藤原進之介です。このページでは佐賀大学2015年度の数学過去問を解答・解説つきで無料公開しています。
問題
解答
今日の一問 ── 解答と考え方
型の宣言:2次関数の最小値を「軸の位置で場合分け」する型。平方完成して軸を見つけ、それが区間のどこにあるかだけを問う——場合分けの根拠はこれ1つです。
1. なぜその一手を選ぶのか
f(x) = x2 − 2ax + a2 + 6 は、前3項がそのまま (x − a)2 なので f(x) = (x − a)2 + 6 。軸は x = a、頂点の y は 6 と一目で分かります。
下に凸の放物線の最小値は、軸が区間の中にあれば頂点、外にあれば近いほうの端で取ります。だから場合分けは「軸 a が 0 より左か、0 以上 4 以下か、4 より右か」の3通りだけ。グラフを3枚描けば終わりで、計算はほとんど要りません。
2. 解答
- 平方完成:f(x) = (x − a)2 + 6 。軸は x = a 。
- (i) a < 0 のとき(軸が区間の左外):区間内では単調増加なので、最小は左端 x = 0 。f(0) = (0 − a)2 + 6 。
- (ii) 0 ≦ a ≦ 4 のとき(軸が区間内):頂点が区間に入るので最小は頂点の値 6 。
- (iii) a > 4 のとき(軸が区間の右外):区間内では単調減少なので、最小は右端 x = 4 。f(4) = (4 − a)2 + 6 。
答え: a < 0 のとき (0 − a)2 + 6 / 0 ≦ a ≦ 4 のとき 6 / a > 4 のとき (4 − a)2 + 6
3. 検算
境界で繋がるか見る:a = 0 を (i) の式に入れると (0 − 0)2 + 6 = 6 で、(ii) の値と一致します。a = 4 でも同様。場合分けの答えは境界で必ず一致するので、ここがズレたら立式ミスです。この確認を省くと、不等号の向きを1つ間違えたまま提出することになります。
この型の一般化:「軸が動く・区間が固定」なら軸の位置で3分割、「軸が固定・区間が動く」なら区間の位置で3分割。最大値を聞かれたら分け方が変わる——下に凸の最大は区間の両端のうち軸から遠いほうなので、境界は区間の中点と軸の大小になり、2分割です。最小と最大で場合分けの境界が違うことを混同しないでください。第6章 関数で整理しています。
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問題PDFをテキストでも確認
佐賀大学 2015年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析
公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。
- 微分・積分
- 関数・グラフ
- 図形・三角関数
- 空間図形
- 数列
- 方程式・不等式
- ベクトル
- 指数・対数
この年度の出題範囲と傾向
2015年度の問題PDFでは、微分・積分、関数・グラフ、図形・三角関数、空間図形、数列に関する語句や設問を確認できました。佐賀大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は18年度、微分・積分は17年度、関数・グラフは17年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。
分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。
問題文の文字起こし
問1画像OCR
検出分野: 微分・積分、ベクトル、関数・グラフ、数列
(2) an $10 となるヵの最大値 V を求めよ。
N
(3) (2) で求めた値 V に対して, 和 Soa, を求めよ。
k=1
a, b, cを正の定数とし, 3点 A(a,0,0), B(0.5.0), C(0,0,c) の定める平
面をe とする。また, 原点を O とし, 平面@に垂直な単位ベクトルを TH
(mn,72,73) とする。 ただし, が > 0 とする。このとき, 次の問に答えよ。
(1) を求めよ。
Q) 平面々上に点Hがあり, 直線OHは o に垂直であるとする。O攻およ
でび |O証| を求めよ。
(3) AABC の面積を9, へOBC の面積を 5,」。 とする。四面体 OABO OK
積を考えることにより, S=mS であることを示せ。
問2画像OCR
検出分野: 方程式・不等式、空間図形、図形・三角関数、微分・積分
(2) 0 SS1のとき,
のののかイッ avVab
であることを示せ。また, I> Vab を示せ。
(3) 0 <#< 1とする。z > 1のとき, 次の不等式が成り立つことを証明
せよ。
a <1+t(e-1)
(17 (3) の不等式を利用して, ret を示せ。
点Oを原点とし, cil, y軸, ヶ軸を座標軸とする座標空間において, 3点
A(1,0,0), B(2,0,0), C(1,0,1) がある。点Aを中心とする cy 平面上の半径
1 の円周上に点Pをとり, 図のように9ニンBAP とおく。ただし,
人す <9<すィ とする。 また, 直線CP z
と9z平面の交点を Q とおく。ことのとき,
次の問に答えよ。
(1) 点Pの座標を9を用いて表せ。 CAS
プン y
(2) 点Qの座標を 6 を用いて表せ。 fils
x
@) 9の値が 2 <0< an の範囲
で変化するとき, ?z平面における点Q の軌跡の方程式を求め, その概
形を図示せよ。
問3画像OCR
検出分野: 関数・グラフ、図形・三角関数、微分・積分、指数・対数
(2) (a) a を用いて表せ。
(3) Soa) a を用いて表せ。
(4) (1) で求めた範囲をゥが変化するとき, 9(o) の最小値を求めよ。
oi [im M2 (447-12)
直線 ?: 9= gzと曲線の:ッ=logz (z >0) は接するものとする。た
だし, a, 5 は定数であり, ゥ> 0 とする。このとき, 次の問に答えよ。
(1) 5をoを用いて表せ。
(2) 2とのおよびヶ軸で囲まれた図形の面積を 9 とする。0 <g<1 のと
き, 9をを用いて表せ。
ー 2一 ぐM2(7一19)
問4画像OCR
検出分野: 数列、ベクトル、関数・グラフ、空間図形、微分・積分
数 学
(諾学部)
ーーーーーー 解答上の注意事項
1. 「解答始め」の合図があるまで問題を見てはならない。
2. MERE 1S KOE 4 BASS. 解答紙は 1 枚ずつ切り離して使用す
るきど。
3. 「解答始め」の合図があったら, 初めにすべての解和紙の所定欄に受験番号
および氏名を記入すること。 受験番号は算用数字で横書きとする。
4. 問題は |1| から|4| まで4問ある。各問の解答は所定の解答紙にのみ記
入すること。
5. REROKM EMSA, CS ORSEMMOL MOT CMATS
Sets
6. 解答しない問題がある場合でも, MAM ABTACHHENT SCL,
7. 問題冊子は持ち帰ること。
SLBA {a,} tk
= SY a, = 250
k=11
を満たすとする。ことのとき, 次の問に答えよ。
1) 数列c。} の一般項を求めよ。
(2) an ミ10 となるヵの最大値 W を求めよ。
が
(3) (2) で求めた値 に対して, 和 So, を求めよ。
につま
a, b, cを正の定数とし, 3点A(g,0.0), B(0,6.0), C(0,0,c) の定める平
面を ゞとする。また, 原点を O とし, 平面に垂直な単位ベクトルを T=
(mm,s) EFS. KEL, m > 0 とする。このとき, 次の間に答えよ。
(1) 7 を求めよ。
(2) 平面上に点革があり, 直線OHは a に垂直であるとする。C革およ
び [OH] を求めよ。
(3) AABCの面積を9, AOBC OMME S, とする。四面体 OABO の体
積を考えることにより, 5」 =ヵ5 であることを示せ。

