大学受験

立命館大学 2025年度 過去問・解答

数強塾のプロ講師陣

藤原進之介です。このページでは立命館大学2025年度の数学過去問を解答・解説つきで無料公開しています。

今日の一問
次の問いに答えなさい。
自然数 に対して、漸化式
により数列 を定める。また、この数列において初項から ではない項が連続する個数を とおく。つまり、 を満たし、 なるすべての自然数 に対して を満たす自然数である。
——さて、どこから手をつける?
続きの小問と、答え・考え方は本文で解説します。

問題

解答

未掲載の解答は順次公開中です。急ぎで解説が必要な問題はLINEでリクエストしてください。 解説をリクエスト

立命館大学2025年度の数学について、解答と解説を掲載します。数値はすべて当塾で独立に検算し、公開している全問を独立に検算しています。

Ⅲ[1](1) 円の方程式を一般形に直す

中心 (1, 1)、半径 √5 の円 C の方程式を x² + y² + ax + by + c = 0 の形で表します。

標準形は

(x − 1)² + (y − 1)² = 5

展開すると

x² − 2x + 1 + y² − 2y + 1 = 5 ⇔ x² + y² − 2x − 2y − 3 = 0

答 a = −2、b = −2、c = −3

一般形 x² + y² + ax + by + c = 0 と標準形 (x−p)² + (y−q)² = r² の対応は
a = −2p、b = −2q、c = p² + q² − r²
逆向きに使うときは平方完成します。中心の座標は「x, y の係数を −2 で割る」と覚えると速いです。

Ⅲ[1](2) 円と直線の交点

円 C と直線 y = (1/2)x + 1/2 の交点を求めます。

円の式に代入します。

x² − 2x + {(1/2)x + 1/2}² − 2{(1/2)x + 1/2} − 3 = 0

{(1/2)x + 1/2}² = (1/4)x² + (1/2)x + 1/4、−2{(1/2)x + 1/2} = −x − 1 なので

x² − 2x + (1/4)x² + (1/2)x + 1/4 − x − 1 − 3 = 0

整理すると (5/4)x² − (5/2)x − 15/4 = 0。両辺を 4/5 倍して

x² − 2x − 3 = 0 ⇔ (x + 1)(x − 3) = 0 ⇔ x = −1, 3

直線の式に戻すと、x = −1 のとき y = −1/2 + 1/2 = 0、x = 3 のとき y = 3/2 + 1/2 = 2。

答 (−1, 0)、(3, 2)

検算:どちらの点も x² + y² − 2x − 2y − 3 = 0 を満たし(値は0)、直線 y = x/2 + 1/2 上にもあることを数値で確認しました ✓

Ⅲ[2](1) 直線 x + y = t が円と共有点をもつ t の範囲

x + y = t は傾き −1 の直線群です。この直線が円 C と共有点をもつ条件は

中心と直線の距離 ≦ 半径

直線を x + y − t = 0 と書くと、中心 (1, 1) との距離は

|1 + 1 − t| / √(1² + 1²) = |2 − t|/√2

これが半径 √5 以下なので

|2 − t|/√2 ≦ √5 ⇔ |2 − t| ≦ √10 ⇔ −√10 ≦ t − 2 ≦ √10

答 2 − √10 ≦ t ≦ 2 + √10

検算:√10 ≒ 3.162 なので −1.162 ≦ t ≦ 5.162 ✓
t の最大・最小は、直線が円に接するときに実現します。t = x + y と見れば「円周上の点で x + y を最大・最小にする」問題と同じで、これは線形計画法の考え方そのものです。

この年の学習ポイント

円と直線の関係を調べる方法は2つあります。

方法1:連立して判別式 — 交点の座標まで求めたいときはこちら([1](2) で使用)
方法2:中心と直線の距離を半径と比べる — 位置関係だけ知りたいときはこちら([2](1) で使用)

使い分けの目安は「交点そのものが必要か」。必要なら連立、位置関係だけなら距離の公式のほうが圧倒的に速く済みます。

特に [2](1) のように文字を含む直線群を扱うときは、距離の公式が有効です。連立すると t を含む2次方程式の判別式を計算することになり、遠回りになります。

立命館大学2025年度は複数日程が実施されています。当塾で解答PDFを公開できている範囲から順に解説を掲載しており、裏づけのない問題について推測で解説を作ることはしていません。

立命館大学へ進学した数強塾の卒業生がいます

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📊 2025年度 立命館大学 数学 講評マップ(難易度・目標時間・使う型)

この年度の全9問を解説した数強塾のプロ講師陣が、各問題を難易度・目標時間・使う型の3つで整理しました。難易度と目標時間は数強塾の独自の見立てで、目標時間は過去問演習をするときの1問あたりの目安です(実際の試験の時間配分を示すものではありません)。「使う型」の列は解法パターン事典の該当単元につながっています。解けなかった問題は、下の解説で解き方を確認したあと、型のページで同じ型の問題を練習すると定着が速くなります。

2025年度の全9問

大問テーマ難易度目標時間使う型(解法パターン事典)
解説へ差の絶対値でつくる数列——正体はユークリッドの互除法やや難約20分整数
解説へたたみこみ型の積分で定まる関数やや難約22分積分法(数II)
解説へ五角形とベクトル——座標を置いて押し切るやや難約22分ベクトルの図形への応用
解説へ双曲線と菱形領域約24分2次曲線
解説へ方べきの定理とチェバの定理やや難約22分図形の性質
解説へ絶対値の不等式が表す菱形と格子点やや難約22分数と式
解説へ8 個の数を 2 行 4 列の表に並べる約22分場合の数
解説へ利潤の最大化と生産者余剰標準約25分微分法(数II)
解説へ円と対称式の最大最小やや難約22分最大・最小の全型

💡 どこで差がつくか:この年度は全9問で、数強塾の見立てでは標準が1問・やや難が6問・難が2問です。扱う型は9種類にわたり、同じ型が重なることがほとんどないので、特定の単元だけを固めても点数が安定しません。やや難以上が8問あるので、まず標準の問題を確実に取り切る練習から入るほうが結果につながります。目標時間の合計は約201分(過去問演習での目安)。 この冊子9問の目標時間の合計は約201分(数強塾の見立て)。

「型が出てこなかった問題」が2問以上あった人へ。それは演習量の不足ではなく、単元の型の抜けが原因であることがほとんどです。数強塾は数学専門・プロ講師のみ・完全1対1のオンライン個別指導。実際にあなたが解いた過去問の答案を見ながら、どの型が抜けているかを特定し、立命館大学の出題に合わせて埋めていきます。立命館大学の過去問まとめ(全年度+傾向)で他の年度も確認できます。

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※ 問題文は立命館大学が公表した2025年度入学試験問題を、解説のために引用したものです。解答・解説はオンライン数学専門塾「数強塾」が独自に作成したもので、大学が公表した一般的な解答例そのものではありません。作成にあたっては大学公表の解答と全41空所を突き合わせて一致を確認し、さらに 数列を第110項まで生成+ を 900 組走査して「最後の 0 でない項=最大公約数」を確認数式処理による記号積分五角形を実際の座標で構成し、辺長・内角・面積・交点をすべて実測3 通りの で P、Q が曲線上かつ菱形上にあることを残差 で確認して独立に検算しています。

2025年度 立命館大学 数学(この冊子)の傾向
  • 大問4題・すべて空所補充(全 41 か所)。答えのみを書く形式なので、途中で符号や範囲を 1 つ間違えると丸ごと失点します。検算の習慣が点差に直結する形式です。
  • 分野は差の絶対値で作る数列(ユークリッドの互除法)/たたみこみ型の積分で定まる関数/五角形とベクトル/双曲線と菱形領域
  • の正体は「引き算だけのユークリッドの互除法」 を繰り返すと最後に残る 0 でない項が になります。これに気づけば [2][3] が一瞬で片づきます。
  • というたたみこみ(畳み込み)型 の形なので、指数なら積が だけ/ だけの式に分離し、三角関数なら積和の公式が効きます。
  • 座標を置いてしまうのが最速 なので と置けます。
  • 双曲線と「菱形」 の交わり。直角二等辺の形(頂点 R での角が になることに気づくと面積が一瞬で出ます。
  • 目標時間は各大問 20 分。 を確実に取り、 は座標で押し切るのが現実的です。

差の絶対値でつくる数列——正体はユークリッドの互除法

分野:数列・整数(最大公約数) 難易度:やや難 目標時間:20分

【問題】

自然数 に対して、漸化式

により数列 を定める。また、この数列において初項から ではない項が連続する個数を とおく。つまり、 を満たし、 なるすべての自然数 に対して を満たす自然数である。

〔1〕 のとき、[ア]、[イ]、[ウ]である。また、 のとき、[エ]、[オ]、[カ]である。

〔2〕 のとき、[キ]であり、[ク]である。また、 のとき、[ケ]であり、[コ]である。

〔3〕 とする。このとき、 かつ となる は全部で[サ]個存在する。

〔4〕 とする。ただし、 は自然数である。このとき、 が偶数であれば [シ]であり、 が奇数であれば [ス]であって、 の 1 次式により表される。

【解答】

ア: イ: ウ: エ: オ: カ:

キ: ク: ケ: コ: サ: シ: ス:

〔1〕 [ア][イ][ウ] の場合

【問題(再掲)】

で定まる数列について、 のとき [ア]、[イ]、[ウ]を求めよ。

【型】まず数項を書き出す。 が出たら「」の周期 3 で循環する

【なぜこうするか】
この手の漸化式はとにかく書き出すのが第一手。ただし まで書くのは面倒なので、いつから循環するかを見抜きたい。
ここで大事な観察があります。ある項が になったら、その後は必ず周期 3 で循環する のとき

つまり と、 の 3 つ組が繰り返されます。この事実を最初に押さえておけば、 だろうと余りの計算だけで済みます。

順に計算すると

よって[ア]、[イ]

以降は の繰り返しになる。実際 であり、 では

で割った余り

で、 はいずれも で割った余りが 。) だから

[ウ]

検算。第 20 項まで実際に生成すると となり、

【定石】 が現れたら「」の周期 3 で循環 は直前の 0 でない値)。あとは添字を 3 で割った余りで決まります。循環の開始位置を正確に押さえるのが唯一の注意点。

【よくあるミス】循環の開始位置を 1 つずらすこと。 が出た項の添字」を基準に余りを考えると安全です(本問なら なので )。

〔1〕 [エ][オ][カ] の場合

【問題(再掲)】

のとき [エ]、[オ]、[カ]を求めよ。

【型】同じく書き出して循環に入る位置を特定 → 添字を 3 で割った余りで判定

【なぜこうするか】
今回は 最初から公約数 3 をもつので、循環に入るのが早いはずです。実際

と、たった 3 手で に到達。以降は の周期 3 です。
のような大きな添字は、必ず余りで処理します。 なので、 になるのは のとき。 の余りは なので ではなく です。

順に計算すると

よって[エ]。以降 が繰り返される。 となるのは 、すなわち で割った余りが のとき。

の余り

したがって[オ]、[カ]

検算。第 110 項まで生成して確認すると ✓( でともに余り )。

【定石】大きな添字は必ず「周期で割った余り」で処理。周期に入る最初の項の添字を基準にすると余りの対応がずれません。

【よくあるミス】 で割った余りを と勘違いすること( なので余りは )。地味ですが、ここを外すと ではなく と答えてしまいます。

〔2〕 [キ][ク][ケ][コ]

【問題(再掲)】

のとき [キ]と [ク]、 のとき [ケ]と [コ]を求めよ。

【型】書き出せば出るが、正体は「引き算だけのユークリッドの互除法」——

【なぜこうするか】
書き出すだけでも答えは出ますが、この数列の正体を知っておくと〔3〕が一瞬で終わります
鍵は「 が保たれる」こと。 とすると、 がともに の倍数なので の倍数。以下帰納的にすべての項が の倍数です。
一方、 でない項はどんどん小さくなり、最後は「」で止まります。その より大きいことはありえない( の倍数で、しかも の共通の約数になる)ので、最後に残る 0 でない値はちょうど
これは「引き算だけで最大公約数を求める互除法」そのもの。 と、答えが即座に予想できます。

