神戸大学 2006年度 過去問・解答

藤原進之介です。このページでは神戸大学2006年度の数学過去問の問題資料と学習情報を無料公開しています。掲載している問題・解答・解説の範囲は、ページ内の各見出しでご確認ください。

問題

解答

📑 この年度の大問インデックス(全6問)

解説が長いので、解きたい大問へ直接移動できるようにしています。解けなかった問題は、解説を読んだあとに同じ型の問題で当て直すと定着が速くなります。

型から探したいときは解法パターン事典、他の年度は過去問解説の総索引から。

🧭 神戸大学 2006年度|大問ごとに「使う型」を対応させた表

解けなかった大問がどの型に属するのかを一覧にしました。解説を読んだあと、型のページで同じ判断を使う問題を数問当てると定着が速くなります。この年度は難易度と目標時間を掲載していないため、それらは載せていません。

大問出題テーマ使う型(解法パターン事典)
【1】角の二等分線とベクトルベクトルの図形への応用
【2】直線の通過領域通過領域と逆手流
【3】複素数と整数係数3次方程式整数
【5】放物線の接線と調和平均接線と法線
【6】三角形の回転体の体積積分法(体積・弧長)

型の全体像は解法パターン事典、他の年度・他大学は過去問解説の総索引から。神戸大学の年度一覧は各ページ末尾のナビでも確認できます。

神戸大学 2006年度(平成18年度)前期日程 数学の全問解説です。文系が3題、理系が5題ですが、文系第1問と理系第1問、文系第3問と理系第5問がそれぞれ重なっています。重複を1つにまとめると全6題15小問です。
掲載しているすべての数値は、当塾で独立に解いたうえで Pythonによる検算(二等分線の交点を6通りの三角形で数値計算・5万点超の領域走査・整数解の全探索・行列方程式の数式処理・4000通りの乱数による等式確認・回転体の数値積分) を行い、本ページで配布している解答PDFも数強塾が独自に作成したもので、この解説と同じ答え・同じ道筋です。

本ページ出題分野答え
【1】文系1 + 理系1角の二等分線とベクトル
【2】文系 第2問直線の通過領域
【3】文系3 = 理系5複素数と整数係数3次方程式
【4】理系 第2問行列
【5】理系 第3問放物線の接線と調和平均 の証明
【6】理系 第4問三角形の回転体の体積

この年度の傾向(3行)

  • 文系と理系で2題が共通しています。【1】は (1) がまったく同じ文章で、(2) だけ文系が具体的な数値( など)、理系が一般の 文系版で答えを出してから理系版の一般形を作るのが、いちばん確実な進め方です。
  • 」が2度出てきます。【2】(1) の「点 を通る がただ1つ」も、【5】(1) の「 から放物線に引いた接線の接点」も、まったく同じ2次方程式です。実は の接線そのもので、2つの大問は同じ図形を別の角度から見ています
  • 【5】(3) の結論が美しい年です。 は「 の調和平均」ということ。放物線の接点を結ぶ直線(極線)がもつ性質で、傾き をどう変えても崩れません。

【1】角の二等分線とベクトル(文系 第1問 + 理系 第1問)

【問題】
平面上に原点 から出る、相異なる2本の半直線 をとり、 とする。半直線 上に と異なる点 を、半直線 上に と異なる点 をとり、 とおく。次の問に答えよ。
(1) 点 の二等分線上にあるとき、ベクトル はある実数 を用いて と表されることを示せ。
(2) 【文系】 の二等分線と の二等分線の交点を とおく。 のとき、 を、 を用いて表せ。
(3) 【理系】同じ について、 および3辺の長さ を用いて表せ。
【解答】 (2)   (3)

(1) 二等分線の方向ベクトル

【問題(再掲)】  と表されることを示せ。

【型】角の二等分線の方向は「2つの単位ベクトルの和」。理由はひし形の対角線。

【なぜこうするか】どちらも長さ1。長さの等しい2辺で作った平行四辺形はひし形で、ひし形の対角線は頂角を二等分します。だからこの和が二等分線の向きです。

半直線 上に となる点 をとり、四角形 が平行四辺形となるように をとります。

より はひし形なので、対角線 を二等分します。

また かつ2本の半直線は相異なるので は1次独立、したがって

は二等分線(=直線 )上にあるので、実数 を用いて

(証明終)

