \dfrac{\pi}{3},\ \dfrac{5\pi}{3}\) で、\(x\) 座標が \(\dfrac12\) 以上なのは円の右のほう。\(0\) から一周する順に見ると、その弧は始まりと終わりに分かれます。
\[ 0 \leqq x \leqq \frac{\pi}{3}\ \ \text{または}\ \ \frac{5\pi}{3} \leqq x \lt 2\pi \]
\(\cos x \leqq 1\) のほうはすべての \(x\) で成り立つので、条件になっていません。追加第1問の \(\sin\) が「上下」で切ったのに対し、\(\cos\) は「左右」で切ります。同じ「間」でも、円のどこを切るかが違うので、答えが2つに割れることがあります。
検算
\(x = 0\):\(\cos = 1\)、式は \(2-3+1 = 0 \leqq 0\)。○(端点、等号で成立)
\(x = \dfrac{\pi}{2}\):\(\cos = 0\)、式は \(1\) で不成立。○(範囲の外)
\(x = \pi\):\(\cos = -1\)、式は \(2+3+1 = 6\) で不成立。○
\(x = \dfrac{11\pi}{6}\):\(\cos = \dfrac{\sqrt3}{2} \fallingdotseq 0.866\)、式は \(-0.098\) で成立。○(\(\dfrac{5\pi}{3}\) 以降の範囲に入っています)
答えが2つの区間に分かれたら、それぞれの中を1点ずつ試す。片方だけ確かめて安心すると、もう片方の端がずれていても気づけません。
追加第3問 範囲がつくと、振幅では読めない
\(0 \leqq x \leqq \dfrac{\pi}{2}\) のとき、\(y = \sin x+\sqrt3\cos x\) の最大値と最小値を求めよ。
解答
式は例題9と同じですが、範囲がついています。まず合成します。振幅は \(\sqrt{1^2+(\sqrt3)^2} = 2\)。角 \(\alpha\) は
\[ \cos\alpha = \frac{1}{2},\qquad \sin\alpha = \frac{\sqrt3}{2} \ \Longrightarrow\ \alpha = \frac{\pi}{3} \]
この \(\alpha\) の決め方が例題9には書かれていませんが、係数を振幅で割ったものが \(\cos\alpha\) と \(\sin\alpha\) です(なぜasinx+bcosxは1つのsinにまとまるのか)。
\[ y = 2\sin\left(x+\frac{\pi}{3}\right) \]
ここからが本題です。\(x\) ではなく \(x+\dfrac{\pi}{3}\) の範囲を作ります。
\[ 0 \leqq x \leqq \frac{\pi}{2} \ \Longrightarrow\ \frac{\pi}{3} \leqq x+\frac{\pi}{3} \leqq \frac{5\pi}{6} \]
この範囲で \(\sin\) がとる値を単位円で見ます。\(\dfrac{\pi}{2}\) は範囲の中にあるので \(\sin\) は最大値 \(1\) をとれます。一方、範囲の両端は \(\sin\dfrac{\pi}{3} = \dfrac{\sqrt3}{2}\) と \(\sin\dfrac{5\pi}{6} = \dfrac12\) で、小さいほうは \(\dfrac12\)。
\[ \text{最大値 } 2\ \left(x = \frac{\pi}{6}\right),\qquad \text{最小値 } 1\ \left(x = \frac{\pi}{2}\right) \]
例題9は範囲がないので \(\sin\) が \(-1\) まで届き、最小値が \(-2\) でした。範囲がつくと \(\sin\) は \(-1\) に届きません。だから最小値は \(-2\) ではなく \(1\)。「振幅から最大・最小を読み取る」が使えるのは、範囲がないときだけです。
検算
もとの式に直接入れて確かめます。
\(x = \dfrac{\pi}{6}\):\(\dfrac12+\sqrt3 \cdot \dfrac{\sqrt3}{2} = \dfrac12+\dfrac32 = 2\)。○(最大)
\(x = \dfrac{\pi}{2}\):\(1+\sqrt3 \cdot 0 = 1\)。○(最小)
\(x = 0\):\(0+\sqrt3 = 1.732\)。最大と最小のあいだ。○
合成したあとは、必ずもとの式に戻して2〜3点で確かめる。\(\alpha\) の符号を取りちがえていると、ここで合いません。
追加第4問 置換後の範囲は、問題ごとに変わる
\(0 \leqq x \leqq \dfrac{\pi}{2}\) のとき、\(y = \cos 2x+2\sin x\) の最大値と最小値を求めよ。
解答
例題10と同じ式ですが、やはり範囲がついています。2倍角で \(\sin\) にそろえます(なぜ2倍角の公式が必要になるのか)。