のとき。

だから 。[キ]、[ク]

のとき。

よって 。[ケ]、[コ]

正体(〔3〕への布石)。 とおく。 の倍数なら の倍数であり、以下帰納的にすべての の倍数。逆に、この操作は引き算による互除法そのものなので、最後に残る でない値は の最大公約数に一致する。すなわち

実際 (=[ク])、(=[コ])と合っている。

検算(900 組の総当たり)。 の全 組について数列を が出るまで生成し、最後の でない項と を比べたところ、900 組すべてで一致

【定石】 の正体は「引き算だけのユークリッドの互除法」最後に残る でない項は 。この一文を知っているかどうかで、〔3〕の所要時間が 10 分変わります。

【よくあるミス】 の定義を「 が出る項の添字」と取り違えること。 となる 、つまり が出る 1 つ手前です(本問なら なので )。

〔3〕 [サ] となる の個数

【問題(再掲)】

とする。 かつ となる は全部で[サ]個存在する。

【型】 だから、条件は「 と互いに素」——オイラー関数

【なぜこうするか】
〔2〕で見たとおり 。したがって

 すなわち と互いに素

条件 が自然数から、範囲は
なので、 の倍数でも の倍数でもないものを数えます。包除原理で

(全体)−(3 の倍数)−(5 の倍数)+(15 の倍数)

から までで数え、 なので元から除外されるため、そのまま 個。)これはオイラー関数 と一致します。

〔2〕より だから、 となる条件は と互いに素であること。 の自然数で、 だから の倍数でも の倍数でもないものを数える。

除くもの での個数
の倍数(
の倍数(
両方( の倍数)

よって 個。該当する

[サ]

検算。 のそれぞれについて実際に数列を生成し、最後の でない項が になるものを数えると の 8 個 ✓ オイラー関数 とも一致します ✓

【定石】「互いに素な数の個数」はオイラー関数 。習っていなくても包除原理で同じ答えが出ます。(相異なる素数)なら ——本問は

【よくあるミス】 の条件を落として まで数えること。また「互いに素」を「素数」と混同すること( は素数ではありませんが と互いに素です)。

〔4〕 [シ][ス] のときの

【問題(再掲)】

は自然数)のとき、 が偶数なら [シ]、 が奇数なら [ス]。 の 1 次式で表される。

【型】数項書き出して「「(奇数)、(偶数)」」の 3 つ組が繰り返す構造を見抜く

【なぜこうするか】
実際に書き出してみます。

でまた に戻るのがポイント。以降も同じパターンで

つまり 以降は という 3 つ組の繰り返しで、引く数が 2 ずつ増えていく
どこで が出るかは の偶奇で変わります。引かれる数は と全部現れるので、 となる位置を数えればよい。 が偶数なら「「(偶数)」」の位置(3 つ組の 3 番目)で、奇数なら「「(奇数)」」の位置(3 つ組の 2 番目)で になります。これが偶奇で式が変わる理由です。

数列の構造。 から順に

添字

一般に、 として

が偶数のとき。 となる 。このとき

だから 、すなわち

[シ]

が奇数のとき。 となる 。このとき

よって 、すなわち

[ス]

検算( から まで)。実際に数列を生成して を求めた値と、公式の値を比べると

12345678
実測 2356891112
公式2356891112

から まですべて一致 ✓(偶数なら 、奇数なら

【定石】周期的に同じ形が現れる数列は「3 つ組の一般形」を添字の式で書く(本問は )。 になる位置を で解いてから添字に戻すと、偶奇の場合分けが自然に出ます。

【よくあるミス】 と「 が出る添字」を混同して ずれること。必ず など小さい値で検算しましょう( なので ✓)。

たたみこみ型の積分で定まる関数

分野:定積分・偶奇性・三角関数 難易度:やや難 目標時間:22分

【問題】

実数全体で定義された連続な関数 が以下の等式を満たすとする。

〔1〕 とする。ただし、 は自然対数の底とする。 のとき、[ア]となる。また、 のとき、[イ]となる。

〔2〕 とする。 のとき、[ウ]となる。また、[エ]のとき、 となる。ここで、[エ]は の 1 次式である。

〔3〕[オ]である。 がともに偶関数であるならば、 を用いて、[カ]と表すことができる。

〔4〕 とする。このとき [キ]となる。また、 の範囲で を満たす最小の [ク]であり、[ケ]である。また、 の範囲で が成り立つとき、[コ]である。

【解答】

ア: イ: ウ: エ:

オ: カ: キ: ク: ケ: コ:

〔1〕 [ア][イ]指数関数の場合

【問題(再掲)】

とする。 のときの [ア]、 のときの [イ]を求めよ。

【型】指数関数は積が和になる—— のように が消えるか、 のように が消えるかを見る

【なぜこうするか】
この積分の要は、被積分関数が のどちらに依存するかです。指数関数なら積は指数の和になるので、その様子が一目でわかります。

  • —— が完全に消える。積分は素直な の積分。
  • なので、積は ——今度は が完全に消える。積分は「定数 × 区間の長さ」だけ。

後者で区間の長さが であることに注意すれば 「積分の中に が残らないなら、長さを掛けるだけ」という当たり前のことが、ここでは大きな時短になります。

[ア] のとき。 だから

[イ] のとき。 だから

これは を含まない定数だから

検算。数式処理で を計算すると ✓、

【定石】 の形は、まず積を書き下して「 だけの式か、 だけの式か、混ざるか」を判定。指数関数は で一気に整理できます。被積分関数が を含まなければ、積分は区間の長さ倍

【よくあるミス】 のときに としてしまうこと。 の引数全体に が付くので です。ここを誤ると答えが のようになってしまいます。

〔2〕 [ウ] のとき

【問題(再掲)】

のとき [ウ]を求めよ。

【型】 と和と差の積に。 は積分では定数扱い

【なぜこうするか】
なので、積は和と差の積

積分変数は なので、 は定数として扱います。 は偶関数、 は定数——どちらも で素直に積分できます。
(偶関数の性質を使えば と半分の手間で済みます。)

だから

[ウ]

検算。数式処理で ✓ 

【定石】積分変数以外の文字は定数 のような和と差の積は展開せずに と書けます。対称区間なら偶関数・奇関数の性質で計算量が半分に。

【よくあるミス】 を積分変数と混同して としてしまうこと。 です。

〔2〕 [エ] となる

【問題(再掲)】

とする。[エ]( の 1 次式)のとき となる。[エ]を求めよ。

【型】 とおいて を計算し、 と係数比較

【なぜこうするか】
「1 次式である」と教えてくれているので、 とおくのが素直。あとは の式で求めて、 と比べるだけです。
計算を軽くするコツは積分の線形性で分けること

第 1 項は[ウ]で計算済み。第 2 項は
つまり前問の結果を再利用できて、。あとは係数比較。

は実数)とおく。積分の線形性より

第 1 項の積分は[ウ]より 。第 2 項は

よって

これがすべての実数 に等しいから、係数を比較して

したがって[エ]

検算。数式処理で として を計算し と係数比較させると ✓ 念のため を代入して積分すると、確かに になります ✓

【定石】「◯次式である」と与えられたら、文字係数でおいて係数比較積分の線形性で前問の結果を再利用できないか常に探すこと——空所補充形式では、前の答えを使い回せる設計になっていることが多いです。

【よくあるミス】 を「奇関数だから 」としてしまうこと。 について奇関数ではありません の分だけずれている)。奇関数なのは の部分だけで、 は定数として長さ を掛けた が残ります。

〔3〕 [オ][カ] と偶関数のときの対称性

【問題(再掲)】

[オ]を求めよ。また がともに偶関数のとき、 で表せ[カ]。

【型】[オ]は積分区間が 1 点に潰れる。[カ]は の置換で に戻す

【なぜこうするか】
[オ]は簡単。 なら積分区間が になるので、被積分関数が何であれ
[カ]が本題です。定義に を代入すると

の引数 の引数 、区間も に変わる点に注意。)
これを の形に近づけるには と置換します。すると となり、ここで が偶関数だから

と、ちょうど の被積分関数に戻ります。区間の向きから符号が 出て、結果は
つまり が偶関数なら は奇関数」。[オ]の とも整合します(奇関数は原点で )。

[オ]。 のとき積分区間は となるから

[カ]。定義に を代入すると

ここで と置換すると のとき だから

が偶関数だから 。よって

[カ]。つまり は奇関数である。

検算。(偶関数)、(偶関数)として数式処理で計算すると 。実際 となり奇関数であることが確認できました ✓ また

【定石】 を調べるときは、定義に代入してから置換で の形に戻す「偶関数 偶関数のたたみこみは奇関数」という結論は覚えるより、置換で導けるようにしておくほうが応用が利きます。

【よくあるミス】 を作るときに積分区間の を入れ替え忘れること。定義は なので、 では になります。ここを忘れると符号が合いません。

〔4〕 [キ] のときの

【問題(再掲)】

のとき [キ]を求めよ。

【型】 の積和の公式で「 だけの項」と「 だけの項」に分離する

【なぜこうするか】
被積分関数は 。三角関数の積は積和の公式で和に直すのが定石です。

を当てると となり

だけの項と だけの項にきれいに分かれました。しかも 奇関数なので対称区間 での積分は 。残るのは定数 を長さ 倍したものだけ——実質、暗算で終わります。

積和の公式より

よって

の奇関数だから 。また について定数だから

[キ]

検算。数式処理で

【定石】三角関数の積は積和の公式で和に の組み合わせなら、和が 、差が ときれいに分離します。対称区間では奇関数の項が消えるので、実質は定数項だけ。

【よくあるミス】積和の公式で の割り当てを逆にして などとすること。 の形に合わせる の側が )ことを確認しましょう。

〔4〕 [ク][ケ] の最小解と定積分

【問題(再掲)】

を満たす最小の [ク]と、 は[ク])[ケ]を求めよ。

【型】 だから 。積分は部分積分( 三角関数の定番)

【なぜこうするか】
なら なので 。よって 、最小は すなわち
積分 「多項式 × 三角関数」=部分積分の典型。多項式を微分する側にとるのが鉄則です( を微分すれば になって消える)。

[ク]。 より だから だから が最小、すなわち

[ケ]。 を使って部分積分すると

第 1 項は 。第 2 項は

よって

[ケ]

検算。数式処理で ✓(数値では

【定石】「多項式 × 三角関数」は部分積分、多項式を微分する側に の係数 を忘れないこと。

【よくあるミス】 の解に を含めてしまうこと( の範囲と指定されています)。また部分積分で の符号を落として としてしまうこと。

〔4〕 [コ] のときの

【問題(再掲)】

の範囲で が成り立つとき、[コ]を求めよ。

【型】 で割って の式にする(割る前に を確認)

【なぜこうするか】
積の微分で

これを とおいて の式に直したいので、 で割りたい。ただし割ってよいかの確認が必要です。
もし なら なので 。つまり のときは必ず 。また だから
これで安心して で割れます:

「割る前にゼロでないことを確認する」——空所補充でも、この確認をした人としない人で正答率が変わります。

積の微分法より

ここで、もし だとすると となり 。よって のときは である。また より 。したがって両辺を で割ることができて

[コ]

検算(数値解を 3 つ求めて代入)。 の正の解を数値的に求め、 を計算すると

の解

3 つの解すべてでちょうど

【定石】 の 1 次結合が で割って にする割る前に「その値が でない」ことを確認するのが正しい手順で、本問では「 なら 」という背理法的な確認がそれにあたります。

【よくあるミス】 の確認を飛ばすこと。答えは変わりませんが、記述式なら減点対象です。また 合成関数の を落とすこと。

五角形とベクトル——座標を置いて押し切る

分野:平面ベクトル・図形と計量 難易度:やや難 目標時間:22分

【問題】

平面上のへこみのない五角形 ABCDE の内角および辺が次を満たしているとする。

図のように とする。

このとき、[ア]である。三角形 CDE の面積は[イ]であり、五角形 ABCDE の面積は[ウ]である。(ただし、[ア]、[イ]、[ウ]は二重根号を使わずに分母を有理化して答えよ。)

