藤原進之介です。このページでは青山学院大学2012年度の数学過去問を解答・解説つきで無料公開しています。
問題
解答
青山学院大学2012年度の数学について、解答と解説を掲載します。数値はすべて当塾で独立に検算し、公開している解答PDFと照合済みです。
Ⅰ 同色の玉を区別のある箱に入れる(重複組合せ)
区別のつかない赤玉7個と白玉5個を、区別のできる3つの箱 A, B, C に入れます。
(1) 赤玉7個の入れ方
仕切り法を使います。赤玉7個と縦棒2本を一列に並べ、
「左の棒より左 → 箱A」「2本の棒の間 → 箱B」「右の棒より右 → 箱C」
と対応させると、入れ方と並べ方が1対1に対応します。
玉7個と棒2本、計9個の並べ方は「9か所のうちどこに棒2本を置くか」なので
₉C₂ = (9 × 8)/2 = 36通り
一般に n 個の同じ玉を k 個の箱に分ける(空箱可)= ₍ₙ₊ₖ₋₁₎C₍ₖ₋₁₎。ここでは n = 7、k = 3 で ₉C₂ ✓
「玉●●●│●●●●│」なら (3, 4, 0) を表します。棒が端や隣り合ってもよい(=空箱を許す)のがこの方法の要点です。
(2) 赤玉7個と白玉5個の入れ方
白玉5個についても同様に
₇C₂ = (7 × 6)/2 = 21通り
赤玉の入れ方と白玉の入れ方は独立に決められるので、積の法則より
36 × 21 = 756通り
(3) どの箱にも1個以上の玉が入る入れ方
全体756通りから「空箱がある場合」を引きます。
[1] ちょうど1つの箱が空の場合
箱Aが空だとすると、赤玉7個を箱B, C に(空を許して)分けるのは ₈C₁ = 8通り、白玉5個は ₆C₁ = 6通り。合わせて
8 × 6 = 48通り
ただしこの48通りには「箱B だけに全部」「箱C だけに全部」という2つの箱が空の場合が2通り含まれます。これを除いて
48 − 2 = 46通り
空になる箱の選び方が3通り(A, B, C)なので
46 × 3 = 138通り
[2] 2つの箱が空の場合
1つの箱にすべての玉が入る場合で、どの箱かの3通り。
引き算する
756 − 138 − 3 = 615通り
検算:赤玉の分け方(36通り)と白玉の分け方(21通り)の全組み合わせ756通りを列挙し、3箱すべてに1個以上入るものを数えたところ 615通りでした ✓
包除原理で書けば 756 − 3×48 + 3×1 = 756 − 144 + 3 = 615 とも計算できます(「Aが空」「Bが空」「Cが空」を引き、2つ同時に空の場合を足し戻す)。上の解法と同じ結果です ✓
この年の学習ポイント
重複組合せ(仕切り法)の典型問題です。押さえるべきは次の3点。
(あ) 玉が区別できない・箱が区別できる → 仕切り法
(い) 色が違う玉は、それぞれ独立に分けて積をとる
(う) 「空箱なし」は全体から引く(包除原理)
(う) で注意すべきは二重に引かないこと。「Aが空」の48通りには「AもBも空」が含まれているので、そのまま3倍すると重複します。
解答の方法(「ちょうど1つ空」と「ちょうど2つ空」に分けて引く)と、包除原理(引いて足し戻す)のどちらでも構いませんが、どちらの方針か最初に決めて、混ぜないことが大切です。
また、玉が区別できる場合は 3⁷ × 3⁵ のように累乗になり、まったく違う答えになります。「区別する/しない」の確認を必ず最初に行ってください。
青山学院大学2012年度は学部・日程ごとに複数の問題が出題されています。当塾で解答PDFを公開できている範囲から順に解説を掲載しており、裏づけのない問題について推測で解説を作ることはしていません。
問題PDFをテキストでも確認
青山学院大学 2012年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析
公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。
- 図形・三角関数
- 関数・グラフ
- 微分・積分
- 確率・場合の数
- 方程式・不等式
- 指数・対数
- 整数
- ベクトル
この年度の出題範囲と傾向
2012年度の問題PDFでは、図形・三角関数、関数・グラフ、微分・積分、確率・場合の数、方程式・不等式に関する語句や設問を確認できました。青山学院大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は31年度、関数・グラフは29年度、微分・積分は29年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。
分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。
問題文の文字起こし
問1画像OCR
検出分野: 微分・積分、関数・グラフ
REL, 玉が入らない箱があってもよいものとする.
