藤原進之介です。このページでは静岡大学2004年度の数学過去問の問題資料と学習情報を無料公開しています。掲載している問題・解答・解説の範囲は、ページ内の各見出しでご確認ください。
問題
解答
今日の一問 ── 解答と考え方
型の宣言:2項間漸化式 an+1 = 5an + 10 。係数が 1 でないので等差でも等比でもありません。定数をずらして等比に落とすのがこの型の一手です。
1. なぜその一手を選ぶのか
an+1 = pan + q を見たら、最初に確かめるのは p が 1 かどうかだけです。p = 1 なら公差 q の等差数列で即終了。ここでは p = 5 なので、その道は使えません。
次に考えるのは「何を足せば、余分な定数項が消えるか」です。両辺に同じ数 β を足して an+1 + β = 5( an + β ) の形にしたい。右辺を展開すると 5an + 5β なので、5β − β = 10 、つまり β = 52 と決まります。この一手を選ぶ理由は「定数項を消すため」であって、公式だからではありません。
2. 解答
- 両辺に 52 を足すと an+1 + 52 = 5( an + 52 ) 。
- よって数列 { an + 52 } は公比 5 の等比数列。
- 初項は a1 + 52 = 9 + 52 = 232 。
- したがって an + 52 = 232 · 5n−1 。
答え: an = 232 · 5n−1 − 52
3. 検算(ここまでを1セットにする)
n = 1: 232 × 1 − 52 = 9 。初項に一致します。
n = 2: 漸化式からは 5 × 9 + 10 = 55 。一般項からは 232 × 5 − 52 = 55 。一致します。
漸化式の問題は、一般項を出したら必ず n = 1 と n = 2 を入れる。符号ミスと初項ずれはここでほぼ全部捕まります。
この型の一般化: an+1 = pan + q(p ≠ 1)は、つねに β = q / (p − 1) を両辺に足せば等比に落ちます。ただし q が定数でなく n の式になっている場合(an+1 = pan + f(n))はこの手が効かず、両辺を pn+1 で割る、階差を取る、といった別の一手に切り替えます。どの分岐を選ぶかは第11章 数列で整理しています。
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静岡大学の数学の過去問は24年度ぶんを公開しています。そのうち1年度は全問の解答解説つきです(「解説」の印がついた年度)。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。
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静岡大学 2004年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析
公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。
- 微分・積分
- 図形・三角関数
- 関数・グラフ
- 整数
- ベクトル
- 方程式・不等式
- 複素数
この年度の出題範囲と傾向
2004年度の問題PDFでは、微分・積分、図形・三角関数、関数・グラフ、整数、ベクトルに関する語句や設問を確認できました。静岡大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は23年度、微分・積分は23年度、整数は19年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。
分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。
問題文の文字起こし
問1画像OCR
検出分野: 図形・三角関数、微分・積分、ベクトル、関数・グラフ、複素数
2) 4+』と2 - 3》が平行であるとき, x の値を求めよ。
(配点 25 %)
M1一1 M6 (054—70)
放物線ッーニ*?エャー2をCとし, 直線ゞー2*ー 1を?とする。Cと/について, 次の問いに
答えよ。
(1) Cと4の2つの交点のx座標をそれぞれoe 8(eく8) とするとき, 5一ge?と記一のの値
を求めよ。
(2) Cと2とによって囲まれた部分の面積を求めよ。
(3) *軸上の点(, 0 )を通る Cの 2 本の接線のうち 1 本が ? と平行である。このとき, s の値と
これら 2 本の接線の方程式を求めよ。
(配点25 %)
M1一2 ぐM6 (054—71)
>0とし ェーャ方(ただし.は虚数単位)とする。sエーーが実数であるとき, 次
の問いに答えよ。
(1 <の値を求めよ。
2) 2+ Sy を求めよ。
(配点25 %)
M1一3 ぐM6 (054一72)
[4] 次の問いに答えよ。
(1) AB = AC である三角形 ABC の辺 AC上に頂点 A, Cと異なる点D があり.
AD = DB = BC 王 1 である。このとき, 乙A の大きさを求めよ。
@ (Dを利用して sin 1 ーゴミート であることを示せ。
3) ZE=72, ZF=a, LG=8 である三角形EFG において, sing + sing の最大値を求め
よ。
(配点25 %)
M1一4 やM6(054一73)
問2画像OCR
検出分野: 関数・グラフ、整数、微分・積分、ベクトル、方程式・不等式
(2) A? —19A" + 30A°+ A?-4A4+3E ERODE,
8) 4パト4二妨0が成り立つとき、 Teta, 0 の値を求めよ。
(ask 25 56)
M2一2 M7 (054—76)
を整数とする。 DAM) = 42? Ape t p+ CWT SRO, (を考え
る。
Wi) ニア(e)のグラフとァ 朝は異なる 2 つの共有点を持つ。
(i) 任意の整数ヵに対してげ(ヵ)三 0 である。
このとき, 次の問いに答えよ。
WD) (1) が成り立つとき, Bp Oe” sMOMMERDE.
QD (111 とが共に成り立つとき, 整数ののとりうる値を求めよ。
配点25%)
M2—3 M7 (054—77)
a y =
[4] BAR F(x) = Tita について, 次の問いに答えよ。
(1) fr) OBER F(x) を求めよ。
(2) f(x) の極値とそのグラフの変曲点を求めて, グラフの概形をかけ。
(3) 曲線ッニア(*)上の点 A(2, f(a) における接線の方程式を求めよ。
4 zキ0のとき, AG, 0)をBとし, 曲線ッニア(*)上の点A(2, (2))における接線がx軸
と交わる点をCとする。 BC = 2 0B であるとき, 。の値を求めよ。ただし, Oは原点を表わ
す。
(配点25 %)
M2一4 ぐM7(054一78)