はそれぞれ を用いて [エ]、[オ]と書ける。

よって、AD と EC の交点を F とすれば、[カ]となるので、[キ]である。(ただし、[カ]は を用いて答えよ。)したがって、四角形 ABCF の面積は[ク]となる。

さらに、点 O を により定めると、[ケ]である。

【解答】

ア: イ: ウ:

エ: オ: カ:

キ: ク: ケ:

 [ア]座標を置いて を求める

【問題(再掲)】

のとき、[ア]を二重根号を使わない形で求めよ。

【型】 を利用して と座標を置き、進む向きを角度で追う

【なぜこうするか】
角と辺だけで与えられた多角形は、座標を置くのが最速です。とくに かつ なので、A を原点、B を 軸上、E を 軸上に置けば と最も扱いやすくなります。
C、D は「進む向き」を角度で追うと楽です。 の向きは 。頂点 B での内角が なので、外角は 。したがって の向きは 。同様に C での外角は で、 の向きは
「内角 の頂点では進行方向が だけ左に回る」——多角形の座標計算の万能手順です。
最後の二重根号 分母を 2 にして と直すと が見えます。

座標設定。 と置いてよい(このとき )。進行方向を追うと

向き長さ終点の座標

。)

の計算。 だから

二重根号をはずすため、分母分子に を掛けて

[ア]

A B C D E F 1 1 2 1 AD EC

E と C の 座標がともに なので直線 EC は 軸に平行——この一点に気づくと、交点 F が一瞬で出ます。

検算。この座標で 5 辺の長さを測ると 、内角は すべて条件どおり ✓ また と一致 ✓

【定石】角と辺で与えられた多角形は座標を置く内角 の頂点では進行方向が だけ回ると覚えると、C、D、… が機械的に求まります。二重根号 と直して を探す

【よくあるミス】進行方向を「内角そのもの」回してしまうこと(正しくは外角 )。また二重根号をはずさずに のまま答えること——問題文が「二重根号を使わずに」と明示しています。

 [イ][ウ]三角形 CDE と五角形の面積

【問題(再掲)】

三角形 CDE の面積[イ]と、五角形 ABCDE の面積[ウ]を求めよ。

【型】 から 。五角形は「三角形+台形」に分割

【なぜこうするか】
座標があるので靴ひも公式でも出ますが、図形的に見たほうが速い場面です。
E と C はどちらも 上にあるので直線 EC は 軸に平行。よって
また の向きが で EC が水平だから、錯角より なので
これで が使えます。
五角形のほうはEC で 2 つに切るのが自然:上が 、下が台形 ABCE(AE … ではなく、 が平行)。台形の上底 、下底 、高さ

[イ]三角形 CDE。E と C の 座標はともに だから直線 EC は 軸に平行で

また の向きが 、EC が水平だから錯角より より

よって

[ウ]五角形 ABCDE。線分 EC で分割すると、五角形は 台形 ABCE の和。台形は (ともに水平)、上底 、下底 、高さ だから

したがって

検算(座標から靴ひも公式で実測)。 ✓ 五角形

【定石】座標があっても、平行な辺が見えたら図形的に処理するほうが速い 座標が等しい 2 点を結ぶ線分は水平——分割の補助線として最有力。台形の面積は (上底+下底)×(高さ)

【よくあるミス】 のまま使うこと。 から を引く必要があります。錯角の関係を図で確認しましょう。

 [エ][オ]

【問題(再掲)】

[エ]、[オ]を を用いて表せ。

【型】 なので、座標の成分がそのまま係数になる

【なぜこうするか】
この設問がやさしいのは、座標の置き方がうまいからです。 と置いたので

これは標準基底そのもの。したがって任意の点 について と、座標の成分をそのまま係数に書き写すだけで終わります。
で表せ」という指示に身構える必要はなく、座標を求めた時点で答えが出ているわけです。

だから、点 について 。よって より

【定石】「与えられた 2 ベクトルで表せ」と言われたら、その 2 本が標準基底になるように座標を置く。本問のように直交して長さが等しいなら、 に取るのが最善です。

【よくあるミス】 と取り違えて符号を逆にすること。図で向きを確認しましょう。

 [カ][キ]交点 F と

【問題(再掲)】

AD と EC の交点を F とするとき、[カ]を で表し、[キ]を求めよ。

【型】EC は水平線 とおいて 成分を にする を求める

【なぜこうするか】
ふつう 2 直線の交点は連立方程式ですが、ここでは EC が水平(なので圧倒的に楽です。
F は AD 上にあるので と書けます。 成分は なので、 成分は 。これが に等しいので

連立方程式を解かずに が出ました。「片方の直線が座標軸に平行」という状況は、必ず活用してください。
も、F と C がともに 上にあるので 座標の差だけで求まります。

[カ]。F は AD 上にあるから、実数 を用いて とおける。F は EC 上、すなわち 座標が だから

よって

すなわち

[キ]。F と C はともに 上にあるから

検算。数値で 。これは と一致し、 座標も ✓ 

【定石】交点を求めるとき、片方の直線が (定数)なら、もう片方を助変数表示して 成分を合わせるだけ。連立方程式より圧倒的に速い。同じ水平線上の 2 点の距離は 座標の差

【よくあるミス】 の係数にだけ掛けて の係数を のままにすること。両方の成分に掛けるので の係数は です。

 [ク]四角形 ABCF の面積

【問題(再掲)】

四角形 ABCF の面積[ク]を求めよ。

【型】(ともに水平)なので台形。上底 、下底 、高さ

【なぜこうするか】
四角形 ABCF の 4 頂点は
A、B は 上、C、F は ——つまり で、これは台形です。高さは 2 本の水平線の間隔で
上底 ([キ]で求め済み)、下底 。台形の公式に入れるだけです。
(靴ひも公式でも同じ答えになりますが、前問の結果をそのまま使える台形公式のほうが速い。)

は直線 上、 は直線 上にあるから、四角形 ABCF は の台形で、高さは 。よって

検算。靴ひも公式で座標から直接計算すると

【定石】2 本の水平線に挟まれた四角形は台形前の設問で求めた長さをそのまま上底・下底に使う——空所補充では、こうした「前問の再利用」が想定解であることがほとんどです。

【よくあるミス】頂点の順序を A→B→C→F ではなく A→B→F→C として、自己交差する四角形の面積を計算してしまうこと。図で頂点の巡り方を確認しましょう。

 [ケ]

【問題(再掲)】

で定まる点 O について、[ケ]を求めよ。

【型】O は 5 頂点の重心。=(重心)−(F) を成分で計算する

【なぜこうするか】
式の意味を読み解きます。 を「P の位置 − F の位置」と書き直すと

つまりO は五角形の 5 頂点の重心 は「重心 F」という、ごく素直な量です。
座標がすべて分かっているので、あとは成分を足して 5 で割り、F を引くだけ。分数と が混ざるので通分だけ丁寧に。

重心の座標。5 頂点の座標を足すと

成分の和:

成分の和:

よって重心は

だから

成分は分母を に通分して

成分は 。したがって

[ケ]

検算。座標から直接計算すると 。一方 小数第 12 位まで一致

【定石】 は「重心 F」。定義式を見たら、まず何を表す点かを言語化すること。 は頻出なので即答できるように。

【よくあるミス】 成分の通分で と間違えること。また を求めるのに (平方根)まで計算してしまうこと——聞かれているのは 2 乗なので根号は不要です。

双曲線と菱形領域

分野:2次曲線・絶対値のグラフ・極限 難易度:難 目標時間:24分

【問題】

座標平面内の曲線 を考える。

〔1〕定数 に対して、直線 と曲線 が接するのは [ア]のときである。また、 が相異なる 2 点で交わるとき、2 点の 座標がともに正となるのは[ア][イ]のときである。

以後、[イ]を満たす実数とする。

〔2〕方程式 を満たす点 で、曲線 上にあって となるものは 2 個ある。これら 2 点を、 座標が小さいものから順に P、Q とすると、P の座標は の形(=[ウ]、=[エ])、Q の座標は の形(=[オ]、=[カ]) である。ただし、[ウ]、[エ]、[オ]、[カ]は の整式である。

〔3〕領域 に含まれる点のうち 座標が最も大きい点を R とする。( の面積)を(領域 の面積)で割った値を とおき の関数とみなすと、

[キ][ク]

である。ただし、[キ]、[ク]はいずれも定数である。特に、[ケ]が成り立つ。

【解答】

ア: イ: ウ: エ: オ: カ: キ: ク: ケ:

〔1〕 [ア]接する条件

【問題(再掲)】

に対して、直線 と曲線 が接するのは [ア]のときである。

【型】連立して を消去し、2 次方程式の判別式

【なぜこうするか】
曲線と直線が接する=連立してできる方程式が重解をもつ。これは 2 次曲線でも放物線でも同じです。
に代入すると

の係数が なのでこれは 2 次方程式(もし係数が 0 なら「漸近線と平行」で 1 点しか交わらない場合になりますが、本問では起こりません)。
判別式は の係数が偶数なので を使うと計算が軽い:

に代入して

接する条件はこれが重解をもつこと、すなわち

より

検算。数式処理で の判別式を計算すると )で、 の解は

【定石】接する ⟺ 連立した方程式が重解 ⟺ 判別式 の係数が偶数なら を使うと計算量が半分になります。後で が繰り返し出てくるので、この式を覚えておくと〔2〕が速い。

【よくあるミス】 の展開で の分配を誤ること。また の条件を使わず と答えること。

〔1〕 [イ]2 交点の 座標がともに正となる範囲

【問題(再掲)】

が相異なる 2 点で交わるとき、2 点の 座標がともに正となるのは[ア][イ]のときである。

【型】2 解の で表し、小さいほうが正である条件を書く

【なぜこうするか】
2 交点の 座標は の解で

だから

2 つとも正になる条件は「小さいほうが正」、すなわち
両辺とも なので 2 乗して 、つまり
(2 解の和 と積 から導いても同じです。)
これに「相異なる 2 点で交わる」条件 、すなわち を合わせて答えになります。

2 交点の 座標は だから、 より

2 つの がともに正となる条件は、小さいほう( の側)が正であること:

両辺は正だから 2 乗して

相異なる 2 点で交わる条件 )と合わせて

[イ]

検算(境界の前後で判定)。 について実際に 2 交点の 座標を計算すると

2 交点の 座標ともに正
虚数(交わらない)
×(一方が
×

でちょうど境界になっており、 で条件が満たされることが確認できます ✓

【定石】2 解がともに正 ⟺ (和 )かつ(積 、または小さいほうが正。本問は根号の形が扱いやすいので後者が速い。(式)の変形では、両辺が正であることを確認してから 2 乗

【よくあるミス】「相異なる 2 点で交わる」条件()を忘れて と答えること。問題文が「[ア][イ]」という形を与えてくれているので、下限は[ア]だと分かります。

〔2〕 [ウ]〜[カ]2 点 P、Q の座標

【問題(再掲)】

を満たし 上にあって となる 2 点 P、Q( 座標の小さい順)の座標を求めよ[ウ]〜[カ]。

【型】 は中心 の「菱形」。 側の 2 辺は

【なぜこうするか】
まず の正体を掴みます。これは中心 、頂点が の菱形(正方形を 傾けた形)
の部分は上側の 2 辺で、それぞれ

  • 左側(): ←〔1〕の直線 そのもの!
  • 右側():

左側の辺が〔1〕で扱った直線と同じ——だから〔1〕の計算がそのまま使えます。これが誘導の意図です。
のときは〔1〕の結果から「2 交点の のうち小さいほうは負」なので、この辺との交点で となるのは の側だけ。これが P です。
右側の辺 についても同様に連立して、 となる解を選べば Q。