(2) RET ME AE 5 We 3 つの釘に入れるとき, 入れ方は ]
通りである. REL, 玉が入らない箱があってもよいものとする-
(3) LORIE 1 個以上の玉を入れるとき, 赤玉 7 ML AR 5 WE 3 つの箱へ
入れるような入れ方は 通りである.
Pe ぐM49(305一665)
em OM49 (205668) |
[2] weenemn(<o1)o [2 ] 材に起入せよ。
AABO において, AB+AC=1 およびABO = a が成り立つとする.
AB =g とすると, gz のとり得る値の範囲は fa<-< fe であり, BC
を z を用いて表すと BC = /| シー| ス Jo である. このとき AABC の面積
を fle) とおくと, その導関数は
JelEr
であるので w= pay OLE f(a) WHKL US. SOLE ABCA = =キャ
hs.
ただし, MEDS BIRT ST BODIE SB.
aon Boom M49 (305-867)
[計算用余自] 1
ー5 一 のM491305-668)
問2画像OCR
検出分野: ベクトル、指数・対数、図形・三角関数、整数、微分・積分
|
(b) AABC の内接円の半径は である.
=
(2) AABC OAM LW AB との接点をP とする. ベクトル CP をge=OA
BLOG = OB を用いて表すと」
1 Ei
である.
RIEL, MESO EITEIGIILE L, 根号の中に現れる自然数が最小となる形
で答えよ.
a By M50 (305-678)
[計算用余 月] :
|
|
|
|
|
|
ed oo やM50(305一679) |
解答を解答用紙 (その1 ) の | 2 | 欄に記入せよ.
次の定積分を求めよ. ただし, 解答の分数は詩約分数とする-
= 上 bel.
(2) [2 +20 + 9)tog(e-+ ee= ety - Ee
mr nee やM50(305一680)
i
|
1計算用余白] My
|
- |
|
|
|
|
|
a Ge 王 のMS50(305一681) |
問3画像OCR
検出分野: 指数・対数、図形・三角関数、微分・積分
:
f lkeー le=|ァ|
2 BE
f(@) = sin + sin 36
はsmの=| イ| のとき, mx y lec.
8) FAIRS %一年どとの複利で 100 万円を預けたとき, 元利合計が初めて
160万円以上になるのは| エ |年後である. ただし, loge? = 0.8010,
logjy3 = 0.4771, logs7 = 0.8451 とする.
ーミデビ のM51(805一693)
Gt HA & AD
—4- M51 (305-692)
解答を解用紙(その 1 )の | 2 ] mica.
“DORE 1 の正 6角形を $, とおく。 $、 の各辺の下京をとり. MET EDO
中所を線分で結ぶととにより. 新しい正6角形。をつくる. さらに $。 の各辺の
中奄をとり。障接する辺の中点を弥分で結ぶことにより次の正 6 角形S。 をつ
く る.以下. COMBE MD RT CEC KD, EOAM 8.54.3.
をつくる. $。 の面積をs。とおくとき. 次の癌に答えよ.
A) 5を求めよ。
2) ぃを求めよ.
9 su saエートsa胡求めま.
one Bs や M51 (305-693)
(計算用余白]
sox 6 om, OM51.(305—694)
問4画像OCR
検出分野: 図形・三角関数、関数・グラフ、方程式・不等式
7の=|ァ|
である.
2 0<a<-% omme say=0 となるのは 9 =|イ | のときである.
8) eatin - 二 <est を動くときの, ma so) の最大値は| |,
下値は| = | である.
