大学受験

東京学芸大学 2007年度 過去問・解答

藤原進之介です。このページでは東京学芸大学2007年度の数学過去問を解答・解説つきで無料公開しています。

今日の一問
三角形OABにおいて \(|\overrightarrow{\mathrm{OA}}|=4\)、\(|\overrightarrow{\mathrm{OB}}|=3\)、
そのなす角が \(120^\circ\) である。三角形OABの面積と \(\overrightarrow{\mathrm{OA}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{OB}}\) を求めよ。
——さて、どこから手をつける?
数強塾オリジナルの類題です。この年度の実際の入試問題ではありません。実際の問題と解答は、このページのPDFでご確認ください。

問題

解答

東京学芸大学2007年度の数学について、解答と解説を掲載します。数値はすべて当塾で独立に検算し、公開している全問を独立に検算しています。

[I] 円と放物線の両方に接する直線

オンライン数学専門塾 数強塾|プロ講師のみ・完全1対1指導・中高一貫校対応

C₁ : x² + y² = 1(原点中心・半径1の円)、C₂ : y = x² + 5(放物線)とします。C₁ と C₂ の両方に接する直線を求めます。

方針:放物線の接線として立てて、円に接する条件を課す

「両方に接する」という条件を同時に扱うのは大変です。そこで片方の接線として表しておき、もう片方への接触条件を後から課すという手順をとります。

C₂ の接線を t で表す

C₂ 上の点 (t, t² + 5) における接線を l とします。y’ = 2x なので傾きは 2t。

y = 2t(x − t) + (t² + 5) ⇔ 2tx − y − t² + 5 = 0

C₁ に接する条件

C₁ は原点中心・半径1の円なので、条件は「原点と直線 l の距離が1」。点と直線の距離の公式より

|2t·0 − 1·0 − t² + 5| / √{(2t)² + (−1)²} = |t² − 5| / √(4t² + 1) = 1

(分子の −t² + 5 の絶対値は |t² − 5| と書けます。)

t を求める

両辺に √(4t² + 1) を掛けて

|t² − 5| = √(4t² + 1)

両辺とも0以上なので、2乗しても同値です。

(t² − 5)² = 4t² + 1 ⇔ t⁴ − 10t² + 25 = 4t² + 1 ⇔ t⁴ − 14t² + 24 = 0

t² を1つの文字と見て因数分解します。

(t² − 2)(t² − 12) = 0 ⇔ t² = 2, 12 ⇔ t = ±√2, ±2√3

接線の方程式

t = ±√2 のとき:−t² + 5 = −2 + 5 = 3 なので

±2√2 x − y + 3 = 0

t = ±2√3 のとき:−t² + 5 = −12 + 5 = −7 なので

±4√3 x − y − 7 = 0

答 2√2x − y + 3 = 0、−2√2x − y + 3 = 0、4√3x − y − 7 = 0、−4√3x − y − 7 = 0 の4本

傾きが最小のもの

4本の傾きは 2√2 ≒ 2.83、−2√2 ≒ −2.83、4√3 ≒ 6.93、−4√3 ≒ −6.93。最小は t = −2√3 のときで

−4√3x − y − 7 = 0(すなわち y = −4√3x − 7)

検算:t = 2√3 のとき接点は (2√3, 17)。接線 y = 4√3x − 7 と原点の距離は |−7|/√(48+1) = 7/7 = 1 ✓ 確かに単位円に接しています。
4本が y 軸に関して対称に2組現れるのは、C₁ も C₂ も y 軸対称だからです。図形の対称性から答えの本数を予測できると、解の取りこぼしに気づけます。

この年の学習ポイント

2曲線の共通接線を求める問題の定石は

(あ) 一方(式が扱いやすいほう)の接線を、接点の座標を媒介変数として表す
(い) もう一方に接する条件を課す

(い) の接触条件は、相手が円なら「中心との距離 = 半径」放物線なら「判別式 = 0」と使い分けます。円に対して判別式を使うと計算が重くなるので、距離の公式を選ぶのが正解です。

また t⁴ − 14t² + 24 = 0 のような複2次式は t² を1文字と見て因数分解する — これも定番の処理です。

東京学芸大学2007年度の全大問について、当塾で解答PDFを公開できている範囲から順に解説を掲載しています。裏づけのない問題について推測で解説を作ることはしていません。

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問題PDFをテキストでも確認

東京学芸大学 2007年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析

公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。

  • 微分・積分
  • 関数・グラフ
  • 空間図形
  • 図形・三角関数
  • 数列
  • 方程式・不等式

この年度の出題範囲と傾向

2007年度の問題PDFでは、微分・積分、関数・グラフ、空間図形、図形・三角関数、数列に関する語句や設問を確認できました。東京学芸大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は15年度、微分・積分は12年度、関数・グラフは12年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。

分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。

問題文の文字起こし

問1画像OCR

検出分野: 微分・積分、関数・グラフ、空間図形、図形・三角関数、数列

(1) 2次の正方行列4 が実数。に対し(4 — aE) =O をみたすとき、 任意の自然
数ヵに対して4"!ー(十1)のの4ーァgrT1p が成り立つことを示せ。ただ
し. は単位行列, のは零行列である。
3 2
Q A= | | 2に放して4を求め
ー2 -1
> 5:一 やM374一76)

四 微分可能な関数げ(*)に対して, (0)ニ4ぇとする。このとき, 下の問いに答え
(1) <が定数のとき, tim x(7(-+)-7(0)) eae,
(12) 数列(}は次の式で与えられる。
ニュ = mm s'(¢(#24)- 4000) = 2, 3,9
このとき, ay (nZ2) を求めよ。また, BAM (ay) が収束するようなょの値の
範囲を求めよ。
= 5 = OM3(174—77)

TV ,を正の実数とし. <を0ぐgぐっをみたす定数とする。具本平面上に四線
でウーと8直線人サニーエー。 人ち テー Wiest +1 MBS. で
で囲まれた図形の面積を?とし, C. 7。で囲まれた図形の面積を7とす
る。 7が正の範囲を動くとき, アー S の最大値は正であることを示せ。

ャーー) Fj = やMS3(174一78)

原本の問題PDFを確認する

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