大学受験

滋賀大学 2011年度 過去問・解答

藤原進之介です。このページでは滋賀大学2011年度の数学過去問を解答・解説つきで無料公開しています。

問題

解答

滋賀大学2011年度の数学について、解答と解説を掲載します。数値はすべて当塾で独立に検算し、公開している全問を独立に検算しています。

[I] 1 から 2n までの整数から3個選び、等差数列になる確率

オンライン数学専門塾 数強塾|プロ講師のみ・完全1対1指導・中高一貫校対応

1, 2, 3, …, 2n の 2n 個の整数から異なる3個を選びます。

(1) 公差2の等差数列になる選び方

小さいほうから順に書き出してみます。

「1, 3, 5」「2, 4, 6」「3, 5, 7」…「2n−4, 2n−2, 2n」

3数のうち最も小さい数に着目すると、1 から 2n−4 まで1ずつ増えていきます(最大の数が 2n を超えないため、最小の数は 2n−4 まで)。

答 2n − 4 通り

(2) 等差数列になる確率

公差 k のときの個数

まず公差の範囲を押さえます。公差 k の3数は「a, a+k, a+2k」で、最大の a + 2k が 2n 以下でなければなりません。a ≧ 1 なので 2k + 1 ≦ 2n、すなわち k ≦ n − 1/2。k は整数なので 1 ≦ k ≦ n − 1

公差 k のときは (1) と同じ数え方で

「1, k+1, 2k+1」「2, k+2, 2k+2」…「2n−2k, 2n−k, 2n」

と並び、2n − 2k 個あります。

合計を求める

Σk=1n−1(2n − 2k) = 2n(n − 1) − 2 · {(n−1)n/2} = 2n(n−1) − n(n−1)

= n(n − 1)

別の見方をすると、2n − 2k は k = 1 のとき 2n−2、k = n−1 のとき 2 という等差数列です。項数 n−1、初項 2n−2、末項 2 なので和は (n−1)(2n−2+2)/2 = n(n−1) ✓ 同じ結果です。

全体の場合の数

2n 個から3個選ぶので

2nC₃ = 2n(2n−1)(2n−2)/(3·2·1) = (2/3)n(n−1)(2n−1)

確率

n(n−1) ÷ {(2/3)n(n−1)(2n−1)}。n(n−1) が約分されて

答 3/{2(2n − 1)}

検算:n = 3(1〜6から3個選ぶ)のとき、等差数列は「1,2,3」「2,3,4」「3,4,5」「4,5,6」(公差1)と「1,3,5」「2,4,6」(公差2)の計6個。公式 n(n−1) = 6 ✓ 全体は ₆C₃ = 20 なので確率 6/20 = 3/10。公式 3/{2(2·3−1)} = 3/10 ✓
n = 4 でも 12/56 = 3/14 = 3/{2·7} ✓ と一致します。

この年の学習ポイント

この問題の型は「まず具体的に書き出し、規則を見つけ、一般化する」という素朴な手順そのものです。

(あ) (1) で公差2の場合を実際に並べ、「最小の数が動ける範囲」が答えだと気づく
(い) (2) でそれを公差 k に一般化し、2n − 2k 個と表す
(う) k の動く範囲を「最大の数が 2n を超えない」条件から決める
(え) Σ で合計し、₂ₙC₃ で割る

特に (う) の k ≦ n − 1 という上限を正しく出せるかが分かれ目です。「公差が大きすぎると3つ目が範囲外に出る」という当たり前の事実を、不等式に翻訳してください。

答えが n(n−1) というきれいな形になるのも印象的です。数え上げの結果が単純になったら、より直接的な数え方があるはずと考える習慣も大切です(実際、等差数列は「両端の2数の平均が真ん中」なので、両端が同じ偶奇である組の個数 2 × ₙC₂ = n(n−1) と数えることもできます)。

滋賀大学2011年度の全大問について、当塾で解答PDFを公開できている範囲から順に解説を掲載しています。裏づけのない問題について推測で解説を作ることはしていません。

オンライン数学専門塾 数強塾|プロ講師のみ・完全1対1指導・中高一貫校対応

問題PDFをテキストでも確認

滋賀大学 2011年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析

公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。

  • 数列
  • 関数・グラフ
  • 空間図形
  • 微分・積分
  • 図形・三角関数
  • 整数
  • 確率・場合の数

この年度の出題範囲と傾向

2011年度の問題PDFでは、数列、関数・グラフ、空間図形、微分・積分、図形・三角関数に関する語句や設問を確認できました。滋賀大学の公開PDFを年度横断で調べると、微分・積分は18年度、関数・グラフは17年度、図形・三角関数は16年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。

分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。

問題文の文字起こし

問1画像OCR

検出分野: 数列、関数・グラフ、空間図形、微分・積分、図形・三角関数

(1) FO) =0 を江たす+の値を求めよ。
2) 74)の0ミァミ5 における最大値と最小値を求めよ。また, そのときのx の
値を求めよ。
@ [Ce 67+ 8)みー 0 を満たす+の値を求めよ。
ae fo M5 (301—39)

CI) 座標平面上の点(1. 0)をA とする。原点 0(0, 0)を中心とし半径が1の円
fd £O2KP, Qid, ZAOP=0, ZA0Q=0+%, 0<0< Ze wR
す。また, 点Pからァ軸に引いた垂線とx軸の交点をBとし, 点Cを四角形
BPQC が平行四辺形になるように定める。ただし, AP, Qのyヶ座標は正とす
る。このとき, 次の問いに答えよ。
(1) 点Cの座標を 9 を用いて表せ。
(12) 四角形BPQC の面積の最大値を求めよ。また, そのときの9の値を求め
Pd
(IV) を定数とする。 空間内の4点A(1, 0, 3), B(0.4,ー2). C(4,一3.0).
D(-7+5a, 14一8g, z)が同じ平面上にあるとき, 次の問いに答えよ。
(1) zを4を用いて表せ。
QQ) <の値を変化させたとき, 点 D は直線 AB上の点Pおよび直線 AC上の点Q
を通る。P. Qの座標を求めよ。
(20 AABCの面積を $。 AAPQ の面積を $。 とするとき, の値を求めよ。
— 3 M5 (301—40)

原本の問題PDFを確認する

数強塾オンラインのご案内

体験授業に申し込む入塾受け入れ状況(残席)数学つまずき診断(無料)体験授業の事前案内保護者の方へ高1・高2の方へ医学部志望の方へ保護者様からの声料金・指導システム指導事例・合格実績大学受験 合格実績(集計ルール開示)数強塾グループの理念学校別の数学対策数学の勉強法(記事一覧)数強塾プレミアム(映像授業)獣医学部専門コース鉄緑会・SAPIX等との併用サポート過去問解説・数学問題集情報Ⅰ・情報Ⅱ専門「情報ラボ」情報の過去問アーカイブ(無料PDF)解法テクニック事典(公式・裏ワザ)入試数学の定石(解き方の型・全27章)数学の要点辞典まとめ(中1〜数学III)中1数学の要点辞典(全7単元)中2数学の要点辞典(全6単元)中3数学の要点辞典(全8単元)数学I・Aの要点辞典(全9単元)数学II・B・Cの要点辞典(全12単元)数学IIIの要点辞典(全7単元)論理と証明の要点辞典(全8章)2026年 夏期講習会2026年 冬期講習会代表・藤原進之介について
過去問対策を1対1で体験授業 税込3,000円
申し込む