—3- OMB2(805—700)
Gt RW & B)
ーー4 一 ぐM52 (05一703)
解答を解答用醤その 1 )の | 2 | MICBALE.
連立不等式
K-79 + BzO
Qe+3y-420
Bxt+27-650
ORS woke の, HB
(L+ae+(1—-a)y-—6=0
ORVERE LEDS. ただし, 2は定数である.
() BUR D ERE.
(2) 直線?は4の値によらず定点を通る. これを示せ.
(3) 直線々がりと共有有点をもつような。gの値の範囲を求めよ.
ー 5一 ぐでM52(305一702)
Ct OW AR AD
om oom OM52(305—703)
問5画像OCR
検出分野: 関数・グラフ、確率・場合の数、整数
wee, aia [7 | である. ただし, an はすべて実数とし BUH
は0でないとする.
(2) なを5 以上の自然数とし, 1 からゎまでの番号をつけたヵ枚のカードか
&, 同時に5覆を取り出す取り出した5枚のカードの狼号のうち最大
のものを得点とする.
(a) n= 10 のとき」 得太7を香る確率は| イ | である.
(b) ゃ=8のとぎ, 得点の期待値は である」
se Og ae M48 (305-658).
[計算用余白]
ー4 一 M48 (805-657)
| 2 | meemene(zo1) の| 3 ] micas.
関数 7(e) = 9le(z一1)|二3z十3 について、 次の問答えよ.
(1) y= f(a) のグラフをかけ.
(2) 区間 -まScS1における f(x) の最大値と最小値を求めよ。
@) wenn | Fe) de を求めよ.
ーキ
re 5 os のN48 (305-658)
[計算用余白]
— 6 一 M48 (305-859)
問6画像OCR
検出分野: 図形・三角関数、方程式・不等式、空間図形、指数・対数、整数
1. 問題は全部で 3 題あり, 周子は計算用の余白もやあわせて 8 ページである.
2. 解答用紙に氏名・受験浴号を忘れずに記入すること.
3. 解答は解答用紙の指定された杜に記入すること. 指定の棚以外に記入されたも
のは採点の対象としない.
4, 計算用紙としては, 個題冊子の余白を使用することと.
5. 問題2問題 3 の解答については, 論述なしで結果だけを記しても, 正解とは
みなさない.
6. 解答用紙はすべて必ず提出すること. RITES Ho THY,
時
a
M4? (305-644)
(at BOA a] i
ーュー O47 (05一845)
(ht AAR A)
ー 2一 MAT (305一846)
解答を解答用紙 (その 1 ) の | 1 | MERALL. 結果のみを記すこと.
(0 3 % =ちのときg= | ア | である.とのeK対し.す人の<
を満たす整数 ヵ のうち最小のものは CHS. ただし,
]ogio 2 = 0.3010 とする.
(2) 5 > 1とする. 1ogsV5 + log, 9 は, b= [2] ceases
をとる.
(3) 0<9< っ とする. Hest
4sin® @ + 4sin 6 cos + 4cos*@ = 3sin6 + 3cos@+1
ewes on, | オ |,| ヵ | であぁる.ただし [3 |<
とする.
— a M47 (305一64?)
[計算用余白]
ー4 一 Mi47(305一648)
[2] #sewemn(eo1)0 | 2 | 靖に記入せよ.
2次式z2二pz+gをげ7(z) EBS. とのとぎ, 次の問に答えよ.
(1) 2 次方程式(z) = 0 が実数解をもつような点 (p,q) の範囲を座標平面上
に図示せよ、
(2) 命題「7(1) ミをならば2 次方程式 /(z) = 0 は実数解をもつ」が真であ
るための必要十分条件を, k に関する不等式として表せ.