OABDEFP234OD = OE = 1 → ODFE はひし形OF が ∠XOY の二等分線P は △OAB の傍心の1つp = 3a + 2b
にとると はひし形。その対角線 の二等分線。点 の内角の二等分線と の外角の二等分線の交点。

(2) 【文系】 のとき

【問題(再掲)】  のとき、 で表せ。

【型】2本の二等分線上にあることを2通りに表して係数を比べる

【なぜこうするか】 は、点 から見て「 から遠ざかる向き()」と「 の向き」の間の角。つまり三角形 の頂点 における外角です。その二等分線と、頂点 の内角の二等分線が交わる点を求めます。

の二等分線上:(1) より(

の二等分線上: を始点として、単位ベクトル 向き)と の和が方向なので

より

は1次独立なので 。解いて

この点 の正体:「頂点 の内角の二等分線」と「頂点 の外角の二等分線」の交点は、三角形 傍心(辺 に接し、 の延長に接する円の中心)です。一般的な解答例も同じ注記をしています。傍心の公式に当てはめると、対辺の長さ から

となり、確かに一致します。

(3) 【理系】一般の場合

【問題(再掲)】  で表せ。

【型】(2) とまったく同じ計算を、 の代わりに で行う。

と略記します。

の係数で比べると

の係数:

の係数:

2式目に を代入し、両辺を 倍すると

三角形の成立条件から なので 。したがって

確かめ: を代入すると分母は 、分子は となり (2) と一致します。

よくあるミス  を「三角形 の内角 」と取り違える。 から見て の向こう側なので、 は外角です。内角だと思って計算すると内心が出てきて、答えが になってしまいます。分母の符号が変わるので、答えの形を見れば取り違えに気づけます。

検証: を原点として の座標を6通り( が鋭角のもの・鈍角のものを含む)与え、2本の二等分線の交点を連立方程式で数値的に求めました。上の式との差はいずれも 未満です。文系の設定( から余弦定理で を確認)でも が一致しました。

【2】直線の通過領域(文系 第2問)

【問題】
実数 に対して 平面上の直線 を考える。次の問に答えよ。
(1) 点 を通る直線 はただ1つであるとする。このような点 の軌跡の方程式を求めよ。
(2)  の範囲を動くとき、直線 が通る点 の全体を図示せよ。
【解答】 (1)   (2) では では (境界を含む)

(1)  の軌跡

【問題(再掲)】  を通る がただ1つであるような の軌跡の方程式を求めよ。

【型】通過領域の問題は についての方程式が解をもつ条件」に読み替える。

【なぜこうするか】 を通る がいくつあるかは、 の方程式とみたときの実数解の個数そのものです。「ただ1つ」は「重解をもつ」、つまり判別式

これが の2次方程式としてただ1つの実数解をもつ条件は

これは当然の結果でもあります。 上の点 における接線()だからです。「ちょうど1本しか通らない点」=「放物線上の点」ということ。

(2)  のときの通過領域

【問題(再掲)】  の範囲で を動かすとき、 が通る点の全体を図示せよ。

【型】 または に解をもつ条件を、軸の位置で場合分けする。

【なぜこうするか】 は下に凸で軸は に解をもつかどうかは、軸が の外にあるか中にあるかで決まります。外にあれば頂点の値、中にあれば端の値を見ればよい。

(i) のとき 軸は の中。 に解をもつ条件は 、すなわち

(ii) のとき 軸は の中なので、 の側では は端で最小。条件は または

2つを合わせると

(iii) のとき (i) と同様に

  では では

xyO−11−1(1, 1)(−1, 1)(0, −1)y = x²ℓ₁: y = 2x−1ℓ₋₁: y = −2x−1水色が通過領域(境界を含む)
境界は、 では放物線 では2本の接線 。3本は でなめらかにつながり、2本の接線は で交わる。

図の意味: は放物線の接線なので、 に制限するということは「接点を より外側だけに限る」ということ。だから境界は「外側の放物線」+「両端の接線」になります。ただし一般的な解答例も注意しているとおり、この見方だけでいきなり図をかくのは厳密さを欠くので、上のように判別式と軸の位置で押さえるのが答案としては安全です。

