中1|空間図形解き方がわからないときは 空間図形|ねじれ・展開図・投影図を図と問題で解説 を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。
このページは中学1年「空間図形」の無料プリント(体積12)の解説です。体積の総合演習と、立体を組み合わせた図形(円柱+円錐など)を扱います。組合せは「分けて足す」だけ——難しく見えても、部品は今まで通りです。
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下のリンクから PDF が開きます。空間図形は図に書き込みながら解くのが最短です。印刷して使ってください。
問題・解答を画像で見る
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組み合わせた立体の解き方
1どこで切れば既知の立体になるかを見つけて、線を引く。
2それぞれの体積を別々に計算する。
3足す(くっついている)か、引く(くり抜かれている)かを判断する。
部品は3つしかない
中1で扱う立体は柱・錐・球の3種類だけ。どんな複雑な形も、この3つの足し引きに分解できます。「知らない立体」は出てきません。
円柱:V = πr²h
円錐:V = ⅓πr²h
柱と錐を並べて覚える
同じ底面・同じ高さなら、錐は柱の3分の1。この関係だけ押さえれば、公式は実質1つです。
柱 = 底面積 × 高さ 錐 = 1/3 × 底面積 × 高さ
つまずくのはここ
つまずき1|組合せで高さを共有していると思い込む
円柱の上に円錐が乗った形なら、円柱の高さと円錐の高さは別々に与えられます。全体の高さから引いて求める場合もあるので、図に書き込んでから式を立てます。
つまずき2|四角柱の底面が長方形でないとき
底面が台形なら台形の面積公式((上底+下底)×高さ÷2)を使います。「四角柱=直方体」ではありません。
つまずき3|錐の 1/3 を組合せの片方だけに掛け忘れる
円柱+円錐なら、円錐の項にだけ 1/3 が付きます。全体に掛けたり、忘れたりしないよう、2行に分けて書いてください。
数強塾オリジナルの練習問題
プリントと同じ型を、数値を変えて出題しています。
基礎練習1
次の立体の体積を求めなさい。
(1)底面が1辺 6cm の正方形、高さ 10cm の正四角柱
(2)(1)と同じ底面・高さの正四角錐
(3)底面の半径 6cm、高さ 15cm の円柱と円錐
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解答
(1)36 × 10 = 360cm³
(2)1/3 × 36 × 10 = 120cm³
(3)円柱 = π×36 × 15 = 540π cm³、円錐 = 1/3 × 540π = 180π cm³
検算:どちらも錐は柱の3分の1(360 → 120、540π → 180π)○
標準練習2
底面の半径 3cm・高さ 8cm の円柱の上に、底面の半径 3cm・高さ 4cm の円錐がぴったり乗っている。この立体全体の体積を求めなさい。
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解答
円柱 = π×9 × 8 = 72π cm³
円錐 = 1/3 × π×9 × 4 = 12π cm³
全体 = 72π + 12π = 84π cm³
検算:円錐は「同じ底面・高さ4の円柱(36π)の3分の1」で 12π ○
2行に分けて書く——1行で処理しようとすると 1/3 の掛け忘れが起きます。
応用練習3
底面が「上底 4cm・下底 8cm・高さ 5cm の台形」で、立体の高さが 9cm の四角柱について、体積を求めなさい。
また、この四角柱と体積が等しい、底面の半径 5cm の円錐の高さを求めなさい(π = 3.14 とし、小数第1位まで)。
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解答
底面積(台形)= (4 + 8) × 5 ÷ 2 = 30cm²
体積 = 30 × 9 = 270cm³
円錐:1/3 × π×25 × h = 270
25π/3 × h = 270 → h = 810/25π = 810/78.5 ≒ 10.3cm
検算:h = 10.3 なら 1/3 × 3.14 × 25 × 10.3 ≒ 269.5 ○(270 にほぼ一致)
底面が台形でも、柱の公式は「底面積 × 高さ」のまま。変わるのは底面積の出し方だけです。
定着チェック
いまの理解段階を自分で選んでみてください。
- 未習——用語の意味がまだ言えない。
- 用語理解——定義は言えるが、手が止まる。
- 典型を解ける——同じ形なら解ける。
- 初見へ転用——形が変わっても方針を立てられる。
- 入試水準——制限時間内に、根拠を書いて解ける。
この先の学習経路
- 中1 空間図形 特訓道場(30題)——開いて起こす30題で通し演習。
- 平面図形(基本1)——おうぎ形の弧と面積はここで。
- 中1数学の要点辞典——中1全範囲の要点。
- 図形(幾何)学習ロードマップ——小学算数から最難関大までの地図。
数強塾について
数強塾は、数学が苦手な中高生を対象にしたオンライン数学専門塾です。プロ講師が完全1対1で担当し、指導システムと料金を公開しています。実際の成績推移は指導事例、通っている生徒の声は評判・口コミにまとめています。
ここまで読んでも「どの前提に戻ればよいか決められない」「解説は追えるのに自分では方針が立たない」という場合、足りないのは演習量ではなく学習経路の整理かもしれません。数強塾では現在地と目標から逆算して、次に取り組む内容を講師が一緒に決めます。
次に解く問題・この単元の解説
📄 同じ単元のプリント(全32枚のうち、この前後24枚)
同じ単元を続けて解くと、どの手を使うかの判断が安定します。手が止まったところがあれば、その単元の要点に戻ってから次の1枚に進んでください。
- 作図・おうぎ形・回転体を型で攻略
- 基本1
- 基本2
- 回転3
- 展開図4
- 表面積5
- 体積6
- 回転7
- 表面積8
- 円すい9
- 比10
- No.11
- 体積12
- 球13
- No.14
- No.15
- No.16
- No.17
- No.18
- 開いて起こす30題と全解説
- 5パターン別の解き方と練習問題15問
- 半径になるのは「軸までの距離」
- 空間の三平方の定理で対角線と距離を出す4手順
- 立方体の切断面は「同じ面の2点」だけで描ける
一覧に無いものも含め、空間図形のプリントは中1数学:空間図形 全32枚、学年全体の単元一覧は中1数学のページから確認できます。