菱形の 2 辺。 のとき だから

範囲方程式

P(左側の辺との交点)。〔1〕より の解は では なので となるのは の側のみ。よって

[ウ]、[エ]

Q(右側の辺との交点)。 に代入して

解は で、 となるのは の側( の側)。よって

[オ]、[カ]

座標を比べると P のほうが小さいので、順序も問題文どおり。)

検算(3 通りの で残差を測定)。P、Q が「曲線 上」かつ「菱形上」にあるかを確認すると

P
Q
P
Q
P
Q

どの でも両方の条件が丸め誤差の範囲で満たされ、かつ P の 座標 Q の 座標

【定石】 は中心 、対角線の長さ の菱形絶対値は場合分けして直線に直す前問の結果(同じ直線)を再利用できないか必ず確認すること。

【よくあるミス】 の条件を確認せずに 4 つの解をすべて答えること。また Q の 座標で の代入時に符号を誤ること( の側なら の側)。

〔3〕 [キ][ク][ケ]面積比 とその極限

【問題(再掲)】

座標最大の点を R とし、 の面積) とおく。[キ][ク]を求め、[ケ]を求めよ。

【型】R は菱形の頂点 (辺の傾きが )なので面積は

【なぜこうするか】
まず R。菱形 の中で が最大なのは上の頂点
ここで決定的な観察:P は辺 上、Q は辺 上、そしてR はこの 2 辺の交点 から )。つまりR は の頂点で、RP と RQ はそれぞれ菱形の辺に沿っている
2 辺の傾きは なので直交! したがって

と、底辺と高さを探す必要がありません。しかも傾き の直線上の長さは「 座標の差 」なので、 がきれいに約分されます。
領域 の面積は、対角線がともに の菱形なので
極限は のように根号の中を で割るのが定石です。

R と の面積。 は中心 、頂点 の菱形だから

の面積。R は 2 直線 の交点であり、P は前者の上、Q は後者の上にある。2 直線の傾きは 直交するから、。よって

傾き の直線上の距離は 座標の差の 倍だから

よりどちらも正。)したがって

よって[キ]、[ク]

[ケ]極限。根号の中を で割ると

したがって

P Q R D x² − 5y² = 1 x

のときの図。橙が菱形領域 、青が双曲線 。P、Q は の上側 2 辺と の交点で、R は菱形の上の頂点 (2 辺の傾きが )なので の面積は で出せる。

検算(3 通りの で面積を実測)。座標から の面積を直接計算し、 で割った値と公式を比べると

(実測) の面積(実測)公式の値
0.0721225754.50.0160272390.016027239
0.0916876058.00.0114609510.011460951
0.37966547950.00.0075933100.007593310

すべて小数第 9 位まで一致 ✓ また 極限値も一致

【定石】菱形()の隣り合う 2 辺は直交(傾き )——頂点での角が なので面積は 2 辺の積の半分。菱形の面積は対角線の積の半分 と根号の中に押し込んでから極限を取る。

【よくあるミス】 を「底辺 PQ、高さ」で計算しようとして煩雑になること。直角の頂点 R に注目すれば 2 辺の積で済みます。また の確認を飛ばして絶対値を外すこと。

この冊子で身につけたい「型」一覧
  • は「引き算だけの互除法」——最後の 0 でない項は
  • が出たら「」の周期 3 で循環/大きな添字は余りで処理
  • 互いに素な数の個数はオイラー関数 (包除原理でも可)
  • は積を書き下して「 だけか だけか」を判定
  • 被積分関数が を含まなければ、積分は区間の長さ倍
  • 三角関数の積は積和の公式—— なら和が 、差が に分離
  • は定義に代入してから置換で に戻す(区間の も入れ替える)
  • の 1 次結合 で割って (割る前に を確認)
  • 角と辺で与えられた多角形は座標を置く/内角 の頂点では進行方向が 回る
  • 二重根号 と直して を探す
  • 片方の直線が (定数)なら、交点は助変数の 成分を合わせるだけ
  • は「重心 F」
  • 接する ⟺ 判別式 の係数が偶数なら
  • は菱形——隣り合う 2 辺は直交、面積は対角線の積の半分
  • と根号に押し込んでから極限

この解説を書いている講師に、直接習うことができます。

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※ 問題文は立命館大学が公表した2025年度入学試験問題を、解説のために引用したものです。解答・解説はオンライン数学専門塾「数強塾」が独自に作成したもので、大学が公表した一般的な解答例そのものではありません。作成にあたっては大学公表の解答と全32空所+記述5問を突き合わせて一致を確認し、さらに 〔1〕は三角形を座標で構成して交点・面積を実測、〔2〕は で格子点を全数カウント、〔3〕は 通りの順列を全数列挙数式処理による最大化と均衡の求解半円周上 200 万点で の範囲と の値を実測( の差は して独立に検算しています。

2025年度 立命館大学 数学(Sa③冊子)の傾向
  • 大問3題。 は空所補充(32 か所)、 は記述式という混合形式です。
  • 分野は平面幾何(方べき・チェバ)/絶対値の不等式と格子点/順列と組合せ(表の数え上げ)/経済モデル(利潤最大化と生産者余剰)/円と対称式の最大最小
  • 〔1〕は「L、M、B、C が同一円周上」=方べきの定理が入口。そこからチェバの定理 を出す、幾何の総合問題です。
  • 〔3〕(4) はカタラン数 の標準ヤング盤の個数 )。知らなくても、(3) の 通りから条件を満たすものを絞る方針で解けます。
  • 経済学の「限界費用=価格」「生産者余剰」を題材にした微積分。(限界費用)という関係が全体を貫きます。数学としては 3 次関数の最大と定積分だけ。
  • 直線 が円の中心 を通ることに気づけるかが第一関門。つまり切り取られるのは半円です。
  • 目標時間は が各 25 分、 が 20 分。 は誘導が非常に丁寧なので、ここを確実に取るのが得点戦略です。

〔1〕 方べきの定理とチェバの定理

分野:平面幾何(円・面積比) 難易度:やや難 目標時間:22分

【問題】

において、 が鋭角、 の面積が とする。辺 AB を に内分する点を M とし、辺 AC を に内分する点を L とする。点 L、M、B、C は同一円周上にある。

このとき、[ア]、[イ]である。また の面積は[ウ]であり、[エ]である。

さらに、線分 BL と線分 CM の交点を P とし、直線 AP と辺 BC との交点を N とする。このとき、[オ]である。また、 の面積は[カ]である。

【解答】

ア: イ: ウ: エ: オ: カ:

〔1〕 [ア][イ]方べきの定理で を出す

【問題(再掲)】

、M は AB を に内分、L は AC を に内分し、L、M、B、C が同一円周上にある。[ア]と [イ]を求めよ。

【型】「4 点が同一円周上」+「2 本の直線が 1 点で交わる」=方べきの定理

【なぜこうするか】
は内分点の計算だけ:
問題は 。ここで効くのが「L、M、B、C は同一円周上」という条件です。この円に対して、点 A から 2 本の直線(AB 上に M と B、AC 上に L と C)が出ているので、方べきの定理が使えます:

左辺は既知()。右辺は なので 。これで についての方程式ができます。
「4 点共円」と言われたら方べき——この反射が本問の第一関門です。

[ア]。M は AB を に内分するから

[イ]。L は AC を に内分するから 。L、M、B、C が同一円周上にあるから、点 A に関する方べきの定理より

すなわち 、よって より

(このとき 。)

検算。一致 ✓(座標で作った図でも確認済み)

【定石】「4 点が同一円周上」+「2 直線が 1 点 A で交わる」=方べきの定理。逆に が成り立てば 4 点は共円——両方向で使えるので覚えておくこと。

【よくあるミス】方べきを と書くこと。A から出る 2 本の直線それぞれで「A からの距離の積」なので です。

〔1〕 [ウ] の面積

【問題(再掲)】

の面積[ウ]を求めよ。 の面積は

【型】共通の角を挟む三角形の面積比は

【なぜこうするか】
を共有しています。面積は (2 辺の積) なので、 が共通で約分され、面積比は2 辺の比の積になります:

を求めずに済むのがこの解法の利点。もちろん を求めてもよく、それは[エ]で必要になります。

を共有するから

よって

検算。 を経由しても同じ: より 。すると ✓ 座標で作った図から実測しても

【定石】角を共有する 2 つの三角形の面積比=挟む 2 辺の比の積。この形は「 を求めずに済む」ので、内分点の問題では最優先で使います。

【よくあるミス】 としてしまうこと。 に内分なら です(比の後ろは )。

〔1〕 [エ] の長さ

【問題(再掲)】

[エ]を求めよ。 は鋭角)

【型】面積から 、鋭角条件から 、そして余弦定理

【なぜこうするか】
2 辺と面積が分かっているので、まず

次に 。ここで が鋭角」という条件が効いて (正)に決まります。
問題文の「鋭角」は飾りではなく、符号を確定させるためにある——この読み取りが大切です。
あとは余弦定理。

より

は鋭角だから

余弦定理より

よって

検算。座標で と構成すると ✓、 ✓、

【定石】面積 → 、鋭角・鈍角の指定 → の符号、そして余弦定理。この 3 段が三角形の基本ルート。「鋭角」という語は符号を決めるための条件だと読むこと。

【よくあるミス】 を採用して としてしまうこと。鋭角なら です。

〔1〕 [オ]チェバの定理で

【問題(再掲)】

BL と CM の交点を P、直線 AP と辺 BC の交点を N とする。[オ]を求めよ。

【型】3 本の線分 AN、BL、CM が 1 点 P で交わる=チェバの定理

【なぜこうするか】
図をよく見ると、AN、BL、CM の 3 本が点 P で交わっています。これはチェバの定理の設定そのもの:

(頂点 A から順に、辺上の点を一周する向きで比を掛ける。)既知は 残り 1 つが求まるという仕組みです。
ベクトルや座標でも解けますが、チェバなら 1 行。「3 本のセビアンが 1 点で交わる」を見たら反射的にチェバ、と覚えてください。

3 直線 AN、BL、CM は点 P で交わるから、チェバの定理より

すなわち だから

A B C M L P N △LMN

で作図。M は AB を 、L は AC を に内分。AN、BL、CM が P で交わるのでチェバの定理が使える。緑が

検算(座標で交点を実測)。 と求まり、。一方

【定石】3 本のセビアン(頂点と対辺を結ぶ線分)が 1 点で交わる=チェバの定理。比を掛ける順序は「頂点 → 辺上の点 → 次の頂点」と三角形を一周する向き。1 直線上に 3 点なら メネラウスと対で覚えること。

【よくあるミス】チェバの比の順序を間違えて としてしまうこと。一周する向きを図で確かめるのが確実です。

〔1〕 [カ] の面積

【問題(再掲)】

の面積[カ]を求めよ。

【型】 から 3 つの隅の三角形(AML、MBN、LNC)を引く

【なぜこうするか】
を直接求めるのは大変ですが、「全体から隅を引く」と各パーツが「角を共有する三角形」になって面積比の公式が使えます。

それぞれ を共有するので

([オ]で なので 。)
比だけで計算が完結し、最後に を掛ける——このやり方なら根号が最後まで出てきません。

[オ]より だから 。角を共有する三角形の面積比より

三角形共有する角 に対する比

したがって

よって

検算。座標から を直接計算すると 。一方 小数第 9 位まで一致

【定石】内部の三角形の面積は「全体 − 隅の 3 つ」。隅はどれも元の三角形と 1 つの角を共有するので、面積比が 2 辺の比の積で出せます。比のまま計算して最後に面積を掛けると、根号や分数の扱いが最小限で済みます。

【よくあるミス】 の比を としてしまうこと。共有するのは なので、B からの長さの比 を使います。

〔2〕 絶対値の不等式が表す菱形と格子点

分野:絶対値・領域・格子点の数え上げ 難易度:標準〜やや難 目標時間:22分

【問題】

不等式 ……① がある。ただし、 は自然数である。

(1) を次の 4 つの場合に分けて考えると、不等式①は次のように表される。

のとき[キ][ク]
のとき[ケ][コ]
のとき[サ][シ]
のとき[ス][セ]

