佐賀大学 2018年度 過去問・解答

藤原進之介です。このページでは佐賀大学2018年度の数学過去問の問題資料と学習情報を無料公開しています。掲載している問題・解答・解説の範囲は、ページ内の各見出しでご確認ください。

今日の一問
数列 をみたす。
一般項 を求めよ。
——さて、どこから手をつける?
数強塾オリジナルの類題です。この年度の実際の入試問題ではありません。実際の問題と解答は、このページのPDFでご確認ください。

問題

解答

今日の一問 ── 解答と考え方

型の宣言:2項間漸化式 an+1 = 4an + 3 。係数が 1 でないので等差でも等比でもありません。定数をずらして等比に落とすのがこの型の一手です。

1. なぜその一手を選ぶのか

an+1 = pan + q を見たら、最初に確かめるのは p が 1 かどうかだけです。p = 1 なら公差 q等差数列で即終了。ここでは p = 4 なので、その道は使えません。

次に考えるのは「何を足せば、余分な定数項が消えるか」です。両辺に同じ数 β を足して an+1 + β = 4( an + β ) の形にしたい。右辺を展開すると 4an + 4β なので、4ββ = 3 、つまり β = 1 と決まります。この一手を選ぶ理由は「定数項を消すため」であって、公式だからではありません。

2. 解答

  1. 両辺に 1 を足すと an+1 + 1 = 4( an + 1 ) 。
  2. よって数列 { an + 1 } は公比 4 の等比数列
  3. 初項は a1 + 1 = 1 + 1 = 2 。
  4. したがって an + 1 = 2 · 4n−1

答え: an = 2 · 4n−1 − 1

3. 検算(ここまでを1セットにする)

n = 1: 2 × 1 − 1 = 1 。初項に一致します。
n = 2: 漸化式からは 4 × 1 + 3 = 7 。一般項からは 2 × 4 − 1 = 7 。一致します。
漸化式の問題は、一般項を出したら必ず n = 1 と n = 2 を入れる。符号ミスと初項ずれはここでほぼ全部捕まります。

この型の一般化: an+1 = pan + qp ≠ 1)は、つねに β = q / (p − 1) を両辺に足せば等比に落ちます。ただし q が定数でなく n の式になっている場合(an+1 = pan + f(n))はこの手が効かず、両辺を pn+1 で割る、階差を取る、といった別の一手に切り替えます。どの分岐を選ぶかは第11章 数列で整理しています。

佐賀大学 数学 過去問|他の年度を見る

佐賀大学の数学の過去問は18年度ぶんを公開しています。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。

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問題PDFをテキストでも確認

佐賀大学 2018年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析

公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。

  • 微分・積分
  • 図形・三角関数
  • 指数・対数
  • 整数
  • 関数・グラフ
  • 数列
  • 方程式・不等式

この年度の出題範囲と傾向

2018年度の問題PDFでは、微分・積分、図形・三角関数、指数・対数、整数、関数・グラフに関する語句や設問を確認できました。佐賀大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は18年度、微分・積分は17年度、関数・グラフは17年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。

分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。

問題文の文字起こし

問1画像OCR

検出分野: 微分・積分、図形・三角関数

平成 30 年度入学試験問題(前期日程
PS
数 学
(教育学部)
ーーーーーー 解夫上の注意事項 ーー
1. 「解答始め」の合図があるまで問題を見てはならない。
2. ROSE 1 民および解答茎3枚がある。解乱駒は1枚ずつ切り離して使用す
ること。
3. 問題は |1| から |3| まで3問ある。各問の解答は所定の解符紙にのみ記
入すること。
4. 解答紙の裏面を使う場合は, REOMAE MAO MOF IRATE
ey
5. 解答しない問題がある場合でも, 解答紙3枚すべてを提出すること。
6. 問題冊子は持ち帰ること。

a

下の図のような 1 辺の長さが1 の正六角形ABODEF において, 線分DDを
2 . 1に内分する点をP とし, 直線AP と直線BEF の交点をQ とする。 AB = で,
APa? とおくとき, 次の癌答えよ。