ae om: M47 (305-649)
[HEAR]
ー6 一 M47 (505-850)
問7画像OCR
検出分野: 図形・三角関数、微分・積分、ベクトル、関数・グラフ、空間図形
1. 直線7は, ゎの値に関わらず, 定点( [アイ| , [ウエ| ) ems. |
2. BRIB-l Se C1 OMB Come eDSLe, pのとりうる範囲は, 1
は| 1
fens である. 。
, 3-Vv3 24. . i
(2) BK f(x) = (a? +ar+6) tt, c= +>" において極大値をとり, A (c,0) に関
し京対称でゆる. このとき, a= [アイ|, b= |ウ|, c= である. また,
+V
ーー
Meant
(3) ーテミミっ DEX, 関数 f(x) = 2cos* a + 2sine は, ener におおいて最
EL lel において最小人 BLD,
(4) 放物線c』:リ=ーz?十2z とz軸とが囲む部分の面積を放物線 cg : リー qa’ (9は正の
EW) が2等分する. このとき, gの値は [7] - |[イ| である.
moma he pe M46 (305-638)
|
|
. er i
BRE) |
|
「
|
|
|
crm oe. M46 (305一636)
[I] 以下の韻題については 解答用紙 (その 1 ) を使用すること. |
13 sinatoosa=1 mex, sinacosa = Lace, sin’ a+cos’ a = である. |
3 |
|
1 ィ .
2) tng =F EFSER, tangs = ce tan (48 5) = である.
(3) ある直円鈴の頂点を P, 底面の直径の両端を A,B, 線分 4P の中点を 7 とする.
1. BAO SD V5 で底面の半径が 2 のとき, 線分 AP の長さは AP =
である.
2. 側面上で 4 から に至る最短距離は |イ| V|ウ| である.
V
3. MBLC Bash Q に至る最短距離は である.
or Bi om M46 (305-637)
GRD : |
|
|
|
|
- |
ー4 一 OM46 (305-638) :
|
|
以下の間題については 解管用紙 (その 1 ) を使用すること.
(1) @-b6-o)'(c— a)’ OR MASA ICMET SL, の6 の係数は » gc 1
|
の係数は ge ORI である
Q) 平面上のベクトルゼ, ぢ が|Z+25|=1, 12でー5|=1をみたすように動く.
ue conte, 2 7
1 [e+ Biomxas Eh とな このとき, [ape eT [els
である.
2. 1 TlのMk をを このとき, ma [Ble
である.
(3) 数烈 (g。}。 {6。 の一般項が,。 THT,
_ 1 ((itv5y" 1-V5YY
on SB 3 2
および
_ (Lt vBi\” 71ーVS2VY
m= (FS) +)
で与えられている、ただし, TERE RT.
2.ぁ= [FF], b= [F], os= である.
ーー5 一 M46 (305一639)
|
SG oe OM46 (305一640)
問8画像OCR
検出分野: 確率・場合の数、微分・積分
数 ee
1. 問題は全部で4題あり, 棚子は計算用の余白もちあわせて 10 ページである.
2. ERMC RECENT CRATE CE.
3. 解答はすべて解答用紙に記入すること.
4, 解答用紙は必ず提出すること. この問題冊子は提出する必要はない.
マークィシート記入上の注意ついては, との間題冊子の裏表紙に記了載されている
ので試験開始までに確認すること. ただし, 冊子を開いてはならない.
a
B
M53(305—-710)
i
Gt A & |
|
|
|
|
{
i
|
|
|
|
|
|
|
ーュー M53 (305-711) |
|
|
|
Gt B&R AD
oo ee M53 B05--712)
[1] toomenees meee nommcnEmrac .
o a¢-p-O
の 20-2) =F |
|
pro | で M53 (305-718)
|
Gt RA)
|
|
|
SS dy Se M53 (305—714)
[a] Sour, 1からりまでの孝字を書いたカードが。 それぞれ1枚ずつ。 全部で
9 枚入っている. BAS, カードを戻すととなく, 続けて3 枚引く。 引いたカー
ドの数字を如に, a, 7。 CLL, 3 桁の数 = 100g+ 105二で をつくる」
a) reraeenewe財as
(2 が4で割り切れる確率は et である.
|
8) *が3で割り切れる確率は ーーニー である.
|
cm Bs om, OM53 (305-715)
|
|
|
|
|
Gt R&D :
」
|
|
|
|
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|
et 6 M53 (305—716)
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