\[ \cos 2x = 1-2\sin^2 x \ \Longrightarrow\ y = 1-2\sin^2 x+2\sin x \]
\(t = \sin x\) と置きます。ここで \(t\) の範囲を作り直します。例題10は \(-1 \leqq t \leqq 1\) でしたが、今回は \(0 \leqq x \leqq \dfrac{\pi}{2}\) なので
\[ 0 \leqq t \leqq 1 \]
あとは2次関数です。
\[ y = -2t^2+2t+1 = -2\left(t-\frac12\right)^2+\frac32 \]
頂点 \(t = \dfrac12\) は範囲の中にあるので、最大値は \(\dfrac32\)(\(x = \dfrac{\pi}{6}\))。最小は端点で決まります(なぜ定義域があるときは頂点だけ見てはいけないのか)。
\(t=0\) のとき \(y=1\)、\(t=1\) のとき \(y = -2+2+1 = 1\)。両端とも \(1\) なので最小値は \(1\)。
例題10の最小値は \(-3\)(\(t=-1\) のとき)でした。今回は \(t=-1\) が範囲に入らないので、最小値が \(-3\) から \(1\) に変わります。「よくある誤り」の5行目「文字置換後の範囲を忘れる」の本当の怖さはここです——\(-1 \leqq t \leqq 1\) と機械的に書くのではなく、\(x\) の範囲から毎回作り直す。
検算
もとの式で確かめます。\(x=0\):\(\cos 0+0 = 1\)。○ \(x = \dfrac{\pi}{6}\):\(\cos\dfrac{\pi}{3}+2 \cdot \dfrac12 = \dfrac12+1 = \dfrac32\)。○ \(x = \dfrac{\pi}{2}\):\(\cos\pi+2 = -1+2 = 1\)。○ \(x = \dfrac{\pi}{4}\):\(0+2 \cdot \dfrac{\sqrt2}{2} = \sqrt2 \fallingdotseq 1.414\)。最大と最小のあいだ。○
範囲がつくと、答えはこう変わる
| 式 | 範囲 | 最大 | 最小 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 例題9(範囲なし) | \(y=\sin x+\sqrt3\cos x\) | — | \(2\) | \(-2\) | 振幅がそのまま |
| 追加第3問 | \(y=\sin x+\sqrt3\cos x\) | \(0 \leqq x \leqq \tfrac{\pi}{2}\) | \(2\) | \(1\) | 最小は端点 |
| 例題10(範囲なし) | \(y=\cos 2x+2\sin x\) | \(-1 \leqq t \leqq 1\) | \(\tfrac32\) | \(-3\) | 最小は \(t=-1\) |
| 追加第4問 | \(y=\cos 2x+2\sin x\) | \(0 \leqq t \leqq 1\) | \(\tfrac32\) | \(1\) | 最小が変わる |
式は同じでも、範囲の行が変わるだけで答えが変わります。例題9・10は範囲なしなので公式どおりでしたが、入試で出るのはほぼ範囲つきです。
この4題で確認したこと
- 等式の解は境界、不等式の解はその間か外。単位円で「弧」として読む(追加第1問)。
- \(\sin\) は上下で切り、\(\cos\) は左右で切る。\(\cos\) では答えが2つの区間に分かれることがある(追加第2問)。
- 置換したら先に \(t\) の範囲を書く。ただし \(-1 \leqq t \leqq 1\) と決め打たず、\(x\) の範囲から作り直す(追加第2問・第4問)。
- 合成の角は \(\cos\alpha = \dfrac{a}{r}\)、\(\sin\alpha = \dfrac{b}{r}\) で決める(追加第3問)。
- 範囲がついたら「振幅」では読めない。\(x+\alpha\) の範囲を作ってから、その中で \(\sin\) がとる値を見る。
- 検算はもとの式に戻して2〜3点。合成や置換の符号ミスは、これで全部落ちます。
三角比からの土台は 数学I「三角比」、正弦・余弦定理の使い分けは 正弦定理・余弦定理|使い分け・証明・面積、角の変形を鍛えるなら 加法定理と和積・積和の特訓道場|角を分けて解く20題、次の段階は 数学III「微分法」 へ。
道具の「なぜ」は、なぜ単位円を使うと鈍角まで三角比を拡張できるのか、なぜ加法定理が成り立つのか、なぜ2倍角の公式が必要になるのか、なぜasinx+bcosxは1つのsinにまとまるのか、なぜ三角関数のグラフは波になるのか、なぜsin²θ+cos²θ=1なのか にまとめてあります。
2次関数として処理する部分は 平方完成とは(範囲つき最大最小の追加演習つき)もあわせてどうぞ。用語の一覧は 数学用語辞典 にあります。
要点辞典この単元の公式・定石・つまずきやすい所は 数学II・B・Cの要点辞典:三角関数 にまとめてあります。