」 A
BONS
LV E

P
D

) APをで, # を用いて表せ。 |

(2) APをで, # を用いて表せ。

(8) AQを, ? を用いて表せ。

(4) (AQ) の値を求めよ。

f(a) = 2z(8 一?), gu) =a(r-4) UBS, 0 <#<く3とする。0 るヶる4
の範囲での曲線 9 = f(x), cH, 直線> =ぇで囲まれた図形の面積を 3(17
とする。 #るSS4の範囲での曲線= g(z), cH, 直線ヶ = 1 CHAN
形の面積を (0) ETS. S(t)=Si(+H() LBS. COLE, 次の問に
答えよ。
Q) Si) を{を用いて表せ。
(2) 5。()) を1を用いて表せ。
(3) 《が0 <t <3 OME LE, S(t) の最大補を求めよ。

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問2画像OCR

検出分野: 数列、方程式・不等式

(1) ADE @, を用いて表せ。
(2) APをで, ず を用いて表せ。
| (3) AQを で, F を用いて表せ。
(4) {AQ} の値を求めよ。
-i—

es の

BA {an} は
a =1
mnニターー (n=1,2,+++) -
で定められているとする。このとき, 次の問に答えよ。
(1) 4つの有理数p, の 7, sが
ptqvd=r+sv2
を満たすとする。このとき, ゥ=かつg=sであることを示せ。ただ :
し, V2 が無理数であることは用いてよい。
(2) 不等式
( ー *) Y3 < On < V2
が成立することと, ay = Prt av? (mBLO G, は有理数) CRS
れることをヵに関する数学的帰納法を用いて示せ。
(3) (2) で定義された数列 (pp に対して, Pra と px が満たす関係末およ
び一般項p。 を求めよ。
ーー

a eo

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問3画像OCR

検出分野: 微分・積分、関数・グラフ、図形・三角関数

(1) ADをで, B を用いて表せ。
Q) APをで, ぢ を用いて表せ。
(3) AQ を, ? を用いて表せ。
4) [AQ] の値を求めよ。

f(a) = 2z(3 - の), g(x) = z(gー 4) とおき, 0 <と#<3とする。 0<><?
DCH CORB, = f(x), cH, 直線 > =とで囲まれた図形の面積を 5の
とする。# S z S 4の範囲での曲線ッー 9(<), cM, 直線 =で囲まれた図
形の面積を 65() ETS. 9( = 51(ひ + 55() とおく。 COLE, ROME
BRE
(1) Sy(t) を1を用いて表せ。
(2) 55() を: を用いて表せ。
3) 6が0 <7<3の範囲を動くとき, 8(17 の最大値を求めよ。

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問4画像OCR

検出分野: 微分・積分、指数・対数、図形・三角関数、整数、関数・グラフ

(1) /(0) を求めよ。
] (2) c を実数とする。7(z) はゃ=cで微分可能であることを示せ。 -
3) (0) = 3 であるとする。げ(<) および f(c) を求めよ。

f(a) = se" LFS, 0(0,0), PO), QE FO), REO) ETS. KEL,
O<t<4kFS, APQROMME S,() とし, BP OQ と曲線= f(x) で
囲まれた図形の面積を 5。() とする。8(の) = 紹(の35(0 CBS. COLE,
次の問に答えよ。

(3) 曲線ヶ=ナ(cz) の概形をかけ。ただし, lim f(c) = 0は用いてよい。
(2) A) をを用いて表せ。 8

(3) S(t) をを用いて表せ。

(4) S(t) の極値を求めよ。

曲線 の: ッー logz 上の点 P(。log) をとる。ただし, 点P および原点を通
る直線と点 P における曲線 C の科線が垂直に交わっているものとする。こ
OLE, 次の開に答えよ。

(1) og#を#についての整式で表せ。
(2) 0 < <1の範囲で不等式
Qloga マーの4z 3 -
が成立することを示せ。
@) 8 = 2の! とおく。 9 = x となるような:についての整式 /(17,
g(t) を一組求めよ。また, 3 > 1.1 となることを示せ。

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