よくあるミス (ii) で「 かつ 」としてしまう。解が 側にあっても 側にあってもよいので「または」です。「かつ」にすると領域が狭くなり、 のような点が落ちてしまいます。

検証: を52461点に区切り、各点について の解を実際に求めて をみたす解があるかを判定しました。上の答えとの不一致は0件(境界から 以内を除く)。

【3】複素数と整数係数3次方程式(文系 第3問 = 理系 第5問)

【問題】
とする。ただし、 は虚数単位である。次の問に答えよ。
(1)  を解にもつような2次方程式 は実数)を求めよ。
(2) 整数 を係数とする3次方程式 について、解の1つは であり、また の範囲に実数解を1つもつとする。このような整数の組 をすべて求めよ。
【解答】 (1) )  (2)

(1)  を解にもつ2次方程式

【問題(再掲)】  を解にもつ 実数)を求めよ。

【型】実数係数の方程式が虚数解 をもつなら、共役 も解。和と積が

解と係数の関係より

(2) 整数の組

【問題(再掲)】  を解にもち、 に実数解を1つもつ整数係数の3次方程式について をすべて求めよ。

【型】3次方程式が虚数解 をもつなら で割り切れる。残りの1次因子が実数解。

【なぜこうするか】係数が実数(整数)なので も解。3次方程式の解は3つなので、残る1つ は必ず実数です。したがって

と因数分解できます。右辺を展開すると

係数を比べて

ここが要点です。 が整数であることから 整数。そして問題の条件「 に実数解を1つもつ」は、実数解が しかないので と同値。

をみたす整数は の2つだけ。

3次方程式

よくあるミス  を実数のまま「」で止めてしまい、答えが範囲になってしまう。 が整数という条件から は整数に限られます。この一言を書けるかどうかで、答えが「2組」になるか「無限個」になるかが分かれます。

検証: から まで動かして を作り、条件をみたすものを拾ったところ2組のみ。逆に から まで動かす向きでも同じ2組が出ました。さらに を実際に各方程式へ代入して値が厳密に になることも確認しています。

【4】行列 (理系 第2問)

【問題】
行列 と、実数 を成分とする行列 を考える。次の問に答えよ。
(1)  について関係式 が成立するための、 の条件を求めよ。
(2)  を満たすとき、 が成立することを示せ。
(3)  を満たす行列 をすべて求めよ。
【解答】 (1) かつ   (3)

(1)  の条件

【問題(再掲)】  が成立するための の条件を求めよ。

【型】愚直に両方を計算して成分ごとに比べる

4つの成分を比べると

成分等式整理

4本のうち独立なのは2本だけです。

かつ

は原点まわりの の回転行列です。「回転と可換な行列」は の形、つまり「回転と拡大の合成」だけ。複素数でいえば「複素数倍」に対応します。

(2)  ならば

【問題(再掲)】  のとき を示せ。

【型】 自身とその累乗はいつでも可換」——それだけ

【なぜこうするか】行列の積は一般に可換ではありませんが、同じ行列の累乗どうしは必ず可換です。 なので、 の可換性は を2通りに読むだけで出ます。

(証明終)

この (2) がないと (3) で の4文字を相手に4本の2次方程式を解くことになり、かなり面倒です。(2) は「4文字を2文字に減らす」ための誘導だと読み取れると、この大問の構造が見えます。

(3)  をみたす

【問題(再掲)】  をみたす行列 をすべて求めよ。

【型】(2)→(1) で と絞り、成分を比較する。

(2) と (1) より と書けます。このとき

と比べて

 …①   すなわち  …②

② より なので 。これを ① に代入すると

は実数なので 。よって 、すなわち 。② より (複号同順)。

意味: の回転なら、その「平方根」は の回転。もう1つは の回転で、これが符号を変えたほうです。 なので、確かに2乗すると同じ回転に戻ります。

検証:数式処理で の4成分を計算したところ の形になり、(1) の条件と一致しました。(3) は の連立方程式として厳密に解き、解が2組だけであること、その各々で が零行列になることを確認しています。

