藤原進之介です。このページでは名古屋大学2010年度の数学過去問の問題資料と学習情報を無料公開しています。掲載している問題・解答・解説の範囲は、ページ内の各見出しでご確認ください。
問題
解答
今日の一問 ── 解答と考え方
型の宣言:「少なくとも1回」=余事象。1回も出ない確率を1から引くだけで終わります。正面から「ちょうど1回・2回・…・10回」と足すのは10項の和になり、まず間に合いません。
1. なぜその一手を選ぶのか
さいころを10回投げて「1の目が少なくとも1回出る」の反対は、「10回とも1以外が出る」——これだけです。場合分けが10通りから1通りになります。
1回の試行で1以外が出る確率は 56 。各回は独立なので、10回とも1以外になる確率はこれを10回かけるだけです。「少なくとも」を見たら余事象、独立試行なら積——この2つの判断で終わります。
2. 解答
- 余事象「10回とも 1 が出ない」の確率は (56)10 = 9,765,62560,466,176 。
- 求める確率は 1 − 9,765,62560,466,176 = 50,700,55160,466,176 。
- 約分して 50,700,55160,466,176 。
答え: 50,700,55160,466,176(≒ 0.8385)
3. 検算
確率なので 0 と 1 の間に入っていること:0.8385 で条件を満たします。回数が増えるほど1に近づくはずで、10回なら約83.8%。1回だけなら 16 ≒ 0.167 、無限回なら1に収束——この両端の間に収まっているかを見るのが一番速い検算です。
この型の一般化:独立試行で「少なくとも1回」は、つねに 1 − (外れる確率)回数 。「少なくとも2回」以上になると余事象が「0回」と「1回」の2つに増えるので、その分だけ引き算が長くなります。余事象が何通りになるかが、この手を使うかどうかの判断基準です。第14章 確率で全事象の取り方を整理しています。
名古屋大学は数学だけでは決まりません。他科目の対策ページも用意しています。
- 名古屋大学 英語の対策——出題形式から逆算した解き方とオリジナル演習
- 名古屋大学 国語の対策——記述で問われる力を型から
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名古屋大学の数学の過去問は23年度ぶんを公開しています。そのうち6年度は全問の解答解説つきです(「解説」の印がついた年度)。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。
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問題PDFをテキストでも確認
名古屋大学 2010年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析
公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。
- 関数・グラフ
- 微分・積分
- 確率・場合の数
- 空間図形
- 整数
- 図形・三角関数
この年度の出題範囲と傾向
2010年度の問題PDFでは、関数・グラフ、微分・積分、確率・場合の数、空間図形、整数に関する語句や設問を確認できました。名古屋大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は23年度、微分・積分は23年度、確率・場合の数は22年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。
分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。
問題文の文字起こし
問1画像OCR
検出分野: 関数・グラフ、空間図形、確率・場合の数、微分・積分
(2) 長方形ABCD AR x? + (y — 5)? S10 に含まれるためのc, 5 に対する条件を求め, ab 平面上に図示せよ。
BERS (x) を
のー | 1 な=0)
0 @<0)
により定める。
(Da, 2は実数とする。ッーg十5りのグラフとッーア(x)のグラフがちょうど 2 つの交点を持つためのg, 》に対する条件を
求めよ。
(2) ヵ 9は実数でかヵン 0 とする。ッーィ9十6が7十9ヵz十ののグラフとッニア(*)のグラフがちょうど4 つの交点を持つため
Dp, 9に対する条件を求め, ヵg 平面上に図示せよ。
はじめに, A が赤玉を1 個, Bが白玉を 1 個,Cが青玉を 1 個持っている。 表取の出る確率がそれぞれ TOMBE,
表が出ればA とB の玉を交換し, 裏が出ればBとCの玉を交換する, という操作を考える。この操作をヵ回(ヵー1, 2,
3, ...ひくり返した後に A, B Cが赤玉を持っている確率をそれぞれg。 Dy Cr とおく。
(1) ay by cu ay ba cz を求めよ。
(2) dn4i, ru Cnt1 Qn, Dn, Cn で表せ。
(3) ヵが奇数ならばg。 = by > Cy DROS, ぁが偶数ならばg。 > by = cp が成り立つことを示せ。
(4) dn を求めよ。
ーー。 3 cr やM6 (517一128)
問2画像OCR
検出分野: 関数・グラフ、微分・積分、確率・場合の数、整数、図形・三角関数
(2) 四面体 OKLP の体積を ()) とする。N が線分 RD 上をR からD まで動くとき, () の最大値と最小値およびそれらを
与える# の値をそれぞれ求めよ。
BES) ニー*)e-*について, 次の問いに答えよ。必要ならば, 任意の自然数ヵに対して
Ne 0
が成り立つことを用いてよい。
(1) ゅーア(で<)のグラフの変曲点を求め、グラフの概形をかけ。
Q) > 0 とする。点(0, a) を通るニア) のグラフの接線が 1 本だけ存在するような。の値を求めよ。また, がその値
をとるとき, ッーア(7)のグラフ, その接線およびy 軸で囲まれた図形の面積を求めよ。
はじめに, A が赤玉を1個。Bが白玉を1 個。.でが青玉を1 個持っている。 表裏の出る確率がそれぞれ ORME,
表が出ればA と B の玉を交換し 裏が出ればBとCの玉を交換する, という操作を考える。この操作をヵ回(%ー1, 2,
8, くり返した後に A B, Cが赤玉を持っている確率をそれぞれg。。 by Ce とおく。
() 5 cy an by を求めよ。
(の aren rr Cnt Ban Bry Cn で表せ。
B) ay bn のを求めよ。
[4] ay FLT 座標と座標がともに整数である点を格子点と呼ぶ。
(1) ニダ -す*のグラフ上に無限個の格子点が存在することを示せ。
(2) a, 5は実数で々孝 0 とする。ヵーgx*十婦のグラフ上に, 点(0, 0)以外に格子点が2つ存在すれば, 無限個存在する
ことを示せ。
Poe ENE M7 (517一140)
