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高2|式と証明解き方がわからないときは 式と証明|二項定理・恒等式・定義域と等号条件の追試 を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。
このページは高校2年「式と証明(基本)」の無料問題プリント(式と証明(基本)11)です。このプリントは、立方の和・差の公式による展開と因数分解、そして3項の展開の係数を扱う回です。プリントを解いたあと、ページ下部の数強塾オリジナルの練習問題3問で、同じ考え方を別の式で確かめてください。
プリントをダウンロード
下のリンクから PDF が開きます。印刷して手で解くのがいちばん定着します。
立方公式と多項定理を使い分けるで何ができるようになるか
式を見て、どの道具を使うかを決めるところがこの回の中心です。1次式と2次式の積なら立方の公式、4項で係数が 1, 3, 3, 1 なら3乗の形、3項の累乗なら多項定理。道具を選ぶ基準を持っておくと、手が止まらなくなります。
解き方の手順
11次式 × 2次式なら、2次式の中央項が公式と合うかを確かめます。
24項の式は、両端が3乗になっているかを見ます。係数が 1, 3, 3, 1 の並びなら (a ± b)3 です。
33項の累乗は多項定理。何個ずつ選ぶかを決めて n! ÷ (p! q! r!) を作ります。
4定数や係数は、選んだ個数だけ累乗して掛けます。
つまずくのはここ
つまずき1|中央項の係数を確かめずに公式を使う
(x + 4y)(x2 − 4xy + 16y2) は公式が使えますが、中央項が −2xy などになっていたら使えません。
つまずき2|3乗の因数分解で符号を逆にする
x3 − 6x2 + 12x − 8 は (x − 2)3 です。符号が交互に並んでいるかを確かめます。
つまずき3|多項定理で残りの個数を数え忘れる
(a+b+c)8 で a を 4 個、b を 2 個選んだら、c は 2 個です。合計が 8 になるか確かめます。
数強塾オリジナルの練習問題
プリントと同じ考え方を、式を変えて出題しています。まず自分で解いてから「解答・解説を見る」を開いてください。このページ専用の問題なので、他のページとは式が異なります。
練習1
(x + 2y)(x2 − 2xy + 4y2) を展開しなさい。
解答・解説を見る
解答
a = x、b = 2y とすると 4y2 = b2、2xy = ab。
(a + b)(a2 − ab + b2) の形なので立方の和です。
x3 + 8y3
検算:x = y = 1 で左辺 3 × 3 = 9、右辺 1 + 8 = 9。
b = 2y のとき b2 = 4y2、b3 = 8y3。
練習2
x3 − 12x2 + 48x − 64 を因数分解しなさい。
解答・解説を見る
解答
両端は x3 と 43。符号が交互なので (x − 4)3 を疑います。
展開すると x3 − 12x2 + 48x − 64 で一致します。
(x − 4)3
検算:x = 5 で左辺 125 − 300 + 240 − 64 = 1、右辺 13 = 1。
両端の3乗と、交互の符号を確かめる。
練習3
(a + b + c)8 の展開式における a4b2c2 の係数を求めなさい。
解答・解説を見る
解答
4 + 2 + 2 = 8 で合計が合っています。
8! ÷ (4! 2! 2!) = 40320 ÷ (24 × 2 × 2)。
420
検算:40320 ÷ 96 = 420。係数がすべて 1 なので選び方の数がそのまま答えです。
合計が n になるかを先に確かめる。
式と証明(基本)の他のプリント
同じ「式と証明(基本)」の無料プリントは全部で 20 枚あります。前後以外のものを、扱っている内容を添えて並べました。上から順にやる必要はないので、いま必要なところから選んでください。
- 式と証明(基本)1|二項定理で展開する
- 式と証明(基本)2|多項定理で係数を求める
- 式と証明(基本)3|二項定理を余りや位に使う
- 式と証明(基本)4|整式を整式で割る
- 式と証明(基本)5|割り算の関係から式を求める
- 式と証明(基本)6|分数式を通分して計算する
- 式と証明(基本)7|分数式を差の形に直す
- 式と証明(基本)8|繁分数式を整理する
- 式と証明(基本)9|恒等式の係数を決める
- 式と証明(基本)13|商と余りを求める
- 式と証明(基本)14|割る式を逆算で求める
- 式と証明(基本)15|分数式を約分して掛け割りする
- 式と証明(基本)16|分数式の四則をまとめて扱う
- 式と証明(基本)17|恒等式と、文字に無関係な条件
- 式と証明(基本)18|条件つきの等式を証明する
- 式と証明(基本)19|相加平均と相乗平均で不等式を示す
- 式と証明(基本)20|平方完成で不等式を示す・比の値
解き終わったら
- 数学II・B・Cの要点辞典 第1章 式と証明——単元の要点をまとめて確認する。
- 式と証明の特訓道場——入試水準の30題で通しの力試し。
- 因数分解とは|定義・やり方・公式——立方の和・差を因数分解の側から見る。
数強塾について
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