【選択肢A】(あ) (い)

【選択肢B】(う) (え) (お) (か)

(2)、(3) では、座標平面上で 座標、 座標がともに整数である点を格子点と呼ぶ。

(2) 連立不等式 [キ][ク]の表す領域に含まれる格子点の個数を求める。そのうち、直線 の整数)上にある格子点の数は、 を用いて[ソ]と表される。したがって、求める格子点の個数は[タ]である。

(3) ①式の表す領域に含まれる格子点の個数は[チ]である。

【解答】

キ:い ク:え ケ:あ コ:お サ:い シ:う ス:あ セ:か

ソ: タ: チ:

〔2〕(1) [キ]〜[セ]4 つの場合分け

【問題(再掲)】

の符号で 4 つに場合分けし、 についての不等式に直せ[キ]〜[セ]。

【型】絶対値を符号で外し、 について解く。 のときは なので不等号が逆転

【なぜこうするか】
絶対値は中身の符号で機械的に外すだけ。ただし について解くときに負の数で割る(=両辺に を掛ける)と不等号の向きが変わる——ここが唯一の注意点です。
たとえば のとき:

最後で両辺に を掛けたので
4 つの結果を並べると、 の 4 本の直線で囲まれた菱形だと分かります(頂点は )。この形が見えていると (2)(3) の見通しがよくなります。

場合絶対値を外すと について解くと記号
キ=い、ク=え
ケ=あ、コ=お
サ=い、シ=う
ス=あ、セ=か

4 本の直線 で囲まれるから、①の表す領域は頂点が の菱形(およびその内部)である。

【定石】絶対値は場合分けで外す。 側では なので、解いたときに不等号が逆転 は菱形——頂点は各軸との交点。

【よくあるミス】 の場合に不等号の向きを変え忘れること。迷ったら など具体値で 1 点テスト(例: は①を満たすか → ✓、選んだ式 も満たす ✓)。

〔2〕(2) [ソ][タ]第 1 象限側の格子点

【問題(再掲)】

の領域について、直線 上の格子点の数[ソ]と、総数[タ]を求めよ。

【型】「縦に切って数える」—— 上で が動ける整数の個数を数え、 について和を取る

【なぜこうするか】
格子点の数え上げの基本は「縦(または横)に 1 本ずつ切って数え、足す」
上では から までの整数の個数

」を忘れないのが最大のポイント(両端を含むので個数は差 )。
和を取るときは を使います。 から までなので項数は ——ここも間違えやすい。

[ソ]。 上では 。両端を含む整数の個数は

[タ]。 となるためには 、すなわち 。よって

共通因数 でくくって

検算(全数カウント)。実際に格子点を数えると

1235
数え上げ392281
392281

すべて一致 ✓( なら 上にそれぞれ 個で計 個)

【定石】格子点は「縦に切って数えて足す」。個数は(上端)−(下端) から までの項数は ——この 2 つの が事故の元です。

【よくあるミス】 として の列( 個)を落とすこと。答えが大きく変わるので、 で検算すればすぐ気づけます。

〔2〕(3) [チ]領域全体の格子点

【問題(再掲)】

①式 の表す領域に含まれる格子点の個数[チ]を求めよ。

【型】)で縦に切り、 の整数を数える

【なぜこうするか】
(2) の結果を 4 倍したくなりますが、軸上の点を重複して数えてしまうので危険です。もう一度「縦に切る」ほうが安全で速い
上では 。これを満たす整数 から までなので

を挟んで対称なので「2 倍して 。)これを から まで足します。
を使うのがコツです。

の整数)上では だから、格子点の個数は 個。よって総数は

だから

検算(全数カウント)。

1235
数え上げ52161261
52161261

すべて一致 ✓( の 5 個)

【定石】対称な領域でも「4 倍して補正」より「もう一度縦に切る」ほうが事故が少ない の整数は は覚えておくと便利です。

【よくあるミス】(2) の答えを単純に 4 倍すること( 軸上・ 軸上の点を重複して数えます)。また の個数を 個としてしまうこと( を含めて )。

〔3〕 8 個の数を 2 行 4 列の表に並べる

分野:順列・組合せ(カタラン数) 難易度:やや難〜難 目標時間:22分

【問題】

整数 が並んだ表について考える。8 個の整数 がある。 はその 8 個の中から 1 個選んだ数、次に は残りの 7 個の中から 1 個選んだ数、 は残りの 6 個の中から 1 個選んだ数、順に は同様にして選んだ数、 は最後に残った数とする。

(1) 条件「 はすべて奇数」を満たす表は[ツ]通りある。

(2) 条件「」を満たす表は[テ]通りある。

(3) 条件「」かつ「」を満たす表は[ト]通りある。

(4) (3) の条件に加え、条件「」かつ「」かつ「」かつ「」を満たす表は[ナ]通りある。

【解答】

ツ: テ: ト: ナ:

〔3〕(1) [ツ]上段がすべて奇数

【問題(再掲)】

はすべて奇数」を満たす表は何通りか[ツ]。

【型】 に奇数はちょうど 4 個。上段は奇数の並べ方、下段は偶数の並べ方

【なぜこうするか】
から の中の奇数は ちょうど 4 個。上段が 4 マスなので、「上段がすべて奇数」=「上段が奇数 4 個の並べ替え」と一意に決まります。
すると下段は自動的に偶数 の並べ替え。上段と下段は独立なので、 通り。
「ちょうど 4 個」という数の一致が問題を簡単にしている——まず個数を数えるのが第一歩です。

から までの奇数は の 4 個。上段 4 マスがすべて奇数となるには、上段がこの 4 個の並べ替えでなければならない。その並べ方は 通り。このとき下段は残りの偶数 の並べ替えで 通り。よって

検算( 通りの全数列挙)。すべての順列について条件を判定した結果、ちょうど 576 通り

【定石】まず「条件を満たす候補の個数」と「枠の数」を比べる。一致していれば「その集合の並べ替え」と確定します。上段・下段が独立なら積の法則

【よくあるミス】下段の並べ方 を掛け忘れて と答えること。表全体を数えるので下段の並びも区別されます

〔3〕(2) [テ]各列の和が等しい

【問題(再掲)】

」を満たす表は何通りか[テ]。

【型】総和 を 4 等分 → 各列の和は 。和が になるペアは 4 組しかない

【なぜこうするか】
まず共通の和がいくつかを確定させます。8 個の数の総和は

これが 4 つの列に分かれてすべて等しいのだから、各列の和は
次に、 から 2 個選んで和が になる組を全部書き出すと

ちょうど 4 組で、しかも を過不足なく分割している! だから 4 つの列はこの 4 組そのもの。
あとはどの組をどの列に置くか(各列で上下どちらに置くか(を掛けるだけ。

8 個の数の総和は 。4 つの列の和がすべて等しいから、各列の和は

から までの 2 数で和が となる組は

の 4 組だけで、これらは から をちょうど分割している。よって 4 つの列はこの 4 組が 1 つずつ入る。

  • どの組をどの列に置くか: 通り
  • 各列で 2 数のどちらを上段()にするか: 通り

したがって

検算(全数列挙)。 通りすべてを調べた結果、ちょうど 384 通り

【定石】「すべて等しい」条件は、まず総和を使って共通の値を確定。次にその値を作るペアを全部書き出す——本問のように過不足なく分割できれば、あとは並べ方の掛け算だけです。

【よくあるミス】各列の上下の入れ替え を忘れて と答えること。また和を ではなく別の値と考えること(総和 を 4 で割る)。

〔3〕(3) [ト]上段・下段がともに増加

【問題(再掲)】

」かつ「」を満たす表は何通りか[ト]。

【型】「並び順が増加」=並べ方は 1 通りに決まる。だからどの 4 個を上段にするかを選ぶだけ

【なぜこうするか】
上段に入る 4 個の数の集合を決めてしまえば、「小さい順に並べる」以外の並べ方はない——つまり並べ方は 1 通り。下段も同様。
したがって数えるべきは「8 個から上段用の 4 個を選ぶ方法」だけ:

「順序が決まっている=選ぶだけ」という言い換えは、組合せの問題で最も強力な発想の一つです。

上段に入れる 4 個の数を選ぶと、 となる並べ方は小さい順の 1 通りに決まる。下段も残りの 4 個を小さい順に並べる 1 通り。よって求める場合の数は「8 個から 4 個を選ぶ方法の数」に等しく

検算(全数列挙)。 通りすべてを調べた結果、ちょうど 70 通り

【定石】「大小の順序が指定されている」=並べ方が 1 通りに決まる=選ぶだけ の出番です。

【よくあるミス】 と、並べ方まで掛けてしまうこと。増加の条件があるので並べ方は 1 通りです。

〔3〕(4) [ナ]各列でも上段 下段(カタラン数)

【問題(再掲)】

(3) に加えて「各列で 」も満たす表は何通りか[ナ]。

【型】 通りから条件を絞る。正体は の標準ヤング盤の個数=カタラン数

【なぜこうするか】
(3) の 70 通りのうち、さらに各列で上段 下段となるものを数えます。
実は、これは から の表に、各行も各列も増加するように入れる方法の数」カタラン数 です。 なら

「(3) の答え で割る」と覚えておくと速い。
知らない場合の実戦的な数え方も示しておきます。上段の集合を とすると、条件 から までの中に上段の数が下段の数以上ある」ことと同値(投票用紙問題と同じ構造)。
実際には が必須で、そこから絞ると 14 通りに落ち着きます。具体的には上段の集合は次の 14 通り:

(3) の 70 通りのうち、さらに各列で となるものを数える。上段の 4 数を小さい順に 、下段を とすると、条件は「各 について、 から までに上段の数が 個以上ある」——すなわちどの段階でも上段が下段に追い越されないことを意味する。これは の標準ヤング盤の個数、すなわちカタラン数である。

具体的に上段に入る 4 数を書き出すと

上段の 4 数(14 通り)

したがって[ナ]

検算(全数列挙)。 通りすべてを調べ、(3) の条件と (4) の条件を同時に満たすものを数えるとちょうど 14 通り ✓ カタラン数 と一致 ✓

【定石】「行も列も増加する の表」の個数はカタラン数 (3) の答えを で割ると覚えると実戦的。知らなければ から順に絞って書き出す(14 個なら現実的な手間です)。

【よくあるミス】条件を「上段の最大 下段の最小」と誤読すること(それだと の 1 通りだけ)。各列ごとの比較です。また が必須( かつ両方とも各行の最小)であることに気づくと、絞り込みが速くなります。

利潤の最大化と生産者余剰

分野:微分(3次関数の最大)・定積分 難易度:標準 目標時間:25分

【問題】

ある衣料品メーカーはスーツの生地を生産している。その生地の生産量を で表し、この商品の 1 単位当たりの価格を とする。この衣料品メーカーの売り上げを価格と生産量の積 、生産にかかる費用を とすると、衣料品メーカーの利潤は次の式で表される。

〔1〕価格 を定数とするとき、利潤 が最大になるように生産量 を決める。 のとき、価格 と生産量 の関係式は [ア]……① と表される。
このスーツの生地の価格が のとき、利潤を最大にする生産量 [イ]となる。
このとき、衣料品メーカーの生産者余剰は 0[イ](100 − [ア])dx で求められる。よって、 のときの生産者余剰は[ウ]となり、[ウ]から衣料品メーカーの利潤の最大値を引いた値は[エ]となる。

〔2〕生産量 1 単位当たり 7 の費用が水質汚染の除去に必要となる。価格が での生産量が のとき、生産者余剰から汚染の除去費用を引いたものは[オ]となる。
一般に、この費用をメーカーが負担する場合、利潤は [カ] となる。利潤が最大になるように を決めるとき、 の関係式は [キ]……② と表される。

