中1数学|正負の数(基本) 計算4(無料問題・解答PDF)

中1|正の数・負の数解き方がわからないときは 中1数学|正の数・負の数とは 数直線・絶対値・四則計算をやさしく解説【中1数学】(無料問題PDF) を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。


今日の一問
次の計算をしなさい。
(1)(+6) + (−9) (2)(−7) + (−8) (3)(+4) − (+11) (4)(−5) − (−13)
——さて、どこから手をつける?
答えと考え方は、この記事の中で順を追って解説します。

このページは中学1年「正負の数」の無料プリント(基本・計算4)の解説です。この回は加法・減法、そして加減の混じった計算に絞って練習します。「引く」を「符号を変えて足す」に置き換えられるかどうかが、この先すべての計算の分かれ目になります。

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下のリンクから PDF が開きます。印刷して手で解くのがいちばん定着します。

中1数学 正負の数(基本) 計算4 問題

中1数学 正負の数(基本) 計算4 解答

問題・解答を画像で見る

ページを移動せずに確認できます。印刷用PDFは各画像下のリンクから開けます。

この回でできるようになること

  • 同符号・異符号の加法を、符号と絶対値に分けて処理できる。
  • 減法を加法に直して計算できる。
  • 項が3つ以上並ぶ加減混合の式を、順番に迷わず処理できる。

この回の核心:引き算は存在しない、と思ってよい

-8-7-6-5-4-3-2-1012345678+8

−5 − (−8) は「−5 から右へ8動く」。答えは +3

正負の数では、すべての引き算を足し算に書き換えられます

a − b = a + (−b)

つまり (−3) − (−15) は (−3) + (+15) と同じです。この置き換えを毎回やるだけで、減法の符号ミスはほぼ消えます。

解き方の手順

1式の中の引き算をすべて足し算に直す。「−(−15)」は「+15」。

2符号が同じ数どうしの足し算は、絶対値をたして共通の符号を付ける。

3符号が違う数の足し算は、絶対値の大きいほうから小さいほうを引き、絶対値が大きいほうの符号を付ける。

4項が3つ以上あるときは、正の項どうし・負の項どうしをまとめてから最後に1回だけ引くと速く正確になる。

つまずくのはここ

つまずき1|負の数を引くときに足せない

−(−3) は +3 です。「マイナスのマイナスはプラス」を丸暗記するより、「引く」を「符号を変えて足す」に書き換える手続きにしてしまうほうが安全です。

つまずき2|異符号の足し算で大きいほうの符号を取り違える

(−12) + (+7) は、絶対値の差 12 − 7 = 5 に、絶対値が大きい −12 の符号を付けて −5。7 のほうの符号を付けて +5 とするのが典型的な誤りです。

つまずき3|項が増えると順番を見失う

−8 − (−4) + (−6) + 5 のような式は、まず全部足し算に直して −8 + 4 − 6 + 5 とします。次に正だけ(4 + 5 = 9)、負だけ(−8 − 6 = −14)にまとめ、最後に 9 − 14 = −5。2つの山に分けると混乱しません。

数強塾オリジナルの練習問題

プリントと同じ形を、数を変えて出題しています。

基礎練習1

次の計算をしなさい。
(1)(+6) + (−9) (2)(−7) + (−8) (3)(+4) − (+11) (4)(−5) − (−13)

解答・解説を見る

解答

すべて引き算を足し算に直してから処理します。
(1)異符号。絶対値の差 9 − 6 = 3、大きいほうは −9 なので −3
(2)同符号。絶対値の和 7 + 8 = 15、共通の符号は − なので −15
(3)(+4) + (−11)。差 11 − 4 = 7、大きいほうは −11 なので −7
(4)(−5) + (+13)。差 13 − 5 = 8、大きいほうは +13 なので +8
検算:(4)で −18 としていたら、引き算を足し算に直す段階で止まっています。そこだけ見直せば直ります。

基礎練習2

次の計算をしなさい。
(1)3 − 9 + 4 (2)−2 − 7 + 12

解答・解説を見る

解答

符号のない項は正の項です。正の山と負の山に分けます
(1)正:3 + 4 = 7、負:−9。7 − 9 = −2
(2)正:12、負:−2 − 7 = −9。12 − 9 = +3
検算:正の山の合計と負の山の合計を書き出しておけば、どちらが大きいかで答えの符号が先に決まります。符号だけ先に確かめる癖をつけると計算ミスに気づけます。

標準練習3

次の計算をしなさい。
(1)7 + (−10) − (−2) (2)(−9) − (−3) + (−6) + 4

解答・解説を見る

解答

(1)引き算を足し算に直すと 7 − 10 + 2。
正:7 + 2 = 9、負:−10。9 − 10 = −1
(2)直すと −9 + 3 − 6 + 4。
正:3 + 4 = 7、負:−9 − 6 = −15。7 − 15 = −8
検算:(2)の項は4つ。直したあとの式にも項が4つあるかを数えます。項が減っていたら書き写しで落としています。

応用練習4

次の □ に入る数を求めなさい。
(1)(−6) + □ = −1 (2)□ − (−4) = −9

解答・解説を見る

解答

逆算です。足し算・引き算の関係で戻します。
(1)□ = −1 − (−6) = −1 + 6 = +5
確かめ:(−6) + 5 = −1 ○
(2)まず左辺を直すと □ + 4 = −9。
□ = −9 − 4 = −13
確かめ:(−13) − (−4) = −13 + 4 = −9 ○
必ず元の式に代入して確かめる——逆算は符号を1回間違えるだけで通ってしまうので、確認までが解答です。

定着チェック

いまの理解段階を自分で選んでみてください。どこを次にやるかが決まります。

  • 未習——用語の意味がまだ言えない。
  • 用語理解——定義は言えるが、手が止まる。
  • 典型を解ける——同じ形なら解ける。
  • 初見へ転用——形が変わっても方針を立てられる。
  • 入試水準——制限時間内に、根拠を書いて解ける。

この先の学習経路

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ここまで読んでも「どの前提に戻ればよいか決められない」「解説は追えるのに自分では方針が立たない」という場合、足りないのは演習量ではなく学習経路の整理かもしれません。数強塾では現在地と目標から逆算して、次に取り組む内容を講師が一緒に決めます。

次に解く問題・この単元の解説

📄 同じ単元のプリント(全33枚のうち、この前後24枚)

同じ単元を続けて解くと、どの手を使うかの判断が安定します。手が止まったところがあれば、その単元の要点に戻ってから次の1枚に進んでください。

一覧に無いものも含め、正負の数(基本)のプリントは中1数学:正負の数(基本) 全33枚、学年全体の単元一覧は中1数学のページから確認できます。

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