大学受験

山口大学 2019年度 過去問・解答

藤原進之介です。このページでは山口大学2019年度の数学過去問を解答・解説つきで無料公開しています。

今日の一問
数列 をみたす。
一般項 を求めよ。
——さて、どこから手をつける?
数強塾オリジナルの類題です。この年度の実際の入試問題ではありません。実際の問題と解答は、このページのPDFでご確認ください。

問題

解答

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今日の一問 ── 解答と考え方

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型の宣言:2項間漸化式 an+1 = 2an + 4 。係数が 1 でないので等差でも等比でもありません。定数をずらして等比に落とすのがこの型の一手です。

1. なぜその一手を選ぶのか

an+1 = pan + q を見たら、最初に確かめるのは p が 1 かどうかだけです。p = 1 なら公差 q の等差数列で即終了。ここでは p = 2 なので、その道は使えません。

次に考えるのは「何を足せば、余分な定数項が消えるか」です。両辺に同じ数 β を足して an+1 + β = 2( an + β ) の形にしたい。右辺を展開すると 2an + 2β なので、2ββ = 4 、つまり β = 4 と決まります。この一手を選ぶ理由は「定数項を消すため」であって、公式だからではありません。

2. 解答

  1. 両辺に 4 を足すと an+1 + 4 = 2( an + 4 ) 。
  2. よって数列 { an + 4 } は公比 2 の等比数列
  3. 初項は a1 + 4 = 7 + 4 = 11 。
  4. したがって an + 4 = 11 · 2n−1

答え: an = 11 · 2n−1 − 4

3. 検算(ここまでを1セットにする)

n = 1: 11 × 1 − 4 = 7 。初項に一致します。
n = 2: 漸化式からは 2 × 7 + 4 = 18 。一般項からは 11 × 2 − 4 = 18 。一致します。
漸化式の問題は、一般項を出したら必ず n = 1 と n = 2 を入れる。符号ミスと初項ずれはここでほぼ全部捕まります。

この型の一般化: an+1 = pan + qp ≠ 1)は、つねに β = q / (p − 1) を両辺に足せば等比に落ちます。ただし q が定数でなく n の式になっている場合(an+1 = pan + f(n))はこの手が効かず、両辺を pn+1 で割る、階差を取る、といった別の一手に切り替えます。どの分岐を選ぶかは第11章 数列で整理しています。

山口大学 数学 過去問|他の年度を見る

山口大学の数学の過去問は18年度ぶんを公開しています。そのうち2年度は全問の解答解説つきです(「解説」の印がついた年度)。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。

「解説」=全問の解答解説を掲載している年度です。赤は今見ている年度。

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問題PDFをテキストでも確認

山口大学 2019年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析

公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。

  • 数列
  • 関数・グラフ
  • 指数・対数
  • 微分・積分
  • 方程式・不等式
  • 図形・三角関数
  • 整数

この年度の出題範囲と傾向

2019年度の問題PDFでは、数列、関数・グラフ、指数・対数、微分・積分、方程式・不等式に関する語句や設問を確認できました。山口大学の公開PDFを年度横断で調べると、関数・グラフは18年度、微分・積分は18年度、図形・三角関数は17年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。

分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。

問題文の文字起こし

問1画像OCR

検出分野: 数列、整数、方程式・不等式

(1) 2 次方程式ダー2ヶ一3ニ0の2つの実数解 を求めなさい。ただし, > # とする。
Q) WRB a, 8に対して, b,= aor EBS LE, 数列 2計 は等比数列であることを示し
なさい。
8) 27で定めた数列 {0,} の一般項と数列 {an} の一般項を求めなさい。
ee

[ 2 ] (配点50) 次の問いに答えなさい。
(1) AREER Ox + 5y=1の整数解をすべて求めなさい。
(2) 2 つの自然数々とりが互いに素であるとき, 3g十のと5g 十 22 も互いに素であることを証明し
なさい。
2 ee

原本の問題PDFを確認する

問2画像OCR

検出分野: 数列、微分・積分、関数・グラフ、図形・三角関数、方程式・不等式

(1) 2 次方程式ゼー2ァ一3ニ0の2つの実数解 を求めなさい。ただし, a> 2とする。
2) (1で求めたg, 2に対して, bg = EBS LS, 数列 {b,)} は等比数列であることを示し
なさい。
(3) (2で定めた数列 1ぁ} の一般項と数列 {ay} の一般項を求めなさい。
(4 MBE limo, を求めなさい。
a ay Bs


[ 2 ] (配点50) 関数 f(x) = sin?x。 g(x) = cos?x について, 次の問いに答えなさい。
(1) 関数ター/(x) (0 ミァミィ)の増減。グラフの凹凸を調べ, グラフをかきなさい。
(2) 0 <c<二とする。 2 つの曲線ッープ(x), y = g(x) および 2 つの直線ヶー0, x= a CHEN
る部分の面積を さ9 とする。また, 曲線ーニCr)の点 A(o, (2))における接線と, thy = g(x)
の点 B(g, g(g))における接線の交点をC とし, AABC の面積を とする。
(i) Sをを用いて表しなさい。
(i) 点Cの座標を2を用いて表しなさい。
@ 9+ アーが成り立つとき, の値を求めなさい。
a (Fees

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問3画像OCR

検出分野: 指数・対数、関数・グラフ、図形・三角関数、方程式・不等式、微分・積分

(1) (配点50) 次の問いに答えなさい。ただし, 対数人は自然対数とする。
(1) >0のとき, 不等式ェ> log が成り立つことを示しなさい。
(2) 関数 f(x) Id, x 2 0で定義された連続関数で, (0 = 0 を満たし, x > 0 で第2 次導関数 プ*(々)
をもつとする。ァ*ッ> 0 で常にアプ"(z) < 0ならば, pe SO a> 0で小することを示しなさい。

(3) 0<Zくの<1のとき, 次の不等式が成り立つことを示しなさい。

@ ノ log (1 +a) 1 の

2 < log +6) 、 log2 6

ーュー

[ 2 〕 (号点50) 三角形の3 頂点から対辺またはその延長に下ろした垂線は, 1 点で交わる。その点を三
角形の垂心という。
AABC の外心を0, 垂心をHとするとき, 次の問いに答えなさい。ただし, へABC は直角三角
形ではないとする。
(1) 直線OB とAABC の外接円との交点で B でない点を D とする。四角形 AHCD は平行四辺形で
あることを示しなさい。
Q) 辺BC の中点を M とする。 AH = 2 OM が成り立つことを示しなさい。
(133 OA+ OB+ 0C = OHが成り立つととを示しなさい。

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