〔3〕消費者が購入する量を とし、 とする。生産量と購入量が一致するときの生産量・購入量を均衡取引量 、そのときの価格を均衡価格 と呼ぶ。関係式が②のとき、[ク]、[ケ]となる。もし水質汚染を考慮せず関係式が①のとき、②のときと比較して均衡価格は[コ]、均衡取引量は[サ]。
【選択肢A】(あ)上がり(い)同じで(う)下がり 【選択肢B】(あ)増える(い)変わらない(う)減る

【解答】

ア: イ: ウ: エ: オ: カ: キ: ク: ケ: コ:う サ:あ

〔1〕 [ア][イ]限界費用=価格と最大化

【問題(再掲)】

から の関係式[ア]を求め、 のとき利潤を最大にする [イ]を求めよ。

【型】 は費用) → (費用の導関数)。極大・極小の判定は か増減表で

【なぜこうするか】
利潤 を微分すると 。よって

(経済学ではこれを「価格=限界費用」と呼びます。)
を代入すると 、すなわち の 2 つが出ます。どちらが最大かの判定が必須 なので

  • 極小
  • 極大

さらに なので、 全体でも が最大 ✓  の解が 2 つ出たら、必ずどちらが最大かを確かめる」のが鉄則です。

[ア]。 を微分すると

よって のとき

[イ]。 を代入すると 、すなわち

だから (極小)、(極大)。また だから、最大となるのは

(このとき利潤の最大値は 。)

検算。数式処理で の停留点は 、2 階微分はそれぞれ 。値は が最大

【定石】利潤 売上 費用 を微分すると「価格 限界費用」 の解が複数出たら極大・極小を判定(3 次関数なら の符号か増減表)。端点 の挙動も確認すること。

【よくあるミス】 を答えてしまうこと(そこは極小)。また費用の微分で の導関数を ではなく とすること。

〔1〕 [ウ][エ]生産者余剰と利潤の差

【問題(再掲)】

生産者余剰 [ウ]を求め、そこから利潤の最大値を引いた値[エ]を求めよ。

【型】定積分を素直に計算。差が「固定費用」になることに注目

【なぜこうするか】
被積分関数を整理すると

因数分解できるので、 公式が使えます: なら ですが、ここは なので素直に積分するほうが速い。
そして[エ]が面白いところ。生産者余剰 から利潤の最大値 を引くと ——これは費用の式の定数項(固定費用)そのものです。
理由:生産者余剰は「価格 − 限界費用」を積分した量、つまり可変費用しか考慮していない。一方、利潤は固定費用 も引いている。だから差はちょうど固定費用になります。数値が一致する意味を理解しておくと記憶に残ります。

[ウ]。

[エ]。利潤の最大値は だから

(これは費用の式の定数項=固定費用と一致する。生産者余剰は可変費用しか差し引いていないため、利潤との差が固定費用になる。)

検算。数式処理で ✓、 ✓、差は

【定石】定積分は被積分関数を整理してから「生産者余剰 − 利潤 = 固定費用」という関係は、この種の問題で毎回成り立つので検算に使えます。

【よくあるミス】積分区間を の 2 解)としてしまうこと。問題文は 0[イ] からと指定しています。

〔2〕 [オ][カ][キ]汚染除去費用を含めた最大化

【問題(再掲)】

生産者余剰から汚染除去費用を引いた値[オ]、費用に加わる項[カ]、および新しい の関係式[キ]を求めよ。

【型】「1 単位当たり 7」=総額 。費用が 増えると限界費用も 増える

【なぜこうするか】
[オ]: のとき除去費用は 。生産者余剰 から引いて
[カ]:「生産量 1 単位当たり 7」なので、生産量 に対する総額は
[キ]:費用が になるので、限界費用は 。すなわち

「一次の費用が加わると、限界費用は定数だけ上にずれる」——これが〔3〕で「価格が上がり取引量が減る」という結論につながります。式の変化が結論を予告しているわけです。

[オ]。 のときの除去費用は 。よって

[カ]。生産量 1 単位当たり 7 の費用だから、生産量 に対する総額は

[キ]。利潤は だから

よって のとき

検算。数式処理で で微分して とおくと ✓ また

【定石】「1 単位当たり の費用」は総額 費用に が加わると限界費用は だけ上にずれる(=供給曲線が上方シフト)。

【よくあるミス】[カ]を と答えること(総額なので )。また[オ]で除去費用を と考えて としてしまうこと。

〔3〕 [ク][ケ]均衡価格と均衡取引量

【問題(再掲)】

と②()を連立して、均衡価格 [ク]と均衡取引量 [ケ]を求めよ。

【型】2 つの の式を等しいとおいて 2 次方程式を解く。 で解を選ぶ

【なぜこうするか】
均衡とは「生産量=購入量」かつ「価格が同じ」という状態。だから 2 本の の式を等しいとおくだけです:

きれいに因数分解できるので、出題者が意図した値だと分かります。 より
価格は代入しやすいほうの式(1 次式)に入れるのが速い:

②と を連立して

より 。このとき

[ク]、[ケ]

検算。数式処理で を解くと ✓  を②に入れると 、需要式に入れても 両方 95

【定石】均衡は「2 つの式を等しいとおく」だけ。解が複数出たら意味のある範囲()で選ぶ。価格は次数の低い式に代入すると計算が楽。

【よくあるミス】 を採用すること(生産量は非負)。また価格を求めるのに 2 次式のほうに代入して計算ミスすること。

〔3〕 [コ][サ]汚染費用がない場合との比較

【問題(再掲)】

関係式が①のとき、②のときと比較して均衡価格は[コ]、均衡取引量は[サ]。

【型】①は②より だけ下にずれた式。同じ需要曲線と交わる点は「左下」ではなく「右下」へ動く

【なぜこうするか】
①は 、②は 。つまり①は②を だけ下に平行移動した曲線
需要曲線 右下がり。供給曲線が下にずれると、交点は右下へ移動します——すなわち価格は下がり、取引量は増える
グラフで考えれば一瞬ですが、念のため計算でも確かめられます:

。②のとき だったので、取引量は増え()、価格は下がる(
経済的な意味:汚染除去費用を企業が負担しないと、生産量が過剰になり価格が安くなる——これが「外部不経済」の教科書的な帰結です。

①は②を だけ下に平行移動した曲線であり、需要曲線 は右下がりだから、交点は右下へ移動する。すなわち均衡価格は下がり、均衡取引量は増える。

実際に計算すると、①と需要曲線の連立は

より正の解を選ぶ。)このとき 。②のときの と比べると

②(汚染費用を負担)①(負担しない)変化
均衡価格下がり(コ=う)
均衡取引量増える(サ=あ)

検算。数式処理で①の均衡を解くと 、正の解は 、価格は ✓ ②の より価格が低く量が多い

【定石】供給曲線が下(上)にずれれば、右下がりの需要曲線との交点は右下(左上)へ動く——グラフで一瞬。選択問題では、厳密な値を出さなくても「ずれの向き」だけで答えられることが多い。

【よくあるミス】比較の向きを逆にすること。問題文は「①のとき、②のときと比較して」なので、基準は②です。

円と対称式の最大最小

分野:円の方程式・対称式・3次関数の最大最小 難易度:やや難 目標時間:22分

【問題】

を定数とする。円 の中心の座標が 、半径が である。このとき、次の問いに答えよ。

〔1〕(1) を求めよ。 (2) 円 と直線 との交点の座標を求めよ。

〔2〕点 が、円 の円周上にあり、かつ を満たしている。

(1) とおくとき、 の値の範囲を求めよ。

(2) を用いて表せ。

(3) (2) で求めた の式を とするとき、 の最大値と最小値を求めよ。

【解答】

〔1〕(1)  (2)

〔2〕(1)  (2)  (3) 最大値 、最小値

〔1〕(1)(2) 円の決定と直線との交点

【問題(再掲)】

の中心が 、半径 のとき を求め、直線 との交点を求めよ。

【型】一般形と標準形を見比べる。交点は代入して 1 文字消去

【なぜこうするか】
中心 、半径 の円は標準形で

展開すれば一般形になり、係数を見比べるだけで が出ます。「中心 」を暗記するより、展開して比べるほうが確実
交点は代入。ここで気づいてほしいのは「この直線が中心 を通る」こと( ✓)。つまりこの直線は円の直径——〔2〕で「切り取られるのが半円」だと分かる伏線です。

(1) 中心 、半径 の円の方程式は

与式 と係数を比較して

(2) に代入する。 だから

よって 。対応する 。したがって交点は

(なお のとき となり、この直線は円の中心を通る。すなわち直径である。)

検算。数式処理で連立を解くと ✓ どちらも ✓、

【定石】円の一般形と標準形は「展開して係数比較」 をひとまとまりで作ると代入計算が劇的に楽になります(本問は )。直線が中心を通るかどうかは必ずチェック。

【よくあるミス】 とすること。展開すると が定数項です。また代入後に展開してから整理して計算量を増やすこと。

〔2〕(1)  の値の範囲

【問題(再掲)】

が円 上かつ のとき、 の範囲を求めよ。

【型】 は傾き の直線群。半円と共有点をもつ の範囲を「接する」と「端点」で決める

【なぜこうするか】
〔1〕で見たとおり、直線 円の中心を通る=直径。したがって条件 が切り取るのは上側の半円(弦の端点 を含む)。
傾き の平行な直線の束で、 はその直線の位置を表します。 が最大になるのは直線が半円に接するとき、最小になるのは端点を通るとき——という図形的な判断が要ります。

  • 最大 が円に第 1 象限側で接するとき。接点は中心から 方向(傾き の直線に垂直な向き)に半径だけ進んだ点で、 と円の交点。
  • 最小:半円の端点 を通るとき、。(もう一方の端点 では で、これは最大ではない。)

接点は と円の交点なので 。よって (確かに より大きい ✓)。

〔1〕(2) より直線 は円の中心 を通るから、条件 この直径から上側の半円(両端の を含む)を表す。

最小値。直線 が半円と共有点をもつうち が最小になるのは、端点 を通るときで

最大値。 が最大になるのは が円に接するとき(第 1 象限側)。接点は中心を通り傾き に垂直な直線、すなわち と円の交点だから

(第 1 象限側の解を選ぶ)

このとき 。この接点は 上にあり を満たす( のとき )ので、半円上にある。したがって

(1,1) (−1,0) (3,2) 接点 t = 2+√10 t = −1 y = x/2 + 1/2

▲ 赤い直線 円の中心を通る=直径なので、条件が表すのは水色の半円(傾き の直線)は、端点 を通るとき で最小、緑の位置で接するとき で最大。

検算(半円周上 200 万点で走査)。半円を媒介変数で 200 万点に分割し、条件 が全点で成立することを確認したうえで の最小・最大を測ると

一致

【定石】 は「傾き の直線を動かす」問題最大・最小は「接する」か「端点」のどちらか——図で判断してから計算します。接点は中心から法線方向にあるので、傾き に垂直な との交点を調べればよい。

【よくあるミス】端点 を最大値としてしまうこと。接する位置のほうが外側)なので、図を描いて確認が必要です。

〔2〕(2)  で表す

【問題(再掲)】

を用いて表せ。

【型】対称式なので で表し、円の方程式から で書く

【なぜこうするか】
対称式なので、基本対称式 だけで書けます。

よって
残るのは で表すこと。ここで円の方程式が使えます

「対称式は基本対称式で」「条件式も基本対称式で」——この 2 段構えで、2 変数が 1 変数に落ちます。これが本問の設計です。

とおく。 は対称式だから

また、点 は円 上にあるから

これを代入して

検算(半円周上 200 万点で直接比較)。各点で を直接計算し、 と比べたところ、最大の差は (倍精度の丸め誤差)✓

【定石】対称式は基本対称式 で表す は必須の変形。条件式(円の方程式)も基本対称式で書き直すと、変数が 1 つに減ります。

【よくあるミス】 とまとめ忘れて、無理やり展開すること。また とすること。

〔2〕(3)  の最大値と最小値

【問題(再掲)】

における最大値と最小値を求めよ。

【型】微分して増減表。区間の端点と極値の値をすべて比べる

【なぜこうするか】
3 次関数の範囲つき最大最小は増減表がすべて

零点は (極小)と (極大)で、どちらも区間 の内部)。したがって候補は 4 つ:両端 と、極値
右端の値の計算がやや面倒ですが、 より)を使うと次数下げできて楽になります。ここでは素直に展開しても構いません。

