高2数学|式と証明(基本) 展開1(無料問題・解答PDF)

高2|式と証明解き方がわからないときは 式と証明|二項定理・恒等式・定義域と等号条件の追試 を先に読むと、この問題で何を問われているかが分かります。


今日の一問
(a + 3b)5 を展開しなさい。
——さて、どこから手をつける?
答えと考え方は、この記事の中で順を追って解説します。

このページは高校2年「式と証明(基本)」の無料問題プリント(式と証明(基本)1)です。このプリントは、二項定理を使った展開と、指定された項の係数を求める回です。プリントを解いたあと、ページ下部の数強塾オリジナルの練習問題3問で、同じ考え方を別の式で確かめてください。

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下のリンクから PDF が開きます。印刷して手で解くのがいちばん定着します。

高2数学 式と証明(基本) 1

解答PDFを見る(式と証明(基本)1)

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ページを移動せずに確認できます。印刷用PDFは各画像下のリンクから開けます。

二項定理で展開するで何ができるようになるか

(a + b)n を展開したとき、各項は「a を何個、b を何個選ぶか」で決まります。n 個のかっこから b を r 個選ぶ選び方が nCr 通りあるので、それがそのまま係数になります。全部展開しなくても、必要な項だけを取り出せるようになるのがこの回の狙いです。

解き方の手順

1一般項を nCr an−rbr の形で書きます。

2求めたい項の次数から r を決めます。a の次数が分かれば r は自動的に決まります。

3係数に符号や定数倍がある場合は、そこも忘れずに累乗します。(2x)3 なら 8x3 です。

4最後に nCr と定数部分を掛け合わせます。

つまずくのはここ

つまずき1|定数部分を累乗し忘れる

(x + 3)6 の x4 の項では、3 も 2 乗して 9 になります。

つまずき2|符号を追わない

(2x − 1)7 では (−1)r が付きます。r が偶数なら +、奇数なら − です。

つまずき3|r の決め方を間違える

an−rbr なので、b の指数がそのまま r です。a の指数から引き算して求めます。

数強塾オリジナルの練習問題

プリントと同じ考え方を、式を変えて出題しています。まず自分で解いてから「解答・解説を見る」を開いてください。このページ専用の問題なので、他のページとは式が異なります。

練習1

(a + 3b)5 を展開しなさい。

解答・解説を見る

解答

一般項は 5Cr a5−r(3b)r = 5Cr 3r a5−rbr
r = 0 から 5 まで、係数は 1, 5×3, 10×9, 10×27, 5×81, 1×243。
a5 + 15a4b + 90a3b2 + 270a2b3 + 405ab4 + 243b5
検算:a = b = 1 とすると左辺は 45 = 1024。右辺も 1+15+90+270+405+243 = 1024。
3r を掛け忘れない。係数は二項係数 × 定数の累乗。

練習2

(x + 3)6 の展開式における x4 の係数を求めなさい。

解答・解説を見る

解答

x4 なので 3 は 2 個選ばれます。r = 2。
6C2 × 32 = 15 × 9。
135
検算:(x+3)6 を展開すると x4 の項は 135x4。3 の 2 乗を落とすと 15 になってしまいます。
定数の累乗まで含めて係数。

練習3

(2x − 1)7 の展開式における x3 の係数を求めなさい。

解答・解説を見る

解答

x3 なので (2x) が 3 個、(−1) が 4 個。
7C3 × 23 × (−1)4 = 35 × 8 × 1。
280
検算:(−1) の指数が 4 で偶数なので符号は +。奇数なら −280 になります。
符号は (−1) の指数の偶奇で決まる。

式と証明(基本)の他のプリント

同じ「式と証明(基本)」の無料プリントは全部で 20 枚あります。前後以外のものを、扱っている内容を添えて並べました。上から順にやる必要はないので、いま必要なところから選んでください。

解き終わったら

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