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- 解答PDF 1
藤原進之介です。このページでは愛媛大学2014年度の数学過去問の問題資料と学習情報を無料公開しています。掲載している問題・解答・解説の範囲は、ページ内の各見出しでご確認ください。
愛媛大学2014年度・前期日程の数学を、全9大問・41項目に分けて解説します。各小問・枝問に「問題文→解答→解説」を配置し、必要な共通条件を再掲しました。問題文は原本の条件を保って表記を整理しています。
問題PDF / サイト掲載の解答PDF 掲載解答PDFは数強塾作成で、大学公式解答ではありません。原本の条件を照合し、独立に検算した解説です。
| 原本の対象学部・コース | 解答する大問 |
|---|---|
| 教育学部・農学部・工学部環境建設工学科社会デザインコース | 第1・2・3・4問 |
| 理学部・工学部(環境建設工学科社会デザインコースを除く) | 第4・5・6・7・8問 |
| 医学部 | 第4・6・7・8・9問 |
第1問 図形・常用対数・集合
(1) 三角形の内部の交点までの距離
問題文
解答
解説
直交する2辺を座標軸に取り、
連立すると
ベクトルによる別解:以下ではAB、ACなどをAを始点とするベクトルとして扱います。RがCP上にあるのでAR=t AC+(1−t)AP=(3t/2)AQ+((1−t)/2)ABと書けます。RがBQ上にある条件はAQとABの係数の和が1、すなわち3t/2+(1−t)/2=1なのでt=1/2です。よってAR=(1/4)AB+(1/2)AC。ABとACは直交する長さ1のベクトルだから、|AR|²=1/16+1/4=5/16となり、座標解法と一致します。
(2) 最初に0でない数字が現れる小数の位
問題文
解答
解説
常用対数を取ると
したがって小数第1位から第12位までは0で、第13位に初めて0でない数字が出ます。厳密にも
(3) 不等式の解集合の包含関係
問題文
解答
解説
因数分解から
端点
第2問 絶対値の積分と接線
(1) 絶対値を外してグラフを描く
問題文
実数
解答
2本の半直線が点
解説
(2) 上端が変数の定積分
問題文
解答
解説
両式は
(3) 積分で定義された曲線の接線
問題文
解答
解説
積分区間の長さが0なので
(4) 区分的な曲線と接線で囲まれる面積
問題文
解答
解説
この場合に適する解は
第3問 各桁の階乗の和になる3桁の数
(1) 階乗の大きさで数字を絞る
問題文
3桁の自然数
解答
解説
さらにいずれかが6なら
(2) 百の位を絞る
問題文
3桁の自然数
解答
解説
前問の議論から各桁は5以下です。したがって
(3) 十の位か一の位に5が必要であること
問題文
3桁の自然数
解答
解説
各桁は5以下、百の位は3以下です。もし
これは3桁、すなわち
(4) 条件を満たす数をすべて求める
問題文
各桁を
解答
解説
すでに
残る
| 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 0 | 0 | 3 | 20 | 115 | |
| −1 | 9 | 18 | 24 | 16 | −70 |
前者に29はなく、後者が16になるのは
第4問 正四面体の頂点を移動する2点
この大問では、各点が移動先をそれぞれ独立に選ぶ通常の確率モデルで考えます。
(1)(i) PがCに移った場合
問題文
1辺1の正四面体
解答
解説
(1)(ii) PがBに移った場合
問題文
1辺1の正四面体
解答
解説
(2) 1回移動後に異なる頂点にいる確率
問題文
1辺1の正四面体
解答
解説
(3) 2時刻の距離の和が1になる確率
問題文
1辺1の正四面体の異なる頂点
解答
解説
距離は0か1なので、対象は
| 現在の距離 | 次が0 | 次が1 |
|---|---|---|
| 0 | ||
| 1 |
(4) 確率の漸化式と一般項
問題文
1辺1の正四面体の異なる頂点から
解答
解説
現在の距離が0である確率は
定常値
第5問 積分方程式・極限・微分可能性
(1) 定積分を定数とおく
問題文
すべての実数
解答
解説
積分区間が固定されているので、
ここで部分積分から
(2) 三角関数の差を含む極限
問題文
解答
解説
0に十分近い
(3) 和を区分求積法に直す
問題文
解答
解説
これは区間
各項が0に近づくだけでは和の極限は決まりません。項数も増えることを、幅
(4) 絶対値を含む関数の微分可能性
問題文
解答
解説
両者が一致する条件は
第6問 解と係数の関係から整数解を絞る
(1) 積と和を比較する不等式
問題文
実数
解答
解説
(2) 一方が整数解なら他方も整数になること
問題文
解答
解説
解と係数の関係から
(3) どの自然数でも整数解を持たないこと
問題文
自然数
解答
解説
整数解を1つ持つと仮定すると、前問より2つの解
したがって
しかし
(4) 整数解が存在するnをすべて求める
問題文
自然数
解答
解説
整数解を持てば2つの解
よって
| 方程式 | 判定 | |
|---|---|---|
| 1 | 判別式 | |
| 2 | 実数解なし | |
| 3 | 判別式 | |
| 4 | 整数解 |
候補をすべて調べ、
第7問 指数関数の2本の接線と面積比
(1) 2本の接線の交点
問題文
解答
解説
微分すると
(2) 接線と曲線の間の2つの面積
問題文
解答
解説
接線は
(3) 面積を指数関数で割って整理する
問題文
解答
解説
面積の積分から
(4) 接点と交点の横方向の隔たり
問題文
解答
解説
(5) 境界を接線の交点にした面積比
問題文
解答
解説
まず
よって
第8問 3乗が単位行列となる2次行列