【5】放物線の接線と調和平均(理系 第3問)

【問題】
平面において放物線 と、その下側にある点 を考える。 を通るような の2つの接線を考え、その接点をそれぞれ とする。また、 を通る傾き の直線が と相異なる2点 で交わるとする。点 座標をそれぞれ とし、点 座標をそれぞれ とする。次の問に答えよ。
(1)  で表せ。
(2)  で表せ。
(3) 直線 と直線 の交点を とし、 座標を とする。 となる場合について、等式 が成立することを示せ。
【解答】 (1)   (2)   (3) 証明(下記)

(1) 

【問題(再掲)】  で表せ。

【型】接点を文字でおいて接線を書き、 を通る条件をその文字の2次方程式とみる。

上の点 における接線は 。これが を通る条件は

接点が なので、これは の2次方程式として を解にもちます。解と係数の関係より

【2】と同じ方程式です。【2】では を「 について解く」ことをしましたが、それはまさに「 を通る接線の接点を求める」ことでした。 は判別式 、つまり が放物線の下側にあるから接線が2本引ける」という条件です。

(2) 

【問題(再掲)】  で表せ。

【型】直線と放物線の交点は連立して2次方程式、解と係数の関係。

を通る傾き の直線は と連立して

(3) 

【問題(再掲)】  のとき を示せ。

【型】4点が同一直線上にあるので、長さの比は 座標の差の比 が全部約分される。

【なぜこうするか】 はすべて傾き の同じ直線上にあります。傾き の直線上で 座標が だけ離れた2点の距離は 3つの長さすべてに同じ因子が付くので、示すべき等式は 座標だけの等式になります

第1段:直線 の方程式  より傾きは 。よって

第2段:交点 座標 直線 と連立して

(2直線は平行でないので 。)

第3段:長さを 座標に直す  なので はすべて正で

したがって示すべき等式は が約分されて

第4段:両辺を計算する 左辺は (2) を使って

右辺は第2段の を使って

両辺が一致したので、等式が成り立ちます。(証明終)

OABSTPQC : y = x²緑 = 直線AB(y = 2px − q) 赤 = Pを通る傾き m の直線(=直線ST) 灰 = 2本の接線PQ は PS と PT の調和平均
から引いた2本の接線の接点が 。直線 で、傾き をどう変えてもこの直線は動きません はその直線と の交点。

この結果の意味: は「調和平均」ということ。直線 極線と呼ばれるもので、 を通る直線をどう回しても、その直線が極線と交わる点は必ず「調和平均の位置」に来ます。傾き が最後の式 にしか現れず、両辺で同じ形になって消えるのは、この「 によらない構造」の反映です。

よくあるミス  座標の差そのもの( など)だと思って進める。これらは線分の長さなので が付きます。今回はすべてに同じ因子が付くので結果的に消えますが、「消える」ことを一度書いてから消すのが答案としては正しい形です。

検証: を乱数で4000通り発生させ、 かつ をみたす組すべてについて を実際に計算しました。誤差 を超える組は0件です。

【6】三角形の回転体の体積(理系 第4問)

【問題】
空間に3点 をとる。次の問に答えよ。
(1)  を満たす実数とするとき、平面 の交わりに現れる線分の2つの端点の座標を求めよ。
(2)  軸のまわりに回転して得られる回転体の体積を求めよ。
【解答】 (1)   (2)

(1) 平面 との交わり

【問題(再掲)】 平面 の交わりの線分の端点を求めよ。

【型】まず三角形がどんな平面に乗っているかを確認する。辺をパラメータ表示して を代入。

【なぜこうするか】3点はすべて をみたします。つまり は平面 平面に平行な平面)の上に立っています。これに気づくと、あとは 平面での平面図形の問題になります。

平面 は辺 と辺 を横切ります。それぞれとの交点を とすると

座標が なので 、すなわち

(2) 回転体の体積

【問題(再掲)】  軸のまわりに回転した立体の体積を求めよ。

【型】回転体は「軸に垂直な平面で切ってから回す」。切り口は円環(ドーナツ)で、面積は

【なぜこうするか】高さ の断面は線分 です。これを 軸のまわりに回すと、 軸からの距離が「線分上での最小値 から最大値 まで」の点全体、つまり円環になります。「線分を回す=円環」と押さえるのがこの型の急所です。