を微分すると

となるのは 。区間 の増減表は

各値の計算は

  • より

したがって

最大値 )  最小値

検算。半円周上 200 万点で を直接計算した最大・最小は 。一方 一致 ✓ ( は最小ではないことも確認できます。)

【定石】3 次関数の範囲つき最大最小は増減表で「端点+極値」の全候補を比較極値が最小とは限らない——本問は右端のほうがずっと小さい。 の代入は を使った次数下げでも楽になります。

【よくあるミス】極小値 を最小値としてしまうこと。区間の右端の値と必ず比較すること。また の展開ミス()。

この冊子で身につけたい「型」一覧
  • 「4 点が同一円周上」+「2 直線が 1 点で交わる」=方べきの定理
  • 角を共有する三角形の面積比=挟む 2 辺の比の積 を求めずに済む)
  • 3 本のセビアンが 1 点で交わる=チェバの定理/内部の三角形は「全体 − 隅 3 つ」
  • 絶対値は場合分けで外す 側では不等号が逆転)/ は菱形
  • 格子点は「縦に切って数えて足す」/個数は(上端)−(下端)
  • の整数は /対称でも「4 倍」より「もう一度切る」
  • 候補の個数と枠の数が一致したら「その集合の並べ替え」
  • 「すべて等しい」条件は総和から共通の値を確定
  • 大小の順序が指定されている=並べ方は 1 通り=選ぶだけ
  • 「行も列も増加する の表」はカタラン数
  • 利潤 売上 費用 を微分すると「価格 限界費用」 の解が複数なら極大極小を判定
  • 「生産者余剰 − 利潤 = 固定費用」は検算に使える
  • 供給曲線が下にずれれば、右下がり需要曲線との交点は右下へ(価格↓・量↑)
  • 円の一般形と標準形は展開して係数比較/直線が中心を通るかを確認
  • は傾き の直線を動かす問題——最大最小は「接する」か「端点」
  • 対称式は基本対称式 で表し、条件式も同じ形に書き直す
  • 3 次関数の範囲つき最大最小は増減表で端点と極値を全比較

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立命館大学 数学 過去問|他の年度を見る

立命館大学の数学の過去問は31年度ぶんを公開しています。そのうち2年度は全問の解答解説つきです(「解説」の印がついた年度)。志望校の傾向は1年だけでは見えないので、最低でも3年ぶんを続けて解くことをおすすめします。

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問題PDFをテキストでも確認

立命館大学 2025年度 数学入試問題の文字起こし・出題分析

公開中の問題PDFを検索・復習しやすいよう文字データ化し、読み取れた語句から出題分野を整理しました。

  • 図形・三角関数
  • 確率・場合の数
  • 整数
  • 関数・グラフ
  • 方程式・不等式
  • 微分・積分
  • 数列
  • 空間図形

この年度の出題範囲と傾向

2025年度の問題PDFでは、図形・三角関数、確率・場合の数、整数、関数・グラフ、方程式・不等式に関する語句や設問を確認できました。立命館大学の公開PDFを年度横断で調べると、図形・三角関数は31年度、微分・積分は30年度、関数・グラフは28年度で検出されており、複数年を比較して対策したい分野です。

分野判定はPDFから読み取れた語句に基づく集計です。数式・記号・図表は文字変換で崩れる場合があるため、正確な条件は必ず原本PDFで確認してください。

問題文の文字起こし

問1PDF文字抽出

検出分野: 図形・三角関数、確率・場合の数、方程式・不等式、数列、指数・対数

〔2〕 k
, m. nを正の定数とし, a
,f:
J
. 8を実数とする。
x+9= 0 が異なる 2つの解 aと 3aをもつとき,その 2
(1) 方程式豆― k

つの解は x= [口]. [こ]て. k=[口]てある。たたし,
仁<口とする

(2) 方程式 (
log3
x)2‐2
lo x+ m =0が異なる 2つの解f3と 3
g3 /3をもっ

とき,g= [ロコて. m = [口]てある。



(3) 方程式 2
cos
2x‐ncosx= 0 が, O~x 冗の範囲に異なる 2つの解

0と 30をもっとき, 0= [こ]で, n である。

〔3〕 OA= 1 OB=2である△ OABにおいて,QA=;,面3
箪 =了とするとき,
.
a
↓ h3
↓ 1
—ーである。 ABの 長 さ は [ 三 ] で あ り , △ OABの 面 積 は

である。次に,点 0 から辺 ABに下ろし を H とすると,

団=二;+ロコ;である。
ここで,点 H を通り,辺 OAに平行な と辺 OBとの交点を Cとすると,

= 仁 コ ; で あ り . △ OCHの 面 積 は 口 で あ る 。

I
I X さんはある銀行から 2000万円を借り入れて住宅を購入した。この元金 2000万
円の返済について,詳細は次のとおりである。

・返済期間は 3
0年とする。
・返済は借り入れを行った翌月から毎月 1日に行われ,支払回数は

0年 X 1
2か月= 3
60回とする。毎月の返済額は.一定であり, 3
60回で返済が
終わるように決定される。

•利息は月利 1% 直月の返済における利率は 1 %)の複利法で計算する。

図 lは毎月の返済額の内訳,図 2は元金残高と元金返済額との関係を表している。

〔l〕 初回の返済について考える。
初回の返済額 C (万円)は,初回の利息額と初回の元金返済額の合計となる。

ここで,初回の利息額 R
1 (万円)は元金 A (万円)に対して月利 1%を掛け
た額となる。また,初回の元金返済額 B
1 (万円)は C (万円)から R
1 (万円)
を差し引いた額となる。なお,初回の返済終了時点の元金残高 A1 (万円)は
A (万円)から B
1 (万円)を差し引いた額となる。

つまり,凡は A を用いて,凡= [
口] A と表される。さらに,
C =凡 + 凡 よ り , 凡 = C ー ニ A となる。よって, A1=A ‐B
1 より,

Al=[二こ] A ‐ C となる。

1)
(Sa

(2〕 n回目 (nは 2; n;
;36
0 の自然数}の返済について初回と同様に考える
2回目以降の毎月 C (万円)についても と元金返済額の

となる。ここで, n回目の利息額 R11 (万円)は (n l)同目の返済終了時

の元金残高 A11‐1 (万円)に対して月利 1%を掛けた額となる。また, 1回

目の元金返済額 B 1,(万円)は C (万円)から R
,
, (万円)を差し引いた額とな
る。なお賣 n回目の返済終f時点の元金残高 All (万円)は A11‐l (万円)から

B
" を差し引いた額となる

つまり, R
,
,は A,,‐・1 を用いて;凡= [
こ] A11‐l と表される()さらに,

C=B
,+R
, , ,=C
, より, B
, ‐口 A,, l となる。よって,

A,,= A 正 1‐ B 1,より, All = [ こ ] 心 i‐ C となる。

より, 2;
:n;
£ £:3
60のとき,数列{ふ}の一般項を A を用いて表すと,

ふ= ([口) lOOC+
[こ]A
となることがわかる。

金額(万円) (万円)
A
B1
B2
C
ぃ‐‐‐

Rn
R2
R1
A1 B
A2
Bn
B
l B2 An

ー 2 支払回数 ー 2 支払回数
i

図 1 毎月 図2 と元金返済額との

(次のページに続く)

(Sa1)

以下の解答にあたっては,必要に応じて表 l,表 2の値を使用すること。

〔3〕 3
60回で返済が終わるためには毎月の返済額 C (万円)がいくらになるか
を考える。 Cを求めるには,1において n = 3
60,A =2

, A350 = 0 とす
ればよい。したがって, Cは[口:]万円となることがわかる。ただし,

ロ コ に つ い て は 小 数 第 2位を四捨五入すること。なお,毎月の返済額が

ロ コ 万 円 の と き , 返 済 総 額 (3
60回 の 支 払 総 額 ) は 口 ] 万 円 と な る 。

l
〔4〕 毎月の返済額 Cが [ ロ ニ 万円のとき, 2
09回目の返済後における元金残高
,は[こ]万円となる。また,初回から数えて[ロニ
A20 l
回目の返済終了後
に元金残高が初めて A の半分を下回ることになる。

1+r)"の値( rは月利を表す)
表 1:(

n= 2
09 n= 3

0 3
r= 0
.01 3
5.9

8.1.
r=0
.00
1 1
.43

表 2 :l
og10xの値

X l
og10x X l
og10x

.01 0
.00
43 1
.05 0
.02

.02 0
.00
86 1
.06 0
.02

.03 0
.01
28 2 0
.30

.04 0
.01
70 3 0
.47

1)
(Sa

(このページは空白)

I
[ A, B
, Cの 3人がじゃんけんを 1 る試行を考える。その結果によって次の

1 2により点数が与えられる。
1勝ち負けが決まったときは. 1人だけ勝った場合も 2人が勝った場合も勝った人
には 1点を与える c 負けた人は 0点とする。

2あいこ(引き分け)のときは, 3人とも 0点とする。
次の問いに答えよ。
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問2PDF文字抽出

検出分野: 関数・グラフ、確率・場合の数、空間図形、図形・三角関数、データ・統計

〔1〕 2
019年から 2
024 までの 6年間について, A
,B,C
, Dの 4つ
の地点に ける 2月の降水量 (mm) のデータをまとめたものである。

4地点に
A地点 B C地点 ID

019年 3
0 9
0 1
20I 3

□ 0I

020年 3
0 1
00 1
0 5

021年 2
0 8
0 7

022年 2
0 l
l, 1
20 3

023 1
0 1

024 1
0 90 8
0 7

(1) 2月の各地点の降水量の について考える。最も大きいのは


二 地 点 と [ こ ] 地 点 で あ り , その値は[三]てある。[ロニ│
は最も小さい地点の値の[口 ] る


を を
(2) って得られる データのばらつき
表すとき, 2月の降水贔のばらつきが, も大きいのは[口]
り,最も小さいのは[三]地点である。

(Sa2)

(3) 2月の降水量について地点間の相関係数または散布図を用いて考察する


, D地点との間に最も強い負の相関関係がみられるのは[ロニ 地点 l
であり, D地点との間に相関関係がみられないのは[ロニ]地点である。

(4) B地点のデータの一部について,より正確な値が得られた。 2
019年の
降水量 90mmはより正確には 94mmであり, 2
022年の降水量 110mm
はより正確には 106mmであった。これらのより正確な値を用いて再計算

すると, B地点における 2月の降水量の平均値は再計算する前[ロコし

分散は再計算する前[ロニ│する。 l
[ロニ│と[ロニ は,次の選択肢か
ら正しいものを 1つ選び記号で答えよ。

【選択肢】

1 よりも減少 2 よりも増加 3 と一致

〔2〕 a >1 とし,関数f(x)=が+ a―x
, g(x)=ax‐a―xとする。

(1) a=3であるとき, I(2) + g
(ー 2)=[口こ],

1(-1⁄2-) g(一+) = 口 , { f(x)}2‐{g(x)戸=[こ]てある。



(2) 実数p, q が /(p)I(q) = 1
2, g(p)g(q) = ‐ 8 を満たしているとき,

f(p+q)= ,f(p‐q)=亡コとなる。このことより,

l
p + q = 二 で あ る 。 ま た , p > q と す る と , が = [ ロ ニ である。

(Sa2)

〔3〕
(1) 次の関数のグラフとして正しいものを次の選択肢から 1つ選び記号で

答えよ。

(a) y =x(lxl-2) のグラフは[~である。
l
(b) y=lxl(x‐2) のグラフは[ロニ である。

(c) y=I
xI(
I ‐ 2)
xI のグラフは[~である。

【選択肢】
y 5
15 y ◎

゚ 2X

R y y 伽)
y

(2) aを定数とする。方程式 x(lxl‐2)=a が異なる実数解を 2つ以上も

っとき, aの値の範囲は [ここ]二 a 二[~である。

l
(3) 曲 線 y=x(lxl‐2) と 直 線 y=[ロニ で 囲 ま れ た 部 分 の 面 積 は

二である。

2)
(Sa

(このページは空白)

