中3|平方根解き方がわからないときは 中3数学|平方根とは 根号・有理数・無理数を解説【中3】(無料問題PDF) を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。
この教材では、中学3年で学ぶ平方根の最初の一歩を扱います。特に大切なのは、『ある数の平方根』と『根号を使った数』を区別することです。たとえば、36の平方根は と の2個ですが、記号 が表す数は正のほうの だけです。ここを丁寧に整理すると、符号の間違いが大きく減ります。
問題・解答を画像で見る
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平方根とは何か
数 に対して、2乗すると になる数を「 の平方根」といいます。つまり を満たす が、 の平方根です。正の数には、絶対値が等しく符号が反対の平方根が2個あります。
たとえば であり、同時に です。したがって、36の平方根は です。一方、 という記号は、 の平方根のうち0以上のものを表します。このため であり、 ではありません。
問題1:次の数の平方根を求める
この設問では「平方根を求めよ」と聞かれているため、正の平方根と負の平方根を両方答えます。PDFの条件 は、文字式の符号を確定するために使います。
- 36: より、平方根は 。
- 81: より、平方根は 。
- 7:整数の2乗では表せないので、平方根は 。
- : なので、平方根は 。
- :2乗して になる数は と だから、。
- : より 。したがって 。
- 5:平方根は 。
- : であり、 だから 。
- : より、平方根は 。
文字式では「何を2乗したら戻るか」を考える
指数を半分にするだけ、と暗記すると符号を落としやすくなります。たとえば では、まず と「ひとまとまりの2乗」に直します。そのうえで、その数の平方根を尋ねられているので、答えの先頭に を付けます。
なお、一般には です。この教材では と指定されているため とできます。条件がない問題で勝手に とするのは危険です。
問題2:根号を含む式の値を求める
こちらは「平方根を全部答える問題」ではなく、書かれた式そのものの値を求めます。したがって、根号の外に勝手に を付けません。
- 。根号は0以上の平方根を表します。
- 。まず を求め、その外側のマイナスを付けます。
- 。一般則は ですが、ここでは です。
- 。 は「2乗すると5になる0以上の数」なので、定義から5に戻ります。
よくある誤答と直し方
誤答1: とする。根号 自体は0以上の値だけを表すので、正しくは6です。誤答2:「36の平方根」を6だけにする。こちらは の解をすべて尋ねているため、 の2個が必要です。
誤答3: を7とする。根号を計算した後も、その外側にある負号は残ります。式を「外側」と「内側」に分けて読む習慣をつけましょう。
解くときの3段階
- 問題文が「平方根」を尋ねているのか、「式の値」を尋ねているのか確認する。
- 2乗すると根号の中や与えられた数に戻る形を探す。
- 最後に が必要か、条件から絶対値を外せるかを点検する。
確認問題
次の4問を自分で解いてから答えを確認してください。
- 121の平方根を求めよ。
- のとき を求めよ。
- を求めよ。
- を求めよ。
答え:順に です。4問目は と見れば、 と分かります。
次につながる学習
平方根は、二次方程式、三平方の定理、無理数、指数法則へつながります。記号操作だけでなく「2乗すると元に戻る」という定義を意識してください。より深い整数の見方は整数問題からp進数へ、平方根の近似はペル方程式と連分数でも扱っています。
よくある質問
なぜ正の数の平方根は2個あるのですか
正の数を2乗しても、負の数を2乗しても結果は正になるためです。絶対値が同じ2数 と は、どちらも2乗すると になります。
いつ を付けますか
「ある正の数の平方根をすべて求める」ときや、 の解を求めるときです。すでに と書かれた式の値を計算するだけなら付けません。
学習相談
平方根で符号を間違える場合、計算力よりも定義の整理が必要なことがあります。数強塾では答案からつまずき方を分析し、次に何を復習するかを個別に設計します。指導方針と集計方法は合格実績ページで公開しています。学習状況の相談はお問い合わせページから受け付けています。
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