(1) 行列の3乗の差を因数分解する
問題文
解答
解説
行列の積は一般には交換できませんが、今回の式では同じ行列の多項式同士なので、この因数分解が使えます。
(2) 逆行列を具体的に作る
問題文
解答
解説
実数
積の順序を逆にしても同じ結果です。したがって右の因子が逆行列となります。
(3)(i) Aが単位行列の場合
問題文
解答
解説
(3)(ii) 積が零行列でも因子を消せない場合
問題文
解答
解説
通常の数と違い、行列では積が零行列でも一方が零行列とは限りません。逆行列の存在を確かめずに因子を消すことはできません。
(3)(iii) 逆行列を持たない場合のAを決める
問題文
実数成分の2次正方行列
解答
解説
ここでは「2次」「実数成分」の条件が重要です。任意の大きさや複素数成分の行列に、そのまま一般化はできません。
第9問 試行を続ける基準と賞金の期待値
各回は同じ確率分布による独立な試行として考えます。
(1) 最大2回の試行の期待値
問題文
自然数
解答
解説
1回目が
最初の得点は無効になるため、2回目へ進んだときに1回目の得点を足してはいけません。
(2) 最大2回の場合の最適な基準
問題文
試行
解答
解説
すべての
補足:
(3) 最大3回の試行の期待値
問題文
試行
- 1回目が
以上ならその得点を賞金とし、終了する。 - 1回目が
未満なら2回目を行い、2回目が 以上ならその得点だけを賞金とする。 - 2回目が
未満なら3回目を行い、3回目の得点だけを賞金とする。
賞金の期待値
解答
ただし
解説
1回目が
それぞれ3回目で終了、2回目で終了、1回目で終了する場合の寄与になっています。
(4) 最大3回の最適な基準と期待値の比較
この小問でも、自然数
問題文
試行
解答
解説
最大2回の賞金は0以上
さらに
(5)(i) 5枚の硬貨の得点分布
問題文
解答
解説
5枚の表裏は
各硬貨について「表なら1、裏なら0」の期待値が
(5)(ii) 硬貨を最大2回投げる場合
問題文
5枚の公平な硬貨を独立に投げ、表の枚数を得点とする。整数
解答
解説
1回の期待値は
つまり、1回目に表が3枚以上なら確定し、2枚以下なら投げ直すと最大になります。
(5)(iii) 硬貨を最大3回投げる場合
問題文
5枚の公平な硬貨を独立に投げ、表の枚数を得点とする。整数
解答
解説
残り2回の最適な期待値は
最大2回の
原本PDFで確認・印刷する
問題冊子は全9大問を収録し、第9問は最終ページまで続きます。学部ごとの解答指定は冒頭の対応表を参照してください。
- 全学部共通冊子(学部別指定あり):問題PDF 解答PDF(数強塾作成)
補助教材:漸化式のオリジナル類題
解答
an=8·6n−1−2
解説
an+1=6an+10の両辺に2を足すと、an+1+2=6(an+2)。bn=an+2とおけば、初項8、公比6の等比数列となるので、bn=8·6n−1です。最後に2を引いて一般項を得ます。
検算:n=1で8−2=6と初項に一致します。一般のnでも6(8·6n−1−2)+10=8·6n−2となり、第n+1項と一致するので、初項と漸化式をともに満たします。
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愛媛大学 数学 過去問|他の年度を見る
愛媛大学の数学の過去問は18年度ぶんを公開しています。そのうち18年度は全問の解答解説つきです(「解説」の印がついた年度)。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2003年度
- 2002年度
- 2001年度
- 1999年度
- 1998年度
「解説」=全問の解答解説を掲載している年度です。赤は今見ている年度。
問題PDFをテキストでも確認
愛媛大学 2014年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析
公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。
- 関数・グラフ
- 微分・積分
- 図形・三角関数
- 方程式・不等式
- 整数
この年度の出題範囲と傾向
2014年度の問題PDFでは、関数・グラフ、微分・積分、図形・三角関数、方程式・不等式、整数に関する語句や設問を確認できました。愛媛大学の公開PDFを年度横断で調べると、微分・積分は18年度、図形・三角関数は17年度、関数・グラフは15年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。
分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。
問題文の文字起こし
問1画像OCR
検出分野: 関数・グラフ、微分・積分、図形・三角関数、方程式・不等式、整数
(2) 関数Fx)を求めよ。
(3) 曲線ッーア/(*)上の点(0. (0 ))における接線の方程式を求めよ。
(4) 曲線=が(z)と(3) で求めた接線 ? とで囲まれた図形の面積を求めよ。
ーー 3ー OM1(176—4)
CF & = Ai
数学の試験問題は次に続く。
= 4一 ぐるMi 76一5)
(教育学部・農学部・工学部環境建設工学科社会デザインコース)
4は3燃の自然数で. その吾の位の数*, 十の位の数 一の位の数zは.
100x+ l0ytz=x!+yl tz!
を満たしている。
(1) 6!の値を求めxy, <はすべて5 以下であることを示せ。
(2) *は3 以下であることを示せ。
8) zのうち少なくとも1つは5 であることを示せ。
(4 4を求めよ。
ーー 5 一 OM1(176—6)
(下書き用紙)
数学の試験問題は次に続く。
= 王 ぐやMIG76一の