中1|正の数・負の数解き方がわからないときは 中1数学|正の数・負の数とは 数直線・絶対値・四則計算をやさしく解説【中1数学】(無料問題PDF) を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。
このページは中学1年「正負の数」基礎シリーズ第4回の解説です。不等号(<、>)を使った大小の表現を練習します。2数の比較から、3数を1つの不等式で並べる書き方まで——「不等号の向きをそろえる」という作法を身につけます。
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大小判定の3ステップ
1正の数 > 0 > 負の数。符号が違えば比較は一瞬で終わる。
2正どうしは絶対値が大きいほうが大きい。
3負どうしは絶対値が大きいほうが小さい。ここだけ逆転する。
3つの数を並べる書き方
+0.5、−2、−4 を並べるときは、不等号の向きをそろえて1本の式にします。
−4 < −2 < +0.5 または +0.5 > −2 > −4
やってはいけない書き方
「−2 < +0.5 > −4」のように向きの混ざった式は誤りです。真ん中の数が最大(または最小)だと主張する形になってしまい、3数の順序を表せません。テストでは書き方そのものが採点対象です。
つまずくのはここ
つまずき1|負どうしの比較で絶対値のまま答える
−2.3 と −1.7 では、絶対値は 2.3 > 1.7 ですが、数としては −2.3 < −1.7。「負の世界では絶対値の大きさと数の大きさが逆転する」——数直線で −2.3 が左にあることを毎回確認してください。
つまずき2|分数の比較を「分子だけ」「分母だけ」で済ませる
−2/3 と −3/4 は通分して −8/12 と −9/12。絶対値は 9/12 が大きいので −3/4 のほうが小さい。通分(または小数化)してからが鉄則です。
つまずき3|3数の並びで両端だけ合わせて真ん中を落とす
3数の不等式は隣どうしの2か所がそれぞれ正しいかを別々に確認します。−4 < −2 と −2 < +0.5 の2つの主張の合体——2回チェックすれば書き間違いは残りません。
数強塾オリジナルの練習問題
プリントと同じ判断を、数を変えて出題しています。
基礎練習1
次の各組の数の大小を、不等号を使って表しなさい。
(1)+3、−7 (2)−3.1、−2.9 (3)−5/8、−1/2
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解答
(1)正 > 負:+3 > −7
(2)負どうし。絶対値 3.1 > 2.9 → 数は逆:−3.1 < −2.9
(3)通分:−5/8 と −4/8。−5/8 < −1/2
検算:(3)を小数で:−0.625 < −0.5 ○
標準練習2
次の3つの数の大小を、不等号を使って1つの式で表しなさい。
(1)+0.2、−1、−3 (2)−1/4、+1/3、−2/5
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解答
(1)−3 < −1 < +0.2
(2)小数化:−0.25、+0.333…、−0.4。
−2/5 < −1/4 < +1/3
検算:隣どうし2か所を別々に確認。−0.4 < −0.25 ○、−0.25 < 0.333 ○。向きが1方向にそろっていることも見ます。
応用練習3
次の条件に当てはまる整数をすべて答えなさい。
(1)−3 より大きく +2 より小さい整数
(2)−2.5 以上 +1.5 以下の整数
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解答
(1)「より大きい・より小さい」は両端を含まない。
−2、−1、0、+1(4個)
(2)「以上・以下」は端を含むが、−2.5 と +1.5 は整数でないので結果的に入らない。
−2、−1、0、+1(4個)
検算:(1)と(2)は答えが同じになりますが、理由が違います。(1)は「含まないから」、(2)は「端が整数でないから」。以上/以下/より大きい/未満の4語の区別は、高校の不等式・場合の数まで一生使います。
定着チェック
いまの理解段階を自分で選んでみてください。
- 未習——用語の意味がまだ言えない。
- 用語理解——定義は言えるが、手が止まる。
- 典型を解ける——同じ形なら解ける。
- 初見へ転用——形が変わっても方針を立てられる。
- 入試水準——制限時間内に、根拠を書いて解ける。
この先の学習経路
- 正負の数(基本)自然数2——基礎が済んだら基本シリーズへ。
- 絶対値とは|定義・意味・計算方法——絶対値を定義から確認する。
- 中1数学の要点辞典——中1全範囲の要点。
- 正負の数の単元ページ——単元の全体像。
数強塾について
数強塾は、数学が苦手な中高生を対象にしたオンライン数学専門塾です。プロ講師が完全1対1で担当し、指導システムと料金を公開しています。実際の成績推移は指導事例、通っている生徒の声は評判・口コミにまとめています。
ここまで読んでも「どの前提に戻ればよいか決められない」「解説は追えるのに自分では方針が立たない」という場合、足りないのは演習量ではなく学習経路の整理かもしれません。数強塾では現在地と目標から逆算して、次に取り組む内容を講師が一緒に決めます。
次に解く問題・この単元の解説
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同じ単元を続けて解くと、どの手を使うかの判断が安定します。手が止まったところがあれば、その単元の要点に戻ってから次の1枚に進んでください。
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