PQR(−1, 1, t)(1−t, 1, t)z = tO△PQR は y = 1 の平面上√2m線分を z 軸のまわりに回すと円環になる外半径は √2 で一定、内半径 m が t で変わる
左: は平面 上にあり、 で切ると線分になる。右:その線分を 軸のまわりに回すと円環。外半径はいつも で、内半径だけが で変わる。

線分 上の点は )なので、 軸からの距離は

最大値   が最大のときで、 を比べて の最大は 。よって によらず一定)。

最小値   が最小のときです。

  • のとき なので が範囲に入り、 の最小は 。よって
  • のとき なので範囲は負の側だけ。 の最小は 。よって

断面積

でどちらも となり一致します。)したがって

よくあるミス 三角形を「そのまま回した円錐台」のように考えて、内側の穴を忘れる。 軸から離れた平面 上にあり、 軸には一度も触れません。だから回転体は必ず真ん中に穴が空きます。もう1つの落とし穴は の場合分けで、 の符号が変わる を境に「線分が 軸の正面を通るかどうか」が変わります。

検証:高さ から まで2001点に区切り、そのつど線分上の4001点の距離から実際に最大・最小を求めて円環の面積を計算し、数値積分しました。結果は と一致します。個別にも で内半径・外半径が上の式どおり( なら内 、外 )であることを確認しました。

解法の「型」の一覧

場面使った問題
角の二等分線の向き2つの単位ベクトルの和(ひし形の対角線)【1】(1)
2直線の交点をベクトルで2通りに表して係数を比較(1次独立を使う)【1】(2)(3)
内角の二等分線と外角の二等分線の交点三角形の傍心【1】(2)
直線の通過領域パラメータの方程式が解をもつ条件に読み替える【2】
解が指定範囲にあるか下に凸の2次関数の軸の位置で場合分け【2】(2)
実数係数の方程式と虚数解共役も解。2次式で割り切れる【3】
係数が整数という条件解そのものが整数に絞られることがある【3】(2)
行列の可換性同じ行列の累乗どうしは必ず可換【4】(2)
放物線への2接線の接点接点を文字でおき、 の2解【5】(1)
同一直線上の線分の長さの比 座標の差の比( は約分される)【5】(3)
軸から離れた図形の回転体軸に垂直に切る。切り口は円環 【6】(2)

検証について

本ページの数値は、次の3段階を通したものだけを掲載しています。

  1. 当塾で独立に解く。解答を見る前に、まず自分で最後まで解きます。
  2. Python で別方法から検算する。今回は、【1】を6通りの三角形での二等分線の交点計算、【2】を5万点超の領域走査、【3】を整数解の全探索(2方向)、【4】を行列方程式の数式処理、【5】を4000通りの乱数による等式確認、【6】を断面の円環面積の数値積分で確かめました。
  3. 解答PDFと本文をそろえる。本ページで配布している解答PDFは数強塾が独自に作成したもので、この解説と答え・道筋が一致しています。

なお【1】(1) と【3】は文系・理系でまったく同じ問題、【1】(2)(3) は同じ設定で問われ方だけが違う問題です。本ページでは重複を1つの大問にまとめ、文系版・理系版の両方の答えを載せています。

もし誤りを見つけられた場合は、お手数ですがご連絡ください。確認のうえ訂正し、訂正の記録もこのページに残します。

解けなかった問題を、そのままにしない。

過去問で手が止まる場所は人によって違います。方針が立たないのか、方針は立つのに計算で崩れるのか——原因が違えば、次にやるべきことも変わります。

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問題PDFをテキストでも確認

神戸大学 2006年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析

公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。

  • 方程式・不等式
  • 空間図形
  • 整数
  • ベクトル
  • 微分・積分

この年度の出題範囲と傾向

2006年度の問題PDFでは、方程式・不等式、空間図形、整数、ベクトル、微分・積分に関する語句や設問を確認できました。神戸大学の公開PDFを年度横断で調べると、微分・積分は24年度、整数は22年度、図形・三角関数は21年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。