I
l 食料品店 Sは 地 域 A に住む 18歳以上のすべての人が利用している。これらの
人を食料品店 Sの顧客とする。顧客の集団は十分大きいものとする。食料品店 s

の顧客は,毎回 イバッグを る人と, レジ袋を購入する人の

いずれかである。

食料品店 Sの顧客のうちマイバッグを る人の割合pを, レジ袋 1枚の価
格 x円を用いて次のよう'― る場合を考える c ただし, xは x>Oの実数, a

は定数で a>4 とする。

xal
++
,

<X


p (0 a)
・・・..•1

(
x>a)

〔1〕 い ま 食 料 品 店 Sの顧客の中から に 1人を し.食料品店 Sでの

い物の際にマイバッグを持参するか, 1枚 x円のレジ袋を購入するかを質問
する。 xが O
<x:
;;;
:aの範囲にあるとき,その任意に選ばれた人がマイバッ

グを持参すると回答する確率は日レジ袋を購入すると回答する確率は

三である。

〔2〕 食料品店 Sでレ 1枚 4円 される状況を考える。この状況のも

とで,食料品店 Sの顧客の中から任意に 1人を選び出し,食料品店 Sでの買

い物の際にマイバッグを持参するか, 1枚 4円のレジ袋を購入するかを質問す
る。選ばれた人は,回答の後 に戻される。この試行を 2
0回繰り
マイバッグを る人が 1
0人, レジ袋を購入する人が 1
0人とな

Pは P 心

(
2日
) 0で 表 さ れ ふ た
1 し'[ロ aの 1次式で

ある。



5)
(Sa

二白 ロ

p
確 る。



, 求
玄i

な を
a

t, —
‐ な
みる
とれ 。 、i



数ら
変得 ゞ
をカ
)式
4の
>次
aと
(
aる
文す

定形
で,を変

(ロコ)

(ロコ)』+ロコ(口]) +口]

口+口十二
ただし' [ 口 は aの 1次式' l
[ロニ , [口]はいずれも正の整数である。

この式から a = 二 の と き 9 日は最大値ロコをとる。したかって,

確率 Pは a= [ロニ│のとき最大となる。

〔3〕 次に.〔 2〕の調査を実施した 1か月後に,食料品店 Sで販売されるレジ袋

が値下げされ. レジ袋が 1枚 2円で販売されている状況を考える。なお.食料

品店 Sの顧客は 1か月前と同じであり.食料品店 Sにマイバッグを持参する

人の割合 Pも 1か月前と同じく1式で表される。この状況のもとで,同様に食

料品店 Sの顧客の中から任意に 1人を選び出し.食料品店 Sでの買い物の際
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問3PDF文字抽出

検出分野: 整数、確率・場合の数、方程式・不等式、関数・グラフ、指数・対数

〔2〕 nを自然数とする。 nが不等式立;‐<e<久土上を満たすならば

0 1

n=口てある。また, n が不等式]ぺ e<~ を満たすならは
n=□
□ である。

[3〕 1より大きい定数 aに対して.実数全体で定義された関数
g(x)=が一 x‐2
0 は x= [ 口 の と き 最 小 と な る 。 ま た , g(
x)=0 を
満たす xで最大のものをqとするとき,q<pが成り立っための必要十分条件


, aが不等式[口]を満たすことである。

〔4〕 f(x)<O を満たす xで整数であるものは合計[ここ]個存在する。

(注)解答欄に対数を使用する場合.自然対数 l
og(
"'l
og』を用いること 3

2)
(Mab

m 有理数からなる数列{a,,}, {b,,} (n=1, 2, 3,...)が次の式を満たす。
(2+乙 ) =a,, + 喜l)Il

〔1〕 al= 口 , か = 口 で あ る 。 a,,+1, b11+1 を a11, b
,, を用いて表すと,

a,戸 1 = 口 a
,' 十二 b
,,
, b
11+
1= a
,, 十ロコ b
,l

となる。たたし [口こ], [~' [口こ]は有理数てある。

〔2〕 e
,1= a
11+̀9l, d
,1= a
,l ―̀ 1 1 とおくと, Cn+l = [ 口 ] C
n,

dn+l = ロ コ 丸 で あ り , ま た , C,心を nを 用 い て 表 す と C/1佑=ロコ

である。 an, 仇の一般項は

(二) '+(口) 1 (ロコ) n‐ (ロコ) n
a,,=
2 b,l= 2ば

であることがわかる。ただし [こ:], □
[口 ]は定数である。

n n
〔3〕 自然数 n に対して, n=
S ~ ak ―/52b
1 とおくと,
,
k=l k=l


い} =二+口げ

である。ただし [口]' [こ]は有理数である。

(Mab2)

W 多面体の 2つの頂点が, 1つの辺の両端であるとき,その 2つの頂点は隣接して
いると定義する。

以下,多面体の頂点から頂点に移動する動点について考える。頂点にある動点は,

その頂点に隣接する頂点のいずれか lつに同じ確率で移動する。 nを 0以上の整数

とする。

〔1) 図のような正四面体の,ある 1つの頂点について,それと隣接する頂点は

ロ コ 個 あ る 。 正 四 面 体 の あ る 1つの頂点から出発した動点を考える。動点

が 3回移動した後に出発した頂点にある確率は[ロニ]である。動点が n回
移動した後に,出発した頂点にある事象を出とする。ただし, A。は全事象と

する。このとき, n~ lについて条件付き確率は

p1
1,,1(ふ) = [こ], P~(All) =
[二]
) = 1 より,
である。 P(A。 l
P(A,,) を nの式で表すと, P(ふ) = [ロニ で

ある。

〔2〕 正八面体のある 1つの頂点について,それと隣接する頂点は[ロニ]個ある。
正八面体のある 1つの頂点から出発した動点を考える。動点が n回移動した後

に出発した頂点と隣接した頂点にある事象を凡とする。ただし, B。は空事

,1 (瓦) = [ロニ]である。 P(B
象とする。このとき, PB

! 。) = 0 より,動点が
n回移動した後に出発した頂点にある確率を 1
1 の式で表すと[ロニ]である。

(Mab2)

̲̲

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問4PDF文字抽出

検出分野: 関数・グラフ、図形・三角関数、数列、方程式・不等式、確率・場合の数

〔1〕 座標平面において,次の連立不等式の表す領域 I
)に含まれる格子点 (
x
標,y座標がともに整数である点)の個数を考える。ただし, nは自然数と



{
1二 x二 3
n
〇~ y~ l
og3X

y=k (kは整数)が領域 D と共通部分をもつとき, Kの値の範囲は

ロコである。

og
直 線 y=k と曲線y= J x との交点の座標は([ここ], k)である。

したがって,領域 D に含まれる直線y=k 上の格子点の個数は, nと Kを

用いて[こ]と表される。
よって,領域 D に含まれる格子点の個数は, nを用いると


)3
"+ ロ コ
となる。

2)
(Yab

〔2〕 〇 ~x く 2 冗, 〇;;:;;yく勾のとき, 次の連立方程式の解を求める。

{ COSX = l‐si
ny .
..
"~ .
.
.
. .
i
snx= /万+ cosy

1, 2より xを消去すると

i
sny ー ニ x cosy = [ ロ

となる。ただし, ロコは定数である。
3は次のように変形できる。

s
in( y ー ニ ) = ロ コ
冗_
ただし, 2 ニロコニ] であり, ロ コ は 定 数 で あ る 。
〇~yく盆より,y=口である。
y=二を1,2に代入して, 。
;
;
;; xく 盆 を 満 た す xの値を求めると

x= [
三]
が得られる。

〔3〕 7
00点満点の試験をしたところ,受験者 1
0人の得点 xは次の通りであった。

20,6
15,5
95,6
05,5
90,6
25,5
85,5
80,6
00,6

得点 xの平均値は, ロである。
ここで, 得点 xの仮平均を 6
00として

X ‐00
u=
=

とすると, 変量 uの標準偏差は[三こ]である。

したがって, 得点 xの標準偏差は[ロニ である。 l

(Yab2)

] , qをp2:;0>qを満たす定数とし.
I p 4+ 4
f(x) =x px3+ 2q
x2 を考える。

〔1〕 関 数 f(x)の導関数をf
'() とし,方程式f
x '() =0の異なる 3個の実数
x

解を 0, a,Bとする。さらに a >/3とすると, aは,p, qを用いて

二 + v│ ロ


ーロ
]
と表される。

〔2〕 関数f(x)が x= ‐ 2
, 2で極値をとるとする。
l
このとき,p=[こ],q=[ロニ であり,ー 3:
;
;:
;x~ 3における関数
の最大値は[ロニ],最小値は[ロニl
f(x) である。
こ の 関 数 y=f(x) の グ ラ フ を 直 線 y=[ロニ│に関して対称に折り
したグラフを関数y=g(x) のグラフと

g(x) = [ 口 ] X x
4+ [D X炉ー[口]
である。

さ ら に 関 数 y=f(x) のグラフと関数 Y= g(x) のグラフで囲まれた図
Sは

である。
S=コ



(Yab))

m に存在する 4 A
,B,C
, D を頂点とする ABCDにおいて.
△ABC, △BCD. △CAD, △ABD ,Q
をそれぞれ P .R
, Sとする。正四面

体ABCI)の一辺の長さは aであり, A (0, ,
三 0)' B(
予 0, 0),
C1・0, o
( )とする。また, Dの z座標を正と る


〔l〕 AP BP=CP= 二 , △BCPの面積は[こ]てある。

.
し ロ , 口 に つ い て は aを用いて答えよ。

〔2〕 点 Dの座標は[三こ], は[こ],点Q は[こ]
点R は[口],点 s は[口]である。

って, AQ =BR=CS DP= [こ]瞑+ +可=ニ
である。


, ロ か ら [ こ ] ま で に つ い て は aを用い ょ


〔3〕 4本の線分 AQ
,B,c
R s
.DPは 1点で交わり, その交点を 四面体 ABCD

の重心という c 正四面体 ABCD を G とするとゞ x、yを用いて互:
を次のように ことができる。
J

豆=叩+ xor ySC
このとき, X ロ , y= ロ コ で あ る 。

〔4〕 面と面ふ乃なす角を 0とすると, cos0 ロコである。

2)
lYab

N nを 2以上の整数とする。図 1のように,同じ大き
さの立方体の箱を横に 2個並べ,手前から奥に向かっ 奥

て 合 計 2n個 並 べ た 直 方 体 が あ る 。 な お , 図 lは

n=3 のときの直方体を真上から見たときのもので
ある。
一番手前にある 2個の箱を除くすべての箱に 1枚ず 手前

つ硬貨を投げ入れる。硬貨を投げ入れたとき表裏が出
図1

る確率は,それぞれ―—である。

ここで,次の事象 A
, B を考え,事象 A が起こる

場合の数を an, 事象 A が起こる確率を凡とする。 4 `) 奥

A:お互いに側面が接しており,かつ硬貨が入っ
ている 2個の箱の中を見ると,少なくとも 1枚 ) ̀)
`
は裏が出ている
B:表が出ている硬貨の枚数と裏が出ている硬貨 ̀) 4
の枚数が等しい

図 2は n=6のときの積事象 AnB の例を示して 4 `)
いる。

) `
` )
〔1〕 n=2の場合,箱の総数は 4であるが,硬貨
手前
を投げ入れる箱の数は 2である。したがって,

a2 = 二 , P2 = ロ コ て あ る 。
図2
n=3の場合 a
3= [ こ ] , 化 = [ こ ] で あ る 。

n= 4の 場 合 凡 = [こ]である。

〔2〕 n~4 のとき,次の漸化式が成り立つ。

an= コ
ロ X a11̲1 +
[
D Xan‐2

n= 6の 場 合 凡 = [こ]である。
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