藤原進之介です。このページでは九州大学2009年度の数学過去問の問題資料と学習情報を無料公開しています。掲載している問題・解答・解説の範囲は、ページ内の各見出しでご確認ください。
問題
解答
今日の一問 ── 解答と考え方
型の宣言:定積分の計算。原始関数を1つ求めて、上端と下端で引くだけ。ここで差がつくのは計算の正確さではなく、符号と分母の管理です。
1. なぜその一手を選ぶのか
被積分関数は 3x2 − 14x 。項ごとに独立に積分できます(線形性)。xn の原始関数は xn+1n+1 。
途中で数値を代入しないのがコツです。原始関数を最後まで文字のまま書き、代入は一度だけ。項ごとに代入して引き算を2回やると、符号ミスの機会が倍になります。
2. 解答
- 原始関数:3x33 − 14x22 。
- 上端 x = 9 を代入:729 − 567 。
- 下端 x = 0 を代入:0 − 0 。
- 差を取って 162 。
答え: 162
3. 検算
符号の見当をつける:被積分関数 3x2 − 14x は x = 143 あたりで符号が変わります。区間 [0, 9] の大部分で正なら積分値も正になるはずで、答え 162.000 と整合します。定積分は面積の符号つきの和——値を出す前に符号だけ予想しておくと、計算ミスにすぐ気づけます。
この型の一般化:定積分で差がつくのは、原始関数を求める前に「そのまま計算するか、工夫するか」を決めるところです。区間が原点対称なら偶関数・奇関数の性質で半分または 0 になり、被積分関数が (x−α)(x−β) の形なら 6 分の 1 公式が使えます。展開して積分するのは、それらが使えないと確かめた後。第15章 微積分で型を整理しています。
九州大学 数学 過去問|他の年度を見る
九州大学の数学の過去問は24年度ぶんを公開しています。そのうち1年度は全問の解答解説つきです(「解説」の印がついた年度)。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
- 2005年度
- 2004年度
- 2003年度
- 2002年度
- 2001年度
- 1999年度
- 1998年度
- 1997年度
- 1996年度
- 1995年度
「解説」=全問の解答解説を掲載している年度です。赤は今見ている年度。
問題PDFをテキストでも確認
九州大学 2009年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析
公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。
- 確率・場合の数
- 図形・三角関数
- 関数・グラフ
- 整数
- 微分・積分
この年度の出題範囲と傾向
2009年度の問題PDFでは、確率・場合の数、図形・三角関数、関数・グラフ、整数、微分・積分に関する語句や設問を確認できました。九州大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は24年度、微分・積分は24年度、整数は20年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。
分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。
問題文の文字起こし
問1画像OCR
検出分野: 確率・場合の数、関数・グラフ、図形・三角関数
(2) ZQMR の 2 倍とZQMB の大小を判定せよ。
ーックー ぐM3(495一37)
(下書き用紙)
—3— M3 (495—38)
[2] (配点50点)
この問題の解答は, REM [10 | の定められた場所に記入しなさい。
[問題]
座標平面に 3 点 O(0,0), A(2,6), B(3,4) をとり, 点Oから直線 AB に垂線
OC を下ろす。また, 実数 s と4に対し, APS
OP = s 0A +t 0B
で定める。このとき, 次の問いに答えよ。
(1) 点Cの座標を求め|CPI2 を と+を用いて表せ。
(2) s= 9 EL, # を#= 0 の範囲で動かすとき, (CBP の最小値を求めよ。
(3) s=1EL, #を#ミ 0 の範囲で動かすとき, [CBP の最小値を求めよ。
os em M3 (495—39)
(下書き用紙)
ー5 一 ぐM3(495一40)
[3] (配点50点)
この問題の解答は, 解答紙 [11] の定められた場所に記入しなさい。
[問題]
1 から 6 までの数字が 1 つずつ書かれている 6 枚のカードがある。これらを
よくきった上で, 左から右に一列に並べる。カードに書かれた数字を左から順
a bo de 了げとする。このとき, 次の問いに答えよ。
(1) 4二6=cとなる確率を求めよ。
(2) < 5=ニc十dとなる確率を求めよ。
ーー 6 のM3(495一1)
問2画像OCR
検出分野: 確率・場合の数、図形・三角関数、関数・グラフ、整数、微分・積分
(2) 5を定数として, を{ 0の範囲で動かすとき, (CBP の最小値を求めよ。
デーウー ぐM4(495一50)
(下書き用紙)
ー 9 一 MI4(495一51)
[2] (配点50点)
この問題の解答は, 解答紙 [14 | の定められた場所に記入しなさい。
[問題]
は 2 以上の自然数とする。 「1」と書かれたカードが1 枚, 「2」と書かれた
カードが2枚, ..., 「」 と書かれたカードがぁ枚ある。 そのうちの個数が書かれ
たカードの枚数を M, 奇数が書かれたカードの枚数を N で表す。 この (M+N)
枚のカードをよくきって 1 枚を取り出し, そとに書かれた数を記録してもとに
戻すという操作を n 回線り返す。 記録された ヵ 個の数の和が個数となる確率を
Pn とする。次の問いに答えよ。
(1) mtm eM, で表せ。
(2) paを, M, で表せ。
M-N .
(8) Spay を* で表せ。
(4) mr をぁとたで表せ。
ee M4 (495—82)
(下書き用紙 )
ans = M4 (495—53)
[3 ] (配点50点)
この問題の解答は, 解答紙 [15] の定められた場所に記入しなさい。
[leet |
a? a 5 だ
HRC y= TF OmP(a, 5) ) おける法和と上Q( >, ) における計
線の交点を R とする。ただし, 5 キ c とする。このとき, 次の問いに答えよ。
(1) 5が4に限りなく近づくとき, R はある点Aに限りなく近づく。Aの座標
をcで表せ。
(2) 点P が曲線のぃ 上を動くとき, (1) で求めた点A が描く軌跡を の。 とする。
曲線 の」 と軌跡 の。 の概形を描き, の」 と Co の交点の座標を求めよ。
(3) 曲線 Cy と軌跡 C。 で囲まれた部分の面積を求めよ。
= 6 一 M4 (495—54)