分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。

問題文の文字起こし

問1画像OCR

検出分野: 方程式・不等式、空間図形、整数、ベクトル

(1) HC 28 ZXOY の二等分線上にあるとき, ベクトル= OC はある
実数: を用いて
é=t ab
lal” B)
と表されることを示せ.
(2) ZXOY の二等分線と ZXAB の二等分線の交点を P とおく.
OA =2, OB=3, AB=4 02%, p=OR を,なと5ちを用いて表せ.
me] ーー やM2(072一15)

2. 実数:に対して cy 平面上の直線 6 : = 2なージ を考える. 次の問に
答えよ. (配点 25 点)
(1) AP を通る直線 4 はただ1つであるとする. このような点 P の軌
跡の方程式を求めよ.
(2) ! が lt] = 1 の範囲を動くとき, 直線 DISA (c,y) の全体を図
示せよ.
ston HB we M2.(072—16)

8. 。 24M aos, ただし、』 は上単位である。 次の間に答えよ

(配点 25 点)

(1) oc を解にゃつような2次方程式 z? zz+g=0(p,9 は実数) ER
めよ.

(2) 整数 ,ぁc を係数とする 3 次方程式 2? gz2十0z二c=ニ0 につい
て, 解の 1 つは o であり, また0Szく1 OMA RARE 19D
つとする. このような整数の組 (o,あc) をすべて求めよ.

ig = ぐM2(072一17)

原本の問題PDFを確認する

問2画像OCR

検出分野: 方程式・不等式、空間図形、整数、微分・積分、ベクトル

(1) 点Cが ZXOY の二等分線上にあるとき, ベクトルご= OC はある
実数: を用いて
. a6
“=4| pats
(5 *)
と表きれることを示せ.
(2) ZXOY の二等分線と ZXAB の二等分線の交点を P とおくとき、
アー OP を5および 3 辺の長さ |al, [0], |0—a| を用いて表せ.
oh oe ©M3(072—19)

1 vB
2. 行列4= 旧 ‘i | と, 実数 z,,z,w を成分とする行列

2 2

x= (: ’) を考える. KOMICBRX. (配点 30 点)
る の9
(1) X について関係式 メ4 = AX が成立するための, z,y,z,w の条件
を求めよ.
(2) メがメメ?ニ 4 を満たすとき, 4 = 4X が成立することを示せ.
(3) X?= A を満たす行列 メ をすべて求めよ.
ーー 交 M3 (072—20)

3. cy 平面において放物線 CO : ッー 2? と, その下側にある点 P(p,g) (9 <の7)
を考える. P を通るような 〇 の 2 つの接線を考え. その接点をそれぞ
れA,B とする. Hk, P を通る傾き の直線が C と相異なる2点 8
で交わるとする.

Cc
S
B
Q
A

点 AB の座標をそれぞれo,5 とし, 点 8,T の座標をそれぞれ st
とする. 次の問に答えよ. (配点 30 A)
(1) a+b, ab % p,q CHE.
(2) st+t, st & p,q,m で表せ.
(3) 直線 AB と直線 ST の交点を Q とし,Q の座標をぃとする. 上
図のように 5 <g<#<ヵとなる場合について, Sx
エー 1 2
PS PT PQ
が成立することを示せ.
= a M3 (072-21)

A. zyz 空間に3点P(1,1.0), Q(-1,1,0), R(-1,1,2) をとる. 次の問に答え
よ. (配点 30 点)
(1) # を 0 <#<2 を満たす実数とするとき, 平面>=:と,へPQR の
交わりに現れる線分の 2 つの端点の座標を求めよ.
(2) APQR を z 軸のまわりに回転して得られる回転体の体積求めよ.
ー4 一 M3 (072—22)

5. a= tv とする. ただし, 3 BOM CHB. 次の問に答えよ.

(配点 30 点)

(1) o を解にもつような2次方程式 z? pr+9ニ0 (p,q は実数) ER
HE.

(2) 整数 。ぁc を係数とする 3 次方程式 z3 an? +br+0=0 につい
て, 解の 1 つは a THY, また 0 ミァS1 の範囲に実数解を 1つも
つとする. このような整数の組 (c,.c) をすべて求めよ.

cael aaa M3 